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タイトル:Daily Drama Express 2007/11/07 働きマン (5)  2007/11/21


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/11/07 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル 働きマン
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 松方弘子(菅野美穂)
 梅宮龍彦(伊武雅刀)
 成田君男(沢村一樹)
 山城新二(吉沢 悠)
 田中邦男(速水もこみち)
 荒木雅美(佐田真由美)
  渚 マユ(平山あや)
 小林明久(荒川良々)
 梶舞子(吉瀬美智子)
 菅原文哉(津田寛治)
原  作 安野モヨコ『働きマン』
脚  本 吉田智子
主題歌  

あらすじ  第五話 仕事に誇りを持てますか?

 ほこり【誇り】
 自信を持って胸を張れること。

 Q.あなたは、自分の仕事に誇りをもてますか?

 松方弘子(菅野美穂)(28) 誇れること…元巨乳。

 渚マユ(平山あや)が弘子と荒木雅美(佐田真由美)に、美人アナ
が7才年下のサッカー選手とキスした記事が載っている、と見せる。

 田中邦男(速水もこみち)は、なんで女はそういう記事が好きなん
だ、とくだらなそうに言う。
 弘子は、そうなんだけど、そういう記事で盛り上がるのも事実、と
思う。

 雅美が、こんな瞬間をどうやって撮るのかと聞く。
 弘子が、ずーっと被写体に張り付いて、その瞬間を狙う。それこそ、
トイレさえ我慢して。中には、オムツを当てて張り込んだ強者もいる、
と言う。

 その写真が掲載されていたのは他誌。マユは、「うちの張り版(張
り込み班)どうしたんだ」とぼやく。
 そういえば、このところ菅原文哉(津田寛治)の姿を見ていない。


 警察署から出てくる菅原。

 帰社すると成田君男(沢村一樹)に呼ばれ、始末書の用紙を渡され
る。

 菅原は今までに、何度も警察のやっかいになっている。張り込み途
中でストーカーに間違えられたり、下着泥棒に間違えられたり、のぞ
きに間違えられたこともある。

 菅原(35) 張り込み班 誇れること…ド根性。

 今度は何でつかまったのか?何を追っているのか。秘密主義の菅原
では、他の人にはわからない。

 成田は、1人でいるから怪しまれる。誰か女性と一緒に張り込んで、
カップルを装うようにしろ、と言う。

 梶舞子(吉瀬美智子)は、作家のところへ行く、と早々に逃げてし
まう。
 弘子は、やることが大量にあるので無理、とアピール。
 マユも忙しいとアピールしようとするが、材料が無い。

 菅原は、足手まといになる、と断る。


 マユを助手席に乗せて、張り込み、まだ10分しか経っていないの
に、マユはもうあくびして、つまらなそうにしている。
 マユは、誰を追いかけているのか問う。それがわからないと、見逃
してしまうかも、と。

 菅原がターゲットを教えると、マユは興奮してガラス窓に顔を貼り
付けている。


 弘子は雅美と、オシャレな居酒屋で焼酎を飲んでいる。
 雅美は、弘子が先日デートをぶっちぎったのち、電話とメールしか
入れていないのを知ると、完璧ヤバイよ、と言う。

 そこで雅美は、山城新二(吉沢悠)を家に呼んで、手料理を振る舞
うようアドバイスする。

 弘子は新二に電話し、明日の夜、肉じゃがを作って待っていること
になる。

 弘子は腕を組むのも注意される。女子力回復に努めなければならな
い、と。

 飲み終わって歩いていると、マユが菅原の車から降ろされている。
 マユは夜に弱く、菅原の車の助手席で、よだれを垂らして眠ってし
まっていた。これじゃ、デートを装うどころではない。

 マユは、菅原は話しもしてくれないし、退屈、と言う。
 菅原は、集中してなければ、張り込みにならない、と言う。

 弘子は、菅原が、ストーカーに間違えられるから、マユが協力した
んじゃないですが、と抗議する。


 翌朝弘子は、スカートをはいて出社。肉じゃがのレシピを印刷して、
机の横に貼り、作り方の暗記にいそしむ。
 みんな、納豆巻きしか食べない弘子に、作れるのか?と疑っている。

 仕事も猛スピードで片付けている。早く片付けて、早く帰って、肉
じゃがを作るため。

 でも、新二からメールが届き、今晩は接待で行けない、と書いてあ
る。
 がっかりして、机に突っ伏す弘子。

 菅原が編集部にやってきて、女は使えない。キャン、キャン、犬よ
り始末に悪い、と言う。

 弘子が、張り込みに行くという。自棄になっている!?


 1人で張り込む菅原。
 そこにコンビニの袋を下げた弘子が戻ってくる。

 菅原の車をのぞき込んでいた警官も、弘子がやってきたのを見て、
去っていく。

 菅原は、弘子が買ってきた袋を、礼も言わずに漁り、心の中で、温
かい物買って来いよ、と思いながら、プリンを取る。
 弘子は、なんで一つしかないプリンを取るのかな、と言いながら、
納豆巻きを食べ始める。

 そして、弘子は今度のターゲットのことを興奮気味に話す。
 納豆巻きを食べながらしゃべる弘子に、心の中でしゃべるか食べる
かどっちかにしろと毒づく菅原。

 弘子は新人研修で、張り班にいたとがある。1ヶ月だけだったけど、
覚えてますか?と聞く。
 菅原は覚えていないと言う。でも、本当は覚えていた。その当時か
ら、納豆巻きをムシャムシャと食べながら、よく食べる弘子のことを。

 弘子は、みんなすぐに張り班からほかへ変わるのに、菅原は長いと
言う。
 菅原は内心、みんなが辞めたら、誰もいなくなるじゃないか、と反
論。

 弘子は菅原の気持ちにお構いなく、ずっと張り込みしていたら、家
庭が壊れますよね、って、菅原には壊れるような家庭も無いか、と言
う。
 菅原は、カチンときたが冷静に、弘子は結婚しないのか?まあ、弘
子は嫁に向かないな、と言う。

 菅原は、弘子がキーホルダーに付けているひょうたんを見て、何か
のまじないかと聞く。

 弘子は、菅原が、フィルムの最初と最後に、空を撮るのは、なんの
おまじないか聞く。新人の頃、よく菅原のネガを受け取りに行ってい
て、見た、と。
 菅原は、そんなの見るなよ!と思う。

 その時、この間、菅原をストーカーだと言って通報したおばさんが
やってきて、また車をのぞき込む。
 菅原は、車も変えたのに何なんだ、と頭を抱える。

 すると突然弘子が菅原に抱きつく。こうすれば、おばさんは行って
しまうだろう、と。

 でも、ますますのぞき込むおばさんに、弘子は、ますます密着する。

 やっとのことでおばさんが行き、弘子は身体を離すが、悲鳴を上げ
る。
 なんと、納豆巻きの納豆が、べったりと菅原の上着に付いていたの
だ。
 弘子がハンカチを差し出すが、菅原は、洗った方が早い、と車を降
り、公園の水道で洗う。

 その時、白い車が速いスピードでやってきて、ターゲットのマンシ
ョンの前で停まった。

 菅原は慌てて車に戻ろうとするが、間に合わない。

 弘子も車から降りてくる人物に気づき、菅原のカメラを手に取ると、
夢中でシャッターを切り続ける。

 車の後ろに隠れていた菅原は、そんな弘子を見ている。


 その頃新二は、接待の後上司に連れられて、一杯飲んでいた。
 上司は、新二が現場監督になって、何年になるかと問う。
 3年になります、と新二。
 上司は、それならそろそろ本社復帰だな、と言う。そして付き合っ
ている彼女との結婚は?と聞く。
 彼女も忙しいので、と新二。

 上司は、彼女が雑誌記者では、嫁としては難しいだろう。嫁に向い
た女性なら、紹介するぞ。サラリーマンとしても、そろそろ身を固め
た方がいいぞ、と言う。


 現像された弘子が撮影した写真を見て、少しピントが甘いが、これ
で巻頭8ページと指示する成田。

 やったー!と喜ぶ弘子に、ムスッとする菅原。

 みんなは一晩カップルとして過ごし、納豆がべったりと付くほど、
抱擁したんだ、と冷やかす。

 今日は祝い酒だ。菅原も来い、と成田。

 弘子が、トリミングを一緒にやって、と言っても菅原は、それは弘
子の写真だから、弘子がやれ、と言う。
 そして、その写真はスクープでは無い。スクープというのは、一枚
で読者が納得できるものでなければならない。その写真では、たまた
ま同じマンションに来ただけと言われてしまう、と言う。

 菅原は、カメラにフィルムを装填すると、屋上へ上がり、空を撮る。


 新二が弘子に、話したいことがあるから、出てこられない?と電話
すると、弘子は今日スクープを撮ったのだが、まだ記事が書けていな
いと断る。


 新二は豪胆社の入っているビルの前まで来ていた。
 そこに雅美が出てきて、2人は一緒に飲む。

 迎えに来るなんて、すごいわねと雅美に言われ、仕事でたまたま近
くまで来たから、と新二。
 こんな時でも仕事優先なんて、と弘子のことを非難する雅美に、弘
子が仕事を好きなのは分かっている、と新二。でも、決めることは決
めなければ、とも言う。


 スクープの打ち上げ。
 菅原はずっと暗い表情をしている。弘子が撮影したのが引っかかっ
ている?

 梅宮龍彦(伊武雅刀)が、田中も早くこういうスクープが撮れるよ
うになるといいな、と言う。

 田中は、ゴシップネタは撮りたくない。やるんなら、社会性のある
ネタを撮りたい、と言う。

 その言葉にカチンと来た菅原は、居酒屋を出て行く。

 梅田が説明する。
 菅原は、確かに最初から張り班を希望して入社してきた。でも、菅
原は人一倍正義漢が強くて、汚職などのスクープを狙っていた。
 だが、そんなスクープが撮れることは、滅多にない。読者が望むな
ら、そういう写真を撮るしかない。
 菅原がずっと張り班を続けているのは、誰かがやらなければならな
いという、使命感からだ、と。

 田中は、読者が望むなら、それを書かなければならない。雑誌が売
れなければ、書く場所さえ無くしてしまう、と言う。


 その頃菅原は社に戻って、自分が撮った厚生省の役人のスキャンダ
ルの写真を見る。


 翌朝マユが、新聞を手に持って、編集部に飛び込んでくる。
 なんと、弘子達が追っていた不倫スキャンダルが、すっぱ抜かれた
のだ。これでは巻頭特集にはできない。そこが週刊誌の弱いところ。
 成田はその分を埋めるべく、堂島保と小林に記事をふくらませ、田
中にも、サラリーマンのファッションについても書け、と指示。

 菅原は、あの新聞では、決定的な瞬間は撮れていない。彼らの密会
場所は、まだ誰にも知られていないはず。みんなが納得する決定的な
1枚を撮ると言うと、車のキーをつかむ。
 成田は、締め切りは今夜8時だぞ!と怒鳴る。
 弘子も一緒に行く、と言う。本当のスクープが撮りたい、と。

 彼らが出て行ってしまうと成田はマユに、スクープが撮れた後のレ
イアウトも考えておくよう指示する。

 菅原と弘子は車に飛び乗り、飛び出していく。

 菅原の狙いは、今日一日、大騒ぎになるので、雲隠れしに、このマ
ンションに現れるはずだというのだ。

 各局のワイドショーで、次々とこの不倫騒動が取り上げられる。
 とあるラジオ番組のパーソナリティーは、ツーショットの写真が載
っていない。スポーツ紙の勇み足ではないか、と言う。

 弘子は助手席から空を見上げ、空って誰かに感謝されるわけでもな
いのに、そこに居続ける。菅原がなぜフィルムの最初と最後に空を撮
るのか、わかるような気がする。自分の仕事は、感謝されるわけでも
ない。自分がやっていることがバカバカしいことも知っている。自分
がちっぽけな存在と知っている。でも、それでも腐らないように。


 梅宮が、代替原稿のゲラに、『責了』の印を押し、これでひとまず
安心だという。


 あたりは暗くなり、大粒の雨まで降ってくる。

 菅原はカメラにビニールを掛け、弘子は体温で曇るフロントガラス
を拭く。

 そこにあの白い車がやってくる。
 菅原は雨の中に身を乗り出すが、車からは、二人は降りてこない。

 弘子が、「二人がマンションから出てくる!」と叫ぶ。

 菅原は、二人の前に飛び出し、撮影する。
 「誰だ!」と怒鳴られ、この写真は掲載させていただきますと言い、
弘子が名刺を差し出す。

 男は弘子の名刺を捨て、「こんなことして、恥ずかしくないのか」
と言う。
 弘子は名刺を拾い、頭を深く下げると、「これがわたしたちの仕事
ですから」と言う。


 「あいつら、本当にやりやがった」と成田。
 田中は、ボツになった代替記事を捨てる。


 記事・松方弘子、写真・菅原文哉で、スクープの載った雑誌が、店
頭に並ぶ。

 屋上で空の写真を撮る菅原。
 弘子は菅原に、今晩本当のスクープのお祝いしますよ、と伝え、プ
リンを差し入れる。甘い物が好きな男の人っているんですよね、と言
いながら。
 そして弘子は、スクープを撮ると、気持ちいい。スキャンダルのス
クープを撮ることを恥ずかしいなんて思っていない。なんと言っても、
スクープを撮ったカメラマンは花形。週刊誌の顔、と言う。

 菅原は、また納豆巻きを食べている弘子に、何でいつも納豆巻きな
んだ、と聞く。
 弘子は教えない、と言う。

 田中は、なぜ弘子がいつも納豆巻きばかり食べているか、分かった
という。
 納豆の原料の大豆は、イソフラボンを多く含み、イソフラボンは女
性ホルモンに似た働きをする。弘子は女性ホルモンを補うために、納
豆を食べているのだという。
 それを聞いた編集部のみんなは、半信半疑。

 今日も弘子は納豆巻きをかじり、「頑張るぞ!」と気合いを入れる。


 自分の仕事が誇れるかどうか。
 他人の物差しで測っても仕方ない。それは自分自身が決めることだ。


寸  評  スクープ写真。覗きとは紙一重ですよね。
 でも、仕事と思えばがんばれる。
 仕事って、いろいろなことを正当化していく手段の気がします。
 ハッキングは、普通の人が、関係のないホーム・ページに対して行
えば犯罪ですが、セキュリティー・ツールの検証のためのハッキング
のテストなら立派なお仕事。。。

 趣味を計画的に勧めるのって難しいですが、雑誌や新聞も、仕事だ
から締め切りが守られるんですよね。(締め切り落ちをする人もいる
けど、ギリギリ印刷所に突っ込んで、綱渡りでセーフというものOK
に含めれば、ですが)

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 今回、妙なドラマを結構熱心に見ています。録画だけは、全ドラマするので
すが、最初、このドラマ、時間がある時にでも、倍速で見て片付けるか、ぐら
いに思っていたのに、今や、放送したらその週のうちに、普通の速度で見てい
ます。それは、「ジョシデカ」。
 テレ朝でよくやっている1回で1事件かと思ったら、メインの事件がずーっ
と続いていて、この謎を解かなくちゃ、と言う気分で毎回、見ています。
 このドラマ、作り自体はちゃちなので、つっこみどころは満載ですが(だい
たい所轄の刑事がいつも拳銃を携帯していること自体、あり得ないことですが)
、一番気になること。それは仲間由紀恵の髪。
 長くてきれいな髪のことは分かったから、仕事中は束ねて邪魔にならないよ
うにして欲しい。あれじゃ、拳銃を撃とうとして目に入ったら、大変なことに
なる。
 内勤だって、仕事中は髪の毛を束ねておきますよ!
 髪の毛を見せたければ、自宅でほどいたシーンにしておけばいいんですよ。
(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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(http://www.mailux.com/)
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