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タイトル:Daily Drama Express 2007/11/01 医龍2 (4)  2007/11/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/11/01 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 医龍 Team Medical Dragon 2
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 朝田龍太郎(坂口憲二)
 伊集院登(小池徹平)
 片岡一美(内田有紀)
 霧島軍司(北村一輝)
 木原毅彦(池田鉄洋)
 野口賢雄(岸辺一徳)
  鬼頭笙子(夏木マリ)
 荒瀬門次(阿部サダヲ)
 藤吉圭介(佐々木蔵之介)
 里原ミキ(水川あさみ)
原  作 乃木坂太郎 永井明(原案) 吉沼美恵(医療監修)
『医龍〜Team Medical Dragon〜』
脚  本 林宏司
主題歌   『』

あらすじ  KARTE04 : 絶対殺せない患者

 ため息をつく北洋病院・院長の善田秀樹(志賀廣太郎)。
 善田は藤吉圭介(佐々木蔵之介)に、チーム作りの進み具合を聞く。
 この病院では、少し時間がかかる、と藤吉。


 売店にチョコが無いと文句を言っていた麻酔科の小高七海(大塚
寧々)に、朝田龍太郎(坂口憲二)が声を掛ける。自分のオペのスピ
ードを一瞬で把握し、指示を変えた。並の麻酔医じゃない。それなの
に、なぜオペに入らないの、と問う。

 七海の言葉は、「チョコ持ってない?それもカカオ60%以上の」
というもの。
 七海は軽く中毒なのだ。それが治ったらオペに参加すると言う。


 オペ室の前では、野村博人(中村靖日)が手を、しつこく洗ってい
る。

 医局では、外山誠二(高橋一生)がテレビを見て、松平幸太朗(佐
藤二朗)が酒を飲んでいる。

 外山は伊集院登(小池徹平)に、龍太郎が心臓移植のチーム集めを
しているのが本当かと聞く。
 そうらしいと登。
 外山は、バチスタ手術になて、変性部位さえ特定できれば、誰でも
切れる。バチスタ手術を切ったくらいで、偉そうな顔をするな。龍太
郎が求めているのは、外山の方だという。


 救急車で、腹痛に苦しむ女子高生・矢沢真理絵(柳田衣里佳)が運
ばれる。
 真理絵は、北洋病院はイヤだ。明真大学附属病院にして欲しいと懇
願するが、明真大学附属病院は今、急患の受け入れをしていないとい
うことで、結局、北洋病院に運ばれる。

 急患の連絡に、オレが切る、と外山。

 真理絵は急性虫垂炎。いわゆる盲腸。
 外山はそれを知ると、急速に興味を失う。

 外山は野村に、電メスの設定は、80,80だと指示。
 40,40にすでにセットしていた野村は首をかしげながらも、外
山に怒鳴られたので、80,80にする。

 電メスを患部に当てた龍太郎は、出力の高さに、すぐに離す。
 外山が野村に、40,40だろう!と怒鳴る。

 野村は設定を戻し、ブツブツ口の中で外山への文句を言う。
 それも外山に怒鳴られてやめる。手の震えが止まらない野村。
 龍太郎が野村に、落ち着くよう言う。


 片岡一美(内田有紀)は野口教授(岸辺一徳)に、心臓移植の認定
は、いくらデータを集めても下りない。アピールする実績が必要だと
いう。
 "MEISHIN Medical City" が認定を受けてくれないと、富裕層専門
の病院という構想も成り立たなくなる。認可を取るには、コネが必要、
と言う。


 真理絵は、友人の緒方美羽(黒川智花)に、北洋病院はダメだと思
っていたけど、今回執刀してくれた先生は腕がよくて、優しい。美羽
も時々胸が痛いと言っていたから、診て貰えば、と言う。


 料亭で一美は、元厚生労働大臣・恩田哲三議員(竜雷太)に、心臓
移植認定病院への協力を依頼する。
 恩田は、自分へのメリットを聞く。

 一美は、"MEISHIN Medical City" ができれば、厚労省の進めるモ
デル・ケースとなる。そうすれば、厚労省への影響力が強まります、
と言う。
 それだけ?と問う恩田に、代表の野口は医師会に対して、隠然たる
力を持っている。だから選挙となれば、と一美。
 そして、明真大学附属病院は、日本最高峰の病院施設となった。一
度恩田も受診されては、と一美。


 鬼頭はベンチで寝ている荒瀬を起こし、カンファレンスへ来るよう
指示する。

 鬼頭の後ろには、10人ぐらいの外人医師達が従っている。鬼頭が
スカウトしてきた、選りすぐりの医師達で、チーム鬼頭のメンバー。
 荒瀬は、自分についてこられるかな?と言う。
 鬼頭は荒瀬に、おいていかれないようにしな、と言う。


 藤吉が龍太郎たちに、鬼頭が、チーム鬼頭を結成したことを話す。


 今日もまた野村をいたぶる外山。
 そんな外山に松平は、外科医なら、ME(臨床工学士)のミスもフ
ォローしてから一人前の口聞けよ、と言う。
 野村は、折れたボールペンを見て、パニックを起こす。

 屋上で登は、野村を慰める。僕たちは同じチームのメンバーじゃな
いんですか?と。
 感涙を流す野村。今まで外科医から、チームなんて言って貰ったこ
とがない。外科医って怖い。外科医って、自分が一番って思っている
人が多い。前の病院でも、教授から怒鳴られ、蹴飛ばされた。

 ある時、人工透析の担当患者の心臓が弱っていることがわかった。
そのため、その患者の主治医である外科医に、透析の水分量を減らし
た方がいいのではと言ったが、そのままでいいと言われた。
 仕方なく指示通りに調節したら、やはり患者は心室細動を起こした。
 そうしたらその外科医は、心室細動の原因を、野村が指示通りに調
節しなかったことにした。
 将来を嘱望された外科医と、人と上手くコミュニケーションを取れ
ないME。教授がどちらの言葉を信じるかは明らかだった。

 野村は北洋病院に飛ばされることになった。
 その外科医に文句を言うと、「人間、誰にでも失敗はある。大切な
のは、その失敗を素直に認めることだ」と言って、野村の胸を叩いた。
そして、外山の持っていたボールペンを折った。
 それ以来、折れたボールペンは野村のトラウマとなった。

 登は、龍太郎はMEに対して、そんなことはしない、と言う。
 登が、自分をチームに誘ってくれたことは嬉しいが、どうしても無
理です、と野村。

 今日も美羽が北洋病院に来ている。
 美羽に声を掛ける七海。
 美羽は、龍太郎がいるか聞く。胸が痛いので、診て貰おうかと思っ
ている、と言う。

 美羽の胸に手を当てた七海は、一瞬驚いたような顔をするが、美羽
には、龍太郎に対する恋の病だという。

 その時、龍太郎の姿が見える。
 七海は龍太郎に近づくと、美羽が龍太郎を待っている。美羽はマル
ハン症候群ARかもしれない、と囁く。

 七海は美羽には、龍太郎とのデートの段取りしておいたから、と言
う。


 野口が恩田に検査結果を渡す。健康体です、と。
 恩田は、あとは施設長の資質だな、と言う。


 藤吉が美羽に、マルハン症候群について説明する。50%は親から
子への遺伝。美羽の場合も、母親が心疾患で亡くなっているから、そ
うだろう、と。
 マルハン症候群の主症状は、僧帽弁の肥厚による胸の痛み。
 美羽の場合、大動脈基部と大動脈の拡大で、これで血流が逆流して
いる。拡大が55ミリを超え、高度な逆流を起こしているから、手術
が必要だろう、と言う。

 美羽は、自分は死んでしまうのか。母親も同じ病気で亡くなってい
るし、と言う。

 龍太郎が、自分が死なせない、と言う。

 藤吉が、龍太郎を信じて、我々に任せて入院してください、と言う。
 美羽は今、オバと二人暮らし。


 一美が野口に話をする。
 今、恩田の娘が、マルハン症候群で、北洋病院に入院している。
 美羽は、正確には恩田が愛人に生ませた娘。その愛人も4年前に亡
くなり、今は恩田の妹と暮らしている。
 愛人の娘とはいえ、正妻に子供がいないこともあり、恩田は美羽を
溺愛している。チャンスですよ、と一美。


 里原ミキ(水川あさみ)は、チーム鬼頭に入れられた。頑張るしか
ないね、と不満そうに言う。

 ミキが荒瀬門次(阿部サダヲ)に、七海のことを話す。
 荒瀬は、七海のことを知っている。でも、七海は荒瀬よりも扱いに
くい、麻酔医という。


 藤吉は、AAE/AARのオペをするには、七海が欲しいと言う。
触診だけで、AAE/AARを発見した腕の持ち主、と。
 龍太郎は、七海は無理だという。


 龍太郎は野村に、今度のAAE/AARのオペに入るよう言う。
 外山は、野村になんか無理だとまくし立てるが、龍太郎は、オペは
チームでやるもの。チームワークを乱すなら、外山はチームに入るな、
と言う。
 松平が、外山のいうことは間違っている。AAE/AARのオペは、
どうせ失敗する、と言う。


 看護師が美羽に、もうすぐ龍太郎の診察があると言う。
 美羽が期待して待っていると、病室に入ってきたのは、恩田の部下
達。そして藤原という外科医が入ってきて、美羽を執刀するという。

 一美が善田に、美羽のオペは明真大学附属病院で行う。恩田が、最
新設備での執刀を望んでいるから、と言う。

 患者が誰でも関係ないという藤吉に、一美はよりよい治療を受ける
のは、患者の当然の権利。明真大学附属病院の選りすぐりのスタッフ
と施設に対抗できるのか?と言う。
 今度は患者を奪うんですか?と藤吉。

 美羽は、北洋病院で手術を受けたいという。
 「お父さんの意向ですから」と言う恩田の部下に、「あの人がお父
さん!?」とつぶやく美羽。

 その時、藤原が野村のところへ来て、まだMEやっていたんだ。拾
われた先って、北洋病院なんだね、と言う。
 今度は除水量間違えるなよと笑っていいながら、野村の腕を叩く藤
原。
 登が、「そんな言い方ないでしょ!」と藤原に文句を言うと、藤原
は登を無視し、美羽に、「よかったですね、こんな病院で手術したら、
死んじゃいますよ」と言う。
 藤原はチーム鬼頭の一員。

 院内に戻ると、外山が、誰もこんな病院でオペなんか受けたくない
んだよ、と言う。
 拳を握りしめて耐えている野村。
 野村の様子をじっと見ている龍太郎。
 気にしないようにしましょう、と言う登に、野村は登が藤原を怒っ
てくれたのが嬉しかったという。


 明真大学附属病院で、早速特別室に入院させられる美羽。

 美羽は、もみ手をせんばかりの野口に、議員の娘だと、すぐこんな
特別室に入れるのね。受付にいたおばあさんは、入院は1ヶ月後って
言われていたのに、と言う。
 野口は、美羽はそんなことを心配しなくていい。最高の医療を提供
する、と言う。
 鬼頭も美羽に挨拶し、さっそく術前検査を始める、と言う。

 検査の結果、美羽は不規則抗体陽性。抗体RH17のバーディー・
バーダー。同じ血液型の人は、日本に数人しかいない。
 オペのためには自己血保存しかない。一週間に400ml採取したと
して、1200ml貯めるのに、3週間かかる。よって、オペは早くて
も3週間後になる。

 廊下で立ち話をする野口と藤原。自己血を貯めるのはいいが、もし
3週間待たずに急変したらどうするのか。あるいは、ベンタール手術
は難しい。オペ中に大量出血したらどうするのだ、と野口。
 そして、恩田の娘でなければ、とっくに諦めているが、と言う。

 それを廊下の陰で聞いてしまう美羽。

 美羽はベッドで、血液についての本を読む。
 採血に来たミキに、バーディー・バーダーになってしまったのは、
輸血が原因だったのかもしれないと言い、腕の傷を見せる。
 小さい時、旅先で崖から落ちて、大けがを負った。母親が背負って、
必死に治療してくれる病院を探し、そこで輸血をした、と言う。

 夜、寝ながら美羽は、野口の言葉と、龍太郎の目の前の病気を治す
だけ。病気が何かなんて関係ないという言葉を思い出す。


 木原毅彦(池田鉄洋)が登を訪ねて、北洋病院に来る。
 CDを木原に渡す登。
 木原は、これじゃ自分は、病院の連絡係じゃないか、と嘆く。

 チーム鬼頭に入れなかったのかと登が聞くと、入れなかったのでは
なく、入らなかったのだと木原。

 木原は七海には、誰か好きな人がいるのか?七海はどんなタイプの
男が好きなのか?もしかして、自分の様なサラサラのロン毛?と舞い
上がっている。

 登がハッとする。北洋病院の前に、美羽が立っているのだ。
 美羽は、明真大学附属病院から北洋病院まで、歩いてくると案外遠
い。龍太郎がいるかと聞くと、倒れてしまう。AAE/AARの人が
激しい運動をしてはいけない。大動脈乖離を発症してしまったのだ。

 緊急オペをすることになる。

 登が、美羽はバーディー・バーダーだと言う。血液センターにもス
トックはない。
 ただでさえ難しいベンタールのオペを無輸血でできるというのか!?


 北洋病院で美羽が緊急オペになったと聞いた鬼頭は、もう一度血液
センターに問い合わせてみるという。
 野口はそれを止め、ちょうどよかった、と言う。美羽が亡くなった
としても、それは明真大学附属病院には関係ない。美羽の意志で北洋
病院を選んだのだから。ババは北洋病院が引いてくれた、と言う。


 みんなからこのオペをどうするのだと見つめられる龍太郎。


寸  評  美羽が龍太郎のオペを受けられそうなのはよかったですね。
 でも、そんな希少な血液型、困りますよね。前に、こういう人はい
ざというときのために、自己血を保存していると聞いたことがありま
す。問題は、美羽のようなまだ高校生で、具合も悪い状態で、採血が
できるのだろうか、と言うことですね。
 美羽がそのようになったのは、輸血?遺伝?
 わたしは、貧血気味で、採血は断られます。そういう状態だったら、
悲惨ですよね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 このところ、ちょっと頼まれてホーム・ページを作っています。すごい久し
ぶりに書いたので、最初は時間が掛かりました。って、一から書いたわけでは
なく、ホーム・ページ・ビルダーを使って書いているんですけどね。機能が無
い仕掛けの部分だけ、html を書き込んでいます。
 もともと、プログラミングなどは好きなので、それはいいのですが、現実の
ホーム・ページ作成は、コンテンツを詰めるという作業が大部分で、それが退
屈ですね。(鈴木)

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