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タイトル:[参考情報]アダージョの風景、ホセ・カレーラスと「晩秋の仙台Pt.3」  2007/11/08


[参考情報]アダージョの風景、ホセ・カレーラスと「晩秋の仙台Pt.3」
2007.11.8

<注>お手数ですが、当記事の画像は下記URLでご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20071108

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【画像1】

Jose Carreras
[f:id:toxandoria:20071108064413j:image]http://www.rollingstone.com/artists/josecarrerasより

Jose Carreras-En Aranjuez Con Tu Amor
[http://www.youtube.com/watch?v=QsdzQI_6zx8:movie]

The3tenors-Carreras-Domingo-Pavarotti--Nessun Dorma
[http://www.youtube.com/watch?v=MDtcidMR_6I:movie]
・・・これは「三大テノール」のNessun Dormaで、左(ドミンゴ)、真中(カレーラス)、右(パヴァロッティ)です。

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スペイン・カタルーニャ出身のホセ・カレーラスは、今日のクラシック界で最も優れたテナー歌手の一人ですが、あの「三大テノール」(故ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス)の一人としても良く知られています。


カレーラスは1987年に白血病に罹り、全財産を投じる厳しい闘病生活を送ることになりました。が、それだけでは回復ができず、ライバルであるプラシド・ドミンゴ(Placido Domingo/スペイン・マドリード出身)が密かにカレーラスのため創設したとされる財団の支援を受けて、漸く奇跡的に完全復帰できたたためドミンゴとカレーラスには特別の友情が生まれました。


その後、カレーラスは白血病患者を支援するため「ホセ・カレーラス国際白血病財団」を設立して、その事業に専念しています。


カレーラスは、1992年のバルセロナ・オリンピックでサラ・ブライトマン(Sarah Brightman/英国のソプラノ歌手)とデュエットで『Amigos Para Siempre = Friends For Always 』(同オリンピックのテーマソング)を歌って、困難な闘いであった白血病の克服を印象付けました(参照/下記記事★のYou Tube=Amigos Para Siempre)。


★2007-11-07付toxandoriaの日記/国民の批判精神の欠如が“小沢一郎流”日本的カリスマの横暴を許す、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20071107


このようにして過酷な境遇を克服したカレーラスのテノールにはスペイン風のノスタルジーとメランコリー、そして人間の誠実さそのものが歌声となったようなピュアな精神性と独特の美しさがあります。


今や我が国は“「軍・財・政・官複合体のダメージ・コントロール」、「公私の別を問わぬ凡ゆる組織での狡猾な偽装工作」、「ネズミ講方式の詐欺的ビジネス・モデル」の三点セット”が蔓延るばかりとなっています。


特に、“ヤラセ政治と結託した防衛偽装・耐震偽装・暗黒の特別会計など普通の一般国民の心身の痛みの意味が理解できない権力的悪徳が幅を利かす偽装国家”と化しつつあります。


あるいは“国家財政と経済・経営的観点から、出自不明の食品や賞味切れの劣悪な偽装食品で過半の国民をリーズナブルに飼育する残飯国家”などという、日本の実像についての恐るべき噂が流布し始めているようです。


この観点から見る限り、近未来を確実に見据えた環境外交、暴走する投機的金融への規制努力、バイオ技術関連食品等の品質基準づくりなどに積極的に取り組むEU(欧州連合)に大きく遅れを取っています。


ともかくも、たまには高い精神性と人間性が感じられるホセ・カレーラスの美しくピュアなテノールの歌声を聴いて、“残飯国家”の住民としての汚れきった心の浄化をはかるのも無駄なことではないと思われます。


【画像2】仙台近郊、晩秋の風景パート3(2007年11月6日、撮影)

・・・Jose Carreras-En Aranjuez Con Tu AmorとThe3tenors-Carreras-Domingo-Pavarotti--Nessun Dormaを聴きながら、ご覧ください。

[f:id:toxandoria:20071108061030j:image]ほか

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