01.Rydeen 雷電
02.Acrossー楼蘭の少女ー
03.上海Boogie Woogie
超速進化的台北remix

01.Spicks and Specks
02.China Dress
03.Days Like This
04.さよならを教えて
05.少女模様
06.Forever Eighteen
07.これからもう会えなくなるかな
08.Butterfly
09.ずっとそばにいるよ
10.Love you'till Tomorrow
11.上海ムーン
12.Birthday Card
13.Bring Back The Sun
14.大きな河と小さな恋 New ver.
01.百合花
02.LOCOMOTION
03.春夏秋冬
04.ある日、バス停で
05.TIME AFTER TIME
06.大きな河と小さな恋
07.MEMORY
08.上海ブギウギ (東京ブギウギ)
01.クリスマス イブ
02.大きな河と小さな恋(弾き語り)
03.ある日,バス停で(弾き語り)
04.クリスマス イブ(カラオケ)
01.クリスマス・イブ(amin)
02.ジングル・ベル(馬平&姜小青)
03.大きな河と小さな恋 ホット烏龍茶Ver.(Wei Wei Wuu)
04.もろびとこぞりて(馬平&姜小青)
05.いつでも夢を(馬平&姜小青)
06.大きな河と小さな恋 X'masVer.(amin)
07.聖しこの夜(馬平&姜小青)
01.大きな河と小さな恋
02.上海Boogie Woogie (超速進化的台北リミックス)
03.大きな河と小さな恋
(オリジナル・カラオケ)

01.Acrossー楼蘭の少女ー
(Album Ver.)
02.Your Song
03.風のライム
04.Ru-Guo 如果
05.Changing Parthers
06.Because of You
07.let it Be Me
08.いつの日か
09.鳥になりたい
10.Rydeen 雷電
11.La La La This Song
12.それは「ウォーアイニー」

amin ウーロン茶歌会
〜「ウーロン茶のCMソングから、中国語を始めませんか」発売記念ライブ


amin(vo)/竹中俊ニ(g)/一ノ瀬響(p)
公演日:10月21日(日)
場 所:Club IKSPIARI
千葉県浦安市舞浜1-4(東京ディズニーリゾート敷地内)
16:00開場/17:00開演 ※開場時間の30分前より受付を開始いたします。
Charge:5,500円(税込み)
本付き/サイン会あり
Club IKSPIARI予約電話:047-305-5700(10:00〜20:00)
チケットぴあ予約電話:0570-02-9999(10:00〜23:30)Pコード:268-989
〜チケット好評発売中!〜
CMソングには不思議な力がある。たったの15秒間で、その曲の最も魅力的なところを映像とともに視聴者に訴える。頭から離れられず、ついつい口ずさんでしまうのも、きっと私だけではないはずだ。サントリーウーロン茶のCMソングで一躍有名になったのは日本で活躍する中国出身の歌手amin(アミン)さんである。その澄んだ歌声と軽快で中国らしい素朴なメロディが、人々の心をがっしりつかみ、彼女を一流スターへと導いた。そんな彼女も歌手でありながら、一人の在日中国人である。今回のインタビューでは在日中国人としての素顔にもせまった。(取材・執筆:謝 晨、撮影:姚 遠)
aminさんは中国上海生まれのシンガーソングライターである。音楽家族の次女として生まれ、幼い頃から中国琵琶、 ギターを始める。13歳の若さで中国全土の弾き語りコンテストで優勝し、彼女の歌手生涯 をスタートさせた。中国で3枚のアルバムを発表後、19歳の時に来日し、サントリー ウーロン茶のCMソング「大きな河と小さな恋」で、その声を広く知られるようになった。 中国人代表として松任谷由実with Friends Of Love The Earthのメンバーに加わり、 愛知県で開催された世界万博「愛・地球博」のファイナルテーマソング「Smile again」 を歌った。更に同曲でNHK「紅白歌合戦」へ中国人歌手として史上初の出場も果たした。 2007年9月に初著書『ウーロン茶のCMソングから中国語を始めませんか?』を出版し、 多方面で活躍している。
Q1 どうしてaminという名前をつけたのですか?
私のニックネームです。中国語名が巫慧敏(ウーフェイミン)なので、中国では「阿敏(アミン)」とニックネームで呼ばれています。中国では本名でデビューしているのですが、日本語では発音しにくいので、ニックネームをアルファベットにして名前にしています。

Q2 歌手になったきっかけはなんですか?
音楽に関心をもったのは作曲家である父親の影響です。幼い頃から姉とともにいろいろな楽器を習わされました。私が二歳のときに、姉はバイオリンを習い始め、私はよくその横で歌を歌っていたものです。その後も琵琶やギターなどを習ったり、合唱団に入ったりしました。当時の中国で女の子がギターを弾くのはとても珍しくて、合唱団では私よりもずっと上手で声がきれいな人がたくさんいましたが、ギターの弾き語りで出番のチャンスが増えていきました。13歳のときに中国のコンテストで優勝してデビューしました。だからギターをやって本当によかったな、と今になって思います。

Q3 中国でとても成功していた時期に、どうして日本に来たのですか?また、どうして日本という国を選んだのですか?
中国での歌手活動があまりにも順調すぎて、「これでいいのかな?」って思ったのです。もっと刺激がほしかったし、外の世界を見てみたかったんです。日本という国は私にとってとても身近な存在でした。地理的に近いし、日本の歌やドラマなどをよく見ていたし、小柄のためよく「日本人っぽいね」って言われたこともあって、日本に興味を持っていました。海外に行くなら、日本でしたね。

Q4 日本語はどうやって覚えたのですか?
日本に来てから勉強しました。来る前は「こんにちは」「ありがとう」といった簡単なあいさつしかできなかったのですが、楽観的な性格なので「なんとかなるだろう」と思っていました。実際に日本に着いて、言葉が全然わからないので、電車に乗るのもすごく怖かったです。1年半くらい学校で基礎的な部分から日本語を勉強して、それから少しずつで話せるようになりました。

Q5 中国と日本のそれぞれのよいところはなんだと思いますか?
日本のよいところは、礼儀正しいところ、ルールや規則を守るところ、サービスが徹底しているところですね。日本に来たことのある中国の友人はみんな感心して帰りますよ。逆に中国のよいところは、すごくエネルギッシュであること、あと細かい所を気にしないところですね。「気にしなくていいんだぁ」と思うと、とても気持ちが楽になります。
中国と日本はそれぞれ良いところがあって、中国と日本を交互に往復するとバランスをとることができます。日本で生活していて、ちょっとパワーがほしいな、気持ちを休めたいな、と思ったら中国に帰って、逆にもっと落ち着きたい、集中したいなって思ったら日本に戻るという生活です。

Q6 日本に来てから、中国や上海に戻る時はどういう気持ちですか?
今中国はすごく発展していて、特に上海は変化が著しいです。祖国が発展して裕福になっていくのはもちろんうれしいのですが、以前あった道や風景が変わっていくのは寂しいことです。

Q7 中国でとても成功していた時期に日本に来たわけですが、日本に来たことを後悔したことありますか?
この質問はよく聞かれるのですが、後悔はしていません。逆に日本に来て人間としても、歌手としても非常に成長したと思います。いろいろな人に出会って、刺激をもらって、私の歌に対する考えも変わりました。中国では歌手は「青春飯(若さを売りにする職業)」と言われているが、今はおばあちゃんになっても歌い続けたいと思っています。私の歌がどこかで誰かを元気づけたり、癒したり、あるいは私の歌を聞いて中国や中国語に興味をもってもらうことができたらうれしいです。こうして歌を唄うことに意味や役割を見いだしたのも日本に来てからです。
それに中国を離れると今までに気付かなかった中国の良さを知ることができて、ますます中国が好きになりました。更に中国と比較することで日本や日本人の良さも実際にこの身で体験できました。本当に日本に来て良かったです。今の若い人にももっと視野を広げて、外の世界に触れてほしいです。

Q8 歌手で尊敬している人はいますか?
ジョニ・ミッチェルというカナダのシンガーソングライターがとても好きです。彼女はもうすぐ67歳になるのに、とてもパワフルに音楽活動を続けています。私もいつかそういうふうになりたいです。

Q9 aminさんはご自身で作詞や作曲もされていますが、いつもどういう環境でされていますか?
よく静かな場所のほうが集中できる人がいますが、私はだめです。静かすぎると時間が止まっているようで、私の思考も止まってしまい眠くなってしまいます。私は逆に少し騒がしいほうが集中できますね。時間が流れていることを感じることができ、インスピレーションを得ることができます。作詞や作曲はよくカフェなどでやっています。

Q10  今後の活動予定や夢はなんですか?
日本のみなさんにもっと聞いて頂きたいので、もっと日本語の歌を増やしたいですね。それから上海出身なので2010年の上海万国博覧会で歌うことができたらうれしいです。

Q11 10月21日(日)にライブがあるということですが、少し紹介していただけますか?見どころはなんですか?
サントリーウーロン茶のCMソングをいつくか歌っていますが、その歌の歌詞から中国語を学ぼうという本『ウーロン茶のCMソングから中国語を始めませんか?』(小学館、2007.9)を発売しました。それを記念してのイベントで、ウーロン茶の歌を中心に歌い、その歌が生まれた時のエピソードや上海の話もします。歌を歌うときのポイントを指導して一緒に歌ったり、サイン会を開くなど、ファンの皆さんとの距離が近いライブになっています。

aminさんの一番の特徴はその澄んだ甘い歌声だと言われている。実際に会った彼女の話し声も笑顔も想像通りに優しくて甘い。しかし、彼女は決して自分に甘えず、現状に甘んじない強く固い意志を持っている。それは成功の絶頂期に日本へ渡ったことであり、言葉や文化の違いに戸惑いながらも歌い続けたことである。彼女の歌がファンを元気付けているのと同様に、彼女の歌に対する思いが彼女自身を支えていたのだろう。ギターを抱えながら自分の思いを歌にする、これがaminさんの最も自然で自分らしい姿であり、正しいと思うこの方法で常に突き進んできた。時代の流れに迎合しないその澄んだ心が声となってメロディを奏でる。


aminオフィシャルホームページ http://www.amin-wu.com/top.html
aminオフィシャルブログ http://amin.eplus2.jp/