|
===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2007/09/17 (Mon) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.月曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 月曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ファースト・キス 局 名 フジ系 放映日時 月曜21時 キャスト 福永美緒(井上真央) 加納和樹(伊藤英明) 高木蓮子(松雪泰子) 福永りえ子(夏木マリ) 番場大 (竹中直人) 結城秋生(平岡祐太) 進藤一流(劇団ひとり) 斉藤はるな(酒井若菜) 諸畑健夫(蕨野友也) 二階堂勝(阿部サダヲ) 脚 本 井上由美子 主題歌 小田和正『こころ』 あらすじ 最終回「天国から来た手紙」 手術をしたくないと言う福永美緒(井上真央)を結城秋生(平岡裕 太)は優しく抱きしめる。 加納和樹(伊藤英明)は高木蓮子(松雪泰子)に左遷の理由を聞い ている。蓮子は、秋生と美緒の恋愛だけでなく、青木教授と蓮子の考 え方の違いにもあると話す。 蓮子は、和樹に新しい場所で自分を試したいのだと説明する。そこ へ蓮子に秋生から連絡が入る。 処置室。美緒と秋生がいる所に、蓮子と和樹がやってくる。美緒は すごく楽しい1日を過ごして日本に帰って来てよかったと思い、手術 するのが怖くなったと説明する。 蓮子は私があなたでも逃げ出したいくらい怖いと思うと言い、手術 が延期できるか聞いてみましょうと言う。 秋生は、手術が成功すれば30年だって生きられるのにと手術を延期 することには反対。 美緒は何十年生きることより、今のほうが大事だと話す。 帰り道。美緒をおんぶする和樹。和樹は美緒に、美緒も怖いかもし れないが、自分・秋生も怖いのだと話す。和樹は仕事で先が見えない のも怖いがいつか必ずプロの写真家になってやると言う。 美緒は考え直し手術を受けると言い「その代わりお願いがある」と 言う。 美緒のお願いとは「ロスに行く前に最高傑作を撮って」というもの。 病院。美緒がロスに帰る前の最後の診察。美緒は手術が怖い分絶対 に頑張ってやると話す。蓮子は成功を祈っていると言う。 スタジオ。番場大(竹中直人)の元を訪れた和樹。頑張りますしか 言えない和樹に番場は頑張るなんてことは誰にも言えると突き放した 言い方をする。 和樹は番場の最高傑作を聞く。番場はすべてだと答えるが、その中 でも17歳の時、パリに行き、食い詰めた時、おばあちゃんがパンをく れ、お礼に撮った写真に、自分の夢が詰まっていた、それが最高傑作 と答える。 番場は和樹に自分の撮りたい物を撮れとアドバイスする。 病院。美緒は秋生の言葉が無神経だったと言う。秋生は何度も手術 を受けることがどんなことだか考えたと言う。 進藤一流(劇団ひとり)の家。和樹、斎藤はるな(酒井若菜)、二 階堂勝(阿部サダヲ)が話をしている。和樹は美緒にウェディングド レスを着せたいと話す。はるなが、結婚しなくてもドレスなら着せら れると言う。一流にメイク、勝にドレスを頼み、お別れパーティをす ることになる。 和樹は秋生に、お別れパーティに秋生の出席を頼む。 病院では蓮子が退任のあいさつをしている。 レストランでのお別れパーティ。美緒にドレスを着せながら、勝は 独立することを報告。 一流が美緒のメイクをする。美緒は一流にメイクをしてもらうと元 気になれると言って喜ばせる。 はるなと和樹はレストランにいる。はるなは、美緒が帰った後和樹 がぬけがらのようにならないか心配している。はるなは和樹に一緒に 住もうと提案するのだが、和樹は返事をしない。はるなが蓮子との関 係を聞いていると、ドレスを着た美緒が入って来た。 秋生は急な手術が入り来られない。 パーティが始まり、美緒の手術の成功を祈ってほしいと話す和樹。 和樹は自分がパリに行くことも話す。それを聞いたはるなは和樹のこ とをあきらめる。 美緒は2ヶ月が楽しかったこと、また会えたらバカ話してください と挨拶する。 みんなで写真を撮るが、美緒の隣が空いている。はるなは美緒の隣 に和樹を座らせ、勝が写真を撮る。 美緒は和樹のお嫁さんになりたかったこと、ファーストキスは和樹 に奪われたことなど話す。美緒は和樹に、あのファーストキスがある 限り、お兄ちゃんは私の奴隷と言っていたずらっぽく笑う。 空港。美緒は和樹に手紙を渡す。「もし私が死んだら読んで」と。 秋生が美緒の所に来て、ペンダントを渡す。和樹は美緒と秋生を二 人きりにする。 和樹は蓮子に電話し、パリ行きを告げる。和樹はパリに行って一人 前になったら会ってほしいと頼む。蓮子は、前向きに検討しますと答 える。 美緒と秋生はお互いの気持ちを確かめ、キスをする。 <美緒の手紙> お兄ちゃんへ。この手紙をお兄ちゃんが読むときは、私がこの世か らいなくなった時。だから、もちろん読まれない手紙だとおもつて書 いているよ。どうせ読まれない手紙だって思うから正直に書くね。 短い間だったけど、本当にありがとう。この夏は私の人生の中でも 最高傑作な夏だった。この2ヶ月で私は変わったよ。だってこんな手 紙書くぐらいだもん。少しセンチメンタルな性格になっちゃったかも。 今まで手紙なんて残るものは嫌いだったし、思い出なんてくだらな いって思ってた。そんなもんは今をちゃんと生きてない人の言い訳だ って思ってた。 でもお兄ちゃんや勝や一流、高木先生、はるな、そして結城先生、 たくさんの人に出会ってもっともっともっと生きたいって思えるよう になった。 そして何よりも人を好きになって胸の痛みを知った。心臓じゃない 私の心の場所を知った。恋はすげえって素晴らしいもんだってお兄ち ゃんの言葉嘘じゃないって実感してるよ。 お兄ちゃん泣かないで。私がいなくなってもいつでも笑ってて。 天国からずっと見守っているからね。 ありがとう。さようなら。お兄ちゃん。大好きだよ。 ロサンゼルス。福永りえ子(夏木マリ)が美緒に手術は大丈夫よと 言っている。和樹から届いた写真を二人で見る。りえ子は美緒にとっ て楽しい夏だったことを知る。 美緒の手術が始まる。 1ヵ月後。パリ。アルバイトで旅費を工面した和樹がスタジオで自 分の写真を売り込んでいる。和樹の手には美緒のニトロケース。和樹 の写真ファイルから手紙が落ちる。手紙の封は開けられていない。 和樹の独白。美緒、元気か?お兄ちゃんは頑張っているぞ。まだカ メラマンとして契約してくれるところは見つかんないし、フランス語 はほとんどわかんないけど、俺が一人前になるのか、お前がリハビリ を追えて日本に帰るのかどちが早いか競争だな。 美緒の独白。そりゃあ、私でしょ。なんて言ったって。恋はすげえ んだから。毎日があっという間だよ。 元気になった美緒が車椅子に乗ってりえ子と外に出ている。美緒は 車椅子から立ち上がって伸びをする。 寸 評 和樹は何の当てもなくパリへ行ってしまってどうするのでしょう か?28歳なのになあ。番場は17歳でパリに行ったのをまるっきり真似 て。 「天国から来た手紙」という題でしたが、きっと思わせぶりで助か るのだろうなというのは、今までの流れで感じていました。 キャストも演技ができる面子を揃えているのに、今一つしまらなか ったというか、おもしろさが感じられないドラマでした。先が見えて いるというせいもあったかもしれませんが。 美緒のお母さんは、アメリカで何の職業をしているのでしょう。ア メリカで難易度の高い手術が受けられるだけの財力があるのですから、 すごいと思うのですが、それにしても息子はパッとしなくて。 執 筆 者 たま() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 秋ドラマの前にスペシャルドラマがあるので、HDDの容量が足りなくなりそ うです。 今更って感じですが「宮廷女官チャングムの誓い」を毎週見ています。友だ ちが先が知りたくて、HPであらすじをどんどん読んでしまったと言っていまし たが、はまる気持ちがわかります。(たま) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv/ url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |