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タイトル:Daily Drama Express 2006/08/21 サプリ (7)  2007/09/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/08/21 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル サプリ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 藤井ミナミ(伊東美咲)
 石田勇也(亀梨和也)
 柚木ヨウコ(白石美帆)
 今岡響太郎(佐藤浩市)
 荻原智 (瑛多)
 田中ミズホ(りょう)
 桜木邦夫(相島一之)
 渡辺ユリ(浅見れいな)
 松井良英(原口あきまさ)
原  作 おかざき真里
脚  本 金子ありさ
主題歌  絢香『Real Voice』

あらすじ  Episod 7 ぶどう畑のキス

 藤井ミナミ(伊東美咲)は柚木ヨウコ(白石美帆)に、あれ以来一
週間、荻原智(瑛多)とは連絡を取っていないと言う。
 ヨウコは、そういうときこそ、女の武器使わなければ、と言う。
 ミナミは、そういうの苦手で、と。
 ヨウコも自分もなんだよね、とつぶやく。


 ミナミは、荻原と顔を会わせないように涙ぐましい努力をしている。


 あのあと石田勇也(亀梨和也)は渡辺ユリ(浅見れいな)に顔を寄
せながらも、キスをしなかった。
 ユリは会議室で勇也と二人きりになると、最近恋人と別れてしまっ
た。でもその人とは、「好き好きチュー」をするほどの間柄ではなか
った、と言う。
 キョトンとする勇也に、「好き好きチュー」は、恋愛の基本。今自
分がそうしたいのは、勇也だけと言う。


 今岡響太郎(佐藤浩市)は松井良英(原口あきまさ)たちに、男女
の違いは、部品になれるかどうか。今女子が元気だけど、「わたし
が!」と前に出すぎて、重い、と言いながら、Santonio社の
企業CMの企画を渡す。
 同社の宣伝担当が、バリバリのキャリア・ウーマンで、わたしはこ
のCMに賭けていますという感じで、毎日メールが来てつらい、と言
う。

 松井が、ミナミのようだと言い、それを聞いた今岡は、じゃあミナ
ミを担当者にする、と言う。
 そしてミナミに、明日から山梨のワイナリーに出張、と命じる。
 キョトンとするミナミ。

 会議で桜木邦夫(相島一之)が説明する。今、今岡はずっと二人三
脚でやってきた携帯のHELLO通信社が、上が変わってしまって、
五社競合になってしまって、大変。
 だからSantonioはミナミにやって欲しい。営業の染谷も同
行させるから、と言う。


 ミナミが打ち合わせの会議室に入ると、荻原が一人待っている。
 慌てて飛び出すと、通りかかった勇也に、「いる!」と叫ぶ。
 「何が!?」と勇也は会議室に飛び込むと、荻原がいるだけだと言
い、ミナミを会議室へ押し込もうとする。

 ミナミは、勇也も一緒に行こう。一緒にワインの味を覚えて、大人
の階段昇ろう!と言う。
 断る勇也。

 押し込まれたミナミに荻原は、染谷は別件で函館に出張に行ってし
まっているので、と言う。

 自席に戻ったミナミは、荻原と一緒に出張なんてムリ、と頭を抱え
る。

 勇也は、何も考えずに、『好き好きチュー』でいいんだという。今、
ユリが気になり、明日はデートの約束があるので、出張はムリと断る。
 でも、『姐さん』のことはいつも応援していると付け足す。


 紺野なつき(志田未来)は今岡に、勇也に女の気配がある、と言っ
て、勇也の部屋を盗み聞きしている。
 たしなめつつ、今岡まで盗み聞き。

 今岡は、勇也はせまい社内で何をしているんだと言い、なつきは今
岡も同じでしょと言い返す。
 もう、別れたもん、と今岡。


 東京駅で落ち合った、ミナミと荻原。
 ミナミは明らかに荻原を避けている。昨日の電話にも出なかっ
た.....荻原が、そんなに避けなくてもと言うが、ミナミは避けたま
ま。


 チームの一同は、今回のプロジェクトは、企業のイメージ広告、と
確認。

 松井が、勇也がユリと!?と騒ぐ。あの二人からラブの匂いがする
と言い出す。
 ヨウコは、詳しくは伏せますが、あの二人、駄目になったみたいで
すよと発言。


 その頃、ミナミと荻原は、バスを捕まえ損ね、ワイナリーまで炎天
下を歩くことになる。
 荻原がいくら話しかけても、ミナミはまともには取り合わない。

 やっとワイナリーにたどり着いた二人。
 でも、迎えたエージェンシーは、何で今岡も染谷も来ないの!そん
な簡単に担当者を変えるのか、といきなり怒る。

 それでもワイナリーの主人夫婦が出てきて、五人でぶどう畑へ行く。

 ワインをごちそうになり、ミナミが先日送ったビデオを見てくれた
か聞くが、よくない返事。


 社では突然、ミナミから今まで経営者自身で出演したCMのテープ
を持ってきてくれとの要請を受ける。それを見せて、ワイナリーの主
人夫婦を説得する予定だ。

 松井が勇也に持って行かせる。
 にらみ合う松井とユリ。

 ユリは突然早退、と荷物をまとめると、勇也を追いかける。


 勇也を待つ間、荻原はエージェンシーの女性・『シャントーニ』の
宣伝担当・平野ユミコ(横山めぐみ)に、ワインのうんちくを語る。
 平野は、荻原が付き合っているのは年上の女性でしょ、と言う。ワ
インのうんちくが語れると、年上の女性に受ける、と。

 勇也が歩いてきて、平野に、「おばちゃん」と呼びかけ、ワイナリ
ーの場所を聞く。
 その声を聞きつけた荻原とミナミが飛んできて、勇也をたしなめ、
平野に平謝り。

 勇也の後ろから、ユリがひょっこり顔を出す。


 今岡とミズホはHELLO社を出るとき、ライバル・神津とすれ違
う。

 帰社の途中、ミズホは、今の今岡の顔は、色っぽい。今岡は肉食系
で好きじゃないけど、そういう顔はいい。あのライバル・神津と、本
当のところ、何があったのか問う。
 無言の今岡に、理想の上司が、女性の部下を退屈させちゃいけない
でしょ、とたたみかける。

 帰社した今岡は、ミズホに話す。今岡は、好きな音楽を掛け、この
業界に入ったからには、いつかこれをコピーにしたいと思っていた。
それは『恋を楽しむ。人を楽しむ』というコピー。
 それを神津は持って行ってしまった。それだけでなく、部下から預
かっていたコピーまでも、持って行ってしまった。
 「踏み越えてはならない一線を踏み越えてしまったことね」とミズ
ホ。
 今岡は、さりげなくミズホを飲みに誘う。肉食系の女、嫌いじゃな
い、と。
 ミズホは、「狩りは草食動物相手にやるものでしょ」とかわすと去
っていく。

 そんなやりとりを「しゃれた会話のつもりかってえの、肉食って」
とぼやくヨウコ。

 なつきからからヨウコに電話。会いたい、と。


 ミナミたちのビデオに納得し、OKしてくれるワイナリーのオーナ
ー夫婦。平野は、もう少し粘った案が欲しいという。

 ワイナリーのオーナーは、今日泊まっていけば?近くにいい温泉も
あるしと言う。
 荻原はこれから社に戻る、と断るが、勇也が泊まっていきたい!と
手を挙げる。

 結局4人とも泊まることになり、男女それぞれ温泉につかる。勇也
は荻原に、ミナミとの関係を問う。無言の荻原に、ミナミにいっちゃ
おうかな?とつぶやく。

 女湯では、ユリがミナミに、勇也を盗らないでと言う。勇也は面白
い。友達として最高だという。


 今岡家へ行くと、手切れ金代わりにDVDを貰ってやる!とかき集
めるヨウコ。そして、別れてくれてホッとしてるんでしょ、となつき
に言う。

 なつきは、自分が案外早く、ここを出て行かなければならないよう
だ、と母親からの手紙を見せる。
 自分が出て行った後の今岡が心配。最近、妙に人寂しくなっている。
やっぱり血は水よりも濃いってことかな、と言う。

 ヨウコは、今岡より、そのボキャブラリーが妙に大人っぽいなつき
の方が心配、と言う。


 夜、仕事をしているミナミ。
 そこに勇也が来て、手伝うという。

 勇也が歩き始める。その先に、仲良くワインを飲むオーナー夫婦。
 「仲いいな」と勇也。

 ミナミは考えてしまう。今のように働くのと、あんな風に働いた後、
仲良く、生まれた年のワインを飲むのと、どちらが本来の幸せか
と.....と言う。

 そしてミナミは、あとで二階に集合、と言う。
 浴衣を着ていた勇也は、着替えてくると言う。

 ワインセラーで、1977年のワインを探す勇也。
 やってきたオーナー夫人に、何しているのか聞かれ、とっさに、
「これ、いくらぐらいするのかなぁ」と言う勇也。

 ミズホからの電話を受ける荻原。会社のメールしか知らないので、
何度もメールしたことを詫びる。
 ミズホは夫から、荻原に連絡があったことを詫びる。
 大丈夫か心配する荻原。

 ミズホは、泣いたりわめいたり、大の大人が大変だったが、今は大
丈夫。そしていい男になりなさい、と言う。

 荻原は、ミズホの言う『いい男』なんて、女に都合のいいだけの男
でしょ、と言う。
 ミズホは、いい男って言うのは、何があっても1人の女を守り続け
る男だ、と言う。

 ワインセラーにユリがやってきて、勇也は慌てて手に持っていた1
977年のワインを棚に戻す。

 それをめざとく見つけたユリは、ミナミに買おうとしたのかと問う。
 勇也は、1本3万円もして、手がでない、と言う。

 ユリは、ミナミも同じで手が出ない。ミナミは結局勇也を選ばない。
属する社会も違えば、価値観も経済観念も違う。第一世間体が悪い。
彼女はそういうことを気にする人よ、という。

 ミナミに、ミズホとはもう終わっていると、何度も訴える荻原。
 ミナミは、そのことは別に、と言う。

 荻原は、ついでに打ち明ける、と言う。小さいとき、タニシを飼っ
ていた。小さいとき、銭湯でおぼれた。しかも女湯。
 ワインに詳しそうな振りをしているが、食べ物には何にでもマヨネ
ーズをかける。
 初めてのデートの時に連れて行った映画は、人形がギャーとか叫ぶ
怖い奴。全然外している、と言う。

 なんでそんなこと話すの?と問うミナミに、勇也のこと、どう思っ
ているのか問う荻原。


 一方その頃ユリも勇也に、ミナミと自分と、どちらを選ぶのかと詰
め寄っていた。


 勇也がミナミに、従業員達の飲み会に誘われたので、仕事できませ
ん、といいに来る。そしてミナミの呼びかけを振り切って、降りてい
く。

 まだやっているのねと声を掛ける平野に、平野と一緒に仕事ができ
て嬉しい。平野の情熱を感じられて、と。

 平野は、時々すり切れそうに思うときは無い?仕事に追われ、自分
が女かどうかわからなくなる瞬間って?と聞く。
 素直に、「はい」と答えるミナミ。

 平野は、そういうときは、ほめられなさい、と言う。いい仕事をし
て、そういう自信のある子だけが、次へいける、と。


 飲み会と言ったが、実は勇也がやっていたのは、オーナーの手伝い。
醸造所の掃除。ワインの箱詰め。

 やがて夜空が明けてくる。
 ミナミのコンセプトも仕上がる。

 早朝のワイン畑へ出て、ポラロイド写真を撮る。
 その先で、雑草を刈っている勇也。

 ミナミは、ぶどうでも取っていくつもり?と問う。
 勇也は、バイト、と答える。人手、足りなさそうだから、と。

 ミナミは、そんなことやるぐらいなら、こっちの仕事手伝って。ブ
ランド・スローガン考えるという一番大切な仕事を、と言う。

 勇也は、そんなもの考えられない。一番大切なこともまだ伝えられ
ていないのに、と。
 バイトは、一晩働いたら、1977年のワインをくれると言ったか
ら。誰かさんの生まれ年、と言う。
 そしてもうミナミを、『姐さん』と呼ぶのはイヤだ。男以下として
見られるのはイヤだ。年も仕事も釣り合わないのは分かっている。で
も、初めて会ったときから、そのためには何かを『必死こいて』やる
しかない、と強調する。

 ミナミにキスする。

 顔が離れ、お互いに見つめ合った後、今度はミナミがキスをする。
長く.....


寸  評  遂に二人の関係は、『恋人』に変わったのですね。
 やはり、関係を変えるためには、東京ではなく、違う環境に身を置
く必要があったということでしょうか。

 東京に戻ってからも、二人の関係は続くのでしょうか?それとも、
この場限り?
 荻原とミナミの関係が気になります。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 一年ぶりに再開しました。それなりに、手を動かしていると、一年前であっ
ても、それまでのストーリーをよく覚えているな、と思います。今年の猛暑も、
一雨毎に涼しくなりつつあるのでしょうか?それとも、この涼しくなっている
のはフェイントで、またどっと残暑が押し寄せてくることもあるのでしょうか?
 このまま涼しくなるのもちょっと寂しいですが、でも、あんなに暑くなるの
も、ゴメンですね。(鈴木)

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