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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007ー09-02--------第230号 （毎週日曜日発行） 地方の札所を巡る旅 江戸三十三観音 16 神楽坂 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 16 新宿区神楽坂 江戸三十三観音 16番札所 【安養寺】 天台宗17−2−24 地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅」A３番の出口を出て飯田橋方面に進む、 初めての信号「神楽坂上」の交差点の北角に【安養寺】はある。 山門を入ると右手に『十三の塔』が建ち、 小さな築山に裾に『洗心宝生水』湧出し『銭洗弁才天』 『宝生観世音』『出世地蔵』『子育地蔵』等の諸像が並んでいて こじんまりした泉脇の仏の楽園を伺わせる。 その奥に『歓喜天堂』が建っている。 ここに札所本尊の十一面観世音菩薩、愛染明王、毘沙門天、三宝荒神が祀られている、 いずれもお厨子に納まっていて拝観は出来ない。 歓喜天堂の左手の階段を登ると一段高い所に『本堂』が建つ、 ご本尊は見事な丈六の総金箔金剛座像の薬師如来が 不動明王と聖観世音菩薩が並んで安置され真近に拝顔し感慨ひとしお。 艶っぽいイメージの神楽坂で見事なお薬師さんに会えて意外感と、 感激を味わえた一時であった。 所在地 新宿区神楽坂6−2 03−3260−2549 ========================= 『神楽坂と聞くと・・・』 ========================= |