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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2007/08/10 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 山田太郎ものがたり 局 名 TBS系 放映日時 金曜22時 キャスト 山田太郎(二宮和也) 御村託也(櫻井 翔) 山田和夫(松岡 充) 山田綾子(菊地桃子) 一ノ宮校長(宇津井健) 鳥居京子(吹石一恵) 永原眞実(吉沢 悠) 中井正美(大塚ちひろ) 池上隆子(多部未華子) 杉浦圭一(忍成修吾) 山田次郎(鎌田晟裕) 山田三郎(清水尚弥) 山田よし子(村中暖奈) 山田五子(吉田里琴) 山田六生(渋谷武尊) 山田七生(稲垣鈴夏) 原 作 森永あい『山田太郎ものがたり』 脚 本 マギー 主題歌 嵐 『Happiness』 あらすじ 第六話 兄ちゃん一目ボレ 山田太郎(二宮和也)は団扇で仰ぎ、母・山田綾子(菊地桃子)は 日傘を差して、弟妹達がビニールプールに入っているのを見守ってい る。 御村家へ行き、太郎は弟妹をプールに連れて行かなければ、と言う。 太郎は、御村家で待っている間、あまりの冷房の寒さにくしゃみを する。 御村託也(櫻井翔)は、太郎にお中元で貰った食料を渡す。その中 に小麦粉もあり、太郎は感激する。小麦粉を制するものは、貧乏を制 すると言って。 御村は、冷房が寒いことは無いのでは?と平気。 太郎は、夏期講習なんてやらなければ、夏休み、ガッポリ稼げるの に、と嘆く。 御村は家で退屈な毎日を過ごすよりまし、と言う。 帰りがけ、太郎はすれ違った女性の香りをかぐ。 帰宅し、ホットケーキを焼いていた太郎は、その女性のいい匂いを 思い出し、ボーッとして、こがしてしまう。 そのことから、綾子や弟妹達に、一目惚れしたことがばれる。 母・池上まりあ(柴田理恵)と父・池上龍之介(六平直政)は池上 隆子(多部未華子)に、恋しているだろう。相手の男を連れてこい! と迫る。 必死に否定する隆子。 御村は太郎に、家に来い、と言う。その女性が来るはずだから、と。 太郎は、この気持ちの正体を確かめに行く、と答える。 御村は隆子に、太郎が恋をしているみたい、と言う。 隆子は、関係ないと言いながらも、どんな女性か聞く。 それを御村にからかわれる。 生徒達が見つめる中を、かっこいい1人の大人の女性が闊歩する。 御村は隆子に、これから太郎は、一目惚れの相手に会う、と言う。 隆子は、関係ないので、どうぞご自由に、と強がる。 そわそわと落ち着かない太郎。太郎は、彼女の顔も覚えていない。 校内を闊歩していた女性は、サングラスを外し、「あの子、いい匂 いがする」とつぶやく。 その女性・卒業生で大学4年生の小谷(水川あさみ)は、一ノ宮校 長(宇津井健)に、実家のホテル−−ホテル・ニューコタニ−−の料 理の詰め合わせを送る。 校長は、芸術の道−−映画監督−−に向かった小谷に期待している と言う。 小谷は、期待に添えると思うと、映画のシナリオを見せる。そして、 高校生が主役の映画を撮るために、一ノ宮の生徒を何人か借りたいと いう。 小谷の映画のストーリーは、貧乏な男子生徒が、大金持ちの令嬢に 恋をする、というもの。キャストとしては、特進クラスの生徒を借り たいと、担任の鳥居京子(吹石一恵)に言う。 京子は、うちの生徒はお金持ちばかりで、貧乏が似合う生徒なんて いないと言いかけて、太郎のことを思い出す。 でも、小谷は敢えて逆で行く。お金持ちで少しも貧乏そうでない生 徒に、その役をさせる。すでにピッタリの生徒を捜してある、と言う。 校長は、京子が熱心に太郎のための資料を集めているのを見ている。 京子は、断られれば断られるほど、燃える。「Mですから」と言う のを、体育教師・大崎新之助(福井博章)に聞かれてしまう。 御村家の客間に通された太郎は、お茶を出してくれたメイドにまで、 ときめいてしまう。御村に、「浮気性だな」と笑われてしまう。 遂に太郎の一目惚れの相手が顔を出す。 隆子は正美と一緒にカラオケへ行く。でも全くノレていない。正美 に指摘され、表面だけ騒いでいるふりをする隆子。 そのステキな人は、手作りケーキを出す。 そのケーキの匂いをかいだ太郎は、彼女の匂いもかぐ。そして同じ 味だという。 御村は、彼女はメイドにケーキ作りを教えに来てくれている先生と 教える。そして匂いをかぎ当てるのもすごいが、それを恋と勘違いす るのもすごい、と言う。 御村は隆子に、太郎は恋なんてしてなかった。そういうところが二 人.....まあ、がんばれと言う。 隆子はガンバレって.....とウキウキとして歩く。 太郎は小谷に声を掛けられる。主人公にピッタリ、と。 太郎は夏休みは本当に忙しいんで、と断ろうとする。 すると小谷は、お礼って言ってもこんなものしかないけど、と紙袋 から、ホテル・ニューコタニのホットケーキミックスを取り出す。 それは弟妹達が食べたいと言っていたが、700円は高すぎて、い つか特別な日に、と買えずにいるところだった。 小谷は、ホテルのプール券も付けるねと囁く。 太郎のカメリハ。 小谷は太郎に、継ぎの当たった学生服を着せ、繕い物をするシーン をパントマイムで演じさせる。 パントマイムにもかかわらず、本当に繕いものをしているように見 える。 太郎が憧れ令嬢役をやりたい人、と小谷が言うと、女生徒がみんな 手を挙げる中、隆子だけは手を挙げない。 御村は隆子に、「また逃げてきたんだ」と声を掛ける。 隆子は御村に、自分をどうしたいわけ?と問う。いろいろなことを 吹き込んで、御村はゲームをやっているつもりかもしれないが、隆子 はいっぱい、いっぱいだと。 御村は二人がうまくいくよう願っている。それが面白そうだから、 と。 立ち去ろうとする隆子に、すぐにあきらめず続けていけば、何かあ るんでは?と言う。 女生徒たちが台詞をしゃべっていくが、みんな小谷のめがねにかな わない。 隆子が飛び込んできて、台詞をしゃべる。 小谷は隆子に決定する。敢えて逆に行きたいので、お金持ちの令嬢 役は、敢えて一番庶民的な隆子にやって貰う、と言う。 一緒に帰りながら、太郎は隆子に、「この世でお金が一番大事」と いう本当の声が聞こえた、と言う。 隆子は内心、玉の輿よりこの恋を選んでよかったのよね、と自分に 問いかける。 途中でまりあに会う。まりあは自転車のかごの中の買い物、全部で 900円。駅前のスーパーで。太郎に、家に寄っていくよう言う。 池上家では、龍之介も、太郎を歓待。 まりあは隆子の好きなイモの煮っ転がしを振る舞う。 おいしい!と太郎。 まりあと龍之介は、隆子にはバッチリ倹約をたたき込んだ。贅沢も 言わせない。だから、と勧める。 でも隆子は、貧乏暮らしはムリ!と叫ぶ。 驚くまりあと龍之介に、映画の台詞だよねと隆子に確かめる太郎。 帰宅した太郎は、ホテル・ニューコタニのホットケーキミックスを 取り出し、これは特別な日に、と言う。三男・山田三郎(清水尚弥) も、我慢する、と言い、太郎は神棚に供える。 小谷の撮影は順調に進む。 校長は御村に、二人の結末を見に来たのだろうと声を掛ける。 太郎は隆子に、先日のお礼もまだしていないので、と家に招く。 家の前で隆子は、やはり帰ろうとするが、その時には、弟妹につか まり、家へ上げられる。 弟妹達は、今日、隆子が来てくれたのだから、特別な日だよねと言 い、みんなで神棚に向かって柏手を打ってから、ホットケーキを焼く。 ホットケーキを八等分すると、隆子も一緒に食べる。 隆子は、その一切れのホットケーキをおいしいと思い、お金が無く ても、こうやって分け合って食べる笑顔が、幸せなのかもしれない。 今なら自信を持って言える。たとえお金が無くても、あなたが好 き.....と思う。 映画の撮影。 太郎は、貧乏のシーンはあんなにいいのに、恋愛シーンは全く駄目。 台詞が棒読みなのだ。 杉浦圭一(忍成修吾)は、経験不足じゃない?と茶化す。 小谷は太郎に、ちゃんと彼女のこと、好きになっている?と聞く。 隆子の「お金が無くても、あなたが好き」という台詞をほめられる。 御村が太郎に囁き、遂に太郎は、「君無しでは生きていけない」と いう台詞をこなす。 小谷は太郎に、夢はハリウッドで戦争映画を撮ること。その時の日 本兵役はよろしく。一緒にレッドカーペット、歩こう、と手を握る。 太郎は約束のプール券を貰う。 御村は隆子に、第三ステージ、どうするの?と聞く。 一緒に家路をたどりながら隆子は太郎に、このまま撮影が終わらな ければよかったと思ったと言う。 太郎は、このまま夏休みが終わらなければいいのに、と言う。 隆子は先を歩く太郎に、「貧乏でもあなたが好き」と言う。 太郎は、「君無しでは生きていけない」という台詞、難しかったけ ど、御村にいいアドバイスを貰ったと、種明かしをする。好きな対象 として、好きな食べ物を思い浮かべればいい、と。 そこで太郎はハンバーグを思い浮かべたら、すんなりと上手くでき た、と言う。 隆子は、「ハンバーグに負けた!」とショックを受ける。 寸 評 山田家にとって、あのホットケーキミックスは特別だったはずな のに、あんなにあっさりたべてしまっていいのでしょうか? わたしは、簡単に使えないたちなので、きっと、賞味期限を過ぎて しまうのだろう、と思います。 あれだけあっさりと使える太郎達はすごいです。 小谷の映画はなんてベタなんでしょう。丁度昼ドラマの第一回目、 という感じですよね。 とこで、『硫黄島』の小ネタがありましたね。ということは、今ま でも何かの小ネタがあったのでしょうか? 見つけられなかったとしたら、損した気分なのですが。 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 受けるドラマってなんだろう、と思うことがあります。 一つはストーリーに謎があって、謎解きに夢中になれるもの。 一つは心の奥に訴えかけるものがあるドラマ。 一つは恋愛もの? あとは、小ネタのギャグが効いたドラマでしょうか? 最近気になることがあります。それはわたしが好き!と思うドラマの視聴率 が必ずしもいいわけではないこと。 春ドラマの視聴率は、どのドラマも苦戦だったようですが、みんな、どんな 基準で見るドラマを決めているのでしょうか?(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |