2007年8月3日第25号(通巻第90号) 毎週金曜日発行 ブログ 中文簡体 中文繁体 バックナンバー
 
 
メンバーが撮影した写真やプライベートグッズなどを展示。8日まで。

8/3(金)「EXILE GALLERY 2007“EXILE EVOLUTION”」

復元された昔ながらの下町が特別夜間開園。懐かしい居酒屋や文房具屋など。
8/4(土)「下町夕涼み」 江戸東京たてもの園
フリーマーケットや流し踊り、神輿巡業などイベント満載!フィナーレは花火!

8/5(日)「第29回たたら祭り」 埼玉・川口市

1280kmに渡るアラスカのパイプラインを写真家石塚元太良が撮影。迫力満点!
8/6(月) 「PIPELINE ALASKA」 青山
災害対策のために、いつもの定番の味が保存食として登場。9/1まで期間限定。
8/7(火) 「グリコ保存缶&ビスコ保存缶 発売」
ビキニガールが六本木をマーチ。エイジアンエンジニアのライブイベントも。
8/8(水) 「クール・ビキニズ・DAY」 六本木
70年代から90年代までの100組のロックアーティストの写真を展示。
8/9(木) 「日本ロック写真史 ANGLE ROCK」 原宿
 
ファッション・イベント
美女のデザインした温泉宿

今日本で一番人気のモデルと言えば、押切もえをはずすことはできない。彼女はこれまで、その抜群のファッションセンスを発揮して様々な流行アイテムを創り出し、ジュエリー、ウエディングドレス、浴衣、携帯電話など、その守備範囲の広さと種類の多さで、いつも世間に大きなブームを巻き起こしてきた。さて今回日本で話題になっているのは、押切もえが自らプロデュースした温泉宿である。

日本最大の無料ブログメディア「アメーバ」の中にある押切もえのブログ「Moe mode」で、期間限定の「アメ風呂カターラ福島屋」が発表された。押切もえは総合プロデューサーという立場で、温泉旅館の部屋の一つを全面的に改装している。

部屋をゆったり広くし、彼女の希望でプライベート露天風呂が設置され、足湯コーナーも設けて、オーシャンビューの快適な空間が創り出されている。室内のクッション、照明、ベッド、花などの装飾もすべて彼女が厳選してアレンジしたものである。伝統的な和風の上品さと流行の先端を行くイメージが組み合わさって、明るく楽しい雰囲気と共に、大人っぽさも兼ね備えている。特に、アメニティセットには押切もえ愛用のAVEDAを採用し、彼女がデザインした浴衣やスイーツも用意され、あちこちに押切もえのイメージが満ちている室内は、心身をゆったりと癒してくれるに違いない。

TBSの人気番組「王様のブランチ」では、押切もえがプロデュースを行うプロセスを紹介し、大きな反響があった。7月1日から9月30日までの二ヶ月間、「アメ風呂カターラ福島屋」の押切もえプロデュース部屋の宿泊費は一人一泊27000円である。他の温泉旅館に比べてかなり高いが、予約者が殺到しているそうだ。(謝晨執筆)

(C)2007 CyberAgent, Inc.

押切もえのブログ「Moe mode」 http://moemode.ameblo.jp/

 
観光スポット・グルメ

フェラーリが日本に集合

1995年に始まり今年で四回目を迎えた、日本国内最大のフェラーリ公認サーキットイベント「Forza Ferrari IV」が7月21日から22日まで、鈴鹿サーキットで行われた。日本各地から集まったフェラーリクラブのメンバーは胸に情熱をたぎらせて、四年に一回の大会に参加した。

今回のイベント最大の見所は、2005年末にデリバリーが開始され、全世界に29台しか存在せず、価格が一台数億円もするフェラーリ「FXX」である。今回のレースに参加するために11台が、日本国内だけでなくアメリカ、イギリス、カナダなどからはるばる日本までやってきて、その雄姿を披露した。「FXX」は迫力ある外観を持ち、800馬力のエンジンを搭載しており、フェラーリの市販GTカーの最高峰と呼ばれ、スーパーカー中のスーパーカーなのである。

F1レースで六連勝を達成した「主役」たちである「F2001」、「F2003−GA」、および「F2004」も、今回のイベントに参加した。「FXX」では、高い運転技術を持つユーザーにテストドライバーになってもらい、研究開発プロセスに参加させるが、これは史上初の試みである。この日は、何台ものF1カーによる「デモンストレーション走行」、フェラーリが全開走行で鈴鹿を走る「タイムトライアル」、経験豊富なドライバーの「スポーツ走行」などが行われ、カーマニアたちを熱狂させた。

周辺の駐車場も、最新の「F430」、「599」からクラシック・フェラーリまで、約300台のフェラーリで埋め尽くされた。最も盛り上がったのは、レースに参加したすべての車両がそろって行うファイナル・パレードランで、フェラーリ一色の壮観な光景が「Forza Ferrari IV」の勇壮なフィナーレを飾った。

(C)2007 Mobilityland Corporation
Youtube「Forza Ferrari IV」ビデオ http://youtube.com/watch?v=Gflwy1c_4Lo (英)
 
先端技術・出版・雑学

「ダカフェ日記」

人気の出たブログの内容をまとめて本にすることは、今や珍しいことではない。だが今改めて、ブログから生まれたこの写真集、日本人の日常を記録した「ダカフェ日記」を是非みなさんにお薦めしたい。

夫婦二人に子供が二人、そして犬が一匹。これはどこにでもあるごく普通の、簡単に見過ごしてしまいそうな家庭である。しかしそれが、父親がカメラを手にとって記録した瞬間に、人々を興奮させ、楽しませ、言葉にできない感動を与えるものに変化する。「ダカフェ日記」は、「日本ブログ大賞2006」を獲得し、毎日3万人がアクセスする超人気ブログから生まれた写真集なのである。

家庭生活を撮り続けた写真は文学作品の「私小説」のようなもので、ややもすると自己満足に陥りかねない。日本で正月を迎えるときに家族写真を載せた年賀状が行きかうが、どれも平凡で、あまり真剣に見る気分にはなれない。だが、「ダカフェ日記」には、人の気持ちを惹きつけて、観賞したい、さらにはのぞいてみたいというような気持ちにさせる目に見えない魔力が潜んでいる。

清純でおませなお姉さんの「海」、いたずらっ子で元気な弟の「空」、そして犬の「ワクチン」にもたっぷりの愛情を注ぐお母さん。日常生活のちょっとした表情やわずかな瞬間が、愛情いっぱいの父親の視線を通してデジタルカメラに収められる。自分が子供の頃の両親たちの姿や、自分の子供たちの小さかった頃の表情など、人々はこれらの写真から家庭の日常の様々な光景を無限に連想し、回想する。「ダカフェ日記」はすでに家庭を持っている人にも、いつか家庭を持つだろう人々にも、言葉では表せない懐かしさを伝えてくれる。表紙の写真は、まるで「幸せとはこういうものですよね」と語っているようだ。

「ダカフェ日記」、森有治、ホーム社、2310円。

(C)Photo by 森有治
「ダカフェ日記」ブログ http://dacafe.petit.cc/
ゲーム・キャラクター

驚異の「プリンセス天功」

かつてテレビの前の数十万の観客の前で、高級車と共に瞬間的に消え去ってみせたこともある、不思議な雰囲気を持つ国際的魔術師「プリンセス天功」が、7月22日の午後、福井県鯖江市内で行われた公演「スーパーイリュージョン(2007サマーツアー)」で、イリュージョン機材の突然のトラブルによって重傷を負ってしまった。

当日2時半に開幕した「決死のスパイク・イリュージョン」で、天功が高さ2m、幅1m、奥行き60cmの金属製の箱に入った後、幅10cm、長さ80cmの金属剣が、箱の左右から一気に突き刺された。本来、天功は一瞬のうちに姿を消して、たちまち服を着替えて箱から出てくるはずだったが、機械の故障のため、それらの剣が天功の頭部、胸部、腹部を圧迫し、そのうちの一本は彼女の右目からわずか1cmのところに刺さったという。天功は重傷を負い、動くこともできなかった。パフォーマンスは続いていたが、助手たちが気を失った天功の顔の血に気付き、直ちに公演を中止して彼女を病院に運んだ。病院の精密検査の結果、全身のあちこちを負傷していたため、医師は至急東京に移送するよう勧め、その深夜、天功は東京都内の主治医のところに運ばれて治療を受けた。

しかしわずか二日後、天功は東京都内の病院を退院し、まだ体は休養を必要としているのに、「すべての天功ファンと関係者のみなさんの好意で今日まで休養することができたので、なんとしてもお返しをしなければなりません。」と言って、7月29日に名古屋御園座の特別公演で復帰することを決定した。ニュースが伝わって、全国には驚きが走った。重傷を負ったのに、一週間以内で舞台に復帰するとは、「スーパーイリュージョン」の威力だろうか?

当日の午後1時、天功は舞台の上に再び立った。顔は腫れており、ちょっと大きな声を出すと痛みを感じるほどで、右頬の傷は特製のマスクで隠されていた。天功ファンを失望させないために、彼女に重傷を負わせたイリュージョンを特別に再演した。天功は毎年約200回の舞台出演を行い、今までに数回、生死に関わる事故を起こしているが、休演したのは初めてである。今回の傷が治るのは、8月中旬になると予測されている。しかし、8月1日に、彼女は山梨県の河口湖の舞台に何としても登場するとしている。

(C)2007 Versatile Entertainment
「プリンセス天功」のブログ http://ameblo.jp/princess-tenko/
世相・若者の生き方

サンプル・ラボでお試しを

新商品や人気商品の情報が、テレビCMやインターネットに満ち溢れている時代である。だが、実際の商品を手に取りたければ、売っているところまで行って手に入れるしかない。口コミで伝わって人気が出た商品であっても同様である。ところが7月25日、表参道にサンプルをいつでも持って帰れる「サンプル・ラボ」という驚くべき施設が出現した。

原宿の神宮前交差点から1分のThe Icebergビルは、現代的建築デザイナーによるガラスのデザインが人目を引く。その三階にある「サンプル・ラボ」は、ユーザーの反応を商品に対する評価として口コミにつなげようという目的で作られ、商品を展示する形式で各種企業の提供するサンプルを紹介している。この総面積約100坪の白を基調とした未来的空間に、化粧品、食品、飲料、家電製品など、様々なサンプルが並べられている。300円の会員登録費と年間入場券1000円を支払って会員登録すれば、各種サンプルを自由に試すことができ、毎回最大10種類のサンプルを持ち帰ることができる。気に入った商品はブログなどで伝えられ、商品推薦の発信基地になるというわけだ。

「サンプル・ラボ」は商品の販売をまったく行わないので、顧客は中に入っても買わなければならないというプレッシャーがなく、自分の生活スタイルに合った商品をじっくり見ることができる。ここでは購入法を知ることもできるので、商品についてしっかり理解してから、安心して買いに行くことができる。また、「サンプル・ラボ」は有料会員制なので、自然に新商品に敏感な会員組織ができあがり、サンプルの出展企業は、この「店舗型」の新しい広告メディアを有効に利用することができる。

「サンプル・ラボ」のサンプルは、二週間ごとに交換される。初めて出かける人は、携帯電話と身分証明書をお忘れなく。

(C)2007 SAMPLE LAB.

「サンプル・ラボ」公式サイト http://samplelab.jp/

映画スター兼監督で、近頃はブログとメルマガ発行で活躍している徐静蕾(シュー・ジンレイ)が書いた「バンクーバーでもたらされた時差よ、さようなら」という感慨を読んだとき、私は思わず微笑んだ。それは正にその時の私の心身の状態にぴったりの言葉だったからだ。

東京に戻って数日が経ったが、心は今もあの森林と湖、雪の山々と青い海の間にとどまっているかのようだ。時差で昼夜が逆転してぼんやりしている私の心に、あの忘れがたい旅が夢のように蘇ってくる。様々な皮膚の色と様々な言語の中にいると、まだバンクーバーにいるような気がしてしまう。スイスの風情を備えた2010年冬季オリンピック開催地のウィスラー、英国的雰囲気で都市全体が海浜公園のようなビクトリア……さらには、暇を見つけて少しだけ見ることができたマイクロソフトとボーイングの街、シアトル。すべてが千枚以上の写真と共に、心の深いところに、今まで経験したことのない、永遠に褪せることのない思い出を残している。

国連に、最も住みやすい街として何回も選ばれているバンクーバーの澄み切った青空と果てしない地平線を前にして、ビルの林立する東京の狭い家に長年住んでいる私は、心からのびのびとできる特別な気分を味わえた。懐かしいような気持ちにさせられるバンクーバーの街の風景が、私の神経の隅々まで絶え間なく流れ込んでくるのが感じられた。

車より人を優先する習慣、公園や街のあちこちにある無料の水飲み場などは、初めて海外に出た華人なら、国内ではできない体験に大いに驚かされるのだろうが、東京に住んだことのある者にとっては当たり前のことだ。だが、ちょっと東京ではお目にかかれないのが、スタンレー公園でしばしば出会うリスやアライグマだ。彼らは人間をまったく意識せずにすぐ近くまで来るので(カナダの野生生物法では小動物を虐待してはならないという明文化された規定があるそうだ)、この環境保護意識のおかげで、原始林の中に身を置くような非日常的イリュージョンをいつでも楽しむことができる。

また、小さなことだが、見逃せないことがある。それは、多くの男性用トイレの入口に、「ベビーシートあり」という表示がかかっており、中には男性が用を足すときに子供を乗せられるベッドがあるということだ。東京ではこうした施設は、女性トイレ専用のものだろう。どうやら優しいカナダ人の女性に対する尊重は、女性のためにドアをあける時の礼儀正しい紳士の風格だけに留まるものではないようだ。

→坂井さんが無くなって、すごくショックなことであります。新曲が聴けなくて残念でなりません。坂井さんのことは、ずっと応援してます。(本メルマガ「不惑の年に旅立った歌姫」を読んで)【日本 佐藤龍介

←佐藤さんのメッセージで、十数年前にテレサ・テンが突然亡くなったときの重苦しい午後を思い出しました。中国の古い言い方の「昔から美人は薄命である」が思い起こされます。坂井泉水の歌声、そしてテレサ・テンの歌声は、この美しい地球から永遠に消え去ることはありません。永遠に。

→私の直観は間違っていませんでした。このメルマガをこれだけ長い間読み続けてこられたのは、みなさんの誠実さとたゆまぬ努力のおかげなのです。【上海 藍坊

←この小さなメルマガを支持してくださって、ありがとうございます。我々は、自分たちの心が集中力と冷静さを失うことがないように努力します。一つのことを真剣にやっていけば、世の中に真に評価してもらえるということを事実が証明しています。

→新しい発見をしました!「東京流行通訊」のブログは、とても面白いです!(本メルマガ「女性と独り言」を読んで)【台湾 紫衫精霊

←紫衫精霊さんのブログを訪問しました。自己紹介が特に素敵ですね。「私は世界の中の取るに足らない一隅にあって、私自身の世界地図の断片をつなぎ合わせている。世界をさすらう夢には、いつもどこかが欠けている。人生の最終地点はどこになるのだろう……」

 
日本一高いミカン
福岡市の百貨店「岩田屋」は一箱48玉入り10万5000円の最高級ハウスミカンを売り出した。平均1玉当たり約2000という日本一の高値である。佐賀県唐津市産で、色や大きさ、完熟モモ並みの糖度など、6万個に1個という「幻のミカン」である。発売2日目に、同市在住の中年男性が贈答品などのために購入したという。

日本一社長が多い県
「日本一社長が多い」とは「10万人当たりの社長の数が日本一」という社長率のことで、福井県が23年連続日本一に輝いている。現在は10万人当たり1400人以上と、70人に1人が社長という割合である。メガネ・繊維などの中小企業が多く、1948年の福井地震で独立心が強く、更に勤勉で忍耐強い県民性もその理由になっている。ちなみに女性の労働力人工比率、共働き率も日本一である。
 
 
ALAYA