メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第360号]  2007/07/18


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             【実 践 留 学 道 場】

                   第360号(2007/7/18発行)

       毎回発行部数:約720部、 累計発行部数:233,983部

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 読者の皆さん、こんにちわ。 
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”(ほかにも”師範”や編集スタッフ
等々発行に関わる全てを兼ねています!)の、多門院英蔵です。

 最近、あちこちで風水害が出ているようです。前回もふれましたように、我々
の科学力を持ってしても、自然災害を完全に防ぐことは不可能であり、なかなか
悩ましいところです。
 実は、かなり前に、私が丁度米国サンフランシスコの大学院に留学していた頃、
あの有名なサンフランシスコ大地震がありました。日本で報道されていたほども
大きな地震とは感じず、また私のほうも、幸い何も被害はありませんでしたが、
確かに揺れたことは揺れ、びっくりしました。
 その時は、大学の近くのアパートに住んでたのですが、寮に入っている学生は、
皆んな大学のグランドに集まっていました。地震自体はOKだったのですが、
その影響でずっと停電が続き、その後の夕食の確保が大変でした。
 私は友人のクルマに乗せてもらって、結構離れたところにあるレストランまで
食事に行った記憶があります。
(このときは、以前も書きましたように、クルマのありがたみをつくづく感じた
次第です。)


 それでは、早速今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

   ☆1☆ 『思い出の、あのコラム』コーナー[第9回目]  

   ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』(評価投票方法)

  ===============================================================


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


             『思い出の、あのコラム』コーナー
             ================
               [第9回目]


      このコーナー、このメルマガ創刊当初からの主な特集コラム、
  記事を振り返って、今一度掲載するとともに、読者の方々から
  これらのコラムに対しても評価投票も頂くという企画です。

   今回の第9回目は、2000年6月10日発行の第7号から
  連載されていますコラム『留学成功の秘訣』の第6話です。
   尚、お読みになられたあとで、【道場主の戯言(編集後記)】
  をご覧の上、このコラムの評価投票を頂ければ、幸いです。
  (以前の記事そのままでなく、一部、誤字脱字訂正や、年月の
  変遷による、内容の追記変更もあります。ご了承願います。)


      −−−−−−−−・−−−−・−−−−−−−−

          エッセイ風『留学成功の秘訣』
      〜米国での留学生活を成功させる為のノウハウ集〜


  ▼▼ 第6話:留学成功の為の勉強法(基本編) ▼▼

  第5話では、現地での食事の重要性についてふれましたが、今回から
 は、実際のキャンパスでの留学成功の為の勉強の仕方等々のノウハウを
 順に伝授してゆきます。
  かなり前の私の大学院修士課程(コンピュータ・サイエンス専攻)の
 時のケースが主体となりますが、他のコース専攻の人や、学部留学の
 人にとっても参考になることが多々あると思いますので、私の話を
 ベースに応用してもらえば良いと思います。

  少し余談になりますが、以前、『波乱万丈の留学体験記』でも書き
 ましたように、米国の大学は必ずしも4年行く必要はありませんし、
 また学部の中での専攻コースも入学してから、追加や変更が出来る
 ようであり、たいていメジャー(主専攻)とマイナー(副専攻)の掛け持ち
 で学位をとる人が多いようです。
  そして、大学の4年生くらいになると、学部卒の単位は全て取得し、
 大学院の科目をとっている人もいました。(現に、私の取っていた大学院
 の授業に出ている学部生の人もいました。)
  更に、ビックリすることに、私は工学系(MS取得コース)でしたが、
 必要単位の内のいくつかはMBAの科目や他の大学の科目までも有効単位
 としてカウントされました。(どれもB以上でなければならず、B−でも
 無効であり、結構大変でした。−−−Bの意味が分からない人は、以前
 掲載しました、『波乱万丈の留学体験記』をご覧下さい。)

  私の場合も自分の大学の専攻科目で気に入った授業がなかった時には、
 近くの大学の授業を申込んで受講したり、自分の大学のMBAの授業を
 取ったりして何とか規定の修了単位を確保しました。
 (これらの情報は全て自分で調べた上で、手続き等々アドバイザの教授の
 指導を得つつ、全て自分でやりました。−−−米国では、何でも自分で
 やることが大切です。分からないことは積極的に教授に聞いて、どんどん
 自分で進めることが重要です。)


  それでは、まず今回は勉強法の基本として、一番基本的なポイントを
 列挙し、次回からこれらを踏まえて実践編に入ることにしましょう。

 1.留学を成功させる為の勉強として一番重要なポイントは、既に推測が
  ついているかと思いますが、やはり英語力です。
   良く、「英語の力をつける為に留学する」とか、「留学すれば英語が
  うまくなる」と信じている人がいるとすると、それはある意味、間違い
  です。
  (留学経験なしに、英語の実力をつけている方は沢山います! 重要
  なのは、本人の考え方や自覚です。)

   留学しようとするくらいの意気込みのある人は、既にTOEFLや
  他のテストをクリアしており、ある程度の英語力がある人が殆どだと
  思いますが、本当に米国で学んで、出来るだけ短期間に学位を取得
  しようとする人にとって、総合的な英語力が既についていると大変
  有利です。
  (仮に、入学が許可されたとしても、TOEFLの点数が低いと英語の
  集中コースを取らされたり、そこまで行かなくても、現地のいわゆる
  ネイティブに対抗して学んで行く為には、かなりの英語力が要求される
  ことを覚悟しておいたほうが良いでしょう。−−−これは脅しでは
  ありません。大学は英会話学校ではなく、きちんとした勉強をして、
  学位を取得するところなのです。英語は、あくまでも、コミュニケ−
  ションの一手段に過ぎません。)

   ですから、留学する前には、出来るかぎり自分の英語力を鍛えて
  おいて下さい。日本にいても、色々学ぶ教材(もちろん、メルマガ等々
  無償の大変役に立つ教材も!)はあります。これらをフルに活用して、
  とにかく出来る限りの英語力を事前に身につけておいて下さい。
   これが、留学を成功させる為の勉強の一番基本です。


 2.そうとはいえ、留学が目前に迫っていたり、既に現地で留学生活を
  開始してしまっている人は、どうすれば良いでしょうか?
   そんな人の為に、もうひとつの重要なポイント(成功の為のいくつか
  のノウハウ)を伝授しましょう。

  (1)何事も恥ずかしがらずに、積極的に取り組むこと。
     日本人は控えめな性格の人が多いと思いますが、これは留学生
    にとって色々な点で不利です。例えば、授業中何も発言しないと
    授業に参加していないと評価されますので、出来る限り予習を
    して、自分が既に分かっていることでも、質問して確認する
    くらいの姿勢が大切です。

  (2)ネイティブに見習うこと。
     ネイティブの大学生は、これまで米国の学校での勉強の仕方を
    身につけているので、彼らの勉強の仕方を良く見習い、真似を
    することも大切です。その為には、積極的に友人をつくることも
    必要です。彼らから学ぶべきことは沢山あります。

  (3)情報を最大限に活用すること。
     私が米国に留学した頃は、まだインターネットもさほど普及
    していませんでしたが、それでも大学のコンピュータに自由に
    アクセスでき、自宅のPCからもIDを貰って大学のコンピュータ
    ネットワークにアクセスできましたので、教授や友人とメールで
    ファイルのやり取りや情報交換が出来ました。
    (市内の電話料金は定額でしたので、無償でこれらのことが実現
    できました。−−−今であれば、インターネットを活用すれば、
    更に情報源を有効に活用でき、より良いレポート等々が作成
    できる筈です!)

  (4)最後に取って置きのノウハウを伝授しましょう。
     それは、教授のところに足しげく通い、何でも相談して、
    仲良くなることです。教授を利用する?と言うと言葉が悪い
    ですが、教授を味方につけて、自分の勉強に利用しましょう。
    (大学院生には、アドバイザの教授がついており、何でも相談に
    のってもらえ、また、他の教授もそれぞれオフィス・アワーが
    設けられており、この時間帯には教授室で色々相談にのって
    もらえるようになっていました。)


  今回は、少し長くなりましたが、最後に今回の話の締め括りとして
 私が実際に経験したエピソードをお話します。

  世の中、間違いや手違いは往々にして発生するものであり、私も
 危うくその手違いによって単位を一つ落としかねない出来事があり
 ましたが、勇気をだして教授に話をして、何とか助かったという事例
 です。

  MBAの一科目である"Management Science"という科目をとった時の
 ことですが、数学系の科目ということもあり、授業の課題や中間テスト
 の成績もまあまあの出来で、期末テストがよっぽど悪くない限り"B"以上
 は確実であり、成績発表を心待ちにしていました。ところが何んと結果は
 "F"となっていました。(成績は教授室の扉のところに学生番号と評価
 結果が紙に張り出されるようになっていました。)

  私は愕然としましたが、期末テストもまあまあ出来ており、こんな筈は
 ないと強く信じて、教授のオフィスアワーに早速確認に行ったところ、
 何んと期末テストが提出されていないので、"F"だということでした。
  私はつたない英語で絶対に提出した旨を主張したところ、答案の束を
 ロッカーから出して調べてくれ、その中に私の答案がちゃんとありました。
  そして、手違いで"F"となったことが判明し、すぐに評価を訂正して
 貰えました。("A"を期待していましたが、結果は"B"でした。しかし、
 それでも、修了有効単位として十分であり、ホッとしました。)

  このように、留学生活中には色々な出来事に遭遇すると思いますが、
 留学成功の為に一番重要なのは、何度も言いますが、英語力と積極性です。
 これが勉強のみならず、留学生活全般にわたっての基本です。(私の場合
 も、最低限の英語力と積極性がなければ、米国での修士号も取れていな
 かったでしょう。)


  次回は、いよいよ「留学成功の為の勉強法(実践編)」です。乞うご期待!


                                           − 第6話 完 −

      −−−−−−−−・−−−−・−−−−−−−−


  以上、、今回は『思い出の、あのコラム』コーナー[第9回目]として、
 『留学成功の秘訣』の第6話をお送りしました。

  次回の『思い出の、あのコラム』コーナーを、どうぞお楽しみに!


 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============


   創刊7周年記念の一貫及びこれまでの振り返りもかねて、新企画、
  『思い出の、あのコラム』コーナーをスタートさせており、今回で
  早くも、もう第9回目となってしまいました。


   尚、できましたら、以下の要領にて、このコラムへの評価投票を
  お願いします。
  (メールでなく、もっと簡便な評価投票方法も近々開発予定(時間が
  できれば、...)ですが、今しばらくは、お手数ですが、下記の
  メールでの評価方法にて投票の程、宜しくお願い致します。)


          コラム記事への評価投票方法
          〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

   ★ メールのタイトルを、”【第9回目評価投票メール】”とし、
    以下の内容を、そのままメール本文にコピー&ペーストし、
    これに評価内容を追記の上、h-tamonin@jcom.home.ne.jp
    あてにメールして下さい。
     尚、4.のお名前は、オプションです。記名、無記名、
    ニックネーム、どのような形でもOKですが、書いて頂けた
    方には、後日色々な特典企画の対象とさせて頂きます!
    (過去には、すばらしいプレゼント(例えば、3000円の
    商品券等のプレゼント)をさせて頂いたこともあります!)


  --------↓↓-------- ここからコピー&ペースト --------↓↓--------

   1.今回の『思い出の、あのコラム』コーナー[第9回目]の評価は?
    (以下の1〜5から一番あてはまるものの番号をご記入下さい。)

     1:大変参考になり(あるいは楽しめて)読んで良かった
       2:まずまず参考になり(あるいは楽しめて)良かった
    3:一応、時間をかけて読んだ価値はあった
    4:せっかく読んだが、今ひとつ得るもの、面白みがなかった
    5:読んだだけ時間の無駄だった、時間を返して貰いたい

    ⇒[  ]


   2.今回の『思い出の、あのコラム』コーナー[第9回目]で、
     特に印象に残った内容、ご感想等々何でもご自由に下記に
     お書き下さい。
    (もし、行数が足らなければ、ご自由に追加して下さい。)

    ⇒[                          ]
     [                          ]
     [                          ]


   3.いつから、このメルマガ【実践留学道場】をお読みですか?
    (以下の1〜5から一番あてはまるものの番号をご記入下さい。)

     1:創刊当初からずっと読んでいる
       2:数年前から読んでいる
    3:数ヶ月前から読んでいる
    4:つい最近読みはじめたばかりである
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   以上、お手数をおかけしますが、メルマガの内容向上の為に、
  是非、評価投票の程、宜しくお願いします。

   そして、これらの毎回の評価結果を蓄積し、どのコラム、記事が
  一番人気があったかを集計できるようにします。
  (ユニークな感想、評価コメントがあれば、メルマガ内で紹介させて
  頂きます! 未だあまり評価投票がありませんが、...(^_^;) )

   皆さんと共に、このメルマガ【実践留学道場】を、実践英語習得、
  留学成功へ役立つ有益なメルマガにして行きたいと考えていますので、
  ご協力のほど、宜しくお願いします!!


   以上、道場主の戯言でした。


 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、7月25日発行予定です。●●●


   (お願い)情報更新済みの下記P.S.も、是非お読み下さい。
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