新垣結衣のCM
今年の日本のテレビCMで一番印象的なものと言えば、ためらうことなく「ポッキーストリート」シリーズとその音楽、そしてえくぼとダンスが可愛い新垣結衣を挙げたい。
新垣結衣が芸能界デビューしたのは2001年だ。女子小中学生向けの雑誌「ニコラ」の第4回オーディションでグランプリを獲得したのである。それ以来、少女雑誌を中心に、バラエティ番組やドラマなどの様々な分野で活躍し、現在は「ドラゴン桜」、「ギャルサー」、「マイボスマイヒーロー」などの人気ドラマで重要な役柄を演じている、注目度ナンバーワンのスターである。
ドラマでの新垣結衣は、きちんとした服装で物静かな役が多いが、「ポッキーストリート」のCMでは一転して、活発に跳ね回る元気な女の子を演じており、ポッキーの「細い!軽い!とまらない!」というセリフにぴったりだ。
今回の撮影には10のバージョンがあり、10種以上のダンスを踊っていて、全部で10時間以上かけている。これまでダンスの経験がなかった新垣結衣は、このCMのために毎週レッスンに通い、2ヶ月以上のトレーニングを受けて、ついにこの軽快で笑顔いっぱいのダンスシーンを撮ることができたという。また、顔の表情を撮影した部分は本人が即興で演じたもので、連日のロケーション撮影に、精神的にも肉体的にもかなりつらかったようだ。
まだ「ポッキーストリート」のすばらしいCMを見ていない方は、是非下記のURLにアクセスしてほしい。新垣結衣の人気の秘密が、きっとおわかりになるだろう。 |
かわいいお菓子と果物たち
「かわい〜!」――日本女性が発するこの感嘆の言葉は、今や世界各地に浸透しつつある。今日ご紹介する新しい「かわい〜」ブームは、果物やチョコレートなどのスイーツやおやつから派生した装飾品やグッズについてのものである。これらは年齢を問わず、女性たちの可愛いもの好き心理をつかみ、素材や質が研究されたたくさんの人気商品が生み出されている。
雑誌の専属モデルがデザインを担当しているブランド「Q−pot」は、「かわい〜」ブームの先頭を走っている。「Q−pot」とは「謎の壺」という意味だ。「Q」はQuiz、Question、Quality、Queenなど多くの謎のイメージを持っているので、名前だけでも人々を引きつけることができるというわけだ。これらのお菓子や果物とそっくりにデザインされたアクセサリーを身に付ければ、着ている服はごく普通のものであっても、とても個性的なイメージを演出できる。特に「Q−pot」の携帯ストラップは見るからに可愛らしく、お菓子の組み合わせ(クッキーと生クリームなど)を選ぶ女性が多い。
ケーキとそっくりの小さなタオルをプレゼントにするのも喜ばれている。繊維メーカーのLe Patissier(ル・パティシエ)が製造している「タオルケーキ」シリーズは、20代から40代の女性に絶対的支持を受けている。一つ一つ手作りした、見た目はとてもおいしそうなタオルがケースに入っている。「ケーキ」の上にはイチゴやさくらんぼが飾られ、これらにはメモクリップとして使うためのマグネットが付いている。タオルは軽くて柔らかく、そのデザインは魅力的だ。価格は決して高くないが(約500円)、上品で高級感があり、さらに「かわい〜」気分も備わっているので、買わずにはいられなくなる。
こうした「かわい〜」ブームの源泉は、ハリウッドのスターたちである。彼女たちのファッションが日本女性の女心をくすぐり、その真似を始めたところから市場でのブームが生まれたのである。(中嶌重富提供) |
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日本に住む華人は、日本の小中学校の給食について知ると心から感動する。各学校に専門の栄養士を配置し、すべての食材の栄養バランスをきちんと計算して、その月のすべてのメニューを毎月各家庭に知らせ、さらに経験豊富な調理師が調理をして、毎日12時においしい食事を提供する。多くの子供たちは学校の給食が大好きで、家の食事よりおいしいという子供もいるらしい。中国の「貴族学校」(富豪の子弟が通う学校)が法外な学費を要求しながら対応はいい加減であるのと比べて、わずかな形ばかりの給食費を取るだけで合理的なサービスを提供する制度には、まったく感服させられる。
ところが先日の文部科学省の調査で、意外な事実が判明した。給食を提供する国立、公立、私立の小中学校3万1921校のうち、約43%の学校で父母の給食費未払いが発生して、未払い金額が22億2963万円に達しているのだそうだ!そのうち、「払いたくない」という父母が約70%を占め、「経済的に困難」な家庭はわずか30%だという。一方では高級車を乗り回して、毎月数万円の携帯費用を払っているのに、千円か二千円の給食費を出さない日本人がたくさんいるのである。
だが、一般の日本人ネット使用者に対する調査では、まったく違う結果が出ている。ネットで流行している「Q&Aサイト」で自分が答えられる問題を見つけた場合、報酬がなくても答えるかという質問に対して、「無償でも答える」と回答した人が70.3%を占めたのである。「答えたくない」人はわずか29.7%だった。「答える」という人の理由としては、「困ったときにはお互い様」、「ボランティア精神」、「他人の役に立ちたい」という答が多かった。
この二つの報道を見て、私の心には「良心」という言葉が浮かんだ。「良心」は人の心の中の声であり、個人が負うべき社会的責任と社会的義務に対する認識であり、善悪を判断するための内面の基準である。ネットの世界における「良心」と現実世界の「良心」の比率にこのような天と地の開きがあるのを見ていると、メディアによる「払わない人は大勢に流されている」、「バーチャル世界の優しい心」などという分析は、問題の核心をまったく明らかにしていないように思われる。
「少数が多数に従属する」という原則に従わないことこそ、個人の良心なのである。
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【編集部からのお知らせ】
日本のあらゆる小企業のPR活動のために、ニュースリリースをネット上で代理発信する株式会社バリュープレスから、「週刊東京流行通訊」のビデオ取材を受けました。日本語と中国語で構成されたプレスリリースを是非ご覧ください。
→「東京流行通訊」は素晴らしいサイトですね。お名前載せていただけて光栄です。また時間のあるときにちょこちょこ覗かせてください。自分のブログでも紹介させていただきますね。どうもありがとうございます!【東京 タカダアキコ】
←みなさんのパフォーマンスの独特の雰囲気に、我々は異国の世界に連れて行かれたような気分でした。今後も「高田大サーカス」のすばらしいステージを拝見したいと思っています。
→私は「東京写真日記」のコーナーが大好きです。私が普段国内で目にする日本の写真は富士山や東京タワーばかりですが、みなさんの写真は日本の日常を感じさせてくれて、日本の人々との距離を一瞬のうちに縮めてくれます。【合肥 郭葆全】
←毎回スペースに限りがあるので、4枚しか載せることができませんが、すべての写真を読者のみなさんに提供して、全面的かつ客観的にこの美しい島国を見ていただく機会があればと思っております。
→とても楽しいニュースでした。私もすぐに試してみたいです。「阿パン」に似ているという結果が出ないといいのですが。(本メルマガの「あなたは誰に似ている?」を読んで)【台湾 私のマミ火星人】
←私も自分の写真を送ってみましたが、結果は「妻夫木聡」だったんです(そんなにかっこいいかな?!)。もし妻夫木聡が自分の写真を送ったら、誰に似ていると言われるのでしょうね(笑)。
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