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タイトル:Daily Drama Express 2007/06/05 花嫁とパパ (9)  2007/06/11


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/06/05 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 花嫁とパパ
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜21時
キャスト 宇崎愛子(石原さとみ)
 宇崎賢太郎(時任三郎)
 三浦誠二(田口淳之介)
 岡崎安奈(滝沢沙織)
 金山初音(西原亜希)
 神田竜太(忍成修吾)
  槙原環 (白石美帆)
 鳴海駿一(小泉孝太郎)
 犬飼美奈子(和久井映見)
脚  本 いずみ吉紘、小川智子
主題歌  「」

あらすじ  第九回 危険な三角関係

 タクシーの中で宇崎愛子(石原さとみ)は室長の鳴海駿一(小泉孝
太郎)に、桂木と鳴海の仕事を見てみたかったと言う。
 鳴海も、桂木との仕事を終えてから独立したかった。でも、もうい
いと言う。

 鳴海の携帯に桂木からの電話。会社にも伝言を残したが、やはり鳴
海と仕事をしたい。四日後にパリに戻らなければならないので、すぐ
打ち合わせをしたいと言う。

 愛子は鳴海に、ほかに誰を誘ったか聞く。鳴海は愛子にしか、声を
掛けていない。チーフの槙原環(白石美帆)は、今の会社の貴重な戦
力だから、残って貰うという。
 愛子は力不足で済みません、と謝る。


 明るく帰ってくる愛子。
 父・宇崎賢太郎(時任三郎)と三浦誠二(田口淳之介)は口々に愛
子を止めるが、愛子はこれでステップ・アップする。三浦とも、早く
一人前になろうと決めたじゃない。それに鳴海にはちょっと傲慢なと
ころもあるけど、笑顔はかわいい、とすっかり舞い上がっている。


 鳴海が社に戻ると、環がいる。
 鳴海は環に、アトラス社との契約ができた、と言う。


 愛子が意気揚々と出社すると、愛子が鳴海に引き抜かれたという話
をみんな知っていた。
 みんなに本当かと問われ、愛子は肯定する。


 岡崎安奈(滝沢沙織)は、愛子は鳴海とできているのだという。
 必死に否定する愛子。


 三浦が鳴海に、愛子を引き抜くことに、恋愛感情は無いですよね、
と問うが、鳴海はどう取ってくれてもいいと言う。


 鳴海は一同に、アトラス社との契約を告げる。ただし、正式な契約
を交わすまでは、秘密で、と付け足す。

 金山初音(西原亜希)が、代理店を通してないですよね、と問うが、
鳴海は大丈夫だ、と言う。


 重森から鳴海に電話。自分のところを通していないアトラス社との
契約は許さない。アトラス社の役員にも、しっかり言っておいたから
と言う。

 鳴海は環をにらみ、室長室に呼ぶ。

 環は、愛子がうっかり口を滑らせたのではないか。いつかこんな日
が来るのでは、と心配していたという。

 鳴海は、漏らしたのは環だな、と言う。
 環は、契約違反はいけないと言うが、鳴海は、時にはこういう方法
を使わなければならないこともある。アトラス社との契約がうまくい
けば、上も納得してくれる、と言う。

 環は怒って会社を出て行ってしまう。

 鳴海は愛子に、アトラス社との契約は無くなった、と言う。愛子が、
いくらもう一度頑張ってみればと言っても、鳴海は聞かない。そして
賢太郎にも三浦にも、独立の話は無くなった。安心するように伝えて
くれ、と言う。


 三浦は安奈に引っ張っていかれ、エンゲージリングをねだられる。
それでひらめく三浦。


 愛子が落ち込みながら夕食を作っていると、三浦がやってくる。
 愛子は引き抜きが無くなったことがショックで、三浦に連絡し忘れ
ていた、と言う。

 三浦はエンゲージリングを差し出し、結婚してください、と言う。
 愛子がまだ一人前じゃないと言うと、三浦は一人前になるって一年
後?それとも十年後?と聞く。そして、三浦と鳴海のどちらが大切か
聞く。
 愛子は、三浦は大切な人.....鳴海も、と。
 ショックを受ける三浦。

 賢太郎が帰ってきて、慌てて指輪を隠す愛子。
 その時、犬飼美奈子(和久井映見)から電話。

 みんなで美奈子のカフェへ行くと、酔いつぶれた環が、一人で飲ん
でいた。カフェに来たときはすでにできあがっていた。
 「おばさん」と呼ばれると、「ギリギリ二十代だから」と反論する
環。
 環はもう10年も仕事を頑張っている。最初はお茶くみから始め、
なんでもやった。そのせいで、プライベートな時間はなかったけど。
 前の室長が独立するとき誘われたけど、断った。鳴海が着任すると
聞いていたからだ。

 美奈子が、環は鳴海のこと愛してるのね、と囁く。

 くだを巻く環に愛子が、「帰ってください!」と怒鳴ると、「田舎
になんて帰らないわよ!」と環。
 愛子は慌てて、「自分の家に」と付け加える。

 環は、一人で頑張っているのよ.....と、またくだを巻き始める。


 環が朝目覚めると、愛子のベッドに寝かされていた。愛子のダサイ
ジャージも着せられている。
 愛子の机の上を見ると、三浦との遊園地デートのツーショット写真
と、婚約指輪。

 環が階下に降りると、賢太郎と愛子で、三人分の和食の朝食の用意。
 環は、いつも朝はコーヒー一杯と言うが、賢太郎はそれでは身体に
悪い、と言う。

 環はあの後、美奈子のカフェで寝てしまい、賢太郎が負ぶって連れ
てきた。その間も、賢太郎の背中で暴れて大変だったという。
 恐縮する環。

 環の一言で、賢太郎に婚約指輪がばれてしまう。
 愛子は、三浦は賢太郎に話そうと待っていたが、夕べの騒ぎになっ
てしまい、話せなかった。それに愛子は、まだ承諾してないから、と
言う。
 賢太郎は、愛子には仕事と結婚の両立は無理だ。環でさえ、悩んで
いるのだから、と言う。

 環は、ゆうべ自分が失言したことに気づく。


 愛子と環は一緒に宇崎家を出るが、環は愛子に封書を渡し、鳴海に
渡しておいて欲しいと頼むと、寄るところがあるからと言って、愛子
を先に行かせる。

 会社に着いた愛子は、鳴海に、預かった封書を渡し、環が来たら、
優しくして欲しいと頼む。
 鳴海は封筒の中身の辞表を取り出し、環には来るつもりがなさそう
だ、と言う。


 鳴海は重役に呼ばれる。
 愛子が、自分も鳴海のアシスタントなのだから、ついていくと言う
が、鳴海は愛子に、別の用事を頼む。


 環は美奈子のカフェにいる。
 美奈子に、なんのために仕事をしているのかと問う環。
 美奈子は、生活のためかな?と答える。
 あたなは?と問われた環は、「自分のため」と答える。
 「一人で戦ってきたから?.....夕べ、そんなようなことを言って
たから」と美奈子。

 そこに賢太郎と職場の仲間たちがやってくる。
 所長・五味紀男(浅野和之)は、すっかり愛子と三浦の結婚式のス
ピーチをするつもりでいるが、賢太郎は絶対結婚させない、と言う。

 環は、みんな気楽でいいねとつぶやく。
 美奈子は、みんな信頼しているから。愛子が伸び伸びしているのは、
お母さんがいなくても、賢太郎やみんなから愛されてきたから、と言
う。

 そこに愛子がやってくる。鳴海から、環を呼んできて欲しいと言わ
れたから、と。
 辞表、渡さなかったの?と環。

 愛子は、渡したけど鳴海が呼んでいる、と言う。
 環は、もう行かないと言うが、賢太郎は、そんな簡単に捨てられる
のか?今まで必死に頑張って来たんだろう。仕事も恋愛も、そんな難
しく考えることは無いだろう、と言う。


 重役に呼ばれた鳴海。
 重役は、今までの鳴海の功績は認めるが、重盛は絶対に辞めさせろ
と圧力を掛けてきているという。


 愛子は結婚指輪を眺めて、「難しい」とつぶやく。早く独立したく
て賢太郎の反対を押し切って、あの会社に入った。でも、三浦と会っ
て、気持ちが恋愛に傾いてしまった。だが、愛子はもっと仕事がした
い、と言う。
 賢太郎は、仕事も恋愛も頑張ればいい、と言う。
 この間は無理だって言ってたじゃないと言う愛子に、軽く考えてい
るウチは無理だと言った。賢太郎を見ろ。子育ても仕事も完璧にやっ
てきたお手本がいるではないか、と。


 出社した愛子は、鳴海がクビになるということを聞く。
 愛子が、何か方法はないかと聞いても、愛子にできることはない、
と冷たい鳴海。

 愛子は必死に環と連絡を取ろうとするが、環には一向に連絡がつか
ない。

 荷物を片付けている環に会えた愛子は、鳴海を引き留められるのは
環だけだと説得するが、環はもう自分は会社を辞めた人間だと、取り
合わない。
 愛子は、鳴海を好きなら、その気持ちに正直にすればいいと言う。


 鳴海と愛子は、重盛に会いに行く。
 愛子がなぜ重盛に謝るのだと問うと、鳴海は会社の関係で、謝るポ
ーズをすることが大切、と言う。

 鳴海に桂木から電話。今回はこれでパリに戻るが、今度はちゃんと
代理店を通しましょう、と言う。
 愛子が、桂木に会いに行かなくていいのかと問うと、もういいのだ
と鳴海。

 鳴海と愛子が、重盛に謝る。
 重盛は、本心から謝る来はないでしょうと言い、鳴海も、許す気な
いでしょ、と応酬。

 そこに環が桂木を連れてくる。重盛が鳴海をクビにすると聞いて、
自分にも非があるのに、自分だけ契約を続けるわけにはいかない、と
来た。

 重盛は、桂木との契約を無にされるわけにはいかない。仕方ないか
ら鳴海を許す。でもなんでそんなに鳴海に肩入れをするのだ、と問う。
 桂木は、鳴海が洋服を好きだから。ただそれだけだと答える。

 重盛は鳴海に、鳴海の父親と同様傲慢だ。だが鳴海には、人望があ
るようだ、と言う。


 鳴海と環と愛子は、桂木を空港まで見送る。
 桂木は、今度はきちんと代理店を通して仕事をしましょうと鳴海に
言い、二人は握手をする。


 愛子が帰社すると三浦が待っていた。


 環は硬い表情で室長室に入ると、深々と頭を下げて鳴海に詫びる。
今回契約違反をリークしたのは、本当は会社のためではなく、私情か
ら。でも、仕事に私情を挟んだのは今回が初めて、と言う。
 鳴海は机の中から環の辞表を取り出すと、環に返す。環に辞められ
ては困るから、と。

 環が鳴海に、独立の話、無くなってしまいましたねと言うと、鳴海
はいつか独立する、と言う。
 それを聞いた環は安心したように、そうでなければ困ると言う。

 環は、二人のやりとりを固唾をのんで見守っていた愛子と三浦に、
今回は愛子のマネをしてしまった。でも絶対、自分のマネをしては駄
目よ、と言う。

 一緒に帰る愛子と三浦。
 愛子は環に憧れている。
 三浦は愛子に、婚約指輪を返してくれるよう言う。自分が甘すぎた、
と。

 愛子は指輪を取り出し、これ一つでいろいろなことを考えた。いつ
まで仕事を続けるの?とか、結婚しても仕事できるのか?とか。
 真剣に考えると、結婚って遠くなるよねと三浦。
 愛子は、今の仕事は好きだし、ファッションにも興味がある。もっ
と仕事をしたい、と言う。

 三浦は、仕事をすればいい。ボクがついているから、と。ボクの後
ろには賢太郎がついている。
 ありがとう、と愛子。

 指輪を返した愛子は、三浦に左手を差し出す。
 結婚は、まだまだ先じゃないのかと三浦。
 迷わないように。この指輪が私たちの道しるべになってくれるから。

 「いつになるかわからないけど、ボクと結婚してください」と言っ
て、三浦は愛子の左手薬指に、指輪をはめる。
 「きれい」と愛子。
 「道しるべ」と三浦。
 「迷わないように」と愛子。


 美奈子が、「いろいろなことがあるわね」と言う。
 「社会人になったら、親の手を離れると思ったのにな」と賢太郎。
 「何言ってるの、自分からクビつっこんどいて」と美奈子。
 二人は天を仰いで、陽子(愛子の亡母)に語りかける。

 「二人とも、何してるの?」と愛子がカフェに入ってくる。

 賢太郎が三浦に、今度貴金属を持ち込んだら、出入り禁止と言う。
 愛子は、もう貰ったからと左手を見せる。
 賢太郎が外そうとする。

 三浦に父親から電話。愛子とは別れろ。今度の日曜日に、見合いを
するから帰ってこい、と言われる。


寸  評  愛子と三浦の間は、着々と進んでいる感じがしますね。遂に婚約
指輪までこぎ着けました。
 でも、最後にどんでん返しというか。。。三浦はお見合いを断れる
のでしょうか。

 ところで環は、まだ20代なのに10年仕事をしてきたということ
は、高卒で就職したのでしょうか。−−どうでもいいことなのですが、
妙に気になってしまって。

 このドラマからは、鳴海がどれだけすごいのかは分からないですね。
会社のルール無視は、今時、コンプライアンスを揺るがすこととして、
懲戒処分になっても仕方ないのでしないでしょうか?結果よければす
べてよし、という時代では、もう無くなっていると思います。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 このところ、ドラマでの女子中学生、女子高生の制服が、ほとんどセーラー
服になっています。しかも、結構正当派の。
 今(含む:つい最近まで)やっている中でも、女子中高生が出てくる「プロ
ボーズ大作戦」、「セクシーボイスアンドロボ」、「わたしたちの教科書」、
「生徒諸君」、「砂時計」(島根の中学、高校)と。
 もちろん、「携帯刑事」などブレザーの学校もありますけど、メジャーな時
間は、セーラー服になっていますね。
 公立の中学校、高校でしたが、結局一度もセーラー服を着られなかったので、
ちょっと悔しいです。(鈴木)

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