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タイトル:Daily Drama Express 2007/05/10 ホテリアー (4)  2007/05/29


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/05/10 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル ホテリアー
局  名 テレビ朝日系
放映日時 木曜21時
キャスト 小田桐杏子(上戸彩)
 水沢圭吾(及川光博)
 緒方耕平(田辺誠一)
 北野みつ子(片平なぎさ)
 柏木真由美(笛木優子)
 森本正和(竹中直人)
 森本あかね(サエコ)
 後藤加世子(小田茜)
原  作 カン・ウンギョン
脚  本 江頭美智留ほか
主題歌  「」

あらすじ  第四回 消えた小さな客!追いつめらたれ恋…

 フロント・アシスタント・マネージャー・小田桐杏子(上戸彩)か
ら、買収の話が本当かと問われたM&Aの専門家・水沢圭吾(及川光
博)。

 水沢は、何もかも話す、と言う。今日、杏子に話したかったのはこ
のことで.....と言う。

 でも、杏子は、そんなこと聞きたくない、と言う。

 弁護士のエドワード・キクチ(甲本雅裕)が水沢に、約束に遅れる、
と呼びかけるが、水沢は約束はキャンセルしてくれと言って、杏子を
追いかける。

 逃げる杏子。
 でも水沢は杏子を無人のバンケットルームに追いつめ、杏子を愛し
ているのは本当であり、利用するつもりはなかった。日本に来たのも、
もう一度杏子に会ったときの自分の気持ちを確かめたくなったから。
 その結果、杏子のことを愛しているとわかったと、杏子を抱きしめ
る。

 だが、杏子は水沢の腕から逃れると、「もし、あなたに少しでも人
の痛みがわかるなら、もう放っておいてください」と言う。

 このことをフロントマネージャー・上田奈津子(西田尚美)に聞か
れてしまう。


 杏子はオフィスへ入ると、泣く。そして韓国のM&Aの専門家・シ
ン・ドンヒョク(ペ・ヨンジュン)のハンカチを取り出し、顔に押し
当てる。


 キクチは森本には体調が悪いと言っておいた。もう杏子にもばれた
ことだし、このホテルも移った方がいいのでは?と言う。

 水沢は、人を好きになるって、どういうことかな?と言う。

 キクチは、女の一人や二人で、そんなこと、やめてくれ、と言う。


 森本の秘書・柏木真由美(笛木優子)は娘・森本あかね(サエコ)
の携帯がつながるけど、出ない。大学も休んでいる。警察に捜査願い
を出しましょうか?と言う。

 大日東開発会長・森本正和(竹中直人)は怒る。そんなことをした
ら、大日本開発も、いい笑いものだ、と。


 あかねはベルボーイの息子・北野洋介(佐藤祐基)に、こっそりと
客室にナイフやフォーク(カトラリー)など、一式を持ってきて貰う。

 洋介は、あと一時間で勤務が開けるので、一緒にメシを食いに行こ
う、と誘う。

 でも、あかねはそんな暇はないと言って、テーブルセッティングの
練習に余念がない。そしてこの部屋のことは黙っていてくれと頼む。
知れたら先輩にどんな嫌みを言われるか、わからないから、と。

 洋介が、あかねはお金持ちそうだけど、どうしてバイトなんてして
いるの?と聞く。
 あかねは、親がお金持ちでも、自分には関係ない。それよりも洋介
は早く仕事に戻った方がいい。洋介がさぼっていては、自分まで辞め
させられてしまうから、と部屋から押し出す。


 美奈子はみんなに、杏子が水沢から告白されたことを言ってしまう。
 レストラン・マネージャー・後藤加世子(小田茜)は杏子に、お客
様と付き合うなら、節度を持って、と釘を刺す。
 ほかの人たちは、杏子の恋を応援するという。


 ルームサービスを緒方が持って行く。
 水沢は、杏子に持ってきてくれるよう頼んだのに、嫌われたもんだ
な、と言う。

 緒方はルームサービスをしながら、部屋の中の様子をチラチラと見
ている。


 小さな男の子を連れた婦人が、スイートルームにチェックイン。彼
女は午後九時まで仕事で出かけるから、時々息子の様子を見て欲しい、
と言う。男の子は、留守番は慣れているから、心配はいらない、と言
う。


 杏子と奈津子は、使用済みのリネンを前に、お客様が無くしたルビ
ーのイヤリングを探している。

 奈津子は、杏子は水沢と仲直りをしたのか?と聞く。
 杏子は、水沢は単なるお客様であり、それ以上でも以下でもない。
それより、プライバシーに首突っ込まないでください。それより奈津
子の恋愛はどうなっているのですか、と言い争いになり、シーツやら
何やらを投げ合う。
 騒ぎに、何かと顔を出した副総支配人・岩間武彦(東幹久)にぶつ
けてしまう。

 その時、イヤリングが見つかる。


 東京オーシャンホテルの株価は下がり続けている。

 杏子は意を決して、緒方に水沢が森本の手先で、東京オーシャンホ
テルを買収しようとしている、と告げる。
 緒方は、昨日ドンヒョクから聞いたという。
 杏子は、水沢をすぐに追い出してくれ、と言う。
 緒方は、お客様がどんな仕事をしていても、大切なお客様。ほかの
お客様に迷惑を掛けない限り、追い出すことはできない、と言う。そ
して、仕事に感情を持ち込むな、と言う。

 どういうことですか?と杏子。
 オレに言わせる気か?と緒方。

 力なく仕事に戻ろうとする杏子に、大丈夫か?と緒方。
 あまり大丈夫ではありません、と杏子。
 緒方はお昼をおごる、と言う。


 水沢とキクチは、森本に、東京オーシャンホテルの債権を40%買
い占めたと報告。
 森本は喜ぶが、水沢はつまらなそうにしている。
 キクチはまだ、水沢の体調が悪いと言うことにしておく。


 杏子と緒方は、水辺のベンチに座って、お昼を食べている。
 食欲のない杏子に緒方は、つらいときは無理して食べなくていいし、
無理して笑わなくてもいい。でも、お客様前では笑顔を絶やしてはい
けないので、お客様いないところでな、と言う。

 二人のことをあかねは見てしまう。

 あかねは加世子に、緒方と杏子が付き合っているのかと聞く。
 加世子はそんなことはない。杏子は水沢と付き合っているのだから、
と言う。
 あかねは、どうして水沢のような、東京オーシャンホテルを買収し
に来た人と付き合うのか?と聞く。

 加世子は驚いて、あかねに詳しい話を聞こうとする。
 あかねは雑誌で読んだ、とごまかす。

 加世子は岩間にその話をする。


 岩間は、水沢の部屋にマスターキーを使用して忍び込み、水沢たち
が買収をしている証拠をつかむ。

 岩間は資料のコピーをみつ子に渡す。
 みつ子は、岩間が盗んできたと言うことに当惑するが、岩間はこの
ことで東京オーシャンホテルが守れるなら、喜んで犯罪者になる、と
言う。

 みつ子はこのことを緒方に報告するように言う。


 緒方と杏子がホテルに戻ってきた時、丁度水沢たちも戻ってきて、
杏子に声を掛ける。
 杏子は放っておいてください、とホテルに駆け込む。

 後を追いかけようとする水沢を、緒方が止める。
 総支配人は部下の恋愛にまで口を出すのですか?と、水沢。

 緒方は、一人の人間としてお願いしてると言う。
 水沢は、一人の男として、杏子を傷つけたままにはしておけない、
と言う。
 緒方は、そっと見守る恋もある、と言う。


 キクチがカードキーを挿入するが、ドアは開かない。
 岩間が、その部屋の荷物は全部ほかへ移動した、と言う。

 キクチは怒ってオフィスへ押し入り、客だぞ、すぐ荷物を戻せ!と
怒鳴る。そして総支配人を呼べ!と言う。

 緒方がやってくる。


 スイートの女性客は仕事へ行き、息子はキーも持たずに部屋を出て、
エレベータに乗り込む。


 奈津子は杏子を心配する。

 レストラン料理長・黒岩輝夫(塩見三省)は、動揺する厨房を一喝
する。

 緒方は水沢たちの荷物をまた、プレジデンタル・スイートに戻す。
水沢は、こんな屈辱的な扱いを受けたのは初めてだという。
 緒方は水沢の気の済むようにします、と言う。

 水沢は、どうして敵である自分たちを、また泊めるのか?と問う。
 緒方は、お客様だからです、と答える。
 水沢は、緒方は甘すぎる、と言う。

 緒方を心配してやってきた杏子に水沢は、どうしたら自分の本当の
気持ちを分かってくれるのか?と問う。
 杏子は、わからないと答える。

 水沢は、杏子のことで強く混乱し、ひどいことをしてしまった。緒
方に謝っておいて欲しい、と言う。
 杏子はその伝言を承る。


 社長室に集まる北野の妻で社長の北野みつ子(片平なぎさ)と緒方
と岩間。
 どうして水沢をまた泊めるのかと問われた緒方は、追い出したとこ
ろで買収をやめるわけではない。むしろ追い出すことで、一気に買収
に勢いがついてしまうかもしれない。本当はスタッフに動揺を与えた
くないので黙っていたが、みんなに知られた以上、スタッフ一丸とな
って、対応しましょう、と言い、岩間も頷く。


 杏子は、頼まれていたのを思い出し、男の子の様子を見に行くが、
部屋にいない。
 緒方に報告し、手の空いたスタッフ全員で探すことになる。
 あかねが緒方に、男の子ならエントランスから出かけていくのを見
た、と言う。

 水沢が杏子に声を掛けるが、杏子は立ち止まらない。
 水沢はベルボーイ・飯塚雅人(渡邉紘平)から、男の子を捜してい
ると聞く。

 キクチの運転する車に乗っていた水沢は、公園に座っている男の子
に気づき、声を掛ける。
 少年は、母親は仕事が忙しくて、自分のことなんてどうでもいいん
だ。両親は離婚したから、母親は働いている、と言う。

 水沢は少年がうらやましい、と言う。少年には、少年のために一生
懸命になってくれる母親がいる。でも、水沢の両親は大変貧しく、幼
い水沢を捨てた、と言う。

 そこに緒方と杏子が駆けつけ、少年をホテルに連れ帰る。

 水沢は、少年が座っていた砂浜で、昔のことを思い出していた。


 杏子がスイート・ルームを訪ねると、キクチが、まだ水沢は戻って
いない、と言う。


 あかねが緒方を訪ね、緒方のことを好きだと告白する。


 杏子が、少年が見つかった砂場まで行くと、水沢はまだそこにいて、
涙を流していた。
 杏子はそっと後ろから、水沢を抱きしめる。


寸  評  水沢が企業ハンターで、東京オーシャンホテルを買収に来た、と
いうことが、全従業員にばれてしまいましたね。

 ところで、岩間があっさりと水沢の部屋から証拠を盗んで来ていま
すが、従業員がマスターキーを使ってこんなことをするホテル、買収
する価値もないんじゃないでしょうか?こんなことをするホテル、絶
対泊まりたくありません。
 それと、水沢は敵の懐の中で作戦を遂行するのだから、部屋に入ら
れたらどうするのか、あるいは盗聴されたらどうするのか、ぐらいの
対策を立てていてしかるべきではないですか。今時、素人だって、自
分のカバンには鍵を掛けてから出かけるとか、いろいろ対策を立てて
います。

 ということで、今回、あまりに安直すぎます。

 それと、杏子は立場も何もかも捨てて、水沢を好きになってしまっ
たのでしょうか?緒方のことはどうするのでしょう?
 そんな簡単に好きな男が変わるものなのでしょうか?
 うーん、杏子が分からない。

執 筆 者 鈴木()

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2. 編集後記
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 今回、こんなにはまり、次回が楽しみでしょうがない、1週間を待ち遠しな
るドラマが沢山出現するとは思いませんでした。
 「ライアー ゲーム」、「特急田中3号」、「砂時計」。「わたしたちの教
科書」は書庫におさめることにしたため、あらすじを書きながらなので、まだ
第1回目しか見ていないのですが。
 ドラマを作る人たち、お金を掛けなくてもいいですから、魅力的なドラマを
沢山作って欲しいと思います。むやみに豪華なドラマは、見ている方も疲れる
んですよね。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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