ビジネスバッグブランド「新生エースジーン」が中国進出
日本のバッグ界の一流企業、エース株式会社の「ACE GENE(エースジーン)」は、全てのビジネスマンにとってのデフラクトスタンダードを目指す、ビジネスバッグブランドであり、機能、デザイン、耐久性など幅広い分野で好評を博している。今年2月には東京の日比谷にリブランディングした「新生エースジーン」の直営店が開店し、4月25日には上海に、今月は、成都の伊勢丹百貨店内にも「新生エースジーン」の店舗が生まれ、すばらしい商品の数々が中国に新しい風を吹き込んでいる。
エースジーンはエースの長年にわたって蓄積してきた伝統的製造工程と卓越した技術を継承している。常に開発、研究を重ね、材料を精選し、厳格な検査を行って、ファッショナブルで上品で精巧な、顧客の要求を満足させる良質の製品を提供してきた。2007年2月には、エースジーンを一新。ブランドの顔となるロゴとIDのデザインをグラフィックデザイナーの佐藤卓氏に依頼した。品質や機能性だけでなく、よりデザイン性も追求し、進化したビジネスバッグとして生まれ変わった。
中国での展開としては、エース株式会社は早くも1989年に、上海を中心とした中国の販売ネットワークの開発を開始。現在は、北はハルピン、南は海南島、西は新疆ウイグル自治区に及ぶ全国364の店舗でエースのかばんを販売しているが、来年の北京オリンピックと三年後の上海万博を控え、新たなビジネスチャンスを捉えるために、中国との合弁企業である愛思集団(中国)有限公司の計画の下、「新生エースジーン」直営店が上海に開店したというわけである。
今後エース株式会社は、「新生エースジーン」のブランドをアジア、ロシア、中東、北米、そしてヨーロッパへと広げていく計画だそうだ。大いに期待しよう。
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生まれつきの性格なのだろう。故国にいても異国にいても、大勢でカラオケに繰り出すことにあまり馴染めない。内心では、カラオケというものは、あのように大勢が見ている前で「演技」をするのではなく、完全に気晴らしのためのものであるべきだと思っている。
人生は様々な喜怒哀楽に満ちている。思う存分気晴らしをすることができない時は、一人で月の光の美しい夜を選んで、灯りを消して静かに音楽を流し、月の光に照らされた畳の上で、好きな歌手の声に合わせて、気持ちを込めて歌を歌う。マイクはなくてもかまわない。これはまったく自己流のカラオケと言えるだろう。
数日前、友人の熱心な誘いを受けて「華人が日本語の歌を歌い、日本人が中国語の歌を歌う」という「日中カラオケコンクール決勝大会」を見に行った。NHKの「のど自慢」によく似た情景で、北は宮城県から南は長崎まで、上は六十代のおじいさんから下は五歳の女の子まで、日中の老若男女が一堂に会して、たいへん華やかなイベントだった。
私は自分でも不思議に思うほど、全身でのめりこんでしまった。歌に引き込まれたというより、人々に引き込まれたと言うべきだろう。そして、実に興味深いことを発見した。歌い手の外国語(中国語や日本語)が流暢であろうとへたくそであろうと、伴奏が流れ始めると彼らは瞬時にその役柄に変身するのである。日本の男性たちは張学友(ジャッキー・チュン)や周傑倫(ジェイ・チョウ)になるし、中国の女性たちは越路吹雪や中島美嘉になって、全力で歌い、本物になりきってしまうのだ。彼らは本物の味を出し、その熱気が観衆に伝わっていく。
ふと気がついた。カラオケはただの気晴らしではなく不思議な力を持つものだということに。例えば、馴染みのないまだよく理解していない国に出会ったとき、他人の話の受け売りや先入観でその国を見たり推測したりするのではなく、まずその国の歌を覚えてカラオケで歌う。言葉が通じないことも恐れず、発音が下手でも気にしない。ひたすら真剣に覚えて一生懸命歌ううちに、だんだんに気がつくだろう。その国が好きになっていることを。
カラオケは川のようなものである。全ての人がそこにいざなわれ、先入観を洗い流され、我を忘れて一つに融け合うのである。
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→「週刊東京流行通訊」を面白く読ませていただきました。こういった多言語でリアルタイムの日本情報発信は意外となく大変有益なものだと感じました。【東京 磯部】
←磯部さん、お便りありがとうございます!この小さなメルマガが、磯部さんがまもなく展開されるプロジェクトの一助になることを願っています。
→私のメールボックスにはいつも大量の迷惑メールが入ってきて、私の一番好きなこのメルマガが埋もれてしまいます。どうしたらいいでしょう?【高雄 情天恨海】
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男子ゴルフ・日本最年少優勝
今月20日までに行われた男子プロゴルフツアーにアマチュア参加した石川遼が初優勝を果たした。石川遼は15歳の東京・杉並学院高校一年生で、77年の20歳7ヶ月を大幅に更新し、国内男子ツアー最年少記録を達成した。「将来はタイガー・ウッズのようになりたい」と話す石川選手は一部のマスコミから「はにかみ王子」と名付けられている。
日本一長い駅名
以前にこのコーナーで日本一長い駅名が「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅(19文字)」であることを紹介した。ところが今年3月末の同館閉館に伴い、同駅名も5月21日より「松江イングリッシュガーデン前駅(15文字)」に変更された。そのため「日本一長い駅名」という称号は熊本県の「南阿蘇水の生まれる里百水高原駅(15文字、24音節)」に譲り渡されることとなった。
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