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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2007/05/14 (Mon) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.月曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 月曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル プロポーズ大作戦 局 名 フジ系 放映日時 月曜21時 キャスト 岩瀬健 （山下智久） 吉田礼 （長澤まさみ） 榎戸幹雄（平岡祐太） 多田哲也（藤木直人） 奥エリ （榮倉奈々） 鶴見尚 （濱田岳） 脚 本 金子茂樹 主題歌 桑田佳祐『明日晴れるかな』 あらすじ 第5話「明日やろうは馬鹿野郎ですか」 ----------------- ＜妖精（三上博史）の言葉＞ 人間とは物事がうまくいかなかった時に、理由を求める生き物である。 状況やタイミング、天気や運勢さまざまな言い訳を引っ張り出し自分 を慰める。こんなはずではなかった。もう一度やり直せばと。やり直 せば本当にうまくいくのだろうか？一度目でできなかったことが、二 度目でできる自信はどこからくるのだろうか？男の名前は岩瀬健（山 下智久）。今この男の本当の実力が試されている。幼馴染ゆえの淡い 感情を卒業し、正面から彼女と向き合うことができなければ未来を変 えることなど到底叶わない。果たしてこの男に幸せは訪れるのだろう か？ ---------------- 吉田礼（長澤まさみ）の披露宴のスライド写真に写っているのは、 礼にふざけてキスしようとしてビンタされた健の顔と奥エリ（榮倉奈 々）、榎戸幹雄（平岡裕太）、鶴見尚（濱田 岳）と新郎の多田哲也 （藤木直人）。 ワールドカップの放送を健の部屋で見ようと集まった時、健が「礼 のファーストキスはいつだったけ？まだだったら俺がしてやろうか」 とふざけて礼にビンタされた。 この頃の健は、礼のことを幼馴染としてしか見ていなかった。女と して見てしまうのが怖かったのかもしれない。 多田は写真を見て「この時のビンタすごかったよね。この人とつき 合う人は大変だろうなと思った」と礼に話す。 この頃の健は礼との間に流れる微妙な空気を笑いに換えることばか り考えて、その結果礼を怒らせてしまっていた。健は俺は本当に最低 だったと振り返る。健は「やり直してえな。今度こそちゃんと気持ち を伝えたい」と願うと、ハレルヤの音楽が流れる。 現れた妖精は健に「ファーストキスの味覚えているか？」と尋ねる。 健は「多分ハンバーグの味だったと思います」と答える。健のファー ストキスの相手は大学の2年の時、バイト先で知り合った彼女で礼で はない。 妖精は健に「今回戻ってどうするつもりだ」と言うと健は「ちゃん と自分の気持ちを伝えようと思います」と答える。 妖精は「彼女が本気にすると思うか。おまえ達が小学校から積み重 ねてきた幼馴染という関係を崩すのは並大抵のことじゃない」と懐疑 的だが、健は「それをしなければ一生後悔すると思うんで」と言う。 それを聞いた妖精は「求めよ。さらば与えられん」と言い健は「ハ レルヤチャンス」と唱える。 健の部屋にタイムスリップ。ワールドカップの開催中で、健は横に 寝ていた鶴見とキスしてしまう。「ちょっとそこの酒とってくれ」と 声をかける老人も泊まっており、老人はベッカムのユニフォームを着 ている。老人は礼の祖父・大志（夏八木勲）で広島から上京し、昨晩、 健の部屋で泊まったのだ。大志は女子大生を目に焼き付けるまで（家 に）帰らんぞと言って、健たちと一緒に大学に行くことに。 礼はエリに、いきなりやって来た大志のことを迷惑そうに話す。エ リは礼に、（祖父の）勢いを分けてもらったらとからかう。礼は自己 制御が強すぎてなかなか前に進めない性格だ。 礼とエリは講義中に質問する男性に目を向けると、それは高校の担 任・伊藤先生（松重豊）だった。伊藤は陶芸家を目指しているが、壷 が売れないと困るので経済学部で勉強しているのだ。三人で学生食堂 で話していると、伊藤先生は自分より年輩の学生を見つける。それは 礼の祖父だった。 礼は大志を多田に預け講義に出ることにする。大工の大志は多田の 設計図に文句をつけている。 しかし、健が多田の研究室に戻ると、二人はいつの間にか和気藹々。 大志は礼が男だったら大工にしたかったと話す。多田は「（礼と大志 は）一見頑固で意志が強いんだけど繊細な所はすごく似ていると思い ました」と言う。すると大志は「あいつは決して人に弱味を見せん。 いつも自分で抱え込んで答えを出そうとする。そこいくとわしなんぞ は思ったことはベラベラ口に出してしまう」と礼との違いを語る。大 志は多田に「俺は決めたぞ。礼の婿はこいつに決めた」と多田を高く 評価する。 そこへ講義を終えた礼たちが戻ってくる。大志は、礼のファースト キスの相手は大志だったと大志が暴露。生まれたての礼にキスしたの だ。 研究室で図面を引く礼（礼は建築学部の学生）。それをのぞきこむ 多田。多田はある大工から設計図は建築家から大工へのラブレターだ から、心を引くようなラブレターを引いてくれと言われたことを話す。 健は大志を連れて部屋に帰って来た。大志は妻が寂しがるので家に 帰ると言う。大志は「俺の目の黒いうちはお前なんかに礼をやらない ぞ。なんでもっと積極的にいかねえんだ。俺に気を使ってるのか。後 悔するなよ。いつも明日がくると思ったら痛い目にあうぞ。明日やろ うは馬鹿野郎だ」と言って去って行く。 礼が健の部屋にやって来た。健と礼と鶴見たちは健の部屋でワール ドカップの中継を健の部屋で見ようと約束していたのだ。鶴見たちは ホットプレートを調達してから来るというので、健と礼は二人で買出 しに出かける。 スーパーで、お好み焼きにはんぺんを入れようとする礼と納豆を入 れようとする健の意見は対立するが、柿の種を買うことで意見は一致 する。 買出しから戻ると、礼は祖父の面倒を見てくれた健に礼を言う。部 屋に礼の贈ったバースの人形があったことに礼は喜ぶ。健は礼と二人 きりなのを人生最大のチャンスと喜ぶ。 礼は大学構内の証明写真機で祖父と撮った写真（祖父はプリクラと 呼んでいる）を祖父が忘れたことに気付いた。 礼が冷蔵庫の中にあった祖父特製の卵焼きを発見する。それは礼の 大好物。卵焼きには「正月には帰って来い 大志」とメモがあった。 健はこの年の暮れに祖父が亡くなり、二度と礼と会えなかったこと を思い出す。そして大志の言葉「言わないでも伝わると思ったら大間 違いだぞ」を思い出す。 健は礼に「写真渡してやれよ。まだ間に合うぜ。いつもそばにいる と思って先延ばしにしていちゃダメなんだよ。何度も会いにいけよ。 『おいしい』と思ったらちゃんと伝えてやれよ。俺みたいに後悔する ぞ。明日やろうは馬鹿野郎なんだよ」と言って、礼の手を引っ張って 行く。 健は心の中でつぶやく。じいちゃんの言葉は礼に後悔している俺に 突き刺さってきた。告白なんていつもできると思っていた。こんなに 近くにいたのに何もしてやれなかった。自分の手の届かない所に行っ てしまうなんて思わなかった。礼には同じ思いをしてほしくない。そ んな思いを礼にはしてほしくない。 礼と健は写真を持って走った。広島行きのバスに乗ろうとする大志 を発見し、礼は写真を渡し、健に促されて「卵焼きおいしかったよ」 と言う。大志は「健、礼のこと頼んだぞ。うちの家系にはろくでもな いのがちょうどいい」と健の存在を認めた発言をする。 バスの中から大志は礼に「礼、愛してるぞ。ばあさんの次にな」と 叫ぶ。テレ笑いする礼。大志が開けた封筒の中には、礼と撮った写真 と礼が書いた設計図と完成図があり、設計図には「設計者 吉田礼 施工者 吉田大志」と書いてあった。 健の部屋。鶴見たちが来るが健と礼はいない。 大志と別れた健と礼。健が礼のファーストキスの相手を尋ねると、 礼は健が覚えていないのを不機嫌そうに、小学校の運動会の二人三脚 でどそくさにまぎれて健とキスしてしまったことだと答える。 健はそのことを覚えていない。礼は健はいつも余計なことは覚えて いるのに肝心なことは覚えていないと怒っている。健は礼の腕をつか んでキスをする。 健は「今の1回目な。俺だけ覚えてないの不公平だろ」と言うと、 礼は「何するのよ」とニ発ビンタする。礼が怒って先に行った後、健 は嬉しそうに「ゴール」と叫ぶ。 二人が部屋に入ると、多田が大阪風のお好み焼きを焼いている。礼 はお好み焼きは広島風、エリは大阪風と主張して譲らない。「どっち でもいいじゃん」と榎戸が言ってシャッターを押す。 スライドの写真は健の顔にビンタの跡、礼は心なしか笑顔になって いるが、状況は全く変わっていない。 健が「キスしてもだめかよ。もうどうすればいいんだよ」と嘆いて いると、妖精が現れ、「どうだ。ファーストキスの味がハンバーグか ら卵焼きに変わった気分は？」と尋ねる。 妖精は「あのキスも今までのお前からしてみたら考えられない行動 だよな。着実な進歩と言っていい。タイムスリップする以前よりお前 の存在は確実に彼女の中で大きくなっている」と説明するが、健は 「本当にそうなんですか？でも何も変わってないじゃないですか？」 と言う。 妖精は「残念ながらタイムスリップした後は過去のお前が引き継ぐ わけだ。彼女が今日のキスを本気じゃなかったと判断してもそれを責 めることはできない。もう一つ非常に残念なお知らせがある。まあ続 きはこの司会から聞いてくれ」と言う。 司会者が、これからは2003年大学2年の礼の誕生日からの多田と礼 の写真が写し出されると説明する。ということは、もう健の出番はな いということだ。 それを聞いた健は、「なんでいきなり飛ばしてるんだよ。もっと大 学1年の時の写真いっぱいあっただろ。ふざけんなよ」と一人いきり 立っている。 寸 評 夏八木勲の言葉は健でなくても、見ている私もドキッとしました。 本当にその場その場で後悔せずに、自分の言いたいことをビシッと言 いたいものですし、今日やるべきことは今日やりたいものです。ドラ マも中盤に入って展開が変わりそうですね。予告では大学の様子が写 っていたので、スライド写真ではなく何らかの方法で、健はタイムス リップできるでしょうか？来週が楽しみです。 執 筆 者 たま（） ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 参議院戦に向けて、秋の休日を長くするという政府案があるそうです。 11月3日の文化の日の前後に体育の日と勤労感謝の日をもって来るとか。この 話をニュースで見たとき私は「やめてほしい」と思いました。GWにお盆休み、 子どもの春休み、夏休み、冬休みと、学校は土曜日休みだし、これ以上休みを 増やしてどうするのという感じです。そうでなくても、ゆとり教育で子どもの 学力低下が心配なのに。（たま） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv/ url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |