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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2007/05/07 (Mon) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.月曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 月曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル プロポーズ大作戦 局 名 フジ系 放映日時 月曜21時 キャスト 岩瀬健 (山下智久) 吉田礼 (長澤まさみ) 榎戸幹雄(平岡祐太) 多田哲也(藤木直人) 奥エリ (榮倉奈々) 鶴見尚 (濱田岳) 脚 本 金子茂樹 主題歌 桑田佳祐『明日晴れるかな』 あらすじ 第4話「第2ボタンで結婚できますか」 ------------------ <妖精(三上博史)の言葉>男の名前は岩瀬健(山下智久)。結婚式 場に現れた憐れな男である。これまで何百という結婚式を見てきたが、 新婦に対してここまで後悔している男は稀である。そもそもこれほど 悔いている者は結婚式には参加しないものだ。幼馴染であるがゆえ彼 女の思いをずっと伝えられなかったつけが、皮肉にもこんな形でめぐ ってくるとは、しかも結婚を祝福するスピーチまで任されてしまうと は、つくづく憐れな男である。男は、スライド写真を見ながらやりな おしたいと強く願った。見るに見かねた私は写真の時代に戻ることを 許可した。私とは無論この教会に住む妖精である。 ---------------- スライドの写真は、卒業式の写真。健の制服の第二ボタンはなくな っているが、ボタンを渡した相手は礼ではない。礼は健の隣でむっつ りした顔で写っている。 奥エリ(榮倉奈々)が健に「あの時礼は健の第2ボタンほしかった んじゃないかな」と言う。健は戻って礼にボタンを渡したいと願う。 ハレルヤの音楽と共に妖精が現れる。妖精は「求めよ。さらば与え られん」と言い健は「ハレルヤチャンス」となえる。 タイムスリップした健は、2年生の女子学生にボタンをねだられ、 今まさに渡そうとしている瞬間だった。過ちを思い出し渡すのを止め ようとするが、榎戸幹雄(平岡裕太)と鶴見尚(濱田岳)に急き立て られ渡してしまう。 落ち込んでいる健のところに、礼が寄せ書きの言葉を書いて欲しい と頼みに来る。健は第2ボタンがなくなっていることを礼に悟られま いと隠す。礼は健が第2ボタンをもらってくれる人がいなかったら、 もらってあげてもいいよと言う。 エリと礼が話をしている。エリは第2ボタンをもらう心境がわから ないと言うが、礼は心臓に一番近い場所にあるボタンなので、その人 の思いがいっぱい詰まっていると説明する。礼はもらいたい相手がい るようだがエリには教えず、相手が近ければ近いほど第2ボタンの距 離って遠くなるんだよと意味深に語る。 健は第2ボタンを取り返そうと2年生の教室へ。健と榎戸と鶴見の 三人で土下座し、先程の女生徒に頼むと、女生徒はポーチに一杯のボ タンを出す。友だちとボタンの数を競っていたということで、健のは 欠けていたボタンではないかと言う。怒った尚が健のボタンと思われ るボタンを「こんなボタン飛んでいけ」と窓から放り投げてしまう。 卒業式にやってきた多田哲也(藤木直人)は廊下で礼とエリに会う。 多田は卒業式でやり残した思いがあり、科学室の机に自分の名前を残 していた。三人でそれを見に行き、礼が多田の名前を発見する。 多田は大学卒業後は、大学の講師になるという。教育実習の時に、 礼に言われた言葉で目がさめたと話す。礼たちは付属高校から持ち上 がりで大学に行くので、多田との再会を約束して別れる。 健は鶴見が捨てたボタンを必死になって探している。健は榎戸に一 度誰かにあげたボタンを探してもう一度あげるのかと言われてしまう。 野球部員たちは校庭に集められ、卒業生の野球部員たちは優勝カッ プで10割そばを食べるという儀式に参加させられる。野球部では 10割を目指せなかったので、せめて10割そばでそれを果たそうと いうのだ。エリと礼はそれをくだらないと言ってみている。 健は第2ボタンがないことを礼に見つかってしまい、礼からよかっ たじゃないもらってくれる人がいてと言われてしまう。 校門に赤い車で乗りつけた女性・松本優子(原史奈)がいた。それ は榎戸の彼女。榎戸は今日は仲間と過ごすからと彼女を追い返す。 2度目の卒業式もあっけなく終わってしまい、健たちはいきつけの 店に行くが、鶴見たちがまだやり残したことがあるから学校へ戻ると いうので、健も連れて行かれる。 健たちは校長室に忍び込んで椅子に座ったり、科学室でフラスコを 使いコーヒーを沸かして飲んだり、桜の木の下にタイムカプセルを埋 めたりと。 健は自分のふがいなさに落ち込む。 健たちが屋上から校庭を見ていると、鶴見が「エリが好」と白線引 きで字を書いている。鶴見は「好き」と書きたかったのだが、担任の 伊藤先生(松重豊)に見つかり叱られてしまう。鶴見はエリが好きで、 事あるごとに告白しているがいつもふられている。榎戸が健に、鶴見 のようなやつがたまにホームランを打つんだと言い、健は鶴見の純粋 さが胸にしみた。 やり残したことをやり終え、礼たちが校門を出ようとしたとき、健 が「悪い。もう一個あったわ。やり残したこと」と言う。健たちは野 球部のユニホームに着替え、鶴見と榎戸がバッテリーを組み、健がホ ームランを打ちたいと言った。健は鶴見の球を打ちランニングホーム ランでセーフ。最後の試合で果たせなかったことをリベンジ。 野球部員たちが集まりエリと礼の前で全員整列。礼とエリのための 野球部卒業式が始まった。榎戸がティッシュペーパーで作った花束を 渡し、健が白紙の卒業証書を読み上げた。 最初にエリへのメッセージが読み上げられ、次に礼へのメッセージ。 「あなたは高校に入ったらバレーボール部に入りたいと言っていたの にも拘わらず、我々の強引な勧誘に屈していやいやながらもマネージ ャーを引き受けてくれ、時には厳しい言葉でチームにげきを飛ばし、 微妙な判定には審判に猛抗議をし退場になるなど、監督以上に頼もし い存在でした。その一方で自分の仕事には文句一つ言わず、どんなに 暑い日でも寒い日でも選手と共にグランドに立ちドリンクの準備から ユニホームの洗濯まで完璧にこなしてくれました。学生服よりもあな たの真心を込めて手入れをしてくれたこのユニホームこそ私の高校時 代の証です。いつも試合に負けてばっかりであんまり楽しい思いをさ せてあげられなかったけど3年間最後まで野球部と戦ってくれて本当 にありがとう」 礼の目に涙が流れている。健は礼に「卒業おめでとう。2002年 3月9日岩瀬健」とメッセージを言い終える。 礼が白紙の賞状の裏を見ると、みんなからの寄せ書きがあった。エ リも寄せ書きに気付く。これは健が言い出したことで、礼とエリの二 人が感動しないと卒業できないと言ったと榎戸が説明する。 礼は「すごく悔しい」と言いながらも「本当に感動しちゃった」と 言い、健と礼は良い雰囲気で見つめ合う。そこへ野球部の顧問でもあ る伊藤先生が現れ、「お前らいつまで残ってるんだ」と言いに来る。 エリが「先生、写真撮ろう」と伊藤を誘い、その後に残った礼と健。 礼は賞状入れの筒がカラカラと音がするのに気付く。中には健のユニ ホームの第2ボタンが入っていた。 5人揃って校門の前でポーズをとる。健は礼に向かい「俺さあ 礼 のことがす…」と言ったところで「ハイチーズ」と伊藤先生がシャッ ターを押した。 写真は礼が笑顔で健が横を向いて礼に告白しようとしているところ が写っていた。その後が肝心だったのに。 新郎の多田が礼に第2ボタンをもらったことがあるか聞いている。 例はもらったけど変な第2ボタンだったと答えている。 健は写真を見つめ「あーちゃんと好きって言えたらな」と後悔して いるところで妖精が現れた。 妖精は「ふりで散々盛り上がったのにオチも聞けずに終わった漫才 みたいだったな」と言う。演出に懲りすぎて告白の時間がなくなって しまっては元も子もないと妖精は言う。 健は妖精に1つ聞いてもいいですか?と言い、こんなに過去は変わ らないものなのかと尋ねる。妖精は過去に行って物を渡しても今の状 況には全くといっていいほど影響がないと答える。 妖精は戻ってもたかたが過去の数時間、お前が過去に戻って物を壊 したら物を壊したという事実は残る、だが人の感情は簡単なものじゃ ない、よほどのことがない限り変わらないということだと説明する。 妖精は無事卒業式も終えたことだし、このタイムスリップからも卒 業するか?と質問する。健はまたやり残したことがあると言う。 次の写真。大学1年、ふざけて礼にキスしようとして思いっきりビ ンタされた後の写真。この時の健も最低だった。 寸 評 今回も告白までは一歩届かずでした。告白した瞬間にドラマは終 わってしまうという感じなのかな? 告白までの瞬間を思いっきり引 き延ばして最終回を迎える展開でしょうか?最後の詰めが甘い健です が、次回はどう頑張るのでしょう。 濱田岳はこのドラマのお笑い担当ですが、「芋たこなんきん」で火 野正平を見ていたせいなのかもしれませんが、見るたびに火野正平を 思い出してしまいます(何となく似ているので)。 妖精のくれたヒントだと、礼の感情に深くかかわるようなことを健 がすれば、未来が大きく変わる可能性が出てくるということですよね。 健を見ていると歯がゆくてじれったくて、でも応援したくなってしま います。来週が楽しみです。 執 筆 者 たま() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 私の住む地方では現在「曲がり角の彼女」を再放送しています。「Anego」 と放送時期が重なったため、割をくっていた感じですが、改めて見てみると初 夏の爽やかさに合うドラマだなと思いました。今季のドラマ「私たちの教科書」 や「生徒諸君」などを見ると陰鬱な気分になるので余計そう思うのかもしれま せんが。 結婚以来、藤原紀香のCMが増えた気がします。そして陣内智則もよくバラェ ティに出ていますね。結婚といえば、元モーニング娘の辻希美のできちゃった 結婚に驚きました。(たま) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv/ url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |