巨大なバーチャルデスクトップ
このニュースには驚いた!10000×10000画素のデスクトップ。ほとんど無限とも言える大きさで存在する画面を使用できるP2Pの無料ソフト――「World Desktop」の試用版が先ごろネットで公開された。P2P技術を用いて実現したこのバーチャルな共有デスクトップにおいては、全てのユーザに対して無料でバーチャルデスクトップ、ファイル交換、チャットなどの機能が提供される。
現実の世界で我々が知っているパソコンのデスクトップの広さは、大きくても24インチ(1920×1200画素)で
あるが、「World Desktop」のデスクトップは、10000ピクセル平方のブロックが、縦横それぞれ1,208,925,819,614,629,174,706,176個も積み重なっているという、なんだか訳がわからないほど巨大な平面を共有するのだ!!!これはほとんど「果てしない」広さであり、ユーザは自分の好きなファイルをこのバーチャルデスクトップに送ると、画像ファイルが表示状態で公開される。また、「World Desktop」上では、壁紙の設定、ユーザ間の情報発信、チャット、交流、ファイルの検索など自分のやりたいことができる。
だが、「World Desktop」は非常に大きいので、自分の座標を覚えていないと、以前の位置がわからなくなる可能性もある。また、P2Pは違法ファイル共有の温床になりやすくウイルスにも感染しやすく、しかも現在のものは試用版にすぎないので、使用する時は十分注意してほしい。
「World Desktop」の動作環境は、Windows2000以上のOSで、バーチャルデスクトップの表示には、IE6またはFirefox2またはOpera9のブラウザが必要である。 |