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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007ー04-01--------第208号 (毎週日曜日発行) 地方の札所を巡る旅 北陸三十三観音27 富山 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 富山 北陸三十三観音 27番札所 【安居寺】 真言宗 15−6−27 城端線福野駅から西北に3kのところに【安居寺】はある。 石灯籠が両側にずらりと並んだ参道を行く、 寺標の石柱の門を入ると右手に「大欅」高さ36m、根回り8,5m樹齢500年の古木、 参道の両側は石灯籠の横に杉の古木の並木が続き苔むした石畳に変わる、 落ち着いた感じの参道暫らく進むと正面の石垣の上に『六地蔵』が鎮座、 そこで右折、杉並木は更に続きその先に豪壮な楼門造りの『仁王門』が現れる、 仁王門の脇には千手、馬頭、如意輪、十一面観音等の石仏が七体並ぶ、 どんどん杉木立の中を進むと正面に七間四方単層の『観音堂』が建ち 禅寺風入母屋造りの見事なもの、加賀前田藩の重臣の夫人が寄進したものと聞く. 聖観世音菩薩を祀り、堂内には桃山期の絵馬を初め多くが奉納されている。 一段下がった右手に『本堂』ご本尊 聖観世音菩薩と見返り阿弥陀如来、弘法大師が 左脇間に三十三観音像、右脇間に十六羅漢像が祀られなかなかの壮観である。 広い境内は杉木立に包まれ静寂な雰囲気に包まれた寛ろげる寺である。 所在地 富山県東栃波郡福野町安居4941 0763―22−2462 ====================== 『心静かに静寂な雰囲気の中で』 ====================== |