|
===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2007/02/16 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 花より男子 局 名 TBS系 放映日時 金曜22時 キャスト 牧野つくし(井上真央) 道明寺司(松本潤) 花沢類 (小栗旬) 美作あきら(阿部力) 西門総二郎(松田翔太) 大河原滋(加藤夏希) 松岡優紀(西原亜希) 原 作 神尾葉子 脚 本 サタケミキオ 主題歌 「」 あらすじ 第七回 一期一会の初恋 朝5時の起床から始まり、学校へ行く以外はびっしり仕事。夜 11時就寝。 道明寺司(松本潤)が牧野つくし(井上真央)を使用人にする気は 無いと言うと、道明寺専用の使用人ではどうか、とタマ(佐々木すみ 江)。 いろいろ想像し、ニヤニヤする道明寺。つくしは何でもやるけど、 道明寺専属はイヤだと言う。 道明寺はタマに任せると言う。 ジタバタするつくしにタマは、自分がこの家の法律だと言う。 学校では、つくしが道明寺家に転がり込んだことが知られていて、 急に浅井百合子(瀬戸早妃)たちがつくしに馴れ馴れしくする。 花沢類(小栗旬)がやってくる。 いつもの非常階段でつくしは花沢に、道明寺家の使用人になったこ とを黙っていたことを謝る。 花沢は、でもバレンタインデーに道明寺を呼び出しただろう、と言 う。 つくしは、呼び出したのは道明寺にもう遅いと伝えるためだったと 言う。 花沢は、つくしはまだ迷っているんだ。それならまだ自分にも可能 性があるね、と言う。 つくしが道明寺の部屋の掃除に来る。敬語を使うつくしに道明寺は、 二人きりの時はいつも通りでいいんだよ、と言う。 それでも躊躇するつくしに、これは命令だと言い、つくしを後ろか ら抱きしめる道明寺。 そんな二人の様子を、ドアの隙間からそっと見るタマ。 美作あきら(阿部力)が訪ねてきて、二人によからぬことをしてる んじゃないぞ、と言う。そしてタマが見ていたけど、と。 慌ててつくしは掃除を始め、道明寺まで掃除をしている。 美作はバレンタインデー以来、西門総二郎(松田翔太)と連絡が取 れない、と言う。 つくしの携帯に電話。千石屋の女将・千石幸代(加藤貴子)からだ った。 つくしが駆けつけると、松岡優紀(西原亜希)は、バレンタインデ ー以来、もう一週間姿を見せていない。まじめな子が無断欠勤してい るのが心配だと言う。今年は西門にアタックすると気合いを入れてい たから、と。 道明寺家に戻ってからのつくしは失敗続き。運んだスープを道明寺 にかけてしまう。 でも、どうしたのかと聞かれても、なんでもないと言う。 つくしは自室で優紀に何度も電話するが通じない。 道明寺がいきなりつくしの部屋に入ってきて、心配事があるなら何 でも言ってくれ、と言う。 ドアの外から中の会話に聞き耳を立てているタマ。 そのころ優紀は、ビルの屋上に立っていた。 道明寺はつくしから話を聞くと、これから探しに行こうという。 つくしはこんな遅い時間から!?と躊躇するが、道明寺はそんなつ くしを引きずっていく。 大河原滋(加藤夏希)が道明寺家を訪ねてくる。 その目の前を、つくしの手を引っ張って、外へ出て行く道明寺。 道明寺が聞くと、西門も家に帰ってこないらしい。二人で一緒にい るのか!? 道明寺は、警視総監に連絡するか、と携帯を取り出す。 つくしが慌てて止めると、道明寺は、つくしの親友の一大事なら、 国家権力使わなきゃ、と言う。 道明寺は、ホットドック屋の屋台を見つけ、買い、つくしにも勧め る。ニューヨークで一緒に食べられなかったから。あの時は道明寺も 必死にやっていて、いっぱいいっぱいだった。でも、こうしてつくし といると、何が本当に大事なのかわかる、と言う。 一口食べた道明寺は、「マズ!」と言う。 「道明寺は舌が肥えているから」と言いながらつくしも一口食べる が、やはりまずい。 翌日、F4ラウンジでつくしと道明寺は美作に聞く。 西門は、今年ではなく去年のバレンタインデーにちょっとした事件 があったという。 西門は去年のバレンタインデーに、初恋の相手に会って、振られた のだ。 でも、道明寺の記憶によれば、初恋の人にはすでに高一の時に、振 られているはず。すなわち西門は同じ人から二度振られた!?そのシ ョックで西門は武闘派になったのか? つくしは優紀の話を思い出し、もしかしたら西門の初恋の相手は茶 道の先生・日向更 (貫地谷しほり)かもしれない、と言う。 それだと、二人が行方不明なのもわかる..... つくしと道明寺が、更が教えていた区民会館を訪ねると、更は辞め てしまったと言われる。 つくしは二人に、西門がバイクの後ろには女性は乗せないと言って いたという。 西門は、バイクで山間の窯元を訪ねる。小屋を覗くと、更が粘土を こねている。 西門に気づいた更は、「二郎.....」と言って出てくる。 西門はそう呼ばれるのは懐かしいなと言いながら、小脇に抱えてい た茶碗を取り出す。区民会館に行ったらそれがあって、懐かしかった。 昔、更の家族と、自分の家族と一緒にここに茶碗を買いに来た。更の 父親は、昔よくここで茶碗を作っていた。それを思い出してここに来 た、と言う。 更は西門に、「二郎、バイクの免許取ったんだ」と言う。 西門は、その茶碗を更に渡す。 「忘れていた」と更。 西門はまだその茶碗とおそろいの茶碗を使っている、と言う。 「届けて貰っちゃったね」と言う更。 西門は、何時に終わる?と聞く。 もうすぐ、と更。 西門は終わるまでここで待ってていい?と聞く。 更は頷いて小屋へ戻る。 西門は、「やっと見つけた」とつぶやく。 美作が手下たちを前に、「見つけた」と電話する。 電話を受ける道明寺。優紀は東京タワーの近くをフラフラしている というのだ。 二人は、東京タワーへ向かう。道明寺は楽しそう。つくしに問われ、 どんな理由であれ、つくしと一緒にいられれば楽しい、と言う。そし てつくしの顔はただでさえ微妙なのに、ますます微妙になっていると 言う。 二人は優紀を見つける。でも、つくしが呼びかけると、手帳を見な がら歩いていた優紀が突然倒れる。 二人はとりあえず優紀を寝かせる。 優紀の手帳には、沢山のビルの名前が書いてあり、それが消されて いた。 優紀が目を覚ます。道明寺は、なんで夜の街をフラフラしていたん だと言い、つくしは言いたくなかったらいいよと言う。 優紀が話し始める。 バレンタインデーに西門は、自分だけ家に上げてくれた。これって もしかして!?と一人喜んでいると、西門は、「聞きたいことがある」 と切り出し、優紀はそのためか.....とがっかりする。 西門は、更と同じ柄の茶碗を取り出し、更はずっとあそこで教えて いたのか、と問う。 優紀は、更は西門が訪ねてきた翌日から姿を消していると答える。 ショックを受けている西門を見て、優紀もショックを受けた。更が 去年のバレンタインデーの朝6時に、呼び出した人なのだ、と。 --------------- 去年のこと。 優紀がやってくると、西門の前にいた女性が丁度立ち去っていった。 西門は優紀に、バレンタインデーに告白するのに、朝6時に呼び出 す奴ってどう?しかも東京タワーが見える何とかってビルの屋上だよ、 と言う。 優紀は勢い込んで、そんなのに行ったら、バカ見ます、と力説。 西門も、「だよね」と笑った。 --------------- 優紀はそのことを思いだし、自分が西門と更のことを邪魔してしま ったのだと落ち込む。 でも、西門はそんなことはない。更が好きなのは自分の兄だと言う。 道明寺が、つくしと優紀に開設する。西門の兄は庄一郎と言い、型 破りな人物。家のしきたりに嫌気がさし、家を飛び出した。 その時−−3年前−−幼なじみの女性が泣き出し、西門の初恋は終 わった。でも、西門はずっと更を思っていた..... 道明寺は、顔を見ればまた、思いがたぎる。それが男の純情っても のだと解説。 優紀は、バレンタインデーの翌日、もう一度西門のところへ行った。 更が辞めるとき、忘れていったままになっていたあの茶碗を持って。 そしてその茶碗を西門に渡した。 もし、優紀が去年、茶化さなかったら、更は西門に何を言いたかっ たのだろう.....そう思い、更が指定したビルはどれか探していると いう。 F4ラウンジで、道明寺とつくしからその話を聞いた美作は、「一 緒にさがしてやれば?」と言う。 優紀は、今が自分の人生で一番大切な時なんだと思う、と言ってそ の申し出を断っていた。つくしも、あんな強い目の優紀は初めて見た のだ。 なんと、F4ラウンジに野菜を入れたかごを小脇に抱えた西門がや ってくる。ちょっと山奥にツーリングに行って、これはその土産。で も、この時期は寒くて死ぬかと思ったよ、と言う。 つくしが文句を言おうとすると先に道明寺が、今夜二人で会えない か?と言い、OKする西門。そして二人は一緒にラウンジを出て行く。 残されたつくしは美作に、道明寺に任せておいて大丈夫かなと言う が、美作はなんだかんだ言っても、道明寺はF4のリーダーなのだか ら、大丈夫だろうと言う。 つくしの携帯に、優紀からの電話。 つくしが優紀に会うと、優紀は更の指定したビルがわかった。明日 の朝6時に、西門がそこに来てくれるかな、と言う。 つくしは道明寺に頼んで貰うと言いながら、何がそこにあったのか 聞く。 優紀は、そこに西門と更にとって大切なものがあったという。 道明寺は西門に、今なら西門の話も聞けると言う。もうお互いガキ じゃないし、と。 西門は、自分で自分が何をしているのかわからない。あの時も、気 づいたら家を飛び出して、単車を走らせていた、と言う。 あのあと、西門は更と話をした。一年前、更の呼び出しを無視して しまったことをずっとわびようとしていたが、更の行方がわからず、 あやまれなかった。お茶のサークルを辞めてしまったのも、自分が顔 を出したせいか?幼なじみなのに声も掛けないのも不自然だと思って、 と言う。 更は、それは関係ない、と言い、みんな元気かと問う。 とまどう西門に、おじさんやおばさん、と付け足す更。 元気だ、と西門。 更は、正一郎は家を飛び出したままか問う。 西門は、その通りで連絡もとれないと答え、更は今でも正一郎が好 きなのか?いなくなった時もずっと泣いていて、と問う。 更は、正一郎のことは兄と思っていたんだから、当然いなくなった と聞いたら、心配するでしょと答える。 西門は、自分は更にとって何なのかと問うと、更は優紀ちゃんって、 いい子だね。西門のこと、あんな一途に愛していて。大事にしてあげ なさい、と言う。 西門が更に、一走りしないか、というが、更は結婚すると言う。 その時、陶芸をやっている青年が、更にそろそろ片付けようと声を 掛け、はいと答える更。 更は西門に、彼は若いけど、陶芸家としての評価は高い。父親の知 り合いの息子さんで、彼と結婚するつもり。結婚を前提におつきあい してくださいとも言われ、承諾したと言う。こんなに自分のことを思 ってくれる人は他にいないんじゃないかと思って、と。 西門は、よかったな。幸せになれよ、と言う。 「二郎も」と更。 「じゃあな」と西門は去っていった。 西門は道明寺に、自分はピエロだった。最初から蚊帳の外だと再確 認しただけ。でも、落ち込んではいない。だって始まってもいなかっ たんだから、と言う。 道明寺は、去年更に言われたけど行かなかったビルを覚えているか、 と聞く。 覚えていない、と西門。 道明寺は、つくしのダチは毎晩、毎晩、そのビルを探し、遂に見つ けた。明日の朝6時、今度は彼女が待っているから行け、と言う。 まだ夜明け前のそのビルの前で待っている優紀。 一人クラブに残った西門は、店の女の子たちに、今日は何を喰って も飲んでもいいぞ、と言う。 でも、なんとなく時計を見て、落ち着かない。 遂に店を飛び出し、駆け出す。 優紀は、やってきた西門の手を引いて、屋上へと駆けていく。 優紀が説明する。朝日が昇り、目の前の看板から、光の反射で文字 が消える。3分間。 二人が見つめている先で朝日が昇る。目の前の看板『すきやき』か ら『やき』の文字が消え、『Coffee ジロー』から『Coffee』の文字 が消え、『すき ジロー』となる。 「ジローって呼ばれてたんですね」と優紀。 泣き声で、「バッカじゃねぇのあいつ。こんなもののために、オレ を朝っぱらから呼び出して。冗談じゃねぇっつうの」と言う西門。 帰り道、西門は優紀に、更はずっと兄貴に惚れていると思っていた。 本当に大事な人だと思うと、あと一歩が踏み出せない。かっこわるい よね、と言う。 「そんなことないです」と優紀。 西門は、今回のことで自分の中の何かが変わった気がする。優紀の おかげだ、こんどちゃんとお礼させて、と言う。 うれしそうな優紀。 西門はF4のラウンジでつくしに、今朝優紀のところに行った。つ くしも周りの目なんて気にせず、自分の思うように生きなければなら ない。今と言うときは、今しかない。一期一会だぞ、と言う。 携帯を手に、ため息をつくつくし。 優紀と会うつくし。優紀は好きなものはどうしても好き。最近つく しのはじけた笑顔を見ていない。つくしも頑張って、と言う。 道明寺の部屋を訪ねるつくし。道明寺に話がある、と言う。明日、 花沢に会ってくる、と。 「何だよ」と不機嫌になる道明寺。 つくしは花沢に会って、花沢とはつきあえないと断ってくる、と言 う。 話はそれだけと、道明寺の部屋を出るつくし。 呆然とする道明寺。 部屋を出たつくしが、握りしめていた拳を開くと、その中には、あ の道明寺から貰った土星のペンダントが握られていた。 自室へ戻ったつくしは、花沢に電話。花沢は、連絡くれてうれしい よ、と言う。 つくしが明日時間がある?と聞くと、花沢は今の自分はつくしに呼 び出されたら、いつでもどこでも行くよ、と言う。 話がある、というつくしに、いい話?悪い話?と問う。 答えられないつくしに、何時にどこで?と花沢。 つくしは、明日4時に中央図書館で、と答える。 滋がつくしの部屋に入ってくる。そして、つくしが道明寺のそばで 見張っていてくれれば、道明寺に悪い虫もつかなくて安心と言う。 来週、大河内財閥と道明寺財閥の合併が決まる。その席上で、道明 寺との披露宴の話も決まるだろう。そうしたらつくしもお祝いして。 今日は道明寺の部屋に泊まろうかな、と言う。 道明寺の部屋に勝手に入る滋。 道明寺が怖い顔で滋をにらみ、自分の気持ちは分かっているだろう と言う。 滋は勝手に、自分のこと好きってこと?今晩はここに泊まろうかな、 と言う。 つくしは自室で、何事かを決意する。 寸 評 遂にこれで西門と優紀のカップル誕生でしょうか?つくしと道明 寺もいい感じで、このまままとまってくれるといいのですが。ドラマ の中でぐらい、夢が叶って欲しいものです。 ところでわたしには、どうして花沢が静をあきらめたのかが分かり ません。実は、そもそも花沢の片思いだったと言うこと?静も前回の 時、フランス人と婚約だか結婚だかをしたという記事が週刊誌に出て いたようにも記憶しているのですが。つくしにはっきりと断られたら、 花沢はどうするのでしょうか? あと、美作は、マダム・キラーばかりではなく、まじめな、という か年相応の恋愛はしないのでしょうか? 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 遂に『花より男子』の視聴率が、『華麗なる一族』を抜いたそうです。 TBSとしては一位と二位の獲得でよかったでしょうが、お金を掛ければ視聴 率を取れるというわけではないのでしょうね。 たぶん日曜日の夕食時ですので、1話の内容が盛りだくさんすぎると、つい ていけなくて脱落する人たちがいるのでしょうね。 1月は、強力なライバルだった『あるある大辞典』があんなことになって、 『華麗なる一族』は有利だったかと思うんですけどね。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |