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一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります!! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ since 2002/07/17 ┓ ┃1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』31,590部 まぐまぐID:0000094236 ┗────────────────────────────────── 本日は、★★★☆☆「大地の咆哮」です。 ┏━┓──────────────────────────────── ┃目┃■今日の名言:92年、中国側は尖閣諸島について自国領海であるとした ┃ ┃■書評 :その判断は歴史が示してくれるでしょう ┃ ┃■プレゼント:「「心のブレーキ」の外し方」 ┃ ┃■編集後記 : ┃次┃ 発行者:読書普及研究所 本のソムリエ ┗━┛───────── http://www.1book-day.com/ ───────── ■まずはここから■ 《必聴の講演CD》稲盛和夫の「経営のこころ」 7人の仲間と共に京セラを立ち上げ、京都の小さな町工場を 世界的企業へと躍進させた稲盛和夫氏。氏が限定メンバーに 語り明かした、自身の「成功の哲学」と事業を伸ばす 「経営の真髄」が、十年の時を経て初めてCD化へ。 http://www.jmca.biz/tape2/inakokoro/115/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■今日の名言 ────────────────────────────────── ・尖閣諸島の領有権問題については、とう小平は「いままでどおり、 十年でも二十年でも百年でも脇に置いておいてもいい」という 言い方をした。・・・92年、中国側は全人代で領海法を批准し、 その中で尖閣諸島について自国領海であることを謳うという挙に 出た。(p69) ▼引用は、この本からです。 「大地の咆哮」杉本 信行、PHP研究所(2006/06)¥1,785 【私の評価】★★★☆☆ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4569652344/mag06-22/ref=nosim/ ●個人でも国家でもその人(国)を判断するときには、 ( 言っていること )や報道を確認するだけでは 見誤ることが多いようです。 それよりは、( 行っていること )や過去の歴史を 紐解くことで、真実が見えてくるようです。 もっと【名言】を読む?⇒ http://1bk.livedoor.biz/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■書評 ────────────────────────────────── 「大地の咆哮」杉本 信行、PHP研究所(2006/06)¥1,785 【私の評価】★★★☆☆ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4569652344/mag06-22/ref=nosim/ ■著者紹介・・・杉本 信行(すぎもと のぶゆき) 1949年生まれ。1973年外務省入省。 1981年経済協力局技術協力第一課主席事務官。 1983年在中華人民共和国日本国大使館一等書記官。 1986年在フランス日本国大使館一等書記官。 1991年経済協力局国際機構課長 1993年交流協会総務部長(台湾) 1996年欧州連合日本政府代表公使。 1998年在中華人民共和国日本国大使館公使。 2001年在上海日本国総領事館総領事。 2005年日本国際問題研究所主任研究員。 2006年8月肺がんにて永眠。 ・2004年春、上海の日本総領事館で、一人の館員が、 このままでは国を売らない限り出国できなくなるとの遺書を 残して死んだ。私は、そのときの総領事であった。(p6) ───────────────── ●著者は外務省において中国スクールの一員として、 中国に深く関わってきたキャリア官僚です。 2005年に、著者が総領事であった上海の日本総領事館で 館員が中国の諜報活動により自殺したことが発覚し、 さらには自ら末期ガンであることがわかり、闘病生活の中で この本を執筆しています。 外交官の本音が書かれてあると考えて良いでしょう。 ●これまで日本は、日中友好の名のもとに、 一貫して中国の経済発展のために金を出し、 国際的にも中国を擁護してきました。 そして実際に中国が経済発展した根底に 日本のODAが貢献したことは明らかなようです。 ・89年6月、天安門事件が起こった。事件後、ヨーロッパ各国は 手のひらを返すように、対中姿勢を硬化させて経済制裁に踏み切り、 ココムに関してもより厳しさを増した。・・四面楚歌に陥った 中国を逆に擁護する立場をとったのは日本だった。(p101) ●また、中国の経済発展にともない民間企業が 中国に進出しているようですが、 進出している企業がトラブルにあうことが多いようです。 それについての記述は、やや他人事のように感じましたが、 それは外交官には普通の感覚なのでしょう。 ・大使館に持ち込まれるさまざまな苦情・・・中国企業側が 判決を履行しない・・・工場を建設していざ操業という段階 になって、日本企業が移転を迫られた・・・労務管理や売掛金 回収のトラブルで、日本人が換金されるケース(p165) ●中国が国家として進めてきた反日教育、 極悪非道な日本人というイメージは中国全土に浸透しており、 すでに共産党でもコントロールできないくらい 大きなものとなっているようです。 さらには、そうした反日教育のために、 中国指導部は日本に対し、強固な対日政策をとらざるをえない 状況にもなっているわけです。 ・日常的にTVドラマや記録映画を通じて、極悪非道な日本人の イメージが定着している。・・・そうしたイメージづくりは、 これまではすべて共産党宣伝部が横断的に行ってきたわけである (p223) ・中国指導部としては、組織的あるいは偶発的な反日運動が、 社会の各層に鬱積した不満のはけ口として一般大衆を巻き込んだ かたちで発展した場合には、これらのエネルギーが直接党あるいは 政府批判に向かわないように、強固な対日政策を取る危険性が きわめて高まっていると指摘せざるを得ない。(p236) ●日本という国が、経済援助により共産党独裁国家を崩壊させ、 民主的な国家へ導く深遠な戦略を成功させた国家となるのか、 それとも、経済援助により敵国を発展させ、 その国に滅ぼされる愚かな国家となるのか、 中国へ行ったことがない私は判断できませんが、 その判断は歴史が示してくれるのでしょう。 ───────────────── ■この本で私が共感したところは次のとおりです。 ・文化大革命末期の体験を含む長年の中国勤務を通じ、 正直「中国に生まれなくてよかった」と思うこともあった。 (p7) ・金を人に貸すならば、あげたつもりで貸さねばならない。 借りた金は返さないのが原則なのに、返すとは馬鹿げている、 といった風潮が少なからずある。(p262) ・実際、中国の党幹部や役人はすさまじい特権を享受している。 日本でもマスコミが伝えてはいるが、日本人にはなかなかイメージ できないかもしれない。(p220) ・胡耀邦は胡錦濤の恩人である。その恩人であり最も親日的であった 胡耀邦が、個人的な信頼関係を築いたとされる中曽根総理の靖国 神社参拝問題で批判を受け、その後失脚してしまった。それ以来、 靖国神社問題は中国の指導者にとり、いわば鬼門となった感がある(p244) ▼引用は、この本からです。 「大地の咆哮」杉本 信行、PHP研究所(2006/06)¥1,785 【私の評価】★★★☆☆ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4569652344/mag06-22/ref=nosim/ 楽天ポイントを集めている方は⇒ http://www.1bk.biz/rakutenbooks.html もっと【名著】を探したい方は⇒ http://1book-day.com/blog/ -------------------------------------------------------------------- <本の格付け基準> ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう) ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です) ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です) ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ) ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも) ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません) -------------------------------------------------------------------- ※注意書き※ 「よいことを書いている人が、よい人とは限らない」のが世の常です。 本メルマガが紹介するのは( 本の内容 )であって、書籍の著者及び その活動を推薦するものではないことにご注意ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■一日一冊プレゼント ─────────────────────────────────── 「一日一冊プレゼント」と称して、 読者の皆さまに本をプレゼントしています。 今日プレゼントする本は、 「「心のブレーキ」の外し方」石井 裕之(★★★☆☆) です。 このメルマガに次の要領で返信してください。 ○このメルマガにそのまま返信する。 ○件名は、「一日一冊プレゼント:「心のブレーキ」の外し方」とする。 ○本文には、次の三項目について一項目以上回答してください。 1 メルマガの感想 2 最近読んで感動した本の書名 3 あなたがこのメルマガを紹介した人の名前 ●締め切りは、本日、3月27日(火)24時です。 ○当選者には、翌日、こちらからご連絡して、 住所などを教えていただきます。 ○過去のプレゼント実績はこちら↓ http://www.1book-day.com/present.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記 ─────────────────────────────────── テレビで余命1年と宣告された人が出ていました。 その人は自殺さえ考えたそうです。 それでも今では命の大切さを伝える活動を行っているというお話。 病気は不幸なことですが、 充実した人生を送ることができるようになったという意味では、 良いことであったといえるかもしれません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <前日、蒔いた成功の種 ─────────────────────────────────── 1.ラジオ体操をする○ 11.妻の散歩× 2.一日を反省する× 12.朝【成功の巻物】※を読む○ 3.呼吸鍛錬をする○ 13.相手の目を見て催眠術をかける○ 4.建設記録を1ページ書く○ 14.歯磨き、鼻流し、目薬○ 5.データをバックアップする○ 15.食事をよく噛む ○ 6.英語を勉強する5分× 16.腹筋・背筋・腕立伏せ20回2セット○ 7.相手の名前を呼ぶ○ 17.腹から声を出す× 8.メールに即返答する○ 18.23階まで歩く× 9.顔に手をやらない× 19.歩くとき「ありがとう」と唱え続ける○ 10.腰骨を立てる○ 20. 以上の項目を断固として実行する ────────────────────────────────── ご縁のあった人1330人(目標1万) ────────────────────────────────── ※今日の【成功の巻物】は、⇒ http://www.jmca.net/books/syounin/a/31/ 第三巻『私は、成功するまで頑張りつづける』です。 『まぐまぐメルマガ大賞2006』 ビジネス・キャリア部門 第1位 melma!『メルマガ オブ ザ イヤー2006』アート&カルチャー部門 第1位 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 無料メルマガ 1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』 ID:0000094236 【発行者】 読書普及研究所「本のソムリエ」40歳、B型 【公式サイト】 http://www.1book-day.com/ 【日記】 http://plaza.rakuten.co.jp/japantn/ 【ご感想】 このメルマガに返信してください。 【購読・解除】 http://blog.mag2.com/m/log/0000094236/ ────────────────────────────────── 私が作成した無料レポートです。 よろしければ、ダウンロードしてお読みください。 ●「部下道〜仕事をワクワクにする「驚き」と「感動」の仕事術」 → http://tinyurl.com/yp4v83 ●「一日一冊読みながら、メルマガを毎日発行する私の方法」 → http://tinyurl.com/ytfwcf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 起業すると仕事が楽しくて、寝てなんかいられないのです。 「週末起業」藤井 孝一、ちくま新書 (評価:★★★サラリーマンは買うべし) http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4480061274/mag06-22/ref=nosim/ ☆☆最後までお目通しいただき、ありがとうございました!☆☆ デジカメ写真が超特大サイズに変身! 他にはない、あなたの写真が各種アイテムに超拡大プリントできる! あなたが撮影したデジカメ写真や昔の写真が、カレンダーや オリジナルタペストリー等オリジナルアイテムになります。 デジカメ写真を拡大プリントして超特大ポスターにも出来る! アドマックスのプリントサービス。 http://af1.mag2.com/m/af/0000010143/001/s00000005132001/010 |