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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2007/07/12 (Mon) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.月曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 月曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 局 名 フジ系 放映日時 月曜21時 キャスト 中川雅也(速水もこみち) 中川栄子(倍賞美津子) 中川兆治(泉谷しげる) 藤本ハル(赤木春恵) 藤本香苗(浅田美代子) 佐々木まなみ(香椎由宇) 鳴沢 一(平岡祐太) 原 作 リリー・フランキー 「東京タワー オカンとボクと、時々、オト ン」 脚 本 大島里美 主題歌 『』 あらすじ 第六回 オカン上陸 山田耕平(柄本祐)は、オカン・中川栄子(倍賞美津子)を東京へ 呼んだ中川雅也(速水もこみち)はすごい、と喜ぶ。 でも、雅也のテンションは低い。オカンの返事が予想外だったのだ。 気持ちだけもらっておくと言ってくれると思ったのに。本当に来ると 言うとは思わなかった、と。 藤本香苗(浅田美代子)は、雅也も大人になったねと喜ぶ。 栄子は店の常連と、最後の酒を酌み交わす。 そのころ雅也は、オカンをこれから自分が養っていかなければなら ない。どこに住もう。引っ越し代も無いと頭を抱えている。 栄子の前に現れたオトン・中川兆治(泉谷しげる)は、60過ぎの バアさんが知り合いもいない東京で、どうやって暮らしていくのかね、 と言う。 栄子は、雅也がいると言う。 兆治は、「そうか.....」と去っていく。 1996年 東京。 東京タワーにオカンを迎えに行く雅也。 そして電車で新しい家へと連れて行く。 笹塚。ボウリング場の上。広い部屋に喜ぶ栄子。すぐ脇が線路で、 階下がボウリング場でうるさいが、栄子は大丈夫と言う。 そして、大事なものだけ持ってきた、と全財産を見せる。茶箪笥一 つは、風呂敷包み二つ。 あの下宿は、引き続き耕平が住んでいる。 雅也は、当面の生活費とお金を渡す。引っ越しで使ってしまったの で、少ないけど、と。 −− 18才でオカンの元を離れて六年。ボクとオカンは東京で、 また一緒に暮らすことになった。 栄子は八百屋で、東京は野菜の値段が高いのに驚きながら、買い物 をする。 朝、雅也を遅刻する!と起こすが、雅也はすぐには起きず、慌てて 遅刻だと飛び出してくる。 オカンはぬか漬けを食べて行きなさいと言い、雅也の寝癖を直そう とする。そしてジーパンに穴が空いていると言って脱がせて繕おうと する。 雅也は「セクハラや。宅配便で送り返すぞ」と言う。 「帰る家はありません」と言い返すオカン。 −− 五月にある人が言った。東京でも田舎でも、どこでも一緒。 結局は誰と一緒にいるのか、それが大切なことだから。 オカンは雅也に、何時に帰る?夕食は何がいい?と聞きながら、通 りまで追いかけてくる。 雅也は恥ずかしいので、『マー君』と言うなと言い、オカンが「雅 也君」と言い直すが、やはり通行人にジロジロ見られることは同じ。 栄子は耕平に、病院までの行き方を習う。表参道にはおしゃれして 出かけないと、とアドバイスする耕平に、すっかり東京人になったわ ね、と言う。 電話が鳴り、雅也は慌てて出る。 電話の相手が、雅也の彼女だと耕平から聞いた栄子は、雅也から受 話器を取り上げ、勝手にデートならうちにおいで。お昼も用意したか ら、と言う。 原宿の駅前で、まなみと会う雅也。 まなみが、それ何?と雅也のおしりを指さす。 なんとアップリケ。栄子の仕業だ。 まなみは雅也の家へ行くと言う。誘われたし、栄子にも会いたいし、 と。 雅也は映画みたいと言っていたよね。あ、お茶しよう、と言う。 12時を過ぎるが、まだ雅也たちは来ない。 チャイムが鳴る。 栄子は心の準備をし、『マー君のオカンです』と挨拶するが、立っ ていたのは手塚修一郎(石黒賢)たち、雅也の元の下宿仲間。お祝い に来た、と一升瓶を見せる。 栄子は彼らに、お昼を振る舞う。 手塚は漬け物がおいしいと感激する。 喫茶店を出た雅也は、本屋に寄らなければいと言う。 手塚が、仕事があるんでと一人先に帰ると言うと、栄子はタッパー に詰めた漬け物をお土産に渡す。 本屋を出た雅也が、また「あーっ!」と言うが、もうまなみは付き 合わない。 チャイムが鳴り、今度こそ、と挨拶する栄子。 でも、立っていたのは鳴沢一(平岡祐太)。今日が締め切りのイラ ストを取りに来たという。 栄子と二人、雅也の部屋でイラストを探すが、なかなか見つからな い。 やっと見つかり、帰ろうとする鳴沢に、栄子はご飯を勧めるが、鳴 沢はこれから会議なので、断って、帰って行く。 なんとか時間稼ぎをしようとする雅也に、まなみは、自分を栄子に 会わせられないのかと問う。 雅也はそんなことは無いと言い、覚悟を決めて連れて行く。 そんな二人を、帰りがけの鳴沢が見る。 二人を出迎えた栄子は、めがねに付け鼻、ちょびひげの扮装で挨拶 する。 栄子とまなみは並んで台所に立ち、がめ煮(筑前煮)の支度をする。 栄子はまなみについて聞く。 まなみの父親は亡くなり、台所仕事は母親の手伝いをしていたと言 う。 雅也は栄子に、何でもかんでも聞くな!と文句を言うが、栄子はま なみと楽しくお話ししているの、と言う。 雅也はまなみを送っていく。まなみは、また雅也の家へ行きたいと いう。 雅也は栄子の笑い顔がうるさくて、仕事ができないと文句を言いに 行くが、栄子のペースに飲まれて文句が言えない。 鳴沢からイラストの催促の電話。雅也はあと30分待って欲しいと いう。 鳴沢は会社で上司から、イラストレーターなんて沢山いるんだから、 締め切りが守れないのなら、切ればいい。いつまでもいい人をやって いては、出世しないと言われる。 鳴沢のところに駆け込んできて、「ごめん」と言ってイラストを差 し出す雅也。 鳴沢は、もうその仕事なら別の人に振ったから、いらないと言う。 ギャラを心配する雅也。そして友達がいがないと言う。 鳴沢は、雅也は自由でいいね。『ごめん』とだけ言えばいいのだか ら。勤めていたらそうも言えない、と言う。 帰宅した雅也は、忙しいからと、すぐ自室へ入り、請求書や督促状 を見る。 ふと自分のベッドを見て、オカンを呼ぶ。 オカンは雅也の布団がくたびれていた。毎晩のことだから、奮発し て上等のものを買ったという。 雅也は、どこにそんな金がある!と声を荒げる。 栄子は、これで貯金無くなったという。 別の日に仕事から帰ってきた雅也は、卓上の大量の料理を見て、ど うしたのかと問う。 栄子はお腹をすかせてやってくる人に食べさせるためと答える。 雅也は、今日は誰も来ない、と言う。 栄子は、それならお隣に持って行くと言うが、雅也は、東京で突然 汚い婆さんが持って行ったら、みんな怖がる。それに来る人、来る人 に振る舞う必要はない。オレの稼いだ金なんだ、と怒る。 雅也が出かけようとすると、栄子がどこ行くの?と声を掛ける。 雅也は、出かけるとどこ行くの?何するの?いつ帰るの?ってうる さい。ここはオレの家だ!と怒鳴って出かける。 雅也は喫茶店で絵を描いていたが、イライラし、手塚のところへ行 き、ここは落ち着くという。 手塚は、栄子が九州にいてくれた方がよかったか?ふるさとは遠く にありて思うものだな、と言う。 手塚のふるさとは福島。たまに帰ることがあるが、懐かしいのは最 初の10分だけ。後は、何フラフラしている?いい年なんだから結婚 しろ。孫の顔を見せろとうるさくて、すぐ帰ってきてしまう。母親が 危篤だと言われた時ですら、東京でフラフラしていたと言う。 どうなったの?と聞く雅也。 手塚は、危篤だったのだから当然亡くなった。きっと雅也は数年後 かも、十数年後かも知れないが、この栄子の漬け物を懐かしく思うと きが来ると言う。 まなみが一人で栄子を訪ねてくる。筑前煮を作ったが、栄子のと味 がちが少し違う、と。 一口食べた栄子は、干し椎茸の戻し汁が足らないと当てる。 二人は一緒におにぎりを作る。まなみは先日、栄子に雅也の好きな ところを聞かれ、考えてみた。それは雅也が自由なところ。雅也が自 由に育ったのは、栄子に育てられたからだとわかったという。 手塚は雅也に、栄子が大きなぬか漬けの壺を抱えて東京へ出てきた その覚悟だけは認めるべきだと言う。 帰宅した雅也。でも、家に栄子の姿が無い。 雅也は栄子の茶箪笥を開ける。ある段には『かっぱ』ののれん。別 の段には雅也の合格通知と学位記がしまってある。また、『マークン のイラストファイル』と書かれたスクラップブックがあり、中に雅也 のイラストが丁寧に貼ってある。 栄子が帰ってくる。雅也に怒られたので、家出していた。そして考 えた。ほかの親戚の人の家に行くことを考えたが、やはり自分には雅 也のところしかないと知ったという。 雅也は、ここはオカンと自分の家だという。 二人は屋上に上り、東京タワーを見る。 栄子は、あの東京タワーに上ったら遠くまでよく見えるだろうね、 と言う。 雅也は今度、東京タワーに連れて行ってやると言う。 寸 評 雅也の気持ちもちょっぴりわかりますね。大人になってからの親 との同居、特に一度別居してからの再びの同居は難しいですね。親は、 口では「もう大人なんだから」と言っても、いつまでも子供の時のよ うに世話を焼こうとします。子供の時には無邪気に反発できたのです が、自分が音になったと言うことは、親も年を取ったと言うこと。先 行きも短くなります。その親に心配を掛けることもできないし、とい ろいろ考えてしまいます。 栄子さん、もっとお金を管理しましょうよ、と言いたくなります。 雅也の散財癖は、栄子の遺伝でしょうか!? 執 筆 者 鈴木() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 今日帰宅したら、上野公園の桜がいつ頃満開かやっていました。詳しくは聞 けなかったので、もしかしたら不正確かも知れませんが、3月18日頃に満開 になるようなことを言っていました。 会社の人たちと行く夜桜の下での宴会の幹事のため、今、内心焦っています。 早く招集をかけて、日程をブロックしなければ。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv/ url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |