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タイトル:Daily Drama Express 2007/02/22 きらきら研修医 (7)  2007/02/27


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2007/02/22 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル きらきら研修医
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 織田うさこ(小西真奈美)
 立岡ケン(ウエンツ瑛士)
 木下みかこ(りょう)
 川合真介(生瀬勝久)
 向井隆史(パパイヤ鈴木)
 山崎英彦(加藤雅也)
 壇ノ浦龍平(原田芳雄)
原  作 織田うさこ『きらきら研修医』
脚  本 荒井修子
主題歌  主題歌「CHU-LIP」大塚愛

あらすじ 第7回「凶暴少女の処方箋」

 織田うさこ(小西真奈美)の皮膚科研修最後の担当患者は女子高生
の藤野カナ(桐谷美怜)。父は世界的な指揮者、母は有名な声楽家、
カナはCDも出しているヴァイオリニストでエリート音楽一家だ。

 カナは、病室では他の患者たちや看護師の前田清美(片桐はいり)
に暴力をふるう凶暴な少女。カナは背中に出来た腫瘍を手術する必要
があるのだが、手術に同意しようとしない。

 院内で演芸会が催されることになっている。皮膚科の出し物では出
演者が出られなくなり、立岡ケン(ウエンツ瑛士)はカナに演奏を頼
んでみてはどうかと思いつく。

 カナは、うさこがピアノ伴奏をして間違えなく弾けたら、手術を考
えてもいいと言い出し、うさこはジャンバルジャン製薬の山崎英彦
(加藤雅也)からピアノを習うことに。

 うこさは、山崎が製薬会社に就職したのは、自分の父が大学時代に
脳卒中で亡くなり、新薬を開発したいと思ったということを聞く。山
崎は夢のためにはどんなこともできると語り、うさこはそんな山崎に
「素敵だと思います」と言う。

 医局。うさこは、ピアノが弾けないのに伴奏を引き受けてしまった
ことを反省して落ち込む。向井隆史[ムック先生](パパイヤ鈴木)は
医者にとって大切なことは、自分を信じることとあきらめないことだ
と諭す。医者はどうしようもできない症例に当たることがあるが、そ
んな時にも自分を信じることと最後まであきらめないことが大切だと
いうのだ。それを聞いたうさこはまた頑張ろうと思う。

 カナの病室。カナは手紙を読んで涙ぐんで、その後花瓶を投げつけ
る。うさこは、カナに理由を聞くのだが、カナはうさこをうっとおし
がり、病室を出て行く。

 なかなか上達しないうさこは、山崎に徹夜のピアノ特訓を頼む。と
ころが、カナは最初からヴァイオリンを弾く気などなく、うさこがオ
ロオロしているのがおもしろかっただけだと言う。

 うさこは、カナの病室でゴミ箱に捨てられていた手紙と家族写真を
見つける。母からの手紙にはコンテストで結果を出せないカナに対し
て、父の名声を汚さないためにヴァイオリンを辞めるようと書いてあ
った。

 うさこの部屋。うさこは、カナが尊敬する母からヴァイオリンを辞
めるように言われていたことを知り、カナの心中を思いやる。

 うさこは、病院を出て行ってしまったカナの高校の女子寮を尋ねる
が、シスターに怪しまれ門前払い。やむなくうさこは寮に侵入しカナ
を説得する。自分は白血球が病気を退治する様子を見てドキドキワク
ワクした、カナにもヴァイオリンが好きでワクワクした気持ちがあっ
たのではないかと言う。

 カナはうさこに「あんたなんかにわかる訳ないじゃない」と言う。
うさこはカナを抱きしめる。うさこは、一番にならなくていいじゃな
いですかと言うのだが、カナには伝わらなかったようだ。

 演芸会が始まるが、カナは来ない。立岡や向井が芸を披露して場を
つないでいる。うさこは病院入り口でカナを待っている。

 カナがやって来た。カナは、うさこがいつも謝ってばっかりでバカ
みたいだから出てあげると言う。

 カナとうさこの演奏が始まった。2人の演奏を見ていた立岡は、う
さこを見ていると医者って本当にいいものだなあと思うと皆に話す。
その傍らには、掃除のおじさんに扮した院長・壇ノ浦龍平(原田芳雄)
の姿があった。カナは手術を受ける。

 院長室。壇ノ浦は理事長が頼んでいた手術を引き受けることを承諾
する。あれほど手術を拒んでいたのに、うさこの患者に対する姿勢を
見て考えを変えたのだろうか?

 うさこの皮膚科での研修が終わる。向井は娘を嫁に出す心境だと言
って泣いている。うさこは向井からは、患者を思いやることを教わっ
たと話す。向井は研修が終わったら、また皮膚科に戻ってくれれば嬉
しいけれど、他の科が気に入ったらそちらに行っても構わないからと
寛容な態度を示す。

 立岡はうさこに、科が替わっても会ったら話をするし、たとえ遠く
に行ってもうさこに何かあったら駆けつけるからと約束する。うさこ
と別れた立岡の手には辞表があった。立岡は看護師を辞めて、再度医
大受験をするのだろうか?

 うさこは、皮膚科研修で患者を思う優しい気持ちと逆境にあっても
ポジティブな精神で立ち向うこと、決してあきらめないことを学んだ。

 内科の初日。うさこは、受付の霧島里美(中山恵)から木下みかこ
(りょう)が今日は荒れているらしいと聞かされる。うさこは、廊下
で山崎が内科の医局から叩き出されるのを目撃する。山崎からうさこ
は、みかこは、今までのどの科の先生よりも一番手強いと助言を受け
る。

 みかこは、うさこが研修初日に助けてもらった先生だ。院内一のク
ールビューティという評判だが、一体どんな先生だろう?


寸  評  今回はゴルフコンペの時同様、演芸会のためのピアノ練習に時間
が割かれていましたね。研修医時代に拘わらず、医学の世界は日進月
歩、寸暇を惜しんで勉強してほしいところですが、結局患者のためと
言って、本筋とは関係のないピアノの練習に懸命になってしまうんで
すね。

 カナの両親は結局病院には現れませんでした。親の庇護の元にある
高校生が、病院で1人手術を受け、親からはヴァオリニストを辞める
ようにまで言われているのに、うさこに説得されたからと言って、演
芸会に参加するようになるとは思えないんですけどねえ。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 NHKドラマ「ハゲタカ」を見ています。企業買収がテーマの緊迫感のあるド
ラマでした。昨年放送した「クライマーズ・ハイ」に心なしか似ている感じが
したのは、どちらにも大森南朋が出ているのと二つとも仕事に賭ける男のドラ
マだからなのかもしれません。

 現在、「ヒミツの花園」に出ている滝沢沙織、よく連続ドラマの脇役で見ま
すが、メインキャストになっている割には、あってもなくてもいい役になって
いるのが不思議です。今回は4人兄弟がいきつけの居酒屋の女将だし、「幸せ
になりたい」ではADで、「ブスの瞳に恋してる」では村上知子の同居人、「ア
ットホームダッド」と「鬼嫁日記」では、幼稚園の先生だったので、出ている
意味もあったような気がしますが、「みんな昔は子どもだった」では宅配業者
だったので無理矢理役を作った感じがしました。

 久世光彦の「薔薇に溺れて」(新潮社)というエッセイを読んだら「ビュー
ティフルライフ」の木村拓哉の演技を誉める記述がありました。久世曰く、地
のままやっているだけだと言う人がいるが、テクニックがあるらしいのですが、
どうなんでしょうか。素人目には、いつ見ても同じ気がするのです。それを読
んでから、「華麗なる一族」を今までよりも凝視して見るようになったのです
が、私にはわかりませんでした。(たま)

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