メルマガ:地方の札所を巡る旅
タイトル:NO=203 北陸三十三観音  2007/02/25


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 2007ー02-25--------第203号 (毎週日曜日発行) 
  地方の札所を巡る旅 北陸三十三観音22 羽咋
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羽咋 北陸三十三観音22番札所 【永光寺】 曹洞宗 14−10−11

七尾から羽咋に抜ける国道159号線、境の信号を過ぎた辺り道沿いに、
白壁と大きな石柱の「永光寺」の寺標が建っている、
左側に『地蔵堂』のお地蔵さんのお出迎え、

道は隣を流れる永光寺寺川に沿って約1k程登って行く、
川は自然石で護岸され整備されていて気持がいい、

駐車場、茶店を過ぎた辺りから寺域になる、参道へ「耕雲橋」を渡ると
石垣の上に白壁の塀に囲まれた石柱の門、禅寺の雰囲気が漂って来る、

玉石が埋め込まれたちょっと歩き難い参道を更に進む、
左手の池の中に『弁天堂』清水の綺麗な水の中に鯉が泳ぐ。

参道は幾毎か川を横断し仁王門に至る、杉木立の中に階段が延び『仁王門』を潜る、
門から回廊が回り正面が『本堂』ご本尊 釈迦如来と聖観世音菩薩、
虚空蔵菩薩が合祀されている。

左の間には螺鈿細工の「釈迦涅槃像」の見事な衝立が飾られている。

本堂脇から裏山に回廊が伸び、『伝燈院』『開山堂』等の堂宇が点在する。

現在の伽藍は寛永以後の再興で往時を偲ぶべくも有りませんが、
永光寺様式として曹洞宗伽藍構成の一典型として伝えられています。

所在地 石川県羽咋市酒井イ11  0767―26−0156

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               『広大な伽藍』
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