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[暴政]「女性=子作りマシン説」は“安風倍政権=猟奇バラバラ”の証明 2007.1.29 【画像解説】 <注>お手数ですが、画像は下記URLでご覧ください。 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070129 f:id:toxandoria:20070129015426j:image Christina Aguilera クリスティーナ・アギレラは、1999年秋のデビューいらい凄い勢いでスター街道 を驀進中のアメリカン・ポップスの女性歌手です。ポルトガルのファドを感じさ せる新曲のバラード『HURT』(意訳すれば“心身の深い傷”)は大ヒット中で、 初めてのスペイン語版CD『mi reflejo』(2000)も注目を集めています。 彼女は、エクアドル人(父親)とアイルランド人(母親)の間に生まれたハーフ で、スペイン語系のアメリカ人です。父が米陸軍の軍人であったため3歳から6 歳頃まで日本に滞在したことがありますが、その幼少期に“父親から児童虐待を 受けた”過去があり、その悲しむべき体験は彼女に深い「傷」(Hurt)を残した ようです。両親はその後に離婚しています。今、クリスティーナは世界中の子供 たちを救済するプロジェクトにかかわっており、特にスペイン語圏の子供たちへ の思い入れが強いようです。 クリスティーナ・アギレラの『HURT』、『mi reflejo』(初めてのスペイン語版 ディスク)のCDは、アマゾン・ドットコム(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006CTJN)などで購入できます。 ・・・・・以下、本論・・・・・ 2007年1月27日付の毎日新聞(ネット記事、http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070128k0000m010094000c.html)などが報ずる ところによると、“安倍政権で少子化対策を担当する”柳沢伯夫・厚生労働大臣 が、1月27日に松江市で行われた自民党県議の集会の講演(内容は少子化対策、 年金、福祉、医療問題に関するもの)の中で少子化対策に言及する時に“15〜 50歳の女性の数は決まっている。産む機械、つまり装置(マシン)の数は決ま っているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかな いと思う”と述べたそうです。このニュースを知った時に先ず思ったのは“マサ カ、そんなバカな!アホな!”ということです。こともあろうに、少子化対策に かかわる話で担当大臣の口から“女性=子作りマシン説”が飛び出すとは・・・。 しかし、冷静に考えれば、これはしごく当然の発言であったかも知れません。思 えば、安倍政権は紛れもなく「猟奇バラバラを特技とする証拠隠滅型政権」であ るからです。つまり、この「猟奇バラバラ政権」の安倍首相・官房長官らを始め とする、おどろおどろしい閣僚たちは、先ず己(おのれ)らのオゾマしい貪欲 (権勢欲、金銭欲、食欲など)を満たすためにゴヤが描いた『自らの子どもを喰 らうサテュルヌス』よろしく、今、まさに「美しい国づくりのための<教育改革>」 という美名(大義名分)の下で、口元から深紅の涎(よだれ)を滴(したた)ら せながら、憐れな日本の子供たちをムシャムシャ、ボリボリと貪り喰らい始めた ところであったからです。 (参照、toxandoriaの日記/背任列島シリーズ1〜4/http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070127、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070127) それにしても、この“妙に律儀な柳沢伯夫・厚生労働大臣の猟奇的発言”は余り にもセンセーショナル(衝撃的)であったようで、早速、海外のBBC(ネット版) でも報じられています(ゴヤの絵画『自らの子どもを喰らうサテュルヌス』は下 記★の画像を、BBC記事については下記URL★★を参照乞う)。 f:id:toxandoria:20070129015645j:image ★ゴヤ『自らの子どもを喰らうサテュルヌス』 Goya y Lucientes(1746-1828) Saturn Devouring One of His Chidren c. 1820-23. Oil on canvas 146 x 83cm Museo del Prado 、Madrid, Spain. <注>お手数ですが、上の画像は下記URLでご覧ください。 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070129 ★★『BBC-News、Japan women called child machines /Japan's health mini ster has referred to women as "birth-giving machines" in a speech to a local political meeting. 』、 http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-acific/6306685.stm 例えば、『“小泉劇場に始まる、日本の政治・経済・社会全般にわたる構造改革” の一環として日本中の適齢期の女性たちを政策的に“子作り機械(マシン)”化 し、市場原理主義を標榜するこの国の権力亡者たちが、その量産した子どもたち を深紅の涎を流しつつ片っ端から貪り喰らう「美しい国」』というイメージを連 想しただけでゾゾーッと虫唾が走ります。恐らく、NHKの「週間子どもニュース」 の番組担当者らは、今、思案投げ首状態だと思います。日本国中の適齢期の女性 たちを政策的に“子作り機械(マシン)”と見做す、まさに猟奇的な「美しい国 ・ニッポン」が、今、そのような新しい方向性の中で「教育改革」に取り組もう とする意義をどのように子供たちへ分かりやすく伝えたらよいのか・・・と、頭 を悩ませているはずです。恐らく日本中の子どもたちにとって、この「柳沢伯夫 ・厚生労働大臣による問題発言のニュース」は“今週のワカラーン!”です。 もっとも、この柳沢伯夫・厚生労働大臣の発言には同情すべき点もあるようです。 なぜなら、この「猟奇バラバラ政権」に君臨する“おどろおどろしく貪欲なサテ ュルヌス”の仲間たちが、今や本気で日本の子供たちを貪(むさぼ)り喰らい始 めたので、律儀者で責任感が強い柳沢氏(少子化対策担当大臣)としては、今す ぐ「日本の子供の量産体制モード」に入らなければ担当大臣としての自らの首も 危ういという強迫観念に囚われて、“女性=子作りマシン説”という安倍内閣の ホンネをうっかり口走ってしまった可能性があるからです。また、ここで“サテ ュルヌス”の大親分(安倍首相)の点数を稼ぐことができれば、自分の力不足で 先送りさせてしまった「ホワイトカラー・エグゼンプションの失点」を挽回でき ると思った可能性もあります。ともかくも、彼に普通の人間としての心が些かで も残っていたならば、この発言は歯を食いしばって思い止まるべきでした。いや、 「安倍内閣の本性」を早々と正直に暴露し、それが猟奇的なものであることを分 かりやすく証明して見せてくれたという点では、我われ一般国民にとって、この 柳沢伯夫・厚生労働大臣の「女性=子作りマシン」発言は、むしろ「グッド・ニュ ース」と見做すべきかも知れません。 それにしても、“女性は、みな子作り機械(マシン)”だなんて、余りにも低劣 で下卑た“おどろおどろしい発想”です。女性たちは、それぞれ個性的な心を持 つ立派な人間たちです。彼女たちは、決して“子づくりのため男に傅(かしず) くべきマシンや道具”ではありません。これでは、日本国内のみならず世界中の 女性たちが大いに悲しみ憤るばかりです。せめて、冒頭の【画像の解説】で紹介 したクリスティーナ・アギレラが歌う美しいバラード『HURT』でも聴いて、猟奇 的な安倍政権のサテュルヌスたちのためではなく、日本国民、日本中の適齢期の 女性たち、そして日本の子供たちのための善政に取り組むことができる、「人間 としての正しい心のあり方」を取り戻して欲しいものです。 [参考資料/『Hurt』 Lyrics] Christina Aguilera 『Hurt』 Lyrics“ Seems like it was yesterday when I saw your face” (by http://www.moron.nl/lyrics.php?id=90039&artist=Christina%20Aguilera) You told me how proud you were But I walked away If only I knew what I know today Ooh, ooh I would hold you in my arms I would take the pain away Thank you for all you've done Forgive all your mistakes There's nothing I wouldn't do To hear your voice again Sometimes I wanna call you But I know you won't be there Oh I'm sorry for blaming you For everything I just couldn't do And I've hurt myself by hurting you Some days I feel broke inside, but I won't admit Sometimes I just wanna hide cuz it's you I miss And it's so hard to say goodbye when it comes to this Ooh, oh Would you tell me I was wrong? Would you help me understand? Are you looking down upon me? Are you proud of who I am? There's nothing I wouldn't do To have just one more chance To look into your eyes and see you looking back Oh I'm sorry for blaming you For everything I just couldn't do And I've hurt myself Oh If I had just one more day I would tell you how much that I missed you Since you've been away Oh, it's dangerous It's so out of line To try and turn back time I'm sorry for blaming you For everything I just couldn't do And I've hurt myself... ...By hurting you |