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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2006/08/18 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル タイヨウのうた 局 名 TBS系 放映日時 金曜22時 キャスト 雨音薫 (沢尻エリカ) 藤代孝治(山田孝之) 橋麻美 (松下奈緒) 大西雄太(田中圭) 立浪隆介(川村陽介) 加藤晴男(濱田岳) 松前美咲(佐藤めぐみ) 原作 天川彩 原案 板東賢治 脚本 渡邉睦月 主題歌 『』 あらすじ 第五話 絶望の中の光 店の手伝いをしている雨音薫(沢尻エリカ)。 工藤洋平(要潤)から電話が来る。薫は荒削りだが、いいものを持 っている。一度会いたいという。 薫は夜でないと、と言うと、12日の夜に、と決まる。 喜びのあまり薫は、両親に話すより先に、藤代孝治(山田孝之)に 話に行く。一番最初に聞いて欲しくて。一番最初にCD買ってくれた 人だし、と言う。 「よかったね」と孝治。 最初に売り込みに行ったときは、相手にされなかったのにどうして だろう?と薫。 孝治は、ライブが好評だったから、その噂を聞いたんじゃないか? と言う。 翌日、その話を聞いたエミリー(ベッキー)も立浪隆介(川村陽介) も、工藤は一流プロデューサーでイケメンで独身、と騒ぐ。 仲間たちは孝治に、そんな男と薫が会ったら、もう孝治の手の届か ないところに行ってしまうのではないか、とはやす。 三浦修(竹中直人)が孝治を、女の人から電話、と呼ぶ。 孝治が行くと、橋麻美(松下奈緒)が車を止めて待っている。そし て会っているところを人に見られたくないので、早く車に乗って、と 言う。 孝治は、「それはそっちの都合だろ。ここで話せないのなら帰る」 と言う。 麻美は薫についての話だと言い、孝治は足を止める。 麻美は、孝治が自分の車に乗るなんて、薫はよっぽど大切な人なの ね、と言う。孝治のことをよく調べている。そして昔やってしまった ことは悪かったが、昔のように孝治にギターを弾いて欲しい、と言う。 昔はよく、麻美のピアノと孝治のギターでセッションしていたという。 孝治はそんな話なら帰る、と強引に車を止め、降りようとする。 麻美は、それは薫のため。工藤が今、薫に接触しようとしている。 それは曲が書けなくなってしまった麻美のゴーストライターにするた め。孝治がそばにいてくれたら曲が書けそうな気がするという。 孝治は、麻美は他人の曲でも平気なのか?と問う。 平気じゃないから話しに来た、と麻美。 孝治は、平気で約束を破る人のことは信じられない、と車を降りる。 薫の家のそばまで行く孝治。 ゴミ出しをしていた父・雨音謙(勝村政信)が気づき、声をかける。 薫は最近、暇があればああやって歌っているという。 そしてあがってくれと言うが、用があるわけではないので、と孝治 は帰って行く。 夜、寝付かれない孝治。 意を決して、渋谷の音楽事務所に工藤を訪ねる。 最初、今日はアポはないはずだがと言っていた工藤も、薫のことで と言う用件に、会いに行く。 孝治は、薫は歌を歌うことが好き。だから歌っている姿を見てやっ て欲しいと頼む。ゴーストライターにしないで欲しい、と。 ピンと来た工藤は、なら誰のゴーストライターにするかもわかって いるだろう、と言う。ゴーストライターでもきちんと印税は払うし、 ゴーストライターからの出発でも時間をかければデビューできるかも 知れない、と言う。 孝治は、薫には時間が無い、と土下座をして頼むが、工藤は今、ビ ジネス上の話をしている。これでは薫との約束は白紙だという。 ライブの準備をする薫。やってきた孝治に、ギターに刻んである ”A”は何かと問う。 孝治は好きなコードと答える。 薫は、刻むほど好きなコードがあるのに、何でギターを辞めたか問 う。 孝治は、下手で、と言う。 1回5000円で教えてあげようか、と薫。 でも、今日の孝治の顔は、いつもの五割り増しで怖いと言う。 孝治は、工藤のアポはダメになったという。 薫はそんな簡単にデビューできるわけないし、デビューではなく、 この間のように、たくさんのお客さんに聴いてもらえれば、それでい いという。 孝治は、今回の件はゴーストライターだったのだという。 薫は、それは曲が認められたことだと前向きに受け止める。でも、 何でゴーストライターの件がわかったのかと聞く。 孝治は、音楽業界に知り合いがいて.....と曖昧に答える。 それが誰なのか、さらに問う薫。 孝治は遂に麻美だという。麻美は両親がおらず、自分と同じ施設で 育った。でも、それを隠してデビューしている。いいところのお嬢様、 というふれこみで。だから自分のような知り合いがいると知れては、 いけないと言う。 薫は今日、二つうれしいことがあったという。一つは孝治が自分の ために東京まで行ってくれたこと。もう一つは、孝治が秘密を打ち明 けてくれたこと、と言う。 そして新しい曲を思いついた、とギターを弾き始める。 工藤はスタッフに、麻美のファーストコンサートをペンディングに するよう、指示。 孝治の話を聞いた仲間たちは、ストリート出身で売れている歌手も 多い。明日から一週間、薫のストリート・ライブを盛り上げ、工藤を 見返してやろう、と張り切る。 曲作りをする薫。 遂に完成。 公園で孝治に曲を披露する。今回は自信作。まだ全部歌詞を書き終 わっていないが、題名は、『タイヨウのうた』に決まっている。孝治 のおかげで久しぶりに太陽の下にも出られた。久しぶりに見るタイヨ ウは美しく、いろいろなことに気づけた。この曲ができたのも、孝治 のおかげ、と。 調子よく歌っていたが、途中でコードを間違え、弾き直そうとする が、左手がうまく動かない。 薫は難しいコードを選んでしまったので、練習不足なんだ。それに 今日は疲れたから帰ると言うと、ギターをケースに収め、駆け出す。 孝治に何も言わずに。 その足で薫は主治医・榎戸真一(山本圭)を訪ねる。左手に力が入 らず、紙のような薄いものが持てない。でも、この間の検査結果はよ かったはずですよね、と薫。 榎戸はCTの写真を取り出し、神経症状が左手に出たのだろう、と 言う。 なぜこんな大事なことを言ってくれなかったの、と責める薫。 両親には伝えた、と榎戸。こんなに早く症状が出るとは思わなかっ た。いや出ないと信じたかった、と言う。 薫は足ならよかったのに、何で左手に.....と、フラフラと榎戸病 院を出る。 榎戸から薫の家に電話。まだ薫は帰宅していないと答える母・雨音 由紀(黒田知永子)。 松前美咲(佐藤めぐみ)が隆介に電話。薫の左手は動かなくなるか も知れない、と。 電話を替わった孝治は、防護服を手に取ると、探しに飛び出してい く。 ほかの三人もそれぞれの防護服を手に、原付で夜の町へ飛び出して いく。 薫の両親も、美咲を留守番に残して、それぞれ防護服を手に、街へ と飛び出していく。 六人で手分けして必死に探すが、薫は見つからない。 その頃薫は、浜辺でギターを手にしていた。遂に4時40分。アラ ームが鳴る。 「もうでもいいや」とつぶやく。 遂に孝治が薫を見つける。そして海に入って薫のところにたどり着 くと、もう日が昇るから早く防護服を着て、と差し出す。左手のこと は聞いた、と。 薫はギターがなければ歌えない。ギターに出会えたから生きてこら れた、と。でも、左手だけでなく、どんどんいろいろなものが取り上 げられていくだろう。両親にもっと迷惑を掛けて、ただ死んでいくだ け、と。 孝治は、みんな薫に生きて欲しいから、必死に探しているんだろう。 勝手に死ぬなんて、許さないと言う。 薫は防護服を着ないで、ギターを手に、海へと入る。 孝治は薫を抱き留め、薫に生きていて欲しいのは、薫が好きだから。 自分が薫の左手になる、と言う。 そして薫のギターを手に取ると、陸へ上がり、さっき薫が弾いたと ころまでギターを弾き、続きを教えて欲しいと言う。 防護服を手に取る薫。 曙の光が差し始めていた。 −− 消えて無くなろうとしていたわたしの小さな命の灯火を、小 さな心の叫びを見つけ出してくれたのは、あなただった。そして新し い希望の光までもわたしに与えてくれたね。 だから歩いていける。そう思ったよ、これから先、どんなつ らい運命がわたしを待ち受けているとしても。 寸 評 遂に薫に症状が出てきてしまいましたね。しかも、左手に。薫自 身もこれからどんどん自分の体の機能が失われていき、それは回復す ることがない、と知っている訳ですよね。 薫の態度に自己チューなところも感じますが、病気のことを考える と、切なくなってしまいます。 執筆者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- HDDレコーダーは、ビデオデッキのように、テープの入れ替えをしなくて 済むし、録画可能時間も桁違いに多い。部屋の中をビデオテープに占領される こともない。再生もリストから選べて、簡単です。 でも、わたしはしばしば悲劇に出会っています。それは『録画失敗』。 レコーダーが本当に故障していることもあれば、録画タイトル数オーバーの こともあります。もちろん、容量オーバーの時も。 昨日も録画エラーが発生したのですが、今回は原因がわかりません。とりあ えず、消せる録画を消して、今のところ、復活、と言う感じなのですが、原因 がわからないだけに、どうなったらまたエラーが出てしまうのか、不安です。。 。。。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |