2007年1月26日第3号(通巻第68号) 毎週金曜日発行  ブログ 中文簡体 中文繁体 バックナンバー
 
 
 
スキー・スノボー用品など最終処分。格安で手に入れよう!
1月26日 「ウィンタースポーツフェスタ」 幕張メッセ
印象派コレクションで有名なオルセー美術館の所蔵作品を展示。ゴッホ、モネ、ルノワールなど。
1月27日 「オルセー美術館展」 東京都美術館
モデルルーム・模擬挙式をご覧いただけるほか、無料ドレス試着体験も!
1月28日 「BRIDAL PREMIUM DAY」 六本木
資生堂が生まれ育った銀座の地に開館。化粧文化・風俗・ファッション等の企画展示。
1月29日 「ハウス オブ シセイドウ」 銀座
千原兄弟によるお笑いライブ。ゲストの出演も!
1月30日 「チハラトークVol.71」 赤坂・草月ホール
多岐川舞子・辻希美・保田圭らによる公演。
1月31日 「昭和歌謡シアター 新宿の女」 新宿
毎週木曜日ペンギンたちが園内を散歩。
2月1日 「ペンギンの散歩」 上野動物園
 
家電製品・IT情報

不思議なマウスたち

●無線空間マウス(BOMU−W24A/BL
「BOMU−W24A/BL」は高性能ジャイロセンサーを使用しており、空中でもデスクの上と同じように上下左右に移動することができる。レシーバをUSBポートにつなぐだけでOK。使用しない時は専用の充電器の上に載せて充電できる。また、6つのボタンの機能も自由に設定可能だ。プレゼンテーション画面の操作やリモコン操作にも使え、パソコンでの音楽鑑賞やテレビのリモコンとして大活躍する。

●ペン型マウス(Wow−Pen
一般のマウスは手の位置が固定した状態になるので、長時間使うと手や肘が緊張し、首筋や肩のこりの原因ともなる。そんな時「Wow−Pen」を使ってはいかがだろうか。そのスムーズな使用感に仕事もはかどるに違いない。小さく軽い「Wow−Pen」は人間工学に基づいたデザインで、長時間使用しても疲れにくい。また携帯にも便利で、いつでもどこでも使うことができる。

●球体空中マウス(エッシャー
楕円形の金属ボールを傾けることによって、普通のマウスではできないような効果を実現できる。最初は使い方に慣れない感じがするが、方向操作が非常に自由で、静かにすべるような感覚がすばらしい。デザインをする人や、3Dゲームを楽しむ人にはお勧めである。個人的には、鏡のように滑らかなメタル感が大いに気に入っている。

●ごろ寝マウス(リターンズ
拳銃のような本体を握ると、人差し指で中のボタンを押すことができ、親指で上部のボールを回すことができる。中にセンサーボールを支える三つの極小ボールがあり、それらの間の動きによって操作が行われる。センサーは二つの方式に切り換え可能で、繊細な作業では400dpiを、大画面操作では800dpiを用いる。三点倒立型のデザインになっており、通称「ごろ寝リターンズ」と呼ばれている。(河上晃一郎提供)

ダイレクト特選マウス http://direct.sanwa.co.jp/contents/sp/mouse_new/index.html
観光スポット・グルメ

登録を待つ日本の世界遺産

現在日本で世界遺産(文化遺産、自然遺産、複合遺産)に登録されているものは、法隆寺、屋久島、原爆ドーム、白川郷、知床など13ヶ所であり、申請中のものは次に挙げる4ヶ所である。一旦登録されれば観光客が押し寄せるに違いないので、登録される前にゆっくり美しい景色や名所を堪能しておくことをお勧めする。

鎌倉の寺院と神社】鎌倉は「武家が初めて作った政権都市」であり、「鎌倉時代以来七百年続いた武家政権発祥の地」であって、奈良や京都とは違う独特な歴史的価値を持っている。建長寺、鶴岡八幡宮、鎌倉大仏、法華堂跡などが含まれる。

彦根城】彦根城は、城郭建築が最も盛んだった十七世紀はじめの代表的建築物である。自然の地形を巧みに利用した二重の堀や、四季それぞれの美しさをもつ庭園を擁している。今年は築城400年祭の記念イベントが行われる予定である。彦根城、玄宮園などが含まれる。

石見銀山遺跡】1526に採掘を開始し、1923年に歴史を閉じるまで400年間採掘が続いた世界でも珍しい鉱山遺跡である。16世紀には世界の銀の三分の一がここから掘り出された。石見銀山の銀鉱山遺跡、鉱山町、羅漢寺の五百羅漢などが含まれる。

平泉の文化遺産】平安時代末期の奥州藤原氏が、約百年、四代にわたって築いた「浄土」である。独特な仏教寺院や浄土庭園などの黄金の文化遺跡群を擁している。中尊寺の金色堂、毛越寺の庭園、中尊寺境内、無量光院跡、長者ヶ原廃寺跡、平泉遺跡群などが含まれる。(本文は雑誌「ダカーポ」の文章をリライトした)

TBS世界遺産公式サイト http://www.tbs.co.jp/heritage/
車・ドライブ・F1

木村拓哉とカローラ

今月12日から14日まで、25万人を集めた世界最大規模の「TOKYO AUTO SALON 2007 with NAPAC」で、この独特なデザインのコンセプトカーが、多くの来場者の視線を集めていた。

これは、トヨタの名車「カローラ」のテレビCMに登場した木村拓哉が、自分の主演した映画「武士の一分」をテーマとして「新しい尺度」でカローラのために斬新なデザインを行なったものである。その名前は実に直接的で、「“Takuya Kimura NEW COROLLA”ICHIBUN special edition “Sports M”MODELLISTA Concept」という。

車の外観は黒地に白の和風のペインティングで、左右のドアに月夜と鳥の図案が描かれ、下部に小さく「一分」の文字と「木村拓哉」の朱印が入っている。この車はトヨタの完全なオリジナルであり、専用スタビライザーで足回りを強化した他、17インチのタイヤを装備し、駆動性を追及した仕様となっている。

木村拓哉と言えば、最近トヨタ自動車、特にカローラとの「蜜月」関係が話題になっている。

名古屋の繁華街の巨大なスクリーンには木村拓哉が満面の笑顔でカローラを讃える画面が映し出され、道行くOLたちや女子中高生が足を停めていた。10代目のカローラが発売された日には、トヨタ自動車の渡辺捷昭社長と木村拓哉の対談が行われ、東京、大阪、名古屋の三大都市で放送された。

カローラ購入者の平均年齢は、セダンタイプが62歳〜63歳、ワゴンタイプは50歳だったが、今回キムタクが登場したということは、トヨタが視点を変えて、本来カローラと無縁だった若者や女性に照準を当てたことを意味している。カローラも新しい時代に入ったということであろう。
(C)2007 TOYOTA MOTOR CORPORATION
CAROLLA AXIO公式サイト http://toyota.jp/corollaaxio/
先端技術・出版・雑学

「日本凡人伝」を推薦する

「社長になりたくない社員はよくない社員だ」というような残酷な競争社会で全力を尽くしてトップを争うより、自分の個性を尊重して世界で唯一の存在(オンリーワン)になった方がいい。最近そんな考え方が、一般庶民の意識に浸透している。SMAPの名曲「世界に一つだけの花」も、まさにその理論である。

だがよく考えてみると、「たった一つ」の存在になるのは遊び半分でできることではない。「オンリーワン」だって、一番を争うということになるのではないか。なぜ人は「一番」にそんなにこだわるのだろうか。

それより、小学館が先ごろ出版した「日本凡人伝」を読んでみてはどうだろうか。葬式中継アナウンサー、鉄道のダイヤを決める「スジ屋」、都バスの車掌(現在は廃止されている)、ほとんど消防ホースを握ったことがない消防調査員、出版社のトラブル処理係など、社会の注目を浴びたことなどない一般人の、ほとんど忘れ去られたような職場で積み重ねられる日常が、本人の言葉で淡々とつづられ、人々に大きな感動を与える。

人生とは、びっくりするような冒険や波乱万丈な物語でできているわけではない。ナンバーワンの有名人インタビューに飽き飽きしている方々には、この「日本凡人伝」を読むことをお勧めしたい。「普通」の中にも「きらめく」ところがあることが忘れられている現在、必要なのはこのような作品だと思う。

「日本凡人伝」猪瀬直樹・著、小学館、1155円。(本文は雑誌「R25」の文章をリライトした)
(C)2007 小学館
猪瀬直樹公式サイト http://www.inose.gr.jp/
芸能・ドラマ・音楽

「太陽の船」の反響

魂が燃え上がるような、心の深いところのエネルギーが体に満ち溢れるような音楽イベントを体験したことがおありだろうか?

松岡昌宏が飛んだ!工藤夕貴が飛んだ!バイクが、気球が、何もかもが飛んだ!ステージに映し出される映像と音楽、すべての人の力いっぱいのパフォーマンス、普通のファッションショーやただの芸術イベントでは表現できないハイレベルのショーが、今月13日と14日、東京ドームで爆発した。

夢を追い求めてさまよう青年カイトの旅を描いたこの音楽パフォーマンスショー「太陽の船」は、ファッションデザイナーの山本寛斎のプロデュースによるものである。構想を練ること十年、十億円を費やし、パフォーマンス出演者は二千人以上となった。

青年カイトを演じるのはTOKIOの松岡昌宏。カイトを導き、一緒に旅をする天使には工藤夕貴、カイトに究極の美の力を伝える花の妖精には上戸彩、未来の祭りの国の国王にアントニオ猪木、そして自ら主題歌「太陽の船」を製作した長淵剛が、パフォーマンス全体の四分の一を占める30分の熱唱を行った。日本の代表的アーティストの演じた役柄の数々が、このすばらしいパフォーマンスショーに個性的な輝きを与えた。大きな櫓を担ぐ人々、太鼓をたたくグループ、阿波踊りの列、直径7メートルの気球、炎、レーザー、20メートルの高さに釣り上げられた自転車……。

「太陽の船」はこうして東京ドームから出発して、すべての日本人の心に向かって動き出したのである。
(C)2007 KANSAI YAMAMOTO INC.
「太陽の旅」公式サイト http://www.kansai-inc.com/

今週、最も悲しい思いにさせられたのは、テレビ番組「発掘!あるある大事典2」の突然の放送打ち切りだった。「健康、レジャー、心身、美容、グルメ」をテーマとしたこの人気番組は、1996年の放送開始以来一貫して高視聴率を保ち、日本の家庭の主婦たちは日曜の夜に楽しく視聴し、翌週からの生活の参考にしてきた。

彼らは納豆のダイエット効果を伝えたとき、虚偽の実験データを使い、さらにアメリカの教授のコメントをすりかえて報道してしまった。この「納豆ダイエットスキャンダル」と呼ばれるでっちあげ事件が暴露されてから、ダイエット報道の後に販売額が激増し、欠品にまでなった販売店で、突然買う人がいなくなって廃棄処分せざるを得なくなったという。番組の広告主の花王も撤退を宣言し、超人気番組はその幕を下ろすことになった。

「あるある大事典」の内容が、一部のメディアが批判するような「にせ科学」であるかどうかはさておき、冷静に考えてみても、この番組は非常によく考えて作られたものだった。日常生活についてたくさんの精密な分析や実験を行い、なじみやすい建設的な意見を出しており、間違いが起こるのを防ぐために制作人員を9つのグループに分けて、3ヶ月の自己反復検証を行ってから放送していた。

番組の制作局長は「アメリカでの取材が難航し、テレビ局側に追い詰められ、しかたなく……」とため息をついた。メルマガの編集者として、その苦しさには理解できるところもある。毎週たくさんの煩雑な仕事をかかえ、高品質の作品を一心不乱に作り続ける。その苦労のたいへんさは編集者の私には良く分かる。だが、人気番組「発掘!あるある大事典2」の没落によって、我々も深く考えさせられた。

いつでもどこでも、自分の行なう仕事を真摯に愛さなければならない。深く愛していれば、物事をいい加減に済ませることもなくなる。仕事がただの生活の手段になった時、あるいはやらざるを得ない任務になった時、「にせもの」や「嘘」がはびこる温床が生まれる。

いつでもどこでも、視聴者や読者を愛さなければならない。深く愛していれば、彼らの品位や眼力をみくびることもなくなる。情報化が進む現代社会で他人の目をごまかそうとしたり騙そうとしたりしたならば、最後に被害を蒙るのは他人ではなく、自分自身なのである。
 

→貴社から送られてきた携帯電話用レンズに、私と娘は大喜びしています。ちょうどデジタルカメラに使うことができます。私たちはいろいろ面白い写真を撮ってみています。「週刊東京流行通訊」が大好きで、毎回必ず読んで、リンクされている文章も詳しく読みます。本当に楽しいです。今後はこのメルマガのイベントにできるだけ参加して、機会があれば日本に行ってみたいです。【保定 戴平

←この小さなメルマガを愛読してくださって、ありがとうございます。我々の新しいサイトの方もよろしくお願いいたします。ご家族みなさんで日本にいらして、この美しい島国をご自分の目でご覧になってください!

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←われわれは中国、香港、台湾の流行情報メディアと手を携えて、日本の流行情報における文化事業を共に推進したいと考えています。関係者のみなさんのお便りをお待ちしています。共に語り合い、研究しましょう。

 
 
昨年一番売れた曲
オリコンの発表によると、昨年シングルチャートの第一位に輝いたのはKAT-TUNの「Real Face」で、ここ数年出なかったミリオンセラーを達成。二作目の「SIGNAL」も5位にランクイン。一方アルバムでは平井堅のシングルコレクションアルバムが200万枚を突破し、一位になった。トータルセールスチャートでは倖田來未が初の一位を獲得。新曲ラッシュ・二枚のベストアルバムなど、勢いがとまらない。
 
 
 
ALAYA