メルマガ:1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』
タイトル:「一日一冊」、★★★☆☆「中国「反日」の末路」  2007/01/17


一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります!
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┃1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』30,766部 まぐまぐID:0000094236
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本日は、★★★☆☆「中国「反日」の末路」です。

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┃目┃■今日の名言:中国大陸では、約束を履行しないというのが常識
┃ ┃■書評   :中国共産党の崩壊を予言した一冊です
┃ ┃■編集後記 :
┃次┃        発行者:読書普及研究所 本のソムリエ
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■今日の名言
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 ・中国大陸ではどれほど厳しく、かつまた正確に文書にした約束で
  あっても履行しないというのが常識であって、中国のよき伝統は
  中国大陸では完全に姿を消しました(台湾の経済人)(p18)


▼引用は、この本からです。
「中国「反日」の末路」長谷川 慶太郎、東洋経済新報社(2005/5)¥1,575
【私の評価】★★★☆☆
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4492211527/mag06-22/ref=nosim/


●カザフスタンでも感じたことですが、
 約束は守られない、信じられるのはお金だけという
 文化の国は実際に存在します。
 (逆に、約束をよく守る国は珍しいのかも・・・)


●約束が守られないことに怒りを感じるのも一つですが、
 それが常識であると理解するのも一つの考え方だと思います。


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■書評
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「中国「反日」の末路」長谷川 慶太郎、東洋経済新報社(2005/5)¥1,575
【私の評価】★★★☆☆
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4492211527/mag06-22/ref=nosim/


■著者紹介・・・長谷川 慶太郎(はせがわ けいたろう)

 1927年生まれ。新聞記者、証券アナリストを経て、
 国際派エコノミスト。著書多数。



●中国共産党の崩壊を予言した一冊です。


●著書の考えでは、米国とソ連が対立した「冷戦」はソビエト共産党の
 崩壊で幕を閉じたように、

 中国と日本が対立する「冷戦」も中国共産党の崩壊で
 幕を閉じると結論付けています。

 ・東アジアでは、まだ「冷たい戦争」が続行している。その一方の相手、
  すなわち東側陣営の中核としての中華人民共和国が存在し、それに
  対抗する西側陣営の一員としての日本との間に一連の「対立関係」
  が発生している(p4)


●これは、中国共産党は崩壊するか、しないかではなく、
 「いつ崩壊するのか」という認識です。


●その根拠としては、
 現在でも中央政府が地方をコントロールできていないこと。

 ・発電所の新設工事をめぐって、今や中央政府の認可を得ず、
  一方的に、かつまた一種の「やみ」の形で、大型の発電所の建設工事が
  中国全土の至るところで展開し始めている。(p169)


●中国共産党の最高幹部ですら、資産を海外に逃避させていること。

 ・中国共産党の最高幹部の家族ですら、自分たちの権限を
  利用して自分の家族の資産を海外で保有しようとする。
  すなわち米ドル、日本の10万円金貨であり、人民元ではない。(p190)


●携帯電話の普及で、中国共産党が制御できないデモが発生する
 可能性があることなどです。


●私自身、中国に行ったことがなく、
 評価が難しいことから、★3つとしました。

 実際に、中国共産党が崩壊したとき、★5つになる本です。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・中国共産党の一党独裁体制が消滅した後の国家権力を掌握する組織は
  「人民解放軍」であって、現在おそらく人民解放軍の管理体制と
  なっている七大軍区がそれぞれ独立国家として中国を分割し、
  統治するという事態を想定するのが最も妥当であろう(p37)


 ・台湾で一番大きい問題になっているのは俗に言う「越南者」の大量
  発生である。例えば台湾のどの漁港においても、大量の「中国人漁民」が
  のった老朽化した漁船の群れが係留されたままで
  動けないままにつながれている。(p61)


▼引用は、この本からです。
「中国「反日」の末路」長谷川 慶太郎、東洋経済新報社(2005/5)¥1,575
【私の評価】★★★☆☆
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4492211527/mag06-22/ref=nosim/


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<私の評価基準   
 ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかもしれません)
 ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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※注意書き※
 よいことを書いている人が、よい人とは限らないのが世の常です。
 本メルマガが紹介するのは「本の内容」であって、書籍の著者及び著者に
 関係する団体とその活動を推薦するものではないことにご注意ください。





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■編集後記      
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今年は年賀状を200枚ほどもらいましたが、

二等が一枚、当たりました♪





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<前日、蒔いた成功の種     
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1.ラジオ体操をする○          11.妻の散歩×
2.一日を反省する×            12.朝【成功の巻物】※を読む○
3.呼吸鍛錬をする○            13. 
4.提案書を1ページ書く×      14.手紙を書く×
5.データをバックアップする○  15.食事をよく噛む ○
6.ロシア語を勉強する5分×    16.腹筋・背筋・腕立伏せ20回2セット○
7.相手の名前を呼ぶ○          17.腹から声を出す○
8.相手の目を見る○            18.メールに即返答する○
9.顔に手をやらない×          19.歩くとき「ありがとう」と唱え続ける○
10.腰骨を立てる×             20. 以上の項目を断固として実行する

ご縁のあった人1310人(目標1万)

※現在は、第十巻『神よ、お導きください』です。
【成功の巻物】は⇒ http://www.jmca.net/books/syounin/a/31/ 





『まぐまぐメルマガ大賞2006』 ビジネス・キャリア部門 第1位
melma!『メルマガ オブ ザ イヤー2006』アート&カルチャー部門 第1位
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わかったようなことを言うな。
気の利いたことを言うな。
そんなものは、聞いている者は一発で見抜く。
借りものでない自分の言葉で、全力で話せ。
そうすれば、はじめて人が耳を持ってくれる(田中角栄)

「田中角栄の超人材育成術」小林吉弥、講談社
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