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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2007/01/11 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル きらきら研修医 局 名 ＴＢＳ系 放映日時 木曜22時 キャスト 織田うさこ（小西真奈美） 立岡ケン（ウエンツ瑛士） 木下みかこ（りょう） 川合真介（生瀬勝久） 向井隆史（パパイヤ鈴木） 山崎英彦（加藤雅也） 壇ノ浦龍平（原田芳雄） 原 作 織田うさこ『きらきら研修医』 脚 本 荒井修子 主題歌 主題歌「ＣＨＵ-ＬＩＰ」大塚愛 あらすじ 第１回「初日から全力疾走」 織田うさこ（小西真奈美）、研修医。ドジで天然、人が良くて気弱 な性格だ。 ２００４年から研修医は２年間スーパーローテートという制度で、 いろいろな科を研修して回ることを義務づけられるようになった。う さこの初配属先は小児科。 初出勤の日。うさこの乗っていた通勤バスの中で小学生が倒れた。 うさこは医者だと名乗ってしまうが処置ができず、おまけにバスは渋 滞で動かない。うさこは小学生を背負って自分の勤務先の小都羽総合 病院へと急いで走った。 病院にたどりつき、ウロウロ走っていたうさこは、向井隆史[ムッ ク先生]（パパイヤ鈴木）、産婦人科の看護師・立岡ケン（ウエンツ 瑛士）、ジャンバルジャン製薬・山崎英彦（加藤雅也）とすれ違う。 ようやくうさこは内科の美人医師・木下みかこ（りょう）に出会い 診断をしてもらえることになった。みかこは小学生を脳震盪（のうし んとう）と診断する。うさこはみかこに子どもの母親と勘違いされ、 研修医であると名乗る。 みかこから研修医の発令式に遅刻していると指摘されたうさこは慌 てて会場に駆けつける。 小児科医・倉橋啓太郎（寺島進）にこってりと絞られたうさこ。う さこは一人前の医者を目指して頑張ると抱負を述べると、「ちっちゃ い顔しやがって」とにべもない返事。そして、近頃の研修医はちょっ としたことですぐに休むからと言われてしまう。倉橋は強面（こわも て）で怒られると迫力があり怖そうだ。 小児科のナースステーション。倉橋がうさこを看護師たちに紹介し ようとするが、甲山留美子（ふせえり）、御子柴ユミ（信川清順）、 西平麗香（木南晴夏）らは忙しく働いていてあいさつする暇もない様 子。 うさこの初仕事は、母親に置きざりにされてしまった赤ちゃんの子 守りだった。 次にうさこは、新人の麗香が注射の練習相手がおらず困っているの を見かねて練習台に志願して腕は注射の痕だらけに。 小児病棟の回診に行ったうさこは、子どもたちに研修医と見破られ からかわれる。 売店。昼食のパンを買い損ねてしまったうさこは、立岡からコッペ パンをもらい、朝うさこが落とした安産祈願のお守りを返してもらう。 立岡はうさこをシングルマザーと勘違いするが、お守りはうさこの母 が大学受験用に間違えて買ったものだった。 うさこが倉橋から次に頼まれたのは小児科医局の掃除で、うさこの 研修医1日目は終わった。 自宅に帰ったうさこは、「クラクラ研修医のドタバタ日記」という ブログに仕事の内容を書き込む。 病院の中庭。うさこは小児病棟の子どもたちから水鉄砲をかけられ てずぶ濡れになる。そこで、うさこは子どもたちと親しげな老人・壇 ノ浦龍平（原田芳雄）に会う。居合わせた山崎の説明によると、壇ノ 浦は病院の院長だという。 壇ノ浦はナイーブな性格で人前が苦手、600例もの手術を手がけて いたこともある優秀な脳神経外科医だが、今は病院内に引きこもって いるか病院の中の掃除をしているという謎の多い人物だ。 うさこは、入院中の小学生・真由から「ラブ・サバイバー」という 惚れ薬の効能について調べてほしいと頼まれる。真由は父１人子１人 で、病気で心配ばかりかけている父のために、恋人を見つけてあげた いと思っていて惚れ薬を買ったらしい。 それを聞いていた麗香は、倉橋にそれをスプレーしてしまう。実際 に効果がある薬かどうかを実験してみようというのだ。 真由から信頼されて張り切ったうさこは、フェロモンの研究を始め て本を読み漁り、徹夜してしまう。何となく具合が悪く、熱を測って みると４０℃を超えていた。うさこは、倉橋の近頃の研修医はすぐに 休むという言葉が耳に残っており、熱をおして休まず仕事をする。 うさこは、市販の風邪薬を飲んで頑張るのだが、病棟の回診中に倉 橋に倒れかかってしまう。それを看護師たちに目撃され、惚れ薬の効 能でうさこが倉橋に恋をしたと噂になってしまう。 噂は病院中にひろまり、不倫、略奪愛と尾ひれがついていく。 うさこは、患者の持っていた新聞に「ラブ・サバイバー」が偽フェ ロモンで摘発された記事を見つけ、真由にどう話すべきか悩む。 ナースステーションで、うさこは麗香に夜も眠れないともらしてし まい、麗香は、それを恋煩いと勘違いする。 うさこの味方をする麗香は、倉橋に詰寄りうさこの心をもてあそば ないで下さいと怒る。 妻子持ちの倉橋は、うさこが自分を好きだという話を聞いてひどく 動揺する。 屋上。うさこは山崎から話しかけられる。うさこの様子が変だと気 付いた山崎がうさこの額に手を当てると熱があった。山崎はすぐに診 察を受けるようにと勧めるのだが、うさこは自己管理ができないと評 価される怖さに受診を拒む。 山崎はうさこに、体調が悪いのにとりあえず職場に出ていればいい と思うのは最低の医者だと言い、医者は手術や薬だけで患者を治すの ではない、患者にとって必要なのは、医者の笑顔なのだと説得する。 山崎の言葉を聞いたうさこは自分の甘さを反省し、倉橋に休みをと らせてほしいと言うことを決意する。 うさこは倉橋に接近するのだが、倉橋はうさこを避けている様子で なかなか話ができない。 ようやくナースステーションで倉橋に話があると切り出すうさこだ った。いつになく優しい対応の倉橋だが、うさこは「す」という言葉 からなかなか次の言葉を発することができない。看護師たちも恋の告 白と固唾を飲んで見守る中出たのは「すごい熱があります。休ませて ください」だった。 うさこは、迷惑がかかるので熱でも休むことができないと思ってず っと言い出せないことを切々と語る。ようやく気持ちを言い終えたう さこは、安心して倒れてしまう。 うさこは１週間入院した。その間に小児科での１ヶ月の研修が終わ った。小児病棟の子どもたちにお別れのクッキーを渡しているとき、 真由がうさこの所にやってきた。 うさこは真由に惚れ薬が贋物だったことを正直に話す。そして、お 父さんにとっては、真由の優しい心遣いがとてもよく効く薬なのだと 説明する。 産婦人科の看護師・立岡が緊急の帝王切開が入ったので立ち会うよ うにと呼びに来る。うさこは、今日から産婦人科の研修だ。 手術室。産婦人科医・川合真介（生瀬勝久）が手術着を着て立って いた。まるでガチャピンそっくりだ。川合は手際よく手術を行い、男 の赤ちゃんを取り上げた。 すると、川合はうさこに止血を命じて立ち去ってしまった。困惑す るうさこ。これからどうなるのだろう？ 寸 評 一言で言ってつっこみ所がたくさんあるドラマだと思いました。 売店のおばちゃんの研ナオコが、マリー・アントワネットのコスプレ をして売店にいるってありえないとか、風邪をひいたうさこが作った スペシャルドリンク（鰻、モロヘイヤ、牛乳、長芋、ニンジン、卵、 リンゴなど）は飲みたくないとかです。熱が出たら栄養をとるのでは なくて水分を補給するのでは？「ヒミツの花園」でも釈由美子のお姫 様ドレスのコスプレがあったし、同時期のドラマは発想がなぜか似ま すね。 うさこが小学生を背負って走るシーン、朝の設定なのに「焼き芋」 の車が走っているのは不自然でした。 コメディに目くじらを立てることもないのでしょうけど、医療関係 者が揃っていて研修医が何日も熱を出しているのに気がつかないなん ておかしいですよね。 寺島進は、「ヒミツの花園」にも出ていましたね。釈由美子のライ バル出版社の編集者の役で、こっちもヤクザ風の強面キャラ。「きら きら研修医」もそうでした。 ドラマ中、うさこは安産のお守りを「安ずるより産むが易し」でご 利益があると説明していましたが、正しくは「案ずるより」ですよね。 細かい点が気になるせいか、番組を見ながらアラ探しをしてしまいそ うです。 ただ、ドジでも一生懸命に頑張るというキャラクターは小西真奈美 に合っていると思います。脇役だと釈由美子同様クールな役または主 人公のライバル役が多かった小西真奈美（たとえば「ちゅらさん」の 医師役）ですが、主役になると一転ドジだけど、けなげに頑張るとい う役になるのですね。 執 筆 者 たま() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- １月４日に家族で映画「シャーロットのおくりもの」を見ました。吹き替え を見たのですが、声はクモのシャーロットが鶴田真由、豚の面倒を見る女の子 の役は福田麻由子、馬は高橋秀樹などでした。最近は、映画の声に俳優が登場 することが多く、声優は商売あがったりだと思うのですがどうなのでしょう。 映画はおもしろかったので、原作を読んで見たいと思いました。合成技術が進 んだせいか、ファンタジーの名作がどんどん映画化されていきます。（たま） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |