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タイトル:Daily Drama Express 2006/12/26 役者魂!(最終回)  2007/01/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/12/26 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 役者魂!
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 烏山瞳美(松たか子)
 相川護 (森山未来)
 梓里奈 (加藤ローサ)
 斉藤和子(濱田マリ)
 本能寺海造(藤田まこと)
 柳沢光春(香川照之)
脚  本 君塚良一
主題歌  松たか子『みんなひとり』

あらすじ 最終回「初雪の舞う最後の夜の奇跡」

 本能寺海造(藤田まこと)、烏山瞳美(松たか子)、桜子(川島海
荷)、忠太(吉川史樹)の4人が始めた生活は他人同士の寄せ集まり
だったが、本当の家族のようになった。

 しかし桜子たちの母・まり子(戸田菜穂)が2人を迎えに来て家族
に別れの時がやって来た。

 梓里奈(加藤ローサ)の楽屋。子どもたちが引き取られることを知
った相川護(森山未来)たちは瞳美のことを心配する。

 「リア王」の最終公演が始まった。まり子は桜子と忠太に公演を最
後まで見て本能寺にお別れを言うようにと2人を本能寺の元に行かせ
る。

 瞳美はまり子の元へ行き、桜子と忠太の生活面と学習面のことにつ
いて話をする。まり子は瞳美が2人のことを把握していることに驚く。
まり子は瞳美の家族について尋ねるのだが、瞳美は微笑むだけで答え
なかった。

 里奈のマネージャーを外れた斉藤和子(濱田マリ)は、社長秘書・
山崎紀夫(前川泰之)[今回が初舞台]のマネージャーを自ら志願する。

 瞳美は本能寺の楽屋の片付けを始めるが思うようにはかどらない。
瞳美を心配した護がやって来て、「このままじゃ後悔すると思います
よ」と桜子たちと別れないようにと助言する。

 瞳美は一人でも生きていけると強がってみるのだが、悲しさには打
ち勝てず護の胸を借りて泣く。

 そこへ里奈が駆け込んで来た。本能寺の芝居が止まってしまったと
言うのだ。

 本能寺は桜子と忠太が本能寺に渡した剣(子どもたちと撮ったプリ
クラが貼ってあった)を見て、別れる辛さから芝居が止まってしまい、
舞台を降りてしまう。

 本能寺の楽屋。リア王は子どもたちと別れ自分も子どもたちと別れ
るそんな辛い芝居はできないと本能寺。

 護が里奈に合図をして本能寺が戻るまで芝居をつなぐようにと合図
する。

 本能寺の楽屋では、瞳美が本能寺に子どもたちの前で舞台の途中で
逃げていいんですかと説得する。

 本能寺は舞台に戻るがセリフが出ない。瞳美が舞台セットの中にも
ぐってセリフを伝える。

 本能寺は芝居を始めるが、里奈が桜子に見えて舞台上で錯乱してし
まう。道化役に扮した柳沢が舞台に乱入し、錯乱した本能寺を芝居に
引き戻す。

 本能寺のセリフだがまたセリフがでず、瞳美がセリフを伝えること
に。瞳美自身も子どもたちと別れる辛さがあり、とっさにアドリブの
セリフに変えてしまう。

 「わしの子どもたちよ。人生は決して思惑通りには進まない物だ。
しかし子どもたちよ。人生というもの楽しみ方一つで見方も変わる。
幸せに過ごすのだぞ。君らを愛してるよ。頑張れよ」と舞台上から桜
子と忠太にエールを送る。

 瞳美は桜子と忠太を探し、三人で抱き合って涙ながらのお別れをす
る。

 舞台が終わった本能寺は瞳美にアドリブの礼を述べ、瞳美から思い
やりを教わったと言って、本当は瞳美の誕生日プレゼントだったマフ
ラーを瞳美に返す。

 本能寺は引退し北海道で高校生のためのシェークスピアの指導に当
たっている。

 本能寺家の掃除をして瞳美は1ヶ月ぶりにわが家に戻った。瞳美が
掃除をしていると忠太の靴下が出てきて、子どもたちとの生活を思い
出す。

 1年後、宮崎でまり子と暮らしている桜子と忠太はそれぞれ進級す
る。

 本能寺は北海道で高校生に指導しており、里奈は香港映画のオーデ
ィションを受け見事主役の座を射止めた。

 瞳美は役者を始めた柳沢のマネージャーとして働いている。柳沢は
社長業もこなし「業界初のプレイングマネージャー」として話題にな
っている。柳沢は本能寺以上にわがままで瞳美は忙しく過ごしている。


寸  評  今回「役者魂!」での私の収穫は、相川護役の森山未来とアント
ーニオ役の富岡晃一郎でした。富岡は舞台俳優ということでテレビド
ラマでは見る機会はなかったのですが、オカマ役が似合っていました。

 松たか子の歌う「みんなひとり」も内容的に合っていました。頑固
一徹なシェークスピア俳優も藤田まことに合っていたけど、視聴率は
低かったんですよね。

 シェークスピアの芝居と現実生活をうまくリンクさせようとしてい
たけれど、こっちの方はあまりうまくいっていたとは言えません。た
とえは「リア王」では本能寺と三姉妹との仲がうまくいかないなどの
エピソードが出てきましたが消化不良で終わってしまった気がします。

 最後には本能寺は北海道で高校生の指導に当たり、里奈は香港、柳
沢は役者復帰を果たし、それぞれの「役者魂」に生きていくというオ
チのようでした。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 30日に放映された「THE 有頂天ホテル」を大掃除の合い間に少しずつ見
始めました。掃除をしながらなので、場面がコマ切れになってしまい話がなか
なかつながらず、1日にようやく最初から最後まで見ることができました。

 総支配人役の伊藤四郎が突然白塗りになり、ホテル中を走り回っているのが
なぜなのかがわからなかったのですが、その理由も解けました。三谷幸喜作品
は、映画画面の細部までこった作りなので、家事の片手間で見るとわからなく
なります。

 「THE 有頂天ホテル」を見てから「相棒」の新春スペシャルを見ました。
そのせいか「相棒」のアイディアは「THE 有頂天ホテル」からもらったのか
しら?と思ってしまいました。大晦日のホテルで事件が起きる、代議士が出て
くるなど似ている個所が何箇所か。(たま)

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