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タイトル:非公式情報 第229号  2006/12/17


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ブレア英首相とMI5

By StrangeLove

イスラエル系の富豪マイケル・レビが深く関与している「闇融資事件」にからみ、イギリスではトニー・ブレア首相が警察の事情聴取を受けた。日本のマスコミは触れようとしないが、レビを介してブレアはイスラエルから資金を得てきた。だからこそ、ブレアは労働組合を攻撃し、マーガレット・サッチャーの「後継者」として「新自由主義」的な政策を推進することができたのである。

1994年1月にブレア夫妻、つまりトニー・ブレアとチェリー・ブースはイスラエルを訪問、帰国して2カ月後にはロンドンのイスラエル大使館で大使館幹部からレビを紹介されている。その年、労働党を率いていたジョン・スミスが急死。そして1997年の選挙で勝利し、首相に就任した。ブレアは首相に就任する前から「反労働組合」であり、「親イスラエル」であった。これがニューレーバー、そして「第三の道」の実態である。日本には「ニューレーバー」を真似しようとしてきた政党もあるようだが、「反労働組合」「親イスラエル」を目指しているのだろうか?

実は、イスラエル/レビに接近する10年以上前、1982年にブレアはイギリスの防諜機関MI5からリクルートされたとする話も伝わっている。27歳、あるいは28歳の時ということになる。1975年にオックスフォード大学を卒業した直後に労働党へ入党、1980年にチェリー・ブースと結婚している。チェリーの父親のつながりでトム・ペンドリーと知り合い、政治の世界に入ったのが1983年。弁護士としての道を歩いていたトニーをMI5がリクルートしたのが1982年、その翌年に政界へ飛び込んだことになる。

ブレアをこれまで支えてきたのがBAP。米英の連携を強化する目的で設立された組織で、マスメディアの関係者が多く参加している。ブレアがメディア戦略を重視した背景にはこうした集団の存在があった。
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