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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2006/11/28 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 役者魂! 局 名 フジ系 放映日時 火曜21時 キャスト 烏山瞳美(松たか子) 相川護 (森山未来) 梓里奈 (加藤ローサ) 斉藤和子(濱田マリ) 本能寺海造(藤田まこと) 柳沢光春(香川照之) 脚 本 君塚良一 主題歌 松たか子『みんなひとり』 あらすじ 第7回「本能寺VSできちゃった結婚」 相川護(森山未来)が「リア王」のオーディションを開催して受験 料を取ることを柳沢光春(香川照之)に提案する。二人は盛り上がる が烏山瞳美(松たか子)は乗り気でない。 オーディションでたくさん人が集まったらボーナスという話に桜子 (川島海荷)と忠太(吉川史樹)姉弟との生活費に困っている瞳美は 即座に賛成する。 演劇班で行われたオーディションには審査員として本能寺海造(藤 田まこと)も出席した。 オーディションには、所属俳優の美剣礼二(阿部力)や温水羊一 (本人・友情出演)や社長秘書・山崎紀夫(前川泰之)の姿もあった。 オーディションに通過したのは300人中数名。 瞳美の部屋。アントーニオ(富岡晃一郎)が子どもたちの服を持っ て来ている。明日は本能寺の三姉妹と会う日だ。 本能寺には3人の娘がいる。本能寺は娘たちに一緒に住んでもらい 桜子たちの面倒を見てもらいたいと考えている。 本能寺は妻が亡くなってから5年、娘たちに会っていない。 長女・高橋一子(畠山明子)は社長夫人で豪邸に住んでいる。本能 寺が隠し子の存在を明らかにし、一緒に暮らして欲しいと頼むと、一 子は激怒する。本能寺は金を貸してほしいと言って、一子をいっそう 怒らせる。 中華レストラン。梓里奈(加藤ローサ)と父・幸一郎(白井晃)、 護の父・五郎(小野武彦)が食事をしているところに呼び出された護。 護と里奈の結婚話が進んでおり、護は驚く。 二女・上田二美子(久保田磨希)の家。二美子は高層マンションの 最上階に住んでいる。本能寺たちを見て二美子はすぐに500百万円の 小切手を差し出し、それを持って帰ってくれと言う。 二美子は家族で普通の会話ができなかった本能寺を嫌っている様子。 二美子は幼稚園の頃、ジャングルジムから落ちてケガをした時に、 本能寺が仕事で家にいなかったことを恨みに思っているようだ。 本能寺は二美子から三女の三津子(紺野まひる)の結婚話を聞かさ れ驚く。 本能寺は三津子に電話し、結婚するなら電話ぐらいしろ、バカモン と怒鳴る。本能寺は「この俺はあいつらの何なんだ」と落ち込む。 演劇班。里奈とアントーニオがやってくる。護はアントーニオに 「リア王」の衣装係を頼む。アントーニオは二人の結婚を祝福し、外 で二人が会うと目立つので自分の部屋で会うようにと助言する。 護は意を決して里奈と結婚するつもりはないことを告白する。 里奈は護に断られたことによって、里奈の恋心は激しく燃え上がっ てしまった。情念の女再燃。 次の日。護は瞳美に里奈との結婚話を破談にするため自分とつきあ ってほしいと頼むが断られる。 演劇班。瞳美と護は里奈との結婚話を話していたのを柳沢に聞かれ てしまう。護は土下座して柳沢に謝る。 柳沢は怒っていたが、それは結婚話を聞いたからではなく、「リア 王」の演出家がまだ決まっていなかったからだと知って二人はほっと する。 柳沢は演出を安く請け負ってくれる人を探すようにと、いつになく 力を込めた口調で出て行った。柳沢は演劇を嫌っているはずなのに。 夜。瞳美は、柳沢に呼び出された。事務所では柳沢、山崎、斉藤和 子(濱田マリ)がいた。明日は「リア王」の顔合わせなのに、まだ演 出家が決まっていない。 柳沢は本能寺にダメ出しができるのは自分だけだと言う。それは柳 沢が演出をしたいということだろうか?瞳美と和子はそう感じる。 瞳美と和子が柳沢に演出を頼むと、柳沢は自分には無理だと断るの だが、二人が部屋を出ると、柳沢が窓から二人を見て「やりたい」と いう表情をしていた。 舞台の顔合わせ。柳沢は「リア王」はシェークスピアの四大悲劇の 中でも最高傑作と紹介し、あらすじを語る。 瞳美は、「リア王」の人生と本能寺の人生が似ていることに気付く。 リア王の娘コーデーリアだけは誠実に父を愛していたことを知り、瞳 美は三津子に期待をかける。 瞳美は、本能寺に三津子にぜひ会うようにと説得。本能寺は三津子 に電話する。 本能寺家。三津子がやってきた。三津子は妊娠している様子だ。三 津子は桜子たちにも気さくにあいさつする。 三津子は妊娠5ヶ月。相手は普通のサラリーマン。相手には父の存 在は知らせていない。 三津子は本能寺が家にいたときは、怒られてばかりで家族の思い出 は嫌なことばかりだったと話す。 本能寺は三津子に二度とうちに来るなと捨てゼリフ。 瞳美は三津子を送る。瞳美は三津子に桜子たちの面倒を自分が見る ことを約束する。 本能寺家。「リア王」は三女と別れ不幸のどん底に落ちるのだ。本 能寺は娘に裏切られたのも、身から出たさび、自分が娘と関ってこな かったせいなのだと諦める。 瞳美と桜子たちは本能寺を残して、瞳美の部屋に帰って行った。 瞳美の部屋。三人は向かいのマンションのベランダの植え込みの花 を見て話す。 桜子たちは瞳美から栄養をもらった。元気のない花は、元気な花た ちから栄養をもらうのだ。今度は、本能寺に栄養をあげる番だ。 翌朝。本能寺が目を覚ますと、瞳美たちが朝ご飯の支度をしていた。 四人の生活が始まった。瞳美の部屋は、護と里奈のデートに貸し出 すことになった。 「リア王」の稽古が始まった。柳沢は本能寺にダメ出しの連続。現 場は混乱し、四人の生活は三日と持たずに生活は崩壊してしまった。 寸 評 中盤はリア王がらみの話で盛り上がりそうですね。ドラマだと三 姉妹の名前が便宜上だと思いますが、「一」「二」「三」がつくのが パターンなのでしょうか?昼ドラマの「みこん六姉妹」も「一美」 「二葉」などの名前でした。「四麻子(しまこ)」などちょっと苦し い名前もありましたが。 HPでは、三女美津子となっていましたが、テレビの方は三津子だっ たので、テレビの方を採用しました。 護は結局里奈とは別れられない運命なのかな。里奈が情念の女を表 現する時は、演技ではなく必ず目から炎が出ます。コメディならでは といえますが、演技力不足を補っているようにも見えます。 執 筆 者 たま() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 朝ドラマ「芋たこなんきん」(主演・藤山直美)を見ています。かつて朝ド ラマ主役だった田畑智子(「私の青空」)、菊池麻衣子(「ふたりっこ」)、 小西美帆(「やんちゃくれ」)らも脇役で出ています。作家の田辺聖子の半生 がドラマになったらしく、なかなか面白いです。 昔読んだ田辺聖子の「姥ざかり」シリーズも読み返してみました。70代にな っても元気な婦人の話で、以前に京マチ子主演でドラマ化されたこともありま した。2時間ドラマぐらいでまたドラマ化しても面白いのにと思います。野際 陽子辺りがやるといいのかな。 NHKの朝ドラマは、新人女優の登竜門と言われていた時期があります。朝ド ラに出ると民放でのドラマの主演があって、とんとん拍子に女優として成長し ていくというものでしたが、今はそうとは言い切れませんね。 朝ドラマ出身の成功例としては竹内結子(「あすか」)、石原さとみ(「て るてる家族」)、ちょっと古い所で松嶋奈々子(「ひまわり」)なんかがそう です。脇役でも成功した例としては、長澤まさみ(「さくら」)、仲間由紀恵 (「天うらら」)でしょうか。 竹内結子がどんな形で、連続ドラマに戻ってくるのかと、「純情きらり」に 出ていた宮崎あおいが、民放ドラマにいつ主演するのかが、今とても楽しみで す。(たま) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv/ url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |