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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2006/11/14 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 役者魂! 局 名 フジ系 放映日時 火曜21時 キャスト 烏山瞳美(松たか子) 相川護 (森山未来) 梓里奈 (加藤ローサ) 斉藤和子(濱田マリ) 本能寺海造(藤田まこと) 柳沢光春(香川照之) 脚 本 君塚良一 主題歌 松たか子『みんなひとり』 あらすじ 第5回「年下口説き大作戦」 梓里奈(加藤ローサ)と本能寺海造(藤田まこと)のCMが放映され た。しかし、本能寺がギャラの前借りをしていたため、ギャラは支払 われなかった。 斉藤和子(濱田マリ)のマネージャーは里奈をCM女王にすると張り 切っている。里奈の次のCMは相川護(まもる)(森山未来)の父・五 郎(小野武彦)が経営する西丸デパートだ。 烏山瞳美(松たか子)は里奈の父・幸一郎(白井晃)が東都デパー トを経営しているので同じ業界のCMはまずいのではないかと危惧する が、ヤナギサワエクスプレス社長・柳沢光春(香川照之)は西丸デパ ートのCMは関西限定なので心配ないと言う。 護の父は明日上京してくる予定。 和子は里奈と護の仲を心配している。 瞳美の部屋。福田桜子(川島海荷)と忠太(吉川史樹)姉弟は瞳美 が面倒をみており、本能寺は食事だけを共にしている。本能寺は瞳美 にリア王の本を見せ次の芝居はこれにしたいと意欲的だ。 瞳美は子どもたちの生活費を出しているが、生活感のない本能寺に お金のことを言っても通じない。アントーニオ(富岡晃一郎)は瞳美 の加勢をするのだが、本能寺には全く通じず「役者バカ」と言ってし まう。本能寺は全く堪えずむしろ「役者バカ」と言われたことを喜ん でいるような始末だ。 里奈と護が瞳美を尋ねて来る。世事にうとい本能寺が、里奈の表情 から「二人は愛し合っているのか」といきなり核心をついた発言をす る。 二人の仲を知った瞳美は驚き、そして護に同情する。ふわふわした イメージの里奈だが、実は情念の女なのだ。 里奈は2年前19歳の時、モデル仲間の男性と恋に落ちた。しかし、 男は二股をかけていた。里奈を心配したメイク係は男が浮気をしてい ると告げ口する。 里奈はメイク係を櫛で刺そうとした。「告げ口は人の道に反する」 という理屈からだ。 ヤナギサワエクスプレス。護と父は会った途端に口論になり、社長 室でも喧嘩。 そこへ里奈の父がやって来る。父親同士は顔見知りで犬猿の仲。当 然里奈のCMの話はなくなる。 西丸デパートは東京進出を狙っていたのだが、それを東都デパート に潰されたという経緯があり、互いに反目しあっている。 瞳美の部屋。家出した里奈は瞳美の留守中に部屋に転がり込む。桜 子と忠太は二人に同情する。 桜子と忠太は本能寺を説得し本能寺も里奈と護の味方になる。 瞳美が帰宅すると、本能寺が二人の恋を暖かく見守ろうと言う。瞳 美は社員とタレントの恋愛を認めないと言い張るのだが、本能寺らに うまく丸め込まれる。 3歳で両親を亡くした瞳美は家族という言葉に弱い、家族という言 葉を出されると涙が出てしまうのだ。 瞳美の部屋には桜子と忠太だけではなく里奈と護も同居することに なり、ますます金欠になる。 ヤナギサワエクスプレス。柳沢は里奈と護を別れさせることを約束 し、西丸デパートのCMに本能寺を起用することを確約させる。 演劇班事務所。柳沢は瞳美を強行に説得し、瞳美が護を色仕掛けで 落として里奈と別れさせるように命じる。柳沢は二人を別れさせたら 本能寺の解雇を考え直すとまで言い、瞳美は困り果てる。 瞳美は子どもたちの生活費にお金がかかりすぎて昼食も抜いている ような状態で判断能力がなく、アントーニオに相談する。 アントーニオも仕事がなくてお金がかせないので、護を口説くこと に加担する。アントーニオが作戦を練っているところを、帰宅途中の 桜子と忠太が見つけ話を聞いてしまう。 元々瞳美の味方の桜子と忠太は、瞳美の恋を応援することにする。 早速本能寺に相談に行く。 アントーニオは護を呼び出す。瞳美はつけがきく店でドレスを購入 する。 瞳美の部屋。本能寺がやって来て、幸一郎と五郎が呼ばれる。 レストラン。護が店に入るとドレスアップした瞳美と付き添いのア ントーニオが座っていた。アントーニオが、瞳美が護のことを好きだ と告白し、二人っきりにする。 しらふではやっていられない瞳美はワインを一気飲み。瞳美は護に 里奈と別れて大阪に帰るようにと言う。 しかし、護は大阪には帰りたくない。次期社長として東京に修行に 来た護だが、最初の就職先の銀行では上司のインサイダー取引を注意 したことで恨まれ、上司から紹介された女性と付き合うが、その女性 には怖い夫があるという美人局に遭った。女性トラブルで銀行を辞め たのだ。 護は他人に無関心で毎日過ごすのは嫌だ、それは親の背中を見て覚 えたことだ、父には叱られてばかりいたが、小学生の時3つ上の先輩 と喧嘩して泣かなかった時だけは誉めてもらえたと思い出話を語る。 瞳美は護父子の話をうらやましく聞くが、護は瞳美が自分に気があ るのだと勘違いしている。 護が本題に戻したために、瞳美は意に反して護に愛の告白をする羽 目になる。護からは「お姉さんとしてなら」という返事。 「お姉さん」という言葉に28歳の瞳美は傷つき、つい饒舌になる。 それを護は自分に対する興味と勘違いし二人はワインを飲み話し続け ることになる。 瞳美の部屋。幸一郎と五郎は対立しあう。芝居がかった本能寺が説 得を始めるが、要領を得ない。 里奈は瞳美が護を好きで、今デート中だと知る。そこへ酔った護が 帰って来る。里奈は護を問い詰め逆上し豹変し、台所からナイフを持 ち出し本能寺に襲いかかる。 護は里奈が情念の女であることを知る。 ヤナギサワエンスプレス。五郎は里奈と護が別れたことに安堵し、 本能寺をCM起用を約束する。 五郎は護を大阪に連れて帰ろうとするが、護は東京に残りたいと言 う。 里奈は三日三晩懺悔をした。 瞳美の部屋。護は里奈の本性を知って驚いている。桜子と忠太が公 園で瞳美とアントーニオの話を聞いてしまったことを告白する。瞳美 は成行きで本当のことが言えなくなってしまう。 本能寺と護を送る瞳美。護は瞳美を女性として意識し始めている。 本能寺と二人になった瞳美は、CMの話があることを報告するのだが、 本能寺はCMには出ないと言う。 本能寺はリア王を最後に役者人生に幕を引くことを考えていること を告げる。シェークスピアが難しいことを理由に一般大衆に受け入れ られなくなったことを嘆いてのことだ。 本能寺は瞳美に役者人生の最後を見届けてほしいと頼む。本能寺の 意志を聞いた瞳美はCMの話を断ることを決める。 瞳美は子どもたちの生活費を稼ぐため、夜のアルバイトを始めた。 寸 評 物語も中盤に入り、だんだんネタ切れになってきたような気がし ています。 シェークスピアにからめて最初は「リア王」第3話では「ベニスの 商人」のセリフが登場し、今回メインは「ロミオとジュリエット」で 次回はどうなんでしょう。 このドラマ脚本の上がりがイマイチでも、藤田まことの存在感と香 川照之の小技の効いた演技、松たか子と森山未来のコミカルさで何と かしのいでいけそうな気がします。 里奈が情念の女といってもコメディタッチで怖い感じはしなかった ですね。これが小池栄子だったらホラーになりそうな展開ですが。 白井晃と小野武彦が同時に登場すると、つい「王様のレストラン」 連想してしまいます。 執 筆 者 たま() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 「相棒」のゲストとして川崎麻世が出演している回を見ました。川崎麻世を テレビドラマで見たのは今までありませんでした。ミュージカルなどに多く出 演しているせいなのか、作家という役を際立たせたいためなのか、演技がオー バーアクションなのが気になりました。 最近、気になっているのはCMです。「純情きらり」の放送が終わって露出度 が増えたのが、宮崎あおいです(矢田亜希子の後、生命保険会社のCMに起用さ れたということもありますが)。「純情きらり」は最終回でヒロインが病死し てしまうというちょっと予想外の展開でした。 短くても命を充分全うできたので死んだことは悲しくないという展開のよう でしたが、でも赤ちゃんを残して死ぬのはやっぱり悲しいと思いました。 この宮崎あおいと長澤まさみあたりがCMの女王がねらえるのかなとひそかに 思っています。(たま) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv/ url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |