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======================================================================== ━┓→ N┃→ 仮想力線電磁気学 ━┛→ ======================================================================== ------------------------------------------------------------------------ ●お詫びと発行再開のお知らせ ------------------------------------------------------------------------ 長いこと発行が中断してしまい、申し訳ありませんでした。 約3ヶ月前の『号外的特別企画号』でお話しいたしましたように、環境問題に深 くハマってしまっていました。 でも、もう、いい加減、深くかかわるのはやめて、仮想力線電磁気学に戻ろうと 決心いたしました。 なぜなら、環境論の世界は言うだけ無駄の人たちの世界である…ということを嫌 というほど思い知らされたからです。 今回は、その話をしたいと思います。 **************************************** --.経済学的数字の世界 **************************************** 環境論の世界は、自然科学の世界ではありません。 自然科学の常識など、まるで通用しません。 何しろ、エネルギーなどの保存則すら全く成り立たない世界なのですから。 そういう意味では、まさに、経済学の数字の世界なのです。 経済学では、数字を扱います。 それ故、文系科目の中では、最も理系的な分野と思われがちです。 でも、それが大きな間違いなのです。 確かに、経済学の世界では、数字が出てきます。 ところが、同じ数字でも、自然科学の世界の数字とは、全く性格の異なる数字な のです。 はっきり言って、いい加減な数字が多いのです。 その最もわかりやすい例が、株価です。 株価は、客観的に決められる数値ではありません。 その時その時の人間たちの都合で決められる数字です。 それ故に、勝手に変わってしまいます。 これでは、保存則など成り立ちようがない。 自然科学の世界の数字は、こんなことはないでしょう。 物質の状態量など、客観的に決められる数値のはずです。 ですから、人間の都合で勝手に変えられてしまう…などということはないはずで す。 だからこそ、保存則が成り立ち得るのでしょう。 このように、扱う数字の性格が全く異なるのです。 **************************************** --.保存則を無視する理由 **************************************** ところが、環境論の世界では、両者を混同しているのです。 自然科学の数字を、経済学の数字のごとく扱うのです。 つまり、数字(の扱い)が、全くいい加減である…ということです。 そんなことだから、保存則など無意味になってしまうわけです。 その典型的な例が、約3ヶ月前の『号外的特別企画号』で指摘した、風車(風力 発電)崇拝です。 「環境にやさしいエネルギー」などとほざいています。 確かに、排気ガス(⊃二酸化炭素)を出さないという点では、そうかもしれませ ん。 しかし、風(運動する空気)からエネルギーを奪うものである以上、大気循環を おかしくするもののはずです。 大気循環が乱されれば、異常気象(気候変動)の原因になるはず。 これでは、意味が無い。 しかも、温室効果ガスよりも直接的に大気循環を乱すのですから、かえって有害 です。 ところが、彼らは、それを認めない。 その理由は、(エネルギー)保存則を無視しているからです。 そのために、風力を利用すれば、その分だけ、風のエネルギーが奪われる…とい うことが理解できないのです。 いくら言っても…。 物質に何の影響も与えずにエネルギーを取り出すことなど、できるわけがないの に…。 まるで、フリーエネルギーの世界です。 そんな調子ですから、大気循環が乱されることも理解できず、異常気象(気候変 動)を招くことも理解できないのです。 環境論(新エネルギー、自然エネルギー、再生可能エネルギー)の世界とは、ま さに、こういう世界なのです。 こんなものが自然科学と言えるでしょうか? **************************************** --.アインシュタイニズム **************************************** 彼らが、保存則の重要性を理解できないのは、彼らの数字に対する感覚が、まる っきり経済学的だからです。 人間の都合で変わってしまう数字…ですね。 とくると、あるものを連想するでしょう。 そう、ローレンツ変換です。 近接作用を信じたがっている人間たちの都合の良いように、時空に関する数字を 変えてしまう変換式です。 それを正当化したのが、アインシュタイン相対論です。 このように、アインシュタイン相対論は、極めて経済学的な物理学理論と言える のです。 数字の概念が、まさにそうなのです。 ちなみに、マルクス主義は、まさしく経済学の思想です。 それも、矛盾をありがたがる思想です。 こうしてみると、アインシュタインは、まさに、物理学のマルクスであることが わかるでしょう。 実を言うと、風車の害を絶対に認めない環境論者たちには、アインシュタイン崇 拝者が多いのです。 これは、決して偶然ではありません。 どちらも、数字をいい加減に扱う世界なのですから。 **************************************** --.20世紀人につける薬 **************************************** 環境問題は、誰にとっても、無視できぬ問題のはずです。 ところが、この分野で権力を握っている連中は、こういう思想に染まった連中な のです。 言うだけ無駄…と言った意味が、おわかりいただけたと思います。 環境問題に深くかかわるのは、もうやめようと思います。 無責任なようですが、私一人の力では、もう、どうにもなりません。 ああいう人たちが相手では…。 おまけに、彼らは、金にメチャ汚い連中です。 となれば、なおさら、どんなに自分に非があろうとも譲るわけがないでしょう。 悪党どもには好きなだけ罪を犯させるのも、一つの方法だと思います。 また、分からず屋には自らの愚行で痛い目に遭うことを経験させるのも、一つの 方法と言えるでしょう。 そう、満足いくまで風車を乱造し続ければいいのです。 そうすれば、裁きの日(と言っても、実際には、人類の自業自得でしかないので すが…)は、間違いなくやって来ることになるのですから。 また、その方が、風車の有害性が明確になり、目が覚めて、良いでしょう。 これ以外に、20世紀人につける薬はありません。 というわけで、不毛な環境論争から解放され、仮想力線電磁気学に回帰すること ができる運びと相成りました。 来月から発行を再開したいと思います。 今後とも、よろしくお願い申し上げます。 ======================================================================== 発行者 : tarkun(たーくん) 連絡先 : tarkun0507@yahoo.co.jp 迷惑メール対策のため、件名によるフィルターリングを行ってお ります。 件名には必ず「仮想力線電磁気学」(カギ括弧は不要)と記入し て下さい。 それ以外は、迷惑メールと判断され、受信されません。 配信 : MailuX http://www.mailux.com/ バックナンバーの閲覧、購読の解除、配信先の変更は、下記のHPへ。 http://www.f8.dion.ne.jp/~tarkun/mm/mailux.htm 購読の解除や、配信先の変更は、御自分でお願いします。 ======================================================================== |