メルマガ:仮想力線電磁気学
タイトル:仮想力線電磁気学  2006/11/27


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 N┃→          仮想力線電磁気学
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●お詫びと発行再開のお知らせ

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長いこと発行が中断してしまい、申し訳ありませんでした。
約3ヶ月前の『号外的特別企画号』でお話しいたしましたように、環境問題に深
くハマってしまっていました。
でも、もう、いい加減、深くかかわるのはやめて、仮想力線電磁気学に戻ろうと
決心いたしました。
なぜなら、環境論の世界は言うだけ無駄の人たちの世界である…ということを嫌
というほど思い知らされたからです。
今回は、その話をしたいと思います。

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--.経済学的数字の世界
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環境論の世界は、自然科学の世界ではありません。
自然科学の常識など、まるで通用しません。
何しろ、エネルギーなどの保存則すら全く成り立たない世界なのですから。
そういう意味では、まさに、経済学の数字の世界なのです。

経済学では、数字を扱います。
それ故、文系科目の中では、最も理系的な分野と思われがちです。
でも、それが大きな間違いなのです。

確かに、経済学の世界では、数字が出てきます。
ところが、同じ数字でも、自然科学の世界の数字とは、全く性格の異なる数字な
のです。
はっきり言って、いい加減な数字が多いのです。

その最もわかりやすい例が、株価です。
株価は、客観的に決められる数値ではありません。
その時その時の人間たちの都合で決められる数字です。
それ故に、勝手に変わってしまいます。
これでは、保存則など成り立ちようがない。

自然科学の世界の数字は、こんなことはないでしょう。
物質の状態量など、客観的に決められる数値のはずです。
ですから、人間の都合で勝手に変えられてしまう…などということはないはずで
す。
だからこそ、保存則が成り立ち得るのでしょう。

このように、扱う数字の性格が全く異なるのです。

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--.保存則を無視する理由
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ところが、環境論の世界では、両者を混同しているのです。
自然科学の数字を、経済学の数字のごとく扱うのです。
つまり、数字(の扱い)が、全くいい加減である…ということです。
そんなことだから、保存則など無意味になってしまうわけです。

その典型的な例が、約3ヶ月前の『号外的特別企画号』で指摘した、風車(風力
発電)崇拝です。
「環境にやさしいエネルギー」などとほざいています。
確かに、排気ガス(⊃二酸化炭素)を出さないという点では、そうかもしれませ
ん。
しかし、風(運動する空気)からエネルギーを奪うものである以上、大気循環を
おかしくするもののはずです。
大気循環が乱されれば、異常気象(気候変動)の原因になるはず。
これでは、意味が無い。
しかも、温室効果ガスよりも直接的に大気循環を乱すのですから、かえって有害
です。

ところが、彼らは、それを認めない。
その理由は、(エネルギー)保存則を無視しているからです。
そのために、風力を利用すれば、その分だけ、風のエネルギーが奪われる…とい
うことが理解できないのです。
いくら言っても…。
物質に何の影響も与えずにエネルギーを取り出すことなど、できるわけがないの
に…。
まるで、フリーエネルギーの世界です。
そんな調子ですから、大気循環が乱されることも理解できず、異常気象(気候変
動)を招くことも理解できないのです。

環境論(新エネルギー、自然エネルギー、再生可能エネルギー)の世界とは、ま
さに、こういう世界なのです。
こんなものが自然科学と言えるでしょうか?

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--.アインシュタイニズム
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彼らが、保存則の重要性を理解できないのは、彼らの数字に対する感覚が、まる
っきり経済学的だからです。
人間の都合で変わってしまう数字…ですね。

とくると、あるものを連想するでしょう。
そう、ローレンツ変換です。
近接作用を信じたがっている人間たちの都合の良いように、時空に関する数字を
変えてしまう変換式です。
それを正当化したのが、アインシュタイン相対論です。

このように、アインシュタイン相対論は、極めて経済学的な物理学理論と言える
のです。
数字の概念が、まさにそうなのです。

ちなみに、マルクス主義は、まさしく経済学の思想です。
それも、矛盾をありがたがる思想です。
こうしてみると、アインシュタインは、まさに、物理学のマルクスであることが
わかるでしょう。

実を言うと、風車の害を絶対に認めない環境論者たちには、アインシュタイン崇
拝者が多いのです。
これは、決して偶然ではありません。
どちらも、数字をいい加減に扱う世界なのですから。

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--.20世紀人につける薬
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環境問題は、誰にとっても、無視できぬ問題のはずです。
ところが、この分野で権力を握っている連中は、こういう思想に染まった連中な
のです。
言うだけ無駄…と言った意味が、おわかりいただけたと思います。

環境問題に深くかかわるのは、もうやめようと思います。
無責任なようですが、私一人の力では、もう、どうにもなりません。
ああいう人たちが相手では…。
おまけに、彼らは、金にメチャ汚い連中です。
となれば、なおさら、どんなに自分に非があろうとも譲るわけがないでしょう。
悪党どもには好きなだけ罪を犯させるのも、一つの方法だと思います。
また、分からず屋には自らの愚行で痛い目に遭うことを経験させるのも、一つの
方法と言えるでしょう。
そう、満足いくまで風車を乱造し続ければいいのです。
そうすれば、裁きの日(と言っても、実際には、人類の自業自得でしかないので
すが…)は、間違いなくやって来ることになるのですから。
また、その方が、風車の有害性が明確になり、目が覚めて、良いでしょう。
これ以外に、20世紀人につける薬はありません。

というわけで、不毛な環境論争から解放され、仮想力線電磁気学に回帰すること
ができる運びと相成りました。
来月から発行を再開したいと思います。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

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 発行者 : tarkun(たーくん)

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