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タイトル:Daily Drama Express 2006/11/09 Dr.コトー診療所2006 (5)  2006/11/15


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/11/09 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル Dr.コトー診療所2006
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 五島健助(吉岡秀隆)
 星野彩佳(柴咲コウ)
 原剛利 (時任三郎)
 星野正一(小林薫)
 安藤重雄(泉谷しげる)
 仲依ミナ(蒼井優)
 西山茉莉子(大塚寧々)
 和田一範(筧利夫)
原  作 山田貴俊
脚  本 吉田紀子
主題歌  中島みゆき「銀の龍の背に乗って」

あらすじ  第五話 荒波に漂う命

 原剛利(時任三郎)は警察へ行き、宮野博(山崎銀之丞)に会わせ
ろと怒鳴る。
 でも警官は取り合ってくれず、金を返してもらいたければ、民事で
争うしかない。あんたもどうせ金儲けしようとしたんだろう、という
だけ。


 原剛洋(富岡涼)は五島健助[コトー](吉岡秀隆)に、夏休みに
志木那島に帰る。おばさんがチケットを取ってくれた。父・剛利も一
度帰島すると、絵はがきに書いて送る。


 剛洋が剛利に電話しても、部屋にいるのに剛利は出ない。


 診療所では、みんな総出で剛洋を出迎える準備。

 いよいよ剛洋帰島。
 でも、剛利は帰ってきていない。

 西山茉莉子(大塚寧々)の運転する車で、診療所へ向かう。

 診療所のドアが開き、みんなでクラッカーを鳴らし、くす玉を割る。

 でも入ってきたのは安藤重雄(泉谷しげる)。
 キョトンとする安藤を奥へやり、やり直そうとしている間に剛洋が
入ってくる。

 とりあえずみんなで、和田一範(筧利夫)のカメラで記念撮影。

 出迎えた小沢ひな(尾崎千瑛)に剛洋は、中学生になったのに東京
へ戻らないのかと聞く。
 ひなは、中学卒業まで、一家で島に残ることになった、と言う。


 茉莉子が剛利が働いていた現場の事務所に電話すると、剛利はいな
い。事故があったといわれる。


 診療所に無言電話。剛利だった。


 剛洋はコトーのところに泊まる。
 そして朝から布団の中で勉強している。


 朝ご飯の支度をしていると、元同級生の山下邦夫(春山幹介)が呼
びに来て、剛洋を船へ連れて行く。邦夫は将来、漁師になるといって、
宮野真人(細田よしひこ)の船に剛洋を乗せ、そっとたばこを勧める。
剛洋は断る。


 剛利が診療所に顔を出す。お土産を持っている。

 剛洋も戻ってくる。


 みんな剛利が戻ってきたという知らせを聞きつけ、診療所へ集まっ
てくる。


 星野正一(小林薫)のところへ来た安藤は、剛利が現場の人を怪我
させ、仕事を辞めてしまったこと。慰謝料として400万円払わなけ
ればならないと話す。


 家に帰った剛洋は、夜、一新に課題を解いている。

 茉莉子が夜食を持ってくる。
 剛利があがって行けと誘っても、断って店へ帰る。


 翌朝剛洋は、剛利と亡母の墓参。

 その後コトーを見つけた剛洋は、学校の大変さをコトーに話す。父
にも苦労をかけているのでがんばらないと、と言う。
 そのあと、コトーの往診につきあう。

 島を歩いていた剛利は、正一と会い、話をする。正一は剛利に、困
っているのか?と問う。


 漁師仲間が集まって、茉莉子の店で飲んでする。
 剛利は安藤を呼び出すと、自分のことは自分でやる。放っておいて
くれ、と言う。
 安藤は、剛洋のこともあるので放っておけない。困っている人を見
たら助けるのが島のやり方だという。

 剛利は声を荒げると、俺は島を出た人間だ。助けてもらうことなん
て無い。漁師なんて、金にならない、と言う。

 安藤は興奮し、漁師が船売るなんて罰当たりだ。もう二度と仲間だ
なんて思わない、と言う。

 それをコトーと一緒に来た剛洋が聞いてしまう。


 コトーが診療所に戻ると、鳴海医師(堺雅人)から、星野彩佳(柴
咲コウ)のことで電話を受ける。今投与している抗ガン剤の成果が思
わしくない。そこで薬を変え、手術も視野に入れると言う。
 そしてコトーに聞きたかったことは、彩佳の両親が病気のことを知
っているかと言うこと。彩佳から全く両親の話が出ないから。病気が
病気だけに、のちのちトラブルになるのは嫌だという。
 コトーは、その件は彩佳と話してみるという。
 鳴海はコトーに任せたという。
 コトーはくれぐれも彩佳のことを、と頼む。


 夜、嵐が近づいている。和田が仲依ミナ(蒼井優)に、こっちの嵐
はすごいから、早く帰った方がいいという。


 邦夫の母親が剛利を呼びに来る。嵐の中、剛洋も乗せた船が、まだ
海から戻らないという。

 剛利が邦夫の母親と一緒に漁協に駆け込むと、安藤がいて、無線が
つながらないという。

 やっと無線がつながり、剛洋が出る。
 船はスクリューに綱が巻き付き、操縦不能で流されているらしい。
真人は怪我をしている。

 安藤は、みんなが戻ってくるまで待っていたら間に合わない、と嵐
の中、飛び出していく。
 剛利が一緒に乗せてくれ、と安藤の船に飛び乗る。

 剛利が、武宏たちが乗った船を見つける。
 横付けにし、乗っていた三人を、安藤の船へ移す。

 故障した船はおいていくというと、真人は、自分の船が!と騒ぐ。

 剛利はナイフを持つと、嵐の海へと飛び込む。
 心配する一同。

 やがてあがってきた剛利は、その船のエンジンをかけ、「動く」と
言う。


 二艘の漁船と五人は、無事島に戻り、診療所へ運び込まれる。

 真人の頭の傷も、骨折には至っておらず、家で寝ていればいいとい
うことになる。

 安藤は真人に、剛利によく礼を言うよう言う。
 剛利は剛洋が迷惑をかけたから、と言う。
 安藤は真人のせいだと言い、まだまだ『半人前』だと怒鳴る。


 みんなが帰った後、コトーは剛利の背中の傷を縫う。
 剛利は、自分は事故を起こし、剛洋が小学校に上がったときから積
み立ててきた学資保険もすってしまった。剛洋は10才の時から島を
出て、自分の夢のために勉強しているのに、と言う。
 そして皮肉なものだという。自分が一番憎んでいた医者に、息子を
しようなんて。コトーがもっと早く島に来てくれれば、と言う。


 剛利が帰宅すると、布団に横になっていた剛洋が、怪我は大丈夫?
と聞く。
 たいしたこと無い、と答える剛利。
 剛洋は剛利に、また二人で島に戻って暮らさないか、と言う。


 翌朝、剛洋が起きると、剛利がいない。
 書き置きがあり、仕事があるから先に帰る。勉強がんばれと書かれ
ている。


 診療所でぼーっとしている剛洋。
 コトーに、学校辞めて島へ帰ってきたいという。


寸  評  題名になった部分は最後の一こまに過ぎませんでしたね。もっと
どこに行ったか探し、必死の救助作業がなされるのかと思いましたが。

 剛利の行為は、結果オーライだったからいいようなものの、一歩無
間違えば惨事ですよね。船を失うという状況に、我を忘れたのでしょ
うが、大人の取るべき行動ではないと思います。二次災害ですよね。
剛利が船を売ってしまって、心の奥で後悔していて、真人には同じ気
持ちを味合わせたくないととっさに思ったのでしょうが。でも、漁船
はものです。もののために命を賭してはいけません。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 「たったひとつの恋」、舞台は美しいのですが、実際にはあの景色は近距離
には無いんですよね。
 ジュエリー・ショップは元町っぽいし、大学は慶応の近くのようなので、も
っとずっと東京寄り。そして、あのつりをした海岸は発電所が近くでといわれ
ると浜芝浦か、追浜か。
 でも、ひなびた感じはもっと三浦半島に寄った感じ?
 そしてヒロインの住む高層マンションは桜木町周辺か、もっと内陸寄りか。

 横浜中(とはいえ、海側だけですけどね)の見応えのある場所をつなぎ合わ
せた、という感じですね。
 ドラマで見る横浜って、いろいろな景観が登場し、都会なのに美しい海があ
って。。。という理想郷ですが、横浜に行ってみると、その景色を全部満喫す
るには「横浜フリー切符」を買って、一日中訪ね歩かなければなりません。
 やはり都内にあるテレビ局から見れば、横浜はおとぎ話の国?(鈴木)

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