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タイトル:Daily Drama Express 2006/11/07 僕の歩く道 (5)  2006/11/15


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/11/07 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 僕の歩く道
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 大竹輝明(草なぎ剛)
 大竹里江(長山藍子)
 大竹秀治(佐々木蔵之介)
 大竹りな(本仮屋ユイカ)
 堀田丈二(加藤浩次)
 久保良介(大杉漣)
 松田都古(香里奈)
 大石千晶(MEGUMI)
 大竹真樹(森口瑤子)
 大竹幸太郎(須賀健太)
 亀田達彦(浅野和之)
 古賀年雄(小日向文世)
 河原雅也(葛山信吾)
脚  本 橋部敦子
主題歌  『』

あらすじ  第五話 結婚式の奇跡

 「どうして離婚したの?」と松田都古(香里奈)。
 「都古、結婚しよう」と河原雅也(葛山信吾)。
 「そんな急に.....わたしは結婚したいだなんて一回も言ってな
い!」と都古。
 「俺は一緒になりたい」と河原。
 しばし見つめ合う二人。

 都古は、大竹輝明(草なぎ剛)を放っておいてしまったことに気づ
いてあわてて下へ行く。

 都古が輝明に声をかけても、しばらく輝明は、ツール・ド・フラン
スの歴代優勝者名をつぶやき続ける。

 輝明はやめると今度は、「輝明のせいでしょ!」、「怒っちゃダ
メ!」と何回も繰り返し、収集がつかない。


 都古と輝明の母・大竹里江(長山藍子)は一緒に堀田丈二(加藤浩
次)を訪ねる。
 堀田は、輝明はきっとフラッシュバックを起こして、混乱したのだ
ろうという。
 都古は、あのときは、輝明のせいじゃないのにイラついていて、厳
しい態度を取ってしまったと謝る。

 里江は、自分も時々輝明にあたることがある。都古は気にしなくて
いい、と慰める。

 堀田は、輝明と話していると、都古の名前がよく出る。それだけ深
く、信頼していると言うことでしょう。一度、都古に会いたかった、
と言う。

 待合室で待っていた輝明のところへ行くと、輝明は都古に、明日は
晴れると、穏やかに言う。

 輝明は里江と一緒に帰っていく。


 都古が帰宅すると、河原が待っていた。
 都古は河原に、結婚する!と言う。


 動物園からの帰り道、輝明はまた亀田達彦(浅野和之)と並ぶ。
 輝明は亀田の自転車を見て、「60万。積み立てをしています」と
言う。
 「マネするなよ」と亀田。
 「マネすんなよ」とオウム返しの輝明。


 亀田と別れた後、甥の大竹幸太郎(須賀健太)が輝明を呼び止め、
公園に連れて行く。
 幸太郎は子猫を抱き上げ、元気がない、と言う。
 でも、輝明にはわからない。
 幸太郎は、「飼育係なのに」とがっかり。


 河原は都古の部屋にいて、結婚したら動物園を辞めて、自分の動物
病院を手伝わないか、と言う。

 都古は、すぐには辞められない。輝明が心配だから、と言う。
 河原は輝明が心配でなくなる日なんて、来ないだろう、と言う。

 その子猫を抱いた輝明が都古を訪ねる。
 輝明は幸太郎が拾ったと言うが、幸太郎の猫かどうかは答えられな
い。

 河原が顔を出す。
 輝明は河原の名前を覚えている。
 驚く河原に、都古が輝明は一度聞いた名前は、決して忘れないと説
明。

 河原は子猫を抱き上げ、体が冷え切っている。よくなるまで預かる
という。

 都古が「じゃあね」と言っても、輝明は玄関に立ちつくしたまま。
 都古が、ご飯食べていく?と問うと、輝明はうれしそうに頷く。


 大竹家では、大竹秀治(佐々木蔵之介)一家も一緒に夕食の席。
 都古が輝明につきあってくれていると言うことは、彼氏がいないの
かなぁという話になる。いたら嫉妬するのでは?と。
 嫉妬なんてわからないじゃないかと言うのに対して、秀治は輝明も
嫉妬する。里江が別の男の子と話しているだけで、嫌な顔をしたと言
う。

 大竹真樹(森口瑤子)が、幸太郎も小さいとき、真樹べったりだっ
たという。
 妹・大竹りな(本仮屋ユイカ)が、今は真樹が幸太郎べったりだと
やり返す。
 真樹は、男の子の母親なんて、みんなそんなものだろうと開き直る。


 輝明が河原のすぐ後ろに座る。
 都古が、そこはいつも輝明が座っている席。輝明はいつも座る席が
決まっているからと説明。
 河原は席を替わる。

 食べ終わっても輝明は帰らない。
 都古が遅くなるからと促すと、河原はどうするのか、と問い返す輝
明。

 仕方なく、河原も一緒に都古の部屋を出る。そして輝明と反対の道
を行く。

 まもなく河原は、都古の部屋へ戻る。


 輝明が帰宅。都古のところに河原がいたことを、里江に言う。

 里江は、輝明に、こんな遅くまで都古のところにいては、じゃまで
しょと叱る。


 里江は都古と会う。そして、重荷でしょと言う。
 都古はそんなことないけど、結婚する。そうしたら、動物園を辞め
て、彼の動物病院を手伝うという。

 里江は、輝明は都古から独立しなければならない。都古は輝明のこ
とを気にしないで欲しい、と言う。


 雑誌の取材を受ける園長・久保良介(大杉漣)
 途中で輝明を見つけ、そろそろほかの動物の世話をやってみよう、
と言う。

 記者に障害者雇用に積極的なんですね、と言われ、謙遜して障害者
も一緒に働ける職場作りを目指していると言う久保。

 その様子を見ていた古賀年雄(小日向文世)は、ああいう偽善者が
一番苦手。本当は障害者のためではなく、久保自身が本社から評価さ
れたいだけじゃないか、と言う。

 都古は、それでも何にもしない人よりまし。現に輝明も、ここで働
けていると言う。


 都古は、事務所に戻ってきた久保に、結婚して、退職するという。
そして輝明のことを頼む。
 引き受ける久保。


 三浦広之(田中圭)は輝明に、ヤギの世話を教える。今度は心得て
いて、説明は具体的。ヤギの様子の日報の付け方も教える。

 ついに食堂のカレーも、チキンカレーとなる。


 都古は、大石千晶(MEGUMI)を連れて帰宅。引っ越しのため
の荷造りを始めている。
 都古は輝明からもらったはがきを、全部取ってある。


 りながテレビを見ていると、秀治が来て、チャンネルを勝手に変え
てしまう。りなは自分のところで見るように文句を言った後、真樹に
幸太郎の前でゴロゴロしないでと怒られたのでしょ、と言う。

 都古からの電話。明日結婚し、動物園を辞めることを、輝明に言う
つもりと言う。
 里江は今までのお礼を言う。
 秀治は、輝明も動物園を辞めると言い出すんじゃないかとちゃかす。

 輝明はお風呂に入り、寝ようとする。
 りなが輝明を呼び止め、『結婚』ってわかるか問う。

 輝明は、秀治が94年に結婚したというる
 りえは、真樹と結婚した。その時仕事を辞め、秀治と一緒に暮らす
ことにした。それが真樹にとっての幸せだったから、と言う。

 輝明は自分も結婚するのかと問う。
 里江は、結婚する人も、しない人もいる。結婚しないからどうこう
と言うことはない。輝明は人より苦手なことが多いけど、一生懸命や
ることが大切。人よりたくさんのことができることが幸せとは限らな
い、と言う。


 いつもの大きな木のそばで会う都古と輝明。輝明はまた都古に手紙
を出したという。待っていると答える都古。
 しばし二人は幼い頃の思い出をたどる。

 都古は輝明に新しい住所を書いた紙を渡す。そして、河原と一緒に
住む。河原と結婚するという。結婚パーティーに来てね、と言う。
 都古は動物園を辞めることも言う。自分が辞めても、動物園のみん
ながサポートしてくれる。このまま輝明は動物園で働ける、と言う。
 無言の輝明。
 そして、「てるは動物園の飼育係です」と輝明は言う。


 帰宅した輝明は、いつものように里江に挨拶し、手洗いとうがいを
する。


 都古の結婚パーティーの朝。輝明の出席に反対する秀治。
 里江は噛んで含めるように輝明に今日のダンドリを教える。一番の
大役は、都古に花束を渡すこと。


 パーティーが始まる。
 バイキングだが、輝明はひたすらチキンカレーばかりを食べている。

 いよいよ都古に花束を渡すときが来た。里江に促され、花束を抱え
て都古のところへ歩いていく。

 輝明は都古の横に立つと、都古の方を見ずに、片手で渡す。
 最初都古はとまどったが、やがて花束を受け取ると、輝明の方へ向
き、ありがとうという。

 輝明はそのまま都古の横に立ったまま。千晶が輝明の腕を取って、
壁際まで連れて行く。

 りなは里江に、輝明は怒っているのか、緊張しているだけなのかと
問う。「さあ」と里江。

 河原の挨拶に、感極まって都古が泣く。
 輝明が都古のところへ行き、どうして泣いているの?と聞く。本当
はいいことなのに、と。
 都古は、そうだね。笑わなければ、と言う。
 輝明は代わりに僕が笑ってあげると言う。輝明の表情はあまり変わ
らない。

 でも、輝明の優しいまなざしに、礼を言う都古。


寸  評  この一見平穏なドラマにどのような波乱があるのだろうと思って
みていたのですが、都古が結婚してしまうなんて。
 これからは、輝明の自立がテーマになっていくのでしょうか?それ
とも輝明が都古の家庭を壊してしまう!?

 都古があんなあっさりと河原と結婚してしまうと思いませんでした。
このままだと、略奪婚のようになってしまいますよね。
 ここで都古の針は輝明からぐっと河原に傾きました。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 香里奈と加藤ローサ、若手女優ですが、その使い方としては、「役者魂!」
の方に軍配を上げたいと思います。
 それは、「僕の歩く道」では、周りの演技に対して、香里奈のレベルが追い
ついておらず、浮いてしまっています。彼女は輝明にとって家族以外で世間と
つながっている大切なルートです。しかも、この役は輝明の保護者であり、し
かしながら河原と不倫し、結婚するという二面性を持った大変な役です。もっ
と演技をして欲しいと思います。

 それに対して加藤ローサの役は、売り出し中の若手女優。もちろん舞台もま
だまだ下手。主役に絡むと言っても、キーポイントは外れているということで、
その演技の下手さも生きていると感じられます。

 香里奈に足りないのは『余裕』でしょうか?今は、いっぱいいっぱいで演技
しています!と言う感じが、全身からあふれ出てしまっています。(鈴木)

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