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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006ー11-12--------第188号 (毎週日曜日発行) 地方の札所を巡る旅 北陸三十三観音7 三方 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 三方 北陸三十三観音 7番札所 【石観世音】 曹洞宗 14−5−16 国道27号線に出る6番から4k、道路脇に「三方石観音」の寺標がある。 駐車場に車を停め、舗装された川沿いの参道を行く、 渓谷のせせらぎに樹木が繁り各所に石仏の出迎えを受け10分程で, 参道の中央に大岩に一羽の雄の鶏が止まる「妙法岩」に出会う、 その脇には「妙法滝」が落ちる。 石段を登り杉の大木を見上げながら正面に『本堂』 ご本尊は弘法大師一夜にして花崗岩に刻まれた「石観世音菩薩」。 大師若狭の地に遍歴の折、この地にて尊像を彫刻中、 妙法岩の鶏の声が聞こえたので右手首より先を残して下山された、 ゆえに片手観音といわれ、手足のさわりに霊験ありされる。 本堂横に『御手足堂』には快癒後に奉納された、手や足型が山のように積まれてい る。 本堂内にある手足型を借り受け(\400−)、 朝夕痛む所を【南無大慈悲大悲石観世音菩薩】と唱えながら擦り、 快癒後は新しい型を添えてお礼奉納する習慣となって居る。 所在地 福井県三方郡三方町三方22−1 0770−45−0017 ======================== 『アプローチを楽しみながら』 ======================== |