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■■頭は「朝90分」に鋭くなる! 〜成功する朝の使い方マスター法〜 ■第3号 ■坂本 篤志 発行 ■merumaga90@yahoo.co.jp ※ご意見ご感想をお寄せください ■メイラックスより発行 ■━━━━■ はじめに ■━━━━■ 朝は、能力開発の効率が最も高い黄金の時間である。 これは疑いのない事実だ。 実際、私がこれまで直接、間接に接してきた数多くの成功者、 仕事のできる人、プラス思考の健康人は例外なく、 朝の時間の使い方に独自の工夫をこらしていた。 まずは、目覚まし時計をふだんより30分早めにセットする ことからはじめてもらいたい。 朝食や着替えなどに要する1時間を有効活用して加えれば、 利用できる「朝時間」は90分になる。 「早起きの効用」を説く人は多い。 しかし、早起きだけに限定して朝を考えるのは、 多忙なビジネスマンには現実的ではないと思う。 むろん、たった30分の早起き努力もしないようではいけない。 頭にもウォーミングアップタイムが必要である。 ギリギリまで眠っていて、あわてて家を飛び出すというのでは、 早朝どころか通勤などの時間活用すらままならないことになる。 今日から「いい人生」を始めて、「成功」を目指したい! ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 自分の中の「ナポレオン脳」を刺激する ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ アメリカの著名なキャスター、ジョニー・カーソンは、 「同じメッセージを伝えるのでも”楽しく”伝えると伝達効果は十倍違う」 という意味のことを説いている。 これは学習においても同じだ。 能力開発研修のキーワードにも、TWA(Training With Amusement)というのがある。 楽しく学ぶと身につきやすいのである。 朝の自己開発も、ラクな気持ちで続けることが肝心だ。 ノルマと考えて義務づけすると、時間対効果比(タイムパフォーマンス)が 低くなってしまう。 だから、「90分間」も、あまり厳密に考えないほうがよい。 いきなり30分間の早起きができなくても、 「20分しか早起きできなかった」と考えるのではなく、 「20分も早起きできた」とプラス発想でとらえるわけだ。 「できなかった思考」は、「あと10間足りない」「これだから自分はダメなんだ」 というマイナス心理を生む。 これは、ラクに長続き、という成功原則にはなはだ反する。 「これまでゼロだったことを思えば、20分もトクをした」と喜びながら、 のんびり、段階的に90分間に近づけていけばよいのだ。 早起きは、それ自体が目的ではないのである。 極端な場合、4時起きはしたものの、 ああ眠い、嫌だなあとゴロゴロしているだけ、というのでは 「何のための早起きか」と言いたくなる。 早起きは、あなたの人生目標を実現させるための手段なのである。 夢が大きい時に、時間活用の効果も大きくなる。 「かなえたい」という目標が鮮明な人は、 自然に早起きになってしまうものなのだ。 早起きや短眠の例として、よくトーマス・エジソン(1847〜1931) や ナポレオン・ポナパルト(1765〜1821)があげられる。 エジソンは、発明という生きがいがあったから、 睡眠が少なくても成功人生を健康に全うできたのである。 「余の辞書に不可能の文字なし」と豪語したナポレオンにしても、 「フランス皇帝になる」という目標があったからこそ、 3時間睡眠で不敗の将軍たり得ることが可能であった。 私たちも同じだ。 目的がはじめにあって、それをなし遂げるための早起きである、 ということを忘れないようにしたい。 【あなたは、朝に時間をつくることによって、何を実現したいのか?】 ここで自問していただきたい。 成功できる人は、目標がしっかりしている人だ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ だから、のんびり楽しみながら飛躍ができるのである。 以下次号!! |