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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2006/10/12 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル Dr.コトー診療所2006 局 名 フジテレビ系 放映日時 木曜22時 キャスト 五島健助（吉岡秀隆） 星野彩佳（柴咲コウ） 原剛利 （時任三郎） 星野正一（小林薫） 安藤重雄（泉谷しげる） 仲依ミナ（蒼井優） 西山茉莉子（大塚寧々） 和田一範（筧利夫） 原 作 山田貴俊 脚 本 吉田紀子 主題歌 「」 あらすじ 第１話 二人の ２００６年２月 東京。 一方、志木那島では島民たちが一台の電話機を見つめている。 原剛洋（富岡涼）は東京で受験票を握りしめ、合格発表を見つめて いる。 ついに島の電話が鳴る。役場、漁協、診療所。 でも、それぞれ待っていた知らせではなかったらしい。 肩を落として歩く剛洋を呼び止める星野彩佳（柴咲コウ）。 星野正一（小林薫）が五島健助［コトー］（吉岡秀隆）の往診先に 駆け込む。 そこでコトーはお昼をごちそうになっていた。 正一が持ってきたのは、剛洋合格のニュース。剛洋は、東京でも三 本の指に入る、開陽中学に合格したのだ。 島中大騒ぎで祝福。 父・原剛利（時任三郎）は出稼ぎ先の建設現場で連絡を受け、息子 の労をねぎらう。 彩佳は剛洋に、一年半もひとりで勉強して、すごいと言うが、剛洋 は明日の国立が本命だから大変、と言う。 彩佳も理学療法士の資格取得のために東京へ出てきていた。あさっ て、一度、島へ帰るつもり。 島では、後任の看護師をどうするのだろうと心配している。 正一が、そのことなら大丈夫と言いながら入ってくる。東京の大学 病院で外科の看護師をしていた人が、正式に来てくれることになった のだ。 彩佳は大きな病院を訪ねていた。 コトーは診療中、思わず「彩佳さーん」と呼んでしまって、和田一 範（筧利夫）に罰金１００円を取られる。 でもその和田も「彩佳さん」と呼んでしまって、罰金に。 島へ戻る彩佳は、船中で本土から戻る志木那島村長（坂本長利）と 会う。 船倉では、酔った中年男性たちが、若い女性に絡んでいた。 村長はそれを止めようとして、突き飛ばされ、意識を失う。 彩佳はコトーを呼ぶように依頼。 コトーの行方がわからないので防災無線で呼びかける正一。 自転車で急ぐコトー。 彩佳はナイフとストローを持ってこさせる。 人工呼吸も空気が入らず、気胸の可能性もあるので、胸を切開して、 空気を抜こうとする。 その時、無線が通じる。コトーに言われて様子を見ると、左首が紫 色に腫れている。首の打撲..... コトーの指示で、カッターで切開する彩佳。そしてストローを差し 込む。 村長の呼吸が戻る。 みんなで万歳する。 剛洋の国立中の合格発表。不合格。 村長が島へ着く。 船の中で彩佳に声をかけていた少女（酔客に絡まれていた少女）・ 仲依ミナ（蒼井優）は、看護師だった。 診療所へ運び込まれる。彩佳の処置には問題はなかった。 まずは血管損傷の処置。 血が噴き出す。 手術を見学しているミナの様子がおかしい。 なんと途中で倒れてしまったのだ。 看護学校以来のオペだったのだ。外科といっても病棟勤務だったか らだ。 ミナは予定よりだいぶ早くやってきたのだ。一日も早く仕事を覚え ようと思って。 ミナは彩佳はすごい、と言うが、彩佳は「ああするしかなかったの。 ちゃかすようなこと言わないで」と不機嫌そうに言うと、部屋へ戻っ てしまう。 正一の妻は、右半身が不自由。二年前、脳梗塞で倒れたが、コトー のおかげで一命を取り留めた。今ではかなり回復したと、正一はミナ に説明する。 和田はコトーとカップラーメンを食べながら、麻酔機もわからなく て、手術で倒れてしまって、これから大丈夫か？と心配する。 コトーは、和田も最初のうちは手術を見て、倒れたとちゃかす。 和田は、自分は看護師ではなく、病院の事務長に過ぎないと反論。 夜、剛利からの電話を受ける剛洋。 剛洋は、国立に落ちてしまったので、区立へ行くという。 剛利は、行く気があるから開陽を受けたのだろう、と怒鳴る。 剛洋は、受かると思わなかったという。 剛利はそんな話は聞かず、入学のための手続きは全部やるから進学 しろ、と言う。 最初に１３２万円、振り込まなければならない。 また電話が鳴る。 剛洋は、開陽へは行かない、と突然怒鳴る。 でも、電話をかけてきたのは西山茉莉子（大塚寧々）だった。 剛洋は、お金が大変だと、茉莉子に言う。 安藤重雄（泉谷しげる）は話を聞くと、そんなことなら剛利が船を 売って、親子バラバラになって、出稼ぎに行く必要なんてなかったの だ。そんなことでみんなが出て行ってしまうから、島が過疎になるん だ、と大演説。 茉莉子に、次期村長をねらってるんだろうと冷やかされ、あわてて 否定。 翌朝、正式に挨拶したミナ。みんなに、「ミナと呼んでください」 と挨拶する。 まずは彩佳と一緒に村長の様子をみる。村長は彩佳に感謝する。 彩佳はミナに、村長を見ているように言って、診察室へ戻る。 ミナは点滴の器具に躓いてしまう。 小学生や安藤がミナをこっそり見ようとする。 診察が一区切り付き、村長を見に行く彩佳。なんと点滴が漏れてい る。 ミナが刺し直して失敗し、そのまま、しかも居眠りしてしまったの だ。 彩佳が激怒する。点滴したこともないし、それなのに自分でやって。 ここでは、大勢のスタッフがいるわけでもないし、ちょっとしたこと で命を落とすこともある、と言う。 コトーと正一がなだめる。 海岸でコトーは彩佳と話をする。 彩佳は自分がいなくなった後、大丈夫か心配する。 コトーは、確かに彩佳がいなくなったらどうしようかと思った。で も、彩佳が理学療法士の資格を取れば、それだけいろいろな治療がで きるので、期待していると言う。 彩佳は、何か言おうとしたが、そこに人がきてやめる。 彩佳はミナに、自分は間違ったことは言っていないと思う。でも、 きつい言い方をしてごめん、と言う。 ミナが泣いている。みんなおどろいて駆けつけると、村長があんな にひどいことをしてしまったのに、それでもミナの注射の練習台にな ってくれるというから、と。 夜、コトーのところに、外科医の鳴海医師（堺雅人）から電話。 鳴海は東京で、彩佳が診察を受けた医師。 鳴海は、まだ組織診の結果は出ていないが、彩佳は乳ガンだろうと 言う。 驚くコトー。 剛利は、剛洋の学費を全額振り込む。 剛利は、建設現場の仲間から、そんなに働くのは借金でもあるのか と聞かれる。 剛利は、借金は無く、投資をしていると答える。息子の将来の夢に 投資している、と。 彩佳は鳴海に電話しようとするが、母親が近づいてくるのを見つけ て、電話をやめてしまう。 母親は、東京へ行く彩佳を応援すると言う。 村長は、早く自宅に戻りたい、と退院。 彩佳が時々様子を見に行くという。ミナも一緒に行くと言う。 村長を送っている和田。ミナも一緒に乗っていく。 和田はついでにミナに島を案内するとうれしそうに言う。 彩佳は原付で帰り支度。 診療所の電話が鳴る。 コトーが出る。鳴海からで、組織診をして、彩佳は乳ガンだったと いう。 でも、同じ外科医として、話をしておいた方がいいと思った。 たった一人の看護師がコトーに診察してもらわずにこちらに来るな んて。自分は年間１２０例の乳ガンを処置しているし、こちらは設備 も整っているけど、と鳴海。 コトーが止めようとしても話し続ける鳴海。彩佳からは待っていた が連絡がなかった、と。 戻ってきた彩佳が、自分のガンについてですね、と言う。 コトーは鳴海とは一緒に外科医を目指した仲。 「どうして僕に言ってくれなかったの？いつ気づいたの？」と問う コトー。 彩佳は、東京に勉強しに行こうと決めた後で気づいた。本当はコト ーに見てもらいたかったけど、みんなにいたわられるのが嫌だった。 自分が看護師だから。 それに母親にも知られたくない。心配されたくないからだ、と言う。 そして最後に、コトーに胸を見られるのが嫌だったし、そう考えて しまう自分も嫌だったというと、飛び出していく。 剛洋に、コトーからの小包が届く。中からコトーの使っていた英和 中辞典が出てくる。 これはコトーが中学生の時、盲腸になった際の先生が、コトーが医 学部を受験すると聞いたとき、贈ってくれた物で、見返しに、"Boys be ambitous!" と書いてある。それに続く英文は、少年よ大志を抱け。 お金のためでも、名誉のためでもなく、自分のやりたい物のために、 志を高くもて、と書いてある。 剛洋は、三年前、コトーが初めて助けた患者。その子が島を出て、 勉強して医者になることを決めた。コトーは、剛洋に勇気をもらった という。 剛洋は剛利の留守電に、学費を振り込んでくれた礼を吹き込む。本 当は開陽に合格したことはうれしかったんだ、と付け加える。 コトーが鳴海に電話する。彩佳の診察記録をすべて送って欲しい。 こちらで治療したい、と言う。 鳴海は、医者のプライドがまずいことを引き起こすのではないのか？ と嫌みを言う。 寸 評 いきなり、彩佳の乳ガンから始まりました。とはいえ、テレビガ イドでも書いてありましたから、あらかじめわかってはいるんですけ ど、衝撃的ですよね。 ずっと、東京というか東京の近郊に住んでいると、島の診療所でガ ンを治療するというのは、どうなのだろう、と考えてしまいますね。 確かに、症状が安定した後の療養には、島でのんびりと、というもの いいでしょうが、手術は、やっぱり最新の設備に腕のいい医者がそろ っているところで、受けたいと思ってしまうのですが。 それに、手術が終わっても、転移を防ぐための抗ガン剤治療や、放 射線治療も必要になりますよね。 彩佳は、これからどうするのでしょう。 また、剛利は、剛洋の学費を今後、払い続けられるのでしょうか？ 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 実は、友人が去年乳ガンになってしまいました。幸い、早期発見だったそう で、すぐに手術しました。 手術自体は、それほど大変では無かったらしいです。（と本人が言っていた だけですが） 一番大変なのが、傷口がかゆくなること、と笑っていました。 といっても、その後の抗ガン剤治療は、その後２，３日、気持ち悪くて何も 食べられず、外出もできず、つらいようです。 またその後は放射線治療で、こちらは体調が悪くなるつらさはないけど、毎 日のように通わなければならないため、つとめながらの治療は大変なようです。 残念ながら、彼女は現在、体調を崩して休んでしまっていますが。（鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |