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◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆ 2006/10/14 『世界自然遺産の島』 屋久島発・田舎暮らし通信（第１６５号） http://www.yakushimapain.co.jp/ 屋久島パイン株式会社 ◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆ このメールマガジンは、北海道から屋久島に移住し、現在弊社屋久島支店の 社員が本人の移住経験を踏まえまして、屋久島の日常を発信しています。 ●ケタの木 近所の方がケタの木（ハマヒサカキ）の苗を下さるというのでもらいに行っ た。ケタの木はシャリンバイと並び屋久島では防風林や生垣に使われるポピ ュラーな木だ。小さいケタの木の苗木がこぼれ種で芽を出している。 簡単に抜けると思いきや根深い。小さくても根がしっかり張っている。なか なかスコップでは取れない。石が邪魔する。無理に抜こうとするとプツンと 途中で切れてしまう。「掘るのが大変なら今度、種をあげるからそれを植えた らいいよ」といわれた。 屋久島に住んでいると野菜や花などの苗木や種などはその人のお勧めをいた だいたりする。これいいよといわれれば苗木や挿し木にしたり試してみる。 しかし私がことごとく失敗するのである方はあきれてしまって、「この前あげ た苗木はどうしたの？ 家庭菜園とはいえそれなりに手がかかるんだよね。 あなたにあげるとみんな枯らしてしまうからあげたくないねえ」などといわ れる。 植物も感情があって植物のことを気にかけているとちゃんと育つ。しかし 植えたことすら忘れてしまったりすると、雑草のせいだけではなくて、 いじけて枯れてしまうようだ。 同じものでも土壌が違うと成長の度合いや大きさが違ったりする。もちろん 果物などは甘みも違ってくる。 移住者の大半は家庭菜園に憧れる。実は私もそのうちの一人だったが、情け 無いことにきちんと植物を育てられない。 それにもかかわらず懲りずに苗木や種を植えたり挿し木などを続ける。 「そこに畑があるから気をつけて」と私が言うとほとんどの人が「どれが畑？ 雑草ばかりじゃない」という。 「それは雑草じゃなくてニラとネギ」。ところどころに雑草が生えていて良く 見ないと分からない状態。 それでも心配は無用。私はこんな調子だが、他の移住者はとてもマメで家庭 菜園を実施している。 雑草一本生えていない土地は綺麗だがやりすぎだと思う。雑草も時には 土地の斜面部分の土留めの役割を果たしたりするからだ。 私が見習いたい菜園をやっているのは川東さん。 カブの収穫をしたり、大根の新芽に肥料をやったり。 「ネギは一旦抜いて干して植えなおすと強くなるよ。ネギは年中使う野菜 だからね。うちの土が軟らかいのはコツがあるのさ。焼き土といって、雑草 などを乾燥させてそれを火にくべて灰にしたものを土に混ぜる。こうすると 柔らかい土になるんだよ。肥料は鶏糞を水に溶いて発酵させて使うといい 肥料になるよ」 家庭菜園をやりたい人はぜひ、川東さんを参考に。 ●写真（３枚）つきの文は、Webサイトでご覧になれます。 http://www.yakushimapain.co.jp/mag/backno165.html バックナンバー http://www.yakushimapain.co.jp/aa2005me-rumagajin.htm ●今日10/14（土）、「ふるさと回帰フェア2006」に出展します。 東京大手町の会場では、JAによるお米プレゼント（新潟産こしひかり）が あるなど、内容は盛りだくさん。詳しい情報はこちら ↓↓ http://yakushimapain.seesaa.net/article/25304640.html ●9/30発売の島旅専門誌『島へ。』32号（2006年11月号）に、屋久島 移住の特集が掲載されました。詳しい情報はブログ版で。 http://yakushimapain.seesaa.net/article/24579801.html ブログ『屋久島発 田舎暮らし通信』は写真付で、毎日更新しています。 １日ワンクリック！ 「ブログランキング」にご協力ください。 ●屋久島移住支援コミュニティ『緑の風』オープンしました！ 誰でも自由に参加できるインターネット上のコミュニティです。 http://midorinokaze.iju.jp/ ★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★ 屋久島パイン株式会社 http://www.yakushimapain.co.jp/ 発行責任者 角谷和雄 info@yakushimapain.co.jp 本 社 東京都千代田区麹町１丁目８番14号 屋久島支店 鹿児島県熊毛郡屋久町原914番地 ★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★ |