メルマガ:屋久島発 田舎暮らし通信
タイトル:屋久島発 田舎暮らし通信  2006/09/30


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  2006/09/30
『世界自然遺産の島』   屋久島発・田舎暮らし通信(第164号)

      http://www.yakushimapain.co.jp/  屋久島パイン株式会社
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このメールマガジンは、北海道から屋久島に移住し、現在弊社屋久島支店の
社員が本人の移住経験を踏まえまして、屋久島の日常を発信しています。


●中古住宅

中古住宅を購入するときに考慮することは、シロアリとリフォームと売主が
置いていく備品など。古い家だと、シロアリが住んでいる可能性がある。
素人目にはわからない所で、巣を作っていることもある。
農協で受付し、無料点検見積もりが出来る。また、漁協でも受付を行って
いる。ある程度無料見積もり希望者件数が集まったら、鹿児島市から業者が
来てくれるという。
件数が集まり次第なので、希望の日に来てくれるとは限らない。急いで個別
でする人は、有料見積もりができる。点検し、シロアリが居なければ予防の
ための防除を勧めてくれる。今後のためにやっておいても良いと思う。5年
に1度くらいの目安で。

もし運悪く、シロアリが居た場合は駆除をする。5年間保証がついているの
で安心だ。予防の場合は一坪当たり6700円で吹き付けるタイプ。実際に
シロアリが居た場合の駆除は一坪当たり7400円で注入するタイプ。
基本的にはいずれも、家全体に施すので家が広いと価格も高い。これが基本
だが、他に駆除の方法が異なるもので、お高いものもある。詳しくは農協
などに問い合わせると教えてくれる。
自分でシロアリの薬を買って、床下にもぐって塗っている人もいるが大変な
作業ではある。薬も業者の使用しているものと市販のもととでは異なるだろ
うし。しかし自分でするのが一番安上がりだ。
シロアリの好む場所というのもあるので、一概に古いという理由だけでシロ
アリが居るとも限らない。風通しを良くし家の周りにシロアリの巣を作り
にくい環境をすることも大切だ。

シロアリは少しずつ家を蝕む憎い奴。人の目にわかるくらい柱がぼろぼろに
なっていたら、見えないところにはたくさん居るということだ。定期的に予防
することがシロアリと上手に付き合うコツといえる。
シロアリが居た場合の駆除の費用は売主負担か買主負担かは特に決まりは
無いので売主次第といえる。いずれにしても購入前にシロアリ駆除の経費が
いくらかかるか知っておくことは大切なことだろう。思いがけなく費用が
かかるかもしれないから。

次にリフォームについてだが、これは個人差があるので何ともいえない。
中古住宅を購入し、現況で使う方なら特別壊れているところが無い限りは
リフォーム代は要らない。
しかしあっちもこっちも直したい、綺麗にしたいとなると、意外にリフォー
ム代は高くつくかもしれない。新築を建てるのと同じくらいの金額になって
しまっては、中古住宅を買うメリットが半減するというものだ。あと、間取り
などは自分の好みとは限らないので妥協が必要だろう。風水とか方角を
気にされる方にとっては重要なこと。

それから売主が家に付属して置いていく備品についてだが、売主にとっては
使えそうだから置いていくという親切心も、場合によっては粗大ゴミになり
かねない。家の中を空っぽにして引き渡す場合が多いが、中には家財、家電
付きで手放される方も居る。
それを好む人にとっては、この上なくありがたい買い物になる。反面、必要
ない人にとってはありがたく無い話になる。また、いくら高級な家具でも
趣味に合わなければ不要物になる。ゴミを捨てるにはお金も手間もかかる。
特に電気製品は。

中古住宅のメリットは新築を建てるよりも安く土地と家が持てる。しかし
必ずしもそうではない物件もある。それは仲介物件の場合、売主が販売価格
を決めているからだ。売主の思い入れなども値段に反映されることもある。
それから家を建てる間、待たなくても良く手っ取り早いのがメリット。
デメリットは、古い場合耐用年数が新しい家より短い。自分の好みの間取り、
大きさとは限らない。いずれにしてもご自分が住まれる家だから、中古住宅
が良いか土地を買って新築を建てるのが良いか、いろんな角度でご覧になっ
ていただきたいと思う。
屋久島では中古住宅物件よりも更地物件の方が多数。土地を購入し、新しく
家を建てる人の割合の方が多い。


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発行責任者  角谷和雄   info@yakushimapain.co.jp
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屋久島支店       鹿児島県熊毛郡屋久町原914番地
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