|
***************************** 幸福ニュース(しあわせニュース) 第363号 2006年9月8日 <『心』の分野で一番古いメルマガと『まぐまぐ』が認定!!> http://www.uproad.ne.jp/rengein/ ***************************** 【 大学生の内観 】 内観(心の温泉浴)とは、身近な人々(母または母親代わりの 人、父または父親代わりの人、配偶者など)に対する本当の自分 を見つめるために、 (1)していただいたこと、 (2)してさしあげたこと、 (3)迷惑かけたこと、 について、具体的な事実を過去から現在まで、他人の視点から調 ベる中で、色々な気付きや発見により、悩みの解決ができ、幸福 を感じ取る力が強まり、より良い人生を過ごせるようになる方法 です。 また、人だけでなく、物に対しても同じように3つのことを調 べることができます。例えば、自分の口や胃や足について、また、 空気や太陽や水について調べると何を発見するでしょうか。是非、 お試し下さい。 --------------------------------------------------------- 只今、内観が終り、感謝と反省の気持ちで胸がいっぱいです。 日頃いかに感謝の気持ち無く生きていたかが明確になり、恥ずか しい気持ちであります。 実は内観前、「自分はいつも感謝して生きているから、内観を したところで何も変わらないだろう」と思っておりました。とこ ろが、屏風を前に浮かんでくることは、後にも先にもして頂いた 事ばかり。して返した事は、ほとんど思い当たりませんでした。 内観を終えた今では、今までどうして、してあげた事ばかりだ と思えていたのか不思議に思います。 母はいつも僕の為に辛い仕事を頑張ってくれました。兄はいつ も前を歩いてくれたし、弟はつも信頼してくれました。 思えば、現在の僕の姿は、家族なしでは存在しえないもので、 受け取った沢山の愛を、そのまま証明しているのでした。人は一 人では成長できないのだと改めて感じさせて頂きました。 毎日3回の食事。毎日たまっていく洗濯物。散らかっていく部屋。 泣き止まない赤ん坊。全て母一人でこなしていたことに少しも感 謝したことはなく、もうすぐ20才になる自分をひどくふがいな く哀れに感じました。同時に、ここで気付けたことに感謝します。 母はその腕で三人の男の子を育ててきました。時に優しく、あ る時は厳しく、そして誰よりも愛を持って接してくれました。 小学校6年生、中学校2年生の時の転校で泣いていた僕を優し く励まして送り出してくれました。小学校4年生、嘘までついて そろばん教室をさぼった時、泣きながら僕のほほをはたき、叱り 付けてくれました。全てが僕の基盤となっています。本当に本当 にありがとう。 朝早く、僕が起きるより前に仕事に出かけ、夜遅く僕が寝た後 に帰ってくる父。忙しくて疲れていても、休日には色々な所に連 れて行ってくれました。昔のことで上手く思い出せなくて、でも 心には残っていて、すごく温かい気持ちになりました。 昔から、きちんと話したりできず、お互いの事、分かり合えて ないけれど、これから沢山話せるといいな。いつもお疲れ様、本 当にありがとう。 兄とはいつもケンカばかり。大嫌いな人間でした。でも、小さ い頃は手を引いて歩いてくれました。一緒に遊んでくれました。 ケンカも徐々になくなって、最近また仲良くしゃべれるようにな りました。兄とのケンカは、お互いに必要だったんだと思うんで す。ありがとう。 生意気でかわいい弟。いつも笑わせてくれて、いつも一生懸命 で、こっちが見習わなくてはいけないところばかり。こんな兄で も慕ってくれてありがとう。 本当に感謝しきれない事ばかり。して返すには、まだまだ時間 がかかりそうです。本当にありがとうございました。 ---------------------------------------------------------- *内観、国際ボランティア、法話(音声)、ご利益体験談、大日 新聞等を更新しました。悩み相談・相性判断・赤ちゃん名前付け ・御祈願や御供養もできます。どうぞご覧ください。 http://www.uproad.ne.jp/rengein/ ---------------------------------------------------------- 【坂村真民詩集】 《 すべて他のために 》 花を咲かせる草と 実をつける木とが 鳥に話しているのを じっと聞いていました 私は酉年生まれなので 彼等の言葉はわかるのです わたしは聞き終わった時 自分が恥ずかしくなりました もっともっと他の人のために この身を捧げねばならぬと 思ったのです すべて他のために それが彼等たちの 願いだったのです ---------------------------------------------------------- 【仏語集】 このように慈と悲と喜と捨の四つの大きな心を育てて、貪(む さぼ)りと瞋(いか)りと苦しみと愛憎の心を除くのである。悪 心の去りがたい心とは飼い犬のようであり、善心の失われやすい ことは林を走る鹿のようである。(大般涅槃経) ---------------------------------------------------------- *大分、朝晩が涼しくなってきました。皆さんの所は如何ですか。 秋の味覚の季節、ついつい、食べ過ぎてしまいそうです。自然の もたらす実りに感謝です! *皆様のご意見、ご感想、ご投稿を rengein@uproad.ne.jp へどうぞお寄せください。お待ちしております。 *「投稿大歓迎!」 皆様の投稿は、できるだけ「幸福ニュース」 に掲載しようと思っております。読者と共にこのEメールマガジ ンを作り上げていきたいと願っておりますので、御協力をよろし くお願い申し上げます。 ---------------------------------------------------------- コンサルティング・テンプル 蓮華院誕生寺 http://www.uproad.ne.jp/rengein/ rengein@uproad.ne.jp ***************************** |