メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2006/07/25 結婚できない男 (4)  2006/09/04


===================================================== 発行部数  25 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/07/25 (Tue) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 火曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル 結婚できない男
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 桑野信介(阿部寛)
 桑野育代(草笛光子)
 早坂夏美(夏川結衣)
 沢崎摩耶(高島礼子)
 中川良雄(尾美としのり)
 田村みちる(国仲涼子)
 村上英治(塚本高史)
 吉川沙織(さくら)
脚  本 尾崎将也
主題歌  Every Little Thing『♪スイミー』

あらすじ  第4話 休日を一人で過ごして悪いか!!

 仕事道具が整然と並べられた机。
 その正面に立ち、筆箱に丁寧に筆記用具を入れ、カバンに道具を収
めていく桑野信介(阿部寛)。

 朝食の目玉焼きを作り、パンを焼き、新聞を広げ、朝食を食べる。
 最後に青汁を飲み干す。

 マンションの玄関で、犬の散歩から戻ってきた田村みちる(国仲涼
子)に挨拶される。「休日出勤、ご苦労様です」と。

 桑野はそれで今日が土曜日であることを思い出す。
 「早く言えよ」とつぶやく桑野。自室へ戻る。


 早坂夏美(夏川結衣)は、今年も夏休みをとれないだろう、と言う。
休日さえ、ろくにとれていない夏美。
 看護師に、休日何しているの?と聞かれ、読書、買い物、パチンコ、
岩盤浴と答える夏美。すべて一人でできるものばかり。
 誰か誘ったらどうですか?と看護師に言われる。


 みちるから村上英治(塚本高史)に、今度の日曜日、どこかに行こ
うと電話。
 吉川沙織(さくら)がいるからまずい、と村上。
 デートしようなんて言ってない、とみちる。自分は友達・千鶴
(SHEILA)を連れて行くから、村上は沙織と男友達二人連れてきて、
という。それ以上でもいいけど、と加える。要は村上は、男子調達要
員。


 事務所では、配管が実際には違っていることがわかり、設計のやり
直し。もうすぐ搬入なので、やり直しの時間が無い。
 桑野は土日があるから、何とかなるだろうと言う。
 休日出勤を渋る村上。
 桑野は、休日に出かけるなんて、人混みを見に行くようなもの、と
皮肉る。
 仕事なら、休日でもやりますよ、と村上。
 でも、桑野は一人の方がいい。一人なら、大音量でステレオをかけ
ても、休日のビルなら文句を言う人もいない、と。
 沢崎摩耶(高島礼子)が村上に、それは桑野流の、村上に休みを取
らせてやるよ、というサインと解説。

 村上は沙織に電話して、今度の日曜日、どこに行きたいか聞く。
 沙織は、多摩テックに行きたいと答える。

 それを聞いてしまった桑野は、今度の日曜日は快晴らしいぞ。しか
も夏休み最初の日曜日。最高の人出だぞ、と皮肉を言う。


 中川家で家族旅行に一緒に行こうと誘われたが、桑野は、荷物持ち
して疲れて、何が面白いのか、と言う。

 妹・中川圭子(三浦理恵子)は、家族旅行は夫の義務。結婚したと
き、どんなに仕事が忙しくても月に一度は家族でお出かけと決めたと
いう。
 日米ワシントン条約よりひどい不平等条約だ。独身でよかった、と
桑野。

 母・桑野育代(草笛光子)は、呼べば食べに来るのだから、家族旅
行ぐらい少し面倒でも、一緒に行ったら、と言う。
 圭子は、桑野にいい人と行ったら?と多摩テックの入場券を二枚渡
す。
 日曜は仕事だ、と桑野。
 圭子は、無駄にするのももったいないので、誰かにあげたら?と言
う。


 コンビニで桑野はスピードくじをひく。賞品の一等は、ペアで海外
旅行なので、二等の方がいいなと念ずる。
 でも、引いたのは四等−−フィギア。


 残業中の村上がみちるに、日曜日、沙織が二人だけで行きたいと言
うから、と断りの電話をする。
 結婚したら、尻に敷かれるタイプだね、とみちる。
 結婚なんて考えていない、と村上。

 電話を切ったみちるは、「女二人か.....」とため息をつく。


 散歩から戻るとみちるに会う。
 「毎晩、ご苦労だな」と桑野。
 「楽しいですよ。やってみますか?」とみちる。
 桑野は、とんでもないという顔をして、「遊園地、好きか?」と聞
く。

 桑野と!?とドキッとして断るみちる。

 桑野は、一緒に行くのではないと、二枚チケットを渡す。友達か彼
氏と行け、と。そして、「彼氏はいなかったか」と付け加える。

 みちるは怒りながらも、チケットを受け取る。


 日曜日の中川病院。廊下を歩く桑野。
 夏美が顔を出す。
 日曜日に病院にいるんじゃ、と桑野。
 でも、桑野が急に診ろと言ったのだ。

 桑野の症状は、胃がもやもやするというもの。仕事も出来ないので、
早く治してくれと言う。
 でも、机上の神宮花火のビラを見つけると、行くのか?と夏美に聞
く。
 仕事が早く終われば、と夏美。
 桑野は、花火の赤はリチウムで、黄はナトリウムだと解説を始める。

 夏美は、仕事も出来ないのに、元気だと言う。そして胃もたれでし
ょと言うが、重大な病気だったらどうするんだ?と桑野。
 検査しますか?と夏美。


 桑野は、大音量でオペラをかけ、仕事をしている。
 そこに摩耶がやって来て、ステレオを切る。差し入れに来た、と言
って。

 桑野は台所に収納を設けたといい、完成したという。
 摩耶はこれかからなら、芝居の約束に間に合う、と言う。

 なら、来なければいい、と桑野。
 やはり、桑野が仕事しているとき、遊んでいては、と摩耶。そして
こんなに早くに仕事が終わるなら、どこかへ行ったら?仕事か家でゴ
ロゴロじゃ。どこかへ行って、潜在意識を刺激すれば、いい仕事もで
きる、と摩耶。


 夏美が日曜出勤することになった患者が、一時帰宅し、時間が空い
た夏美。


 桑野は、休日をどう過ごそうか悩み、はとバスの今昔ツアーに参加
することにする。
 でも、チケット売り場で、出発まで3時間と言われ、すぐに出発で
きるツアーを問う。
 それは寅さんと柴又を巡るツアー。

 桑野がバスに乗り込むと、夏美が座っている。なんと席は夏美の隣。

 夏美は時間が空くと、よくはとバスに乗るという。
 桑野は初体験。
 寅さんが好きで、48本全部見たという桑野。
 夏美は恥ずかしそうに、5本.....と言う。

 夏美は、隣同士なんてすごい偶然ですね、という。
 桑野はこのツアーに一人で乗る人は夏美ぐらいしかいない。
 すると夏美の隣が半端にあく。よって、一枚買うと、必ず夏美の隣
になる、と桑野。


 多摩テックに、女二人でやってきた、みちると千鶴。乗り物待ちの
長蛇の列に、照りつける太陽。
 みちるは千鶴に、こういう時、男は飲み物を用意すべきだとか、女
を待たせる男は最低、などと言いたい放題。

 列が折り返すと、後半に並んでいる村上と沙織とすれ違う。二人は
飲み物を手にしている。
 「ここまで30分だから」と村上に嫌みを言うみちる。


 はとバスは柴又に向かって走り出す。


 みちる、千鶴、村上、沙織の四人は、一緒に観覧車に乗る。
 でも、みちると千鶴、村上と沙織のそれぞれ二人ずつで、別々の会
話をしている。
 おかしいんじゃない?と言う村上に、デートの邪魔したくないから、
このままでいいとみちる。

 昼間からビールを飲み過ぎたみちるが、気持ち悪いと言いだし、パ
ニックになる。


 桑野はガイドの説明の誤りを正す。
 後ろの席の老夫婦に、「ご主人」と呼びかけられ、特には訂正しな
い桑野。
 夏美は小声で、「誰のご主人なんですか?」とつっこむ。

 今度は夏美が「奥さん」と呼びかけられる。特に訂正しない夏美。
 桑野が小声で、「誰の奥さんなんですか?」と反逆。

 帝釈天の仲見世。帯留めを買う夏美。
 「着物、着るんですか?」 と桑野。
 「いいえ」と夏美。
 「いるんですよねぇ。観光地だと気が大きくなって、要らない物、
買っちゃう人」と嫌みを言う桑野。

 ガイドが帝釈天についての説明をしていると、桑野が勝手にうんち
くをたれ、ツアーの一行は、ガイドよりも桑野の話を聞き始めてしま
う。
 新人のガイドは泣き声。
 夏美がガイドをかばおうとして、桑野と言い合いになる。

 夫婦げんかは止めなさいよと言われる。
 夏美はキレて、「夫婦じゃありません!」と怒鳴って、一人帰って
しまう。
 桑野は、夏美の一人はお菓子や飲み物を持って一人で楽しそうだが、
自分の一人は後学のため、と訳のわからないいいわけ。


 翌日、村上が多摩テックのおみやげとしてぬいぐるみを渡し、みち
ると会って最悪という。
 桑野がみちるにチケットをあげたなんて、嫌みですか?おかげで帰
り道、沙織は口聞いてくれなかったと文句を言うが、桑野は聞き流し、
ライバル建築家・金田裕之(高知東生)がホームページを更新し、
『土日、ラーメンを食べにちょっと札幌に行ってきました』という記
事に、「ちょっと行くのが好きな奴だな」と内心悔しがる。


 桑野がいつものバーで飲んでいると、金田も一人で飲んでいる。
 一緒じゃないか、と思う桑野だが、すぐに金田の連れの女性がやっ
てくる。金田は巧みに、その女性とホテルの一室で神宮の花火を見る
約束を取り付ける。


 みちるは夏美と夕食を食べながら、神宮の花火を千鶴も交え、3人
で一緒に見る約束をする。
 去年の神宮の花火は最悪だった。彼氏が自宅マンションから花火が
見えると誘われ、いそいそとお泊まりセットを持って出かけた。でも、
そのマンションから見えたのは花火のほんの一部。みちるは急にその
男への熱が冷め、そのまま帰っちゃった、と言う。

 夏美は最初、仕事が終わったら花火に行くと言っていた。でも、い
つもそうやっているから、たとえ時間があっても、面倒になって行か
なくなってしまう。これを変えるにはあらかじめスケジュールを入れ
ておかなければ、と言う。一人じゃ花火見てもつまらないし、と。


 夜、育代から桑野に電話。夏美が帯留めを贈ってくれたという。い
つも診察の時、おみやげを持って行っているから、そのお礼だろうと。
そして桑野に、今度会った時、しっかりお礼を言っておいて、と言う。
 余計なことして、と舌打ちする桑野。


 中川病院の前で、行きつ戻りつ悩んでいる桑野。
 意を決して診察室に入る。胸のあたりが気持ち悪いという。

 夏美がなんだろうと考えていると、桑野は先日の礼とわびを言い、
神宮の花火は、事務所の屋上からよく見える。距離は遠いが、間に遮
る物がないのでよく見える。一人だけ知っていて、いつも管理人さん
にお願いして、屋上に上げて貰っていると言う。

 何でそれを話すのかと問う夏美。
 桑野は、来たくなければいいけど、と言う。

 夏美は、みちるたちと一緒に行く約束をしてあるから、と断る。


 当日の昼間、摩耶がお客様の社長のマンションから神宮の花火がよ
く見えると誘われているから、一緒に行きましょうと、桑野を誘う。
 でも、断る桑野。


 村上が花火のため、会社を出る。まだ桑野は仕事をしていた。

 屋上にいる桑野。机といすがセットされている。
 桑野はクーラーボックスを開け、よく冷えた前菜と白ワインを取り
出す。そして慎重にコルクを抜くと、グラスに注ぐ。

 花火が始まる。桑野は買っておいたオペラグラスを取りだし、一人
で心ゆくまで花火鑑賞。


 そのころ村上やみちる、夏美たち総勢6人は.....みちるがインタ
ーネットで調べておいた超穴場スポットに到着。女性はみんな浴衣を
着ている。

 ホームページではガラガラの穴場のはずが、人であふれかえってい
て、座る場所もない。集まっている人は、手に手に、みちると同じホ
ームページのプリントを持っている。
 しかも花火が上がっても、音はすれども見えない。今年、目の前に
大きなビルが建ってしまったのだ。


 桑野が一人でワイン片手に花火を鑑賞していると、夏美がやってき
て、一緒に見ていいか聞く。
 桑野は夏美の浴衣姿に見とれながら、OKする。

 すると夏美が階段の下に向かって、OKだと声をかける。
 するとみちるたちがぞろぞろと上がってくる。
 最後に、食べ物やビールを持った村上も。

 そしてみんなでにぎやかに花火見物。
 桑野は花火についてとても詳しい。「花火ヲタクか!?」とみんな
ささやき会う。
 でも、途中で気付くと、桑野がいない。

 辺りを見回すと、桑野は一段高いエレベータの機械室(?)の上に
いて、いすに腰掛け、オペラグラスで花火を見ている。
 どうやってあそこにいすを持ちあげたの!?といろいろ理解しがた
いことが多い。

 下に残されているカメラ店の紙袋。中を覗くと、もう一つ、まだ箱
に入った新品のオペラグラスが入っている.....


寸  評  サプリでも花火、ここでも花火、しかも両方とも神宮らしいとい
うのが、いい加減飽きました。
 昔、六本木のはずれにある事業所勤務だったとき、13階の社食か
ら、高い位置に上がると、神宮の花火が見えました。そのころのこと
を思い出しました。

 ところで、桑野の一人がいいというのは、とても共感がもてるので
すが、花火を一人で見るというのは、微妙です。
 昔、隅田川の花火の日、ちょうど土曜出勤だったので、そのまま会
社のビルから花火を見ていました。でも、どんな花火が上がっても、
一人ではその感動を分かち合う相手がいないのです。
 でも、桑野のように徹底的に楽しめればいいのかな?
 だったら、夏美を待つような、もう一組オペラグラスを買うような
ことは、やめておいた方が格好いいですね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 今、仕事が大変なことになってしまっていて、にっちもさっちもいきません。
 来週監査があるのでその準備で大忙しなのですが、そのさなか、チームメン
バーが一人、突然退職してしまったのです。
 日常業務は深夜までやっても終わらないし、監査の対策も今が一番の山場で、
どうなってしまうのでしょう。ドラマのあらすじもしっかり配信したいのに。。
。。(鈴木)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。