メルマガ:私が現代の愛と性を考えた理由(ワケ)
タイトル:私が現代の愛と性を考えた理由(ワケ) 第3号  2006/08/30


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   私が現代の愛と性を考えた理由(ワケ)  第3号
 
                 村井 芳江 著・発行  
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みなさん、こんにちは。
今は、田舎で夫と娘と暮らしております、元某大学の講師です。
高校生の娘がいるくらい年齢を重ねております。

私の娘は、今、女の子なら誰もが経験するダイエットオタクです。
親から見ると、全然太っていなくて、これ以上痩せてしまっては、
本来の女の子らしい丸み(かわいらしさ)がなくなると思うのですが、
自分と他人では、見かたが違うものですよね。
そういう私も、若いときは、ダイエットしましたから…。(笑)
今のように、いろいろな品物はなかったですけどね。

問題行動を起こしている娘よりは、
多少のダイエットオタクの娘のほうが、親は安心です。
だから、なるべく、関心を持ってやるように心がけています。

ただし、行き過ぎて、拒食などにならないよう、
やはり、親が注意していてやるべきでしょうね。
庇護と過保護は全然違いますから…。

もし、これを読まれている親の方がいらしたら、
「過保護に育ててはいけない」などと思わずに、
何ごとにつけても、ぜひ、暖かい庇護をしてあげてくださいね。


若い方の恋愛相談に加えて、ダイエットについても
ご相談をお受けできたらと思っております。
間違ったダイエットは、心の病も引き起こしますから、
本当に、くれぐれもご注意くださね。

今の時代、病だけではなくて、
借金地獄、自己破産などの金銭トラブルも多いそうです。
若いのに、高額な商品によるダイエットはやめましょうね。

ここで、今回のお話、《《体を売っても、モノが欲しいという心理》》に
つながってくるわけです。

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《《体を売っても、モノが欲しいという心理》》

現代は、社会全体に、気持ちよりもモノを重視する傾向が強いといえます。

気持ちはどうにでも変えられるけれど、
モノは具体的に「ある」か「ない」かなので、
「ない」ことを我慢することが難しいのです。

ある女性の話をしましょう。
実話に多少の脚色を加えてあります。

彼女は23歳のOLです。
父親が愛人を作って家を出てしまい、
母親はノイローゼになって父親を刃物で傷つけたり、
自殺未遂を繰り返している状態で、
そんな親を見ているのがイヤで、
理由をつけて一人暮らしをしています。

最初は小さなワンルームマンションでしたが、
それでは、洋服の置き場がなくて息が詰まってしまいます。
広いところに引っ越したいけれど、お給料では…と、
彼女は、今で言う「援助交際」をはじめます。

お金を得るために、体を売ることに全く抵抗を感じていません。
感情のこもっていないセックスも平気で、快楽を得ることもできます。

社内で彼氏ができても、援助交際をやめることはしません。

仕事は真面目で人当たりも良い彼女なのですが、
気が付くと周りの人間とトラブルを起こしています。
会社も長続きしません。
お金が少なくなると、とてもイライラして落ち込みます。
夜中のカフェで一人で何時間も過ごします。


モノが豊富で、お金さえあれば何でもすぐに手に入る時代です。
そんな時代だから、ごく普通の女性が、欲しいものを手に入れるためのお金を、
体を売って手に入れようと短絡的に考えることがあるのかもしれません。

そして、自分の体なのだから、売ろうと何をしようと
自分の自由、自分の勝手、だと思ってしまうのでしょう。

しかし、そのことによって、先ほどの彼女の行動からもわかるように、
いつの間にか自分が傷ついているのです。

そして、自分が傷ついていることにさえ気づかずに過ごしていくと、
精神のバランスを崩してしまったりするのです。

精神のバランスを崩すのであれば、まだ健全なのでしょう。
そんなことさえなく、平然と過ごしてしまえることのほうが、
もっともっと恐ろしい結果を招くような気がするからです。


今回も、少し過激なお話をしてしまったでしょうか?
みなさんの中で、何か気が付いたことはありませんか?

男性のご意見もぜひうかがいたいと思いますので、
よろしければ、メールくださいね。

次回以降は、
心の問題が置き去りにされている話や
心と体がバラバラになっている現代の話や
プラトニック・ラブとは?などを、
長くならない程度に書いていきたいと思います。


では、今回は、このへんで。

お友達、彼氏、彼女に教えてあげてください。
たくさんの方にご一読願って、
たくさんのご意見を聞きたいと思っております。
また、ご相談事がありましたら、ぜひメールください。
村井 芳江 yosiesanmura@mail.goo.ne.jp
なるべくお答えしていきたいと思っております。
(必ず、のお約束はできませんことをご理解くださいね)

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