|
===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2006/08/01 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ダンドリ。〜Dance☆Drill〜 局 名 フジ系 放映日時 火曜21時 キャスト 相川要 …… 榮倉奈々 末吉双葉 …… 加藤ローサ 池田まゆ実 …… 森田彩華 花上さやか …… 西原亜希 浜田教子 …… 悠城早矢 鈴木カルロス三郎太 …… 増田貴久 高宮深雪 …… 菅野美穂(特別出演) 相川ふさ江 …… 戸田恵子 石橋渡 …… 国分太一 【さつき高校の人々】 佐藤智子 …… 山口香緒里 奥村重蔵 …… 斎藤洋介 足立原一郎 …… 入江雅人 岩壁宗吉 …… 石井愃一 田中 …… 坂本あきら 橋本吾郎 …… 篠山輝信 【商店街の人々】 浦野奈美世 …… 濱田マリ 古座野史明 …… 六角精児 張ヶ谷久 …… 石井康太(やるせなす) 千石孝之助 …… 金橋良樹 千石千恵子 …… 吉村玉緒 相川慶一 …… 小関裕太 【城東学園・キティタイフーン】 城所麗夏 …… 金子さやか 小杉由紀恵 …… いとう麻見 キティタイフーン … Team ACUVUE 【浜中荘の住人】 マコト …… 大倉孝二 【さつき高校・MAYFISH】 渡辺かしこ …… 木南晴夏 田島聖子 …… 松田まどか 松平乙女 …… ゆってん 高嶋千寿 …… 松本華奈 宮川葉月 …… 池田愛 早乙女はるか ……岡西里奈 土屋志織 …… 仁平裕子 大川真澄 …… 山下幸乃 黒崎えりな …… 杉林沙織 石黒万里 …… 田野アサミ 江本香織 …… 徳永えり 白井麻紀 …… 神原麻由 小澤翔子 …… 福島彩子 原 案 長谷川昌一 脚 本 横内謙介 主題歌 『UVER world』 あらすじ Stage4「踊れなくてもチアリーダー」 図書準備室。要(榮倉奈々)はさやか(西原亜希)のために模擬面 接を行っていた。教頭の奥村(斎藤陽介)に謝って退学を取り消して もらうため、心を入れかえたところを見せなくてはならなかったが、 当のさやかは面倒がっている。まゆ実(森田彩華)がカンペを用意し てくれるが、さやかは「わかった、とにかく行ってくるよ」と校長室 へ向かう。 だが、校長室では石橋(國分太一)が奥村に掛け合っているところ で、石橋は同好会ができた後さやかの出席率も上がり態度も改まって きていると訴えていた。それでも奥村はキャバクラでのバイトなど目 に余るところが多々あると受け入れようとしない。 外でやり取りを聞いていたさやかは、部屋に入ってくるなり「退学 を取り消してください。これからは真面目に勉強し、学校にもちゃん と来ます」と自分の思いを訴える。奥村は「この前と言ってることが ちがうが」と疑いの目を向けるが、さやかは「この前は友達がいると いうことを忘れていました。私はチアダンス同好会で友達と一緒に踊 りたいんです」と伝える。そこへ要、双葉(加藤ローサ)、まゆ実、 教子(悠城早矢)も駆け込んできて「お願いします」と頭を下げる。 さやかも深々と頭を下げる。 こうしてさやかの退学取り消しは認められ、チアダンス同好会の処 分は2週間の活動自粛、さやかについてはさらに2週間の校内清掃が言 い渡された。要たちはそれを受け入れるが、1週間後のプリンセスカ ップには出場できない。それを聞いた万里(田野アサミ)、香織(徳 永えり)、麻紀(神原麻由)、翔子(福島彩子)の駅前ダンス4人組 は「大会に出られないなら意味ない」と退会してしまう。 要たちは、筋トレになるからとさやかの掃除に付き合う。掃除が終 わり帰り支度をしていると、双葉が浮かれた様子でいる。要たちが理 由を尋ねるが、双葉は「内緒」と嬉しそうな顔して1人先に帰ってし まう。 双葉は幼なじみの大学生良平(細山田隆人)に借りていたCDを返 すため釣堀にやって来た。良平が釣り好きだからと選んだ場所で、双 葉はかなり気合いが入っている。しかも良平が「誕生日プレゼントっ て何がいいのかな。俺、女の子がほしがるものってよくわからなくて」 と聞いてくるので、「身につけるものだったら嬉しいかな」と舞い上 がってしまう。 そのころ、ふさ江(戸田恵子)のもとに市の職員がやってきて“さ つきフェア”の中止を伝える。突然の決定にふさ江は商店街の人たち に謝るが、みな「こんな寂れた商店街のフェアなんて正直面倒だと思 ってたから」と諦め顔でいるので、ふさ江は危機感を覚える。商店街 の近くに大手スーパーの建設計画があり、商店街が一致団結して盛り 上げていかないといけない状況だからだ。 要たちは校内清掃の日々を送るが、徐々にフラストレーションに陥 り、踊りたくてしかたない思いに駆られる。そんな中双葉だけはルン ルン気分で、ゴミすてなども進んでやるなどご機嫌の様子だった。そ れで要たちは双葉に彼氏ができたと察してあれこれ詮索し始める。 そんなところへ演劇部員の高嶋千寿(松本華奈)、宮川葉月(池田 愛)がやって来て舞台に使う木材やダンボールがなくなっていると慌 てだす。それらは双葉がさっき燃やしに出したものだった。慌てて焼 却炉に向かうが、すでに燃やされた後だった。千寿と葉月は「公演 10日後なの、作り直して!」と怒る。 仕方なく図書準備室に材料を運び込んで作業を始めるが、かしこ (木南晴夏)は「何でここでやるんだか」と新聞を見ながらぶつぶつ 文句を言っている。要がふとその新聞を見やると城東学園のキティタ イフーンがプリンセスカップで優勝した記事が載っていたので、食い 入るように見る。 同じころ千寿と葉月は他の3年生たちから受験のために公演を降り ると言われ、途方にくれていた。 石橋が帰宅すると、同じアパートの住人マコト(大倉孝二)の置手 紙がある。マコトは墓参りのため金沢へ帰ったのだった。石橋はふと 実家のことを思い出す。日本舞踊の稽古をする自分に「違う、お前の 踊りには心がない」と厳しく言われたことが脳裏に浮かんでくる。 要たちは舞台セット作りに励むが、千寿と葉月は「人数足りなくて 公演中止にしたからもういいよ」と告げる。 その日要は帰宅途中で川原の土手で稽古をしている千寿と葉月を見 かける。千寿と葉月にとって今回の公演は高校生活最後の舞台、簡単 に諦められるものではなかった。 要は、双葉たちを呼び集め演劇部の手伝いをしようと持ちかける。 自分たちも練習したくてもできない今の状況は2人と同じだからと。 要たちは手分けして場所の確保に走る。体育館はすでに満杯、市内 の公民館、空き倉庫もすべてダメだったので、広場に屋外ステージを 作ろうという話になる。それを聞いたふさ江は商店街のフェアと合同 でやろうと提案する。商店街のフェアと合同になれば、商店街の持つ 特設ステージが利用でき、集客もアップするだろうからと受け入れる ことにする。 要たちの頑張る姿を見て、公演を諦めかけていた千寿と葉月も考え 直し2人用に脚本をアレンジして舞台に臨むことにする。 公演当日。要たちが数学準備室で荷物運びを始めていると、石橋に 父親が倒れたという電話がマコトからかかってくる。公演直前である こと、自分が父親のもとから逃げ出してきたことがあって石橋は行く べきか迷うが、要たちは「早く行ってあげないと」と言って石橋を送 り出す。 商店街フェアはなかなかの盛況となり、夕方からの演劇公演への弾 みとなる。ステージ裏で準備を進める要たちの士気も上がるが、まゆ 実はたまたまフェアに来ていた父親に見つかってしまう。まゆ実は父 親に塾をさぼったことを謝る。父親は「そうか」と言うだけで、なん と答えるべきかわからない様子だが、そんなときににわか雨が降り出 す。 フェアは中止となり、お客さんも引き上げてしまう。千寿も葉月も 「終わったよ……」と肩を落とす。要はいても立ってもいられなくな り、マイクをつかんでステージに立つと雨でずぶぬれになるのも気に せず「演劇部は高校生活最後の公演なんです。雨がやむまで待ってほ しいんです。演劇部のお芝居をやらせてください」と頭を下げる。双 葉たちも舞台に上がり「お願いします」と頭を下げる。 それを見たさつき旅館の主人が「うちの宴会場を使いな」と申し出 る。こうしてみんなさつき旅館へと移動し、「ロミオとジュリエット」 は無事上演することができた。 上演終了後、千寿と葉月は挨拶し、要たちを舞台へと引っ張り出し 「私たちがお芝居できたのはこの5人のおかげです。事情があって踊 れないにもかかわらず、私たちを励まし、裏方として頑張ってくれま した」と賛辞を送る。 すると座敷で見ていた三郎太(増田貴久)が「ダンス、ダンス」と 手拍子をとり、それが座敷全体に広がっていく。演劇部顧問の智子 (中村香緒里)は特別に自粛解除を許可する。要たちは大喜びしライ ンダンスを披露する。 石橋は金沢の実家に着くと、すぐ父親の部屋に行く。だが倒れたは ずの父親は机で読書をしていた。 寸 評 演劇部の応援にまわった要たちの応援精神が良かったと思います。 踊れなくても応援できるというコンセプトがあったと思いますが、こ れが活きるにはそれまでに踊る姿に強いインパクトがあると効果的だ と思います。まだまだ趣味的にやっている段階ですので「踊れなくて も」というところにドラマ性が浮かび上がってこなかったのが残念で す。去年の同時期の『がんばっていきまっしょい』も中盤以降展開が 面白くなっていきましたので、今後はもっと本格的なダンスシーンを 増やしていって中身の濃いストーリーになってほしいと思います。と いうのも、石橋の親子関係が重々しい問題をはらんでいて、要たちの 方が無邪気な分だけどうも軽く見えてしまうので。 執 筆 者 ケン() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- このドラマの中で教頭先生が出てきていますが、最近学校では教頭先生とい わず副校長先生というそうです。そういえば教頭先生というのは謎が多く、授 業やクラスを受け持っているわけでもないし、校長でもなく、なにをしている のだろう?と思っていたのですが、聞くところによると、学校内の諸々の事務 一般を全部仕切っている大変な職のようです。たとえば教員の欠員が出れば補 充を要請して面接を行うのも教頭先生、最近のように物騒な世相では朝一番に やって来て校内に不審物がないかをチェックするのも教頭先生がやっていたり するそうです。副校長と名称が変わったのは、校長の補佐という意味合いが強 くなってきたということなのかなと思ったりします。(ケン) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv/ url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |