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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2006/07/18 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ダンドリ。〜Ｄａｎｃｅ☆Ｄｒｉｌｌ〜 局 名 フジ系 放映日時 火曜21時 キャスト 相川要 …… 榮倉奈々 末吉双葉 …… 加藤ローサ 池田まゆ実 …… 森田彩華 花上さやか …… 西原亜希 浜田教子 …… 悠城早矢 鈴木カルロス三郎太 …… 増田貴久 高宮深雪 …… 菅野美穂（特別出演） 相川ふさ江 …… 戸田恵子 石橋渡 …… 国分太一 【さつき高校の人々】 佐藤智子 …… 山口香緒里 奥村重蔵 …… 斎藤洋介 足立原一郎 …… 入江雅人 岩壁宗吉 …… 石井愃一 田中 …… 坂本あきら 橋本吾郎 …… 篠山輝信 【商店街の人々】 浦野奈美世 …… 濱田マリ 古座野史明 …… 六角精児 張ヶ谷久 …… 石井康太（やるせなす） 千石孝之助 …… 金橋良樹 千石千恵子 …… 吉村玉緒 相川慶一 …… 小関裕太 【城東学園・キティタイフーン】 城所麗夏 …… 金子さやか 小杉由紀恵 …… いとう麻見 キティタイフーン … Team ACUVUE 【浜中荘の住人】 マコト …… 大倉孝二 【さつき高校・MAYFISH】 渡辺かしこ …… 木南晴夏 田島聖子 …… 松田まどか 松平乙女 …… ゆってん 高嶋千寿 …… 松本華奈 宮川葉月 …… 池田愛 早乙女はるか ……岡西里奈 土屋志織 …… 仁平裕子 大川真澄 …… 山下幸乃 黒崎えりな …… 杉林沙織 石黒万里 …… 田野アサミ 江本香織 …… 徳永えり 白井麻紀 …… 神原麻由 小澤翔子 …… 福島彩子 原 案 長谷川昌一 脚 本 横内謙介 主題歌 『UVER world』 あらすじ Stage2「いつまでも友達」 新学期が始まり要（榮倉奈々）は3年H組になった。ちなみに担任は 昨年と同じ石橋（國分太一）。 図書準備室。要は双葉（加藤ローサ）、まゆ実（森田彩華）、さや か（西原亜希）、教子（悠城早矢）を前にしてチアガールを続けよう と言い出す。しかしさやかは「あのときは勢いでやったというか……」 と乗ってこない。教子も「どうやってやんの？」と躊躇している。し かし要は「任せて、対策はばっちり！」と自信満々でいる。 要たちは城東学園高校へやって来た。先日のキティタイフーンの見 事なパフォーマンスを見て、見学しようとしたのだ。アポなしで来た のでヒヤヒヤものだったが、部長の城所麗夏（金子さやか）と副部長 の小杉由紀恵（いとう麻見）は快く受け入れてくれる。 麗夏は「正式にはチアガールじゃなくてチアリーダー、競技名はチ アダンスよ」と丁寧に説明してくれる。そして「まずは楽しんじゃえ ばいいのよ、この前のバスケの応援みたいに」と話す。双葉は「でも、 私たち初心者ですし」と自信なさ気に答えるが、麗夏は「大丈夫、相 川さんたちには一番大事なチアスピリットがあるから」と励ましてく れる。 チアスピリットとは（１）人を励まし応援する精神、（２）逆境に あっても希望を捨てない明るくポジティブな精神、（３）わが身を捧 げて人のために尽くすボランティア精神のこと。麗夏はさらに近々開 催されるチアダンスの新人戦の参加を勧める。 話を聞き終えた要はやる気満々、さっそく新人戦に向けて練習しよ うと持ちかける。だがさやかは「あたしはやんない、バイト稼ぎ時だ し、ボランティア精神なんてないし」と素っ気なく、教子も「あたし も空手あるし、だいたい今からやろうなんて無謀だよ」と断る。しか たないので、要は双葉とまゆ実の3人で始めることにする。要は「大 丈夫！新人戦で活躍すれば希望者も増える」とどこまでも前向きに考 えている。 要が帰宅すると、ふさ江（戸田恵子）は開口一番「どうだった予備 校？」と聞いてくる。要はチアリーダーをやることを打ち明けようと するが、ふさ江は「要もとうとうやる気になってきました！」と商店 街の人たちと大はしゃぎ、勝手に盛り上がってしまうので、要は本当 のことを言うタイミングを失ってしまう。要は自分の部屋に行くと予 備校とチアリーダーのことで思い悩む。 同じころ、まゆ実は自宅で勉強に打ち込んでいた。母親は「はいこ れ、92点よ。あと8点頑張りましょうね」と嬉しそうに声をかける。 が、まゆ実は浮かない表情をしている。母親は「来年が楽しみね、い い大学で、さつき高にはいないレベルの高いお友達ができて」と1人 で浮かれている。母親はまゆ実がさつき高校に通うのを恥ずかしく思 っていた。まゆ実は「うん」と答えるものの内心ますます気が重くな ってしまう。 翌日、要は双葉、まゆ実とともに図書準備室で新人戦に向けての話 し合いをする。参加資格は学校公認の部もしくは同好会でメンバーは 5人以上。開催日まではあと11日。問題は山積だが、要は「それはチ アスピリット（２）で乗り切ろう」と掲示板にでかでかと書いたチア スピリット三か条を指さす。それをみたかしこ（木南晴夏）は無造作 にはがそうとする。要はそれを止めながら「ねえ、かしこさんもやろ うよ」とふってみるが、かしこは「冗談じゃない、あたしを巻き込ま ないで」と取り合わない。 要たちは生徒会主催のクラブ長会に出席し同好会設立の手続きをと ろうとする。しかし「あたしたち引退の話してんのに」と笑われてし まう。さらに設立には顧問が必要とあってまったく相手にされない。 要は智子（山口香緒里）に顧問を頼むが、「応援はするけど、演劇 部に女バス、男バスを抱えているから他を当たって」と断られる。智 子は石橋を訪ね、要たちの顧問の話をする。しかし石橋は事情が良く 飲み込めない。智子は石橋が最初から当てにされていないと知ってた め息をつき「あのねえ、今は意欲や情熱があっても教師になれない若 者が大勢いるのよ」と責め、石橋は返す言葉もない。 石橋は深雪（菅野美穂）との電話を思い出す。深雪は石橋に金沢の 実家へ戻って、鷺村流の家元を継ぐべきだと言う。鷺村流は200年続 く日本舞踊の名門で、石橋が継がなければ断絶してしまう。深雪は家 を継ぐのが石橋の使命だと説得するが、石橋は「今の僕はただの教師 なんです」と答える。電話を切った後、石橋は「俺、なんで教師やっ てんだろう」と思い悩む。石橋は好きな数学で生活するために教師を 選んだことを後悔しているわけではなかったが、現状に疑問がないわ けではなかった。 要たちはもう一度教子をチアダンス部に誘うが、教子は「ごめんな、 大会近いんで」と断る。要と双葉が途方に暮れていると石橋がやって 来てチアダンス部のことを尋ね、要の母親がどう思っているかと聞く。 要はとっさに「母は説得して応援してくれてます。それにこれは私の やりたいことですから」と答える。石橋は「それは良かったです。い やぁ僕、そういうの好きです」と無邪気に喜ぶので、要はため息をつ く。 図書準備室。かしこが「お母さん今何していると思ってんの？」と 要に尋ねる。要はぐったりして答えられないので、代わりに双葉が 「予備校行ってることになっている」と答える。かしこは「あんたも チャレンジャーだねぇ」と呆れる。要は「ちゃんと話すつもりだった のにきっかけがないんだよ……」と弱り果てている。しかし双葉が 「ねえ、元気出して頑張ろうよ」と肩を叩くと、要はガバッと跳ね起 き「そうだよ、落ち込んでるヒマないよね。大丈夫、バスケ会場を興 奮のどつぼにはめたあたしらなら大丈夫だよ」とメンバー集めに走り 出していく。かしこは「どつぼにはめてどうする、坩堝だよ」と顔を 引きつらせる。 要と双葉は万里（田野アサミ）、香織（徳永えり）、麻紀（神原麻 由）、翔子（福島彩子）のストリートダンス4人組を勧誘するが、 「チアダンス？そんなの知らない。まずやって見せてよ」と注文をつ ける。要と双葉がさっそく試演して見せていると、まゆ実が母親と一 緒に通りかかるのが見える。要と双葉は「けだま〜（まゆ実のあだ名） 」と手をふる。母親が「なにあれ、知り合い？何の目標もないとあん なふうになっちゃうのよ」と顔をしかめるので、まゆ実は「知らない よ、行こう」と無視して行ってしまう。 その夜まゆ実は母親に「塾をひとつやめて自分のペースで勉強した い」とおずおずと頼む。しかし母親は許さない。まゆ実は「ねえ、お 父さん」と助け舟を求めるが、父親は「ちょっとコンビニに行ってく る」と逃げてしまう。母親は「お母さんはね、まゆちゃんのためを思 って言っているのよ。なんなら高校辞める？大学で帳尻合わせればい いんだし」とまゆ実の気持ちを押さえつけてしまう。 翌日まゆ実は、苦渋の表情でチアダンスを続けられないと要と双葉 に伝える。要は驚き「そんな私たち友達でしょ、新人戦どうすんの？」 とつい強い口調で責める。まゆ実は「ごめんなさい。でも私中学も高 校も受験失敗していて、今度は絶対失敗できないの。それにお母さん は私だけが生きがいで、私もお母さんを悲しませるわけにはいかない から」と泣きそうな顔をしてその場を走り去ってしまう。 要が納得いかない表情をしているので、双葉は「けだまにはけだま 事情があるんだよ」とまゆ実の気持ちを思いやるべきと主張するが、 要は「双葉はのんびりしすぎだよ。そんなこと言ったら新人戦はどう なるの。もう時間ないんだよ」といらだつ。すると双葉は「私、けん かしてまでやりたくないよ」と悲しそうな顔をして出て行ってしまい、 要は孤立無援になってしまう。 その夜、石橋が帰り道の途中で要の実家の居酒屋の前を通ると、ふ さ江に声をかけられる。ふさ江は石橋を店内に招きいれ食事をすすめ る。そんなところへ要が帰ってくる。石橋が「ずいぶん遅くまで頑張 っているんですね」と声をかけると、ふさ江は「うちの子もようやく 勉強にやる気を出しまして」と口を挟んだので、石橋は「えっ、予備 校？予備校でダンスの練習をするんですか？」と驚いてしまう。 途端にふさ江は表情を厳しくし「何、どういうこと。きちんと説明 しなさい」と問いただす。要は俯き答えにくそうだが、やむを得ず 「チアダンス始めたの」と話す。ふさ江は驚き「予備校は？」と聞く。 要は「申し込んでない」と搾り出すように答える。ふさ江は思わずカ ッとなり「お母さんを騙してたの？バカ！」と平手打ちをしてしまう。 要は「何よ、話くらい聞いてくれてもいいじゃない。あたし悩んで 決めたんだから絶対やめないよ」と反論する。ふさ江も「ああそうか い、なら出て行け」と売り言葉に買い言葉できついことを言ってしま う。 その場を収めるため奈美世（濱田マリ）は要を自分の家に連れて行 き泊める。奈美世も美容師になるため親も田舎も捨てて飛び出してき たので要の気持ちが理解できた。だが「嘘をついたのはあんたが悪い よ。こうなったら自分でけじめをつけな」と諭す。 翌日、要は思い詰めて授業に身が入らない。要の悩む様子に三郎太 （増田貴久）は心配で仕方ない。双葉も要が心配で、幼なじみの大学 生良平（細山田隆人）に相談する。良平は「でもさ言いたいことを言 い合えるなんていいコンビだよ」と早く仲直りができるようにと励ま す。 要が奈美世の店に戻ってくると、ふさ江がいる。ふさ江は奈美世に 髪を切ってもらいながら「やっぱり押し付けてるのかなぁ。でも心配 なのよ。親として何もできてないからねえ。借金だの離婚だのってつ らい思いさせているから。あの子にはまともに幸せになってほしいの」 と本心を吐露する。奈美世は「大丈夫だよ、要ちゃんもわかっている って」と元気付ける。要はふさ江の気持ちを知って自宅に戻ることに する。 要は「ただいま」と言って店に入ってくるが、ふさ江は気まずさか ら何も言えない。要は「嘘ついてごめんなさい。でも、あたし本気な の。生まれてはじめてやりたいもの見つけたの。受験勉強もちゃんと やるし、お母さんを悲しませることもしないから、チアダンスをやら せてください」とちゃんと自分の気持ちを伝える。 その夜から要は夜遅くまで勉強に励もうとする。後でふさ江が様子 を見に来ると、要は机に突っ伏して眠っていた。ふさ江は毛布をかけ 「まったく強情な子ねえ」とため息をつきつつも微笑む。 翌朝、要は皐月神社にお参りに行き鐘をジャラジャラと鳴らす。双 葉がびっくりして出てくると、要は「許してください、私が強情すぎ ました」と二礼ニ拍手する。双葉は「かしこみ、かしこみ〜。ゆるし なさいと出ました。しょうがないなあ相方」とにっこりする。 要と双葉は数学準備室に行くと、石橋に新人戦の引率を頼み込む。 石橋はふさ江と要のけんかの原因が自分にあるだけに断れず引き受け る。要と双葉は次にまゆ実を探し出し、お詫びのしるしに皐月神社特 製の安産お守りを渡す。 要と双葉は学校近くの河川敷で練習に励む。ロードワークで通りか かった教子はそれを見て思わず足を止めてしまう。また心配で様子を 見に来た三郎太も「ここで力になれなければ要のダーリンにはなれな い」と発奮する。 そのころさやかはバイト先のキャバクラで給与支払いをめぐって店 長と大ゲンカになり店をやめると啖呵を切る。が、店長は「辞めてく れて結構。お前はクズだし」とあっさり言うので、さやかはさすがに ショックを受ける。さやかは思わずチアリーダーの衣装を手にし、バ スケ大会で盛り上がったときのことを思い起こす。 さやかが店を出ると三郎太が待っていた。三郎太は要のためにチア リーダーのコスチュームを借りようとしにきたのだが、さやかの手に すでにあるのを見て「俺が出るまでもなかったか」とにっこり笑う。 まゆ実は自宅で勉強を続けるが、ふとお守りを思い出し、中をあけ てみる。すると1枚のメモがあり「めざせさつ高初の東大。チアダン スは東大でもできるよ、いつまでも友達、チアー！要＆双葉」とある。 ふと外からポンポンを振る音がする。まゆ実が窓をあけると要と双葉 が「けだま〜、君ならできる！」と小声で応援しているのが見える。 そこへ様子を見に来た母親が入ってきて、お守りを見つける。まゆ 実が「友達からもらったの」と説明すると、母親は「友達？まさかさ つき高の？」と驚き、捨てようとする。まゆ実は「やめて」と止める。 母親は「お母さんほどあなたの先のことを考えている人はいないのよ」 と言い聞かせるが、まゆ実は「友達なの！一生懸命応援してくれる の！」とお守りを取り返し、母親を追い出す。 翌日、要と双葉が練習していると、まゆ実が走ってきて「もう一度 やらせて。今度は決して諦めないから」と切々と訴える。双葉は「い いんだよ、チアダンスは大学でもできるじゃん」と気づかうが、まゆ 実は「勉強もする。でも要と双葉とは今じゃなきゃできないの。今や らなきゃ絶対後悔する。で家のこと恨んでだめな人間になる。そんな の嫌、お母さんの言いなりも嫌。もう1人ぼっちでいるのは嫌なの」 と涙で声を詰まらせながらもきっぱりと言う。要は「よし、じゃあい っしょにやろう」とにっこりする。 新人戦当日。要、双葉、まゆ実は緊張しながら会場入りする。だが 案の定受付で「ルール上5人でなければ出場はできません」と拒否さ れる。要と双葉はそれでも出たいと食い下がり、石橋もたどたどしい 口調ながら必死で懇願する。受付の男性は「ルールはきちんと守って くださいよ。今回は特例でよしとしましょう」と折れる。 さやかが会場にやってくる。三郎太を見つけると「あんたが渡しな」 とぶっきらぼうに衣装を渡して中に入っていってしまう。三郎太は大 喜びで要に届ける。 教子が慌しく会場に入ってきて、さやかと三郎太に合流する。要た ちの演技がまだと聞いて教子はホッとし辺りを見回すと万里、香織、 麻紀、翔子もいるので、「あたしだけじゃないのか」と驚く。 要たちの出番がやってくる。要は「あたしたちらしく、元気良く行 こう！」とステージに飛び出す。3人は勢い良く始めるが、まゆ実は 足を滑らせ転倒し、動転してしまう。だが、要は「大丈夫だよけだま」 と笑顔で励まし「頭からおねがいしま〜す」と最初からやり直す。そ んな姿に会場からは手拍子が鳴り、さやかや教子も思わず身を乗り出 す。 こうして新人戦は無事終了したが、メンバーは増えず、要たちは図 書準備室で落ち込んでいた。かしこは「健闘むなしく、同好会設立な らず、平和が戻ってよござんした」と涼しい顔をしている。だが、そ こへ教子とさやかが駆け込んでくる。教子は「あんたらが気になって 空手に集中できない。掛け持ちでやるよ」と笑顔を見せ、さやかも 「バイトに飽きたところだし、やってもいいよボランティア精神で」 と言う。 かしこは面白くない顔つきだが、ふと見るとドアの隙間に1枚の紙 が置いてある。それを拾って見たかしこはますます面白くないといっ た顔つきで、テーブルの上にバンと置く。要たちが見るとそれは同好 会設立書で、顧問のところに石橋の名前と押印があったので、びっく りする。こうして同好会設立の条件は整い、要たちようやく第一歩を 踏み出すことになった。 寸 評 要もまゆ実も親に反発して自分でチアダンスを続けることを選択 しました。それでよかったのかどうかは将来にならないとわからない ことですが、重要なのは自分で考え、主体的に行動していく力です。 そうした意味で親の役割は戒めるより励ますことの方が大切ではない かと思います。親に言われてする勉強というのは受身的なものですか ら、結局あとで行き詰まってしまう、それが今の世の中だと思います。 一昔前は勉強していい大学に行き、大企業に入りさえすればあとは安 泰でしたが、今はそういう受身的な態度では通用しませんので。 さて、要は相変わらずのポジティブシンキングで物事がうまく流れ ていきますが、それだと所詮作り話だけにストーリーの都合で話が進 んでいく感じが否めなくなります。このような人物にはどうしようも ないほどの絶望的なシチュエーションに落としてやることが面白くす る要素になります。というのは、そういう中でこそ逆境にめげないと いう性格が生きてくるからです。ですからこの先一度廃部に追い込ま れるような展開が出てくると面白いかもしれません。あと、図書委員 長のかしこは不気味にいい味を出しています。要の相方にはかしこの 方がいいのでは？と思ってしまいました。正反対ですが、結構面白く かみ合うのではないかと思います。 執 筆 者 ケン（） ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 私の視聴するドラマは大概視聴率が低いのですが、今クールも『ダンドリ。』 『下北サンデーズ』『レガッタ』とも出足は10%を切る低空飛行です。ドラマ の視聴層の8割は女性と思うべしというのが業界の認識のようですが、やはり ストレートなものよりも、ドロドロした人間関係ものの方が見ごたえがあると いうことでしょうか。（ケン） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv/ url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |