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*++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++* ★メールマガジン メイラックス★ これが子どもの心理〜知ってましたか? 第3号 *----------------------------------------------------------* 子育てで苦労し、現在も格闘中の二児のパパです。 ママと幾度となく家族会議をやり、人に相談し、 そして数々の本を読み、サークルに参加しているうちに、 なんとなく分かってきました。 “子供の心理”分かって探るとナットクできます! そんなノウハウをメルマガでお届けします。 *++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++* 発行人です。 子どもの心理で最も知りたいことの一つが、 今回のテーマかもしれません。 これを知るだけでも、これからの対処の仕方が変わります。 ■何べん言っても分からないのはなぜ? 子どもを持つどの家庭でもあるシーンです。 お母さんは、ご機嫌ななめです。 さっきから、くどくどとM子ちゃんにお説教をしています。 「わかったの?」 「うん」 「ほんと?」 「うん」 M子ちゃんの顔つきを見て、 お母さんは分かっていないことを見抜いてます。 ほんとうに分かったような表情が見られないからです。 ほんとに分かったかどうかやらせてみると、 わかっていないのです。 お母さんの考えは、何度もくどくど念を押すことによって、 子どもに分からせる、徹底させるという理論です。 くどいのはそのためです。 何度も言えば心にしみこむとお母さんは期待しているのです。 少し言ったくらいでは言うとおりにしないからです。 「あんなに言っておいたのに」 というこぼし文句からもうかがえます。 あれだけたびたび言い聞かせれば分かるはずと思いたいのです。 〜子どもの心理〜 幼い子どもの心の働きは、80パーセントが感情です。 つまり、理性や理論の働きは後ろに引っ込んで、 感情が主役を演じているということです。 お母さんのくどいお説教が始まった時、子どもの心は、 「またはじまった、くどいなあ」 というい感情が前に立ちはだかります。 お母さんが不機嫌なとき、お母さんの感情は直接に伝わります。 子どもにとって気になるのは、お母さんの感情の方で、 言われている理屈は後ろの方で影が薄くなります。 そこで、「分かったの?」と言われれば、 「うん」と答えます。 でも、その「うん」は、理屈の方に対してというよりも、 お母さんの感情に対するものです。 いやな気分から逃れたい一心なのです。 あるいは、お父さんの感情的な言い方が怖いから、 「分かった」と返事をしておくだけです。 感情だけが伝わり、理屈や親の思いなどは、当然分かってません。 言われた中味はすぐ忘れてしまいます。 感情的なお説教の無駄な理由がお分かりかと思います。 これでもか、これでもかと念を押しているのは、 実は子どもの耳に固く栓を詰めているのと同じということです。 子どもは感情が先行する生き物です。 ★─── 編集後記 ───────────────────★ 子どもが困ったことをしでかした時、 自ら「困る体験」をさせる方法があるようです。 「こうすれば、こうなる」という自然の法則、因果関係です。 つまり、自然の法則を子ども自身に体験させて分からせる という方法です。 たとえば、お母さんの催促攻めで、 なんとか幼稚園や学校に遅れずに行っている子どもに、 「今日からは自分で考えて自分でするのよ」 と言って、子どもにまかせるのです。 すると、ぐずぐずしていたから学校に遅れたという因果関係を 子どもが悟ることによって、遅刻しない子に成長するのです。 食事の時、遊んでばかりで少しも食べない場合もそうです。 食べさせようと注意しても無駄なだけです。 遊んでいて、食べなければどういう結果になるかを知らます。 一定の時間になったら片付けてしまい、 お腹が空いても絶対におやつや食べ物を与えないのです。 そうすれば、子どもは自然の結果を身をもって学びます。 うるさいお説教より効果的ということです。 このやり方は、子どもに責任を持たせるやり方で、 意地悪するのとは違います。 我が家も、少しかわいそうかなと思いながらも、実践してます。 感情的になって説教するのとは違って効果はあります。 それまで妻や私の感情的な言葉に対して返事していただけ、 というのが身をもって分かりましたね。 ************************************************************ メルマガ名:「これが子どもの心理〜知ってましたか?」 メイラックスを使って発行してます。 http://www.mailux.com/index.php 発行人:kenji Kudoh 解除したいとき、こちらでお願いします。 → http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM44513756D6384 ************************************************************ |