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タイトル:「トリウム熔融塩核エネルギー協働システム」に関する発展的なコレポン  2006/07/20


「トリウム熔融塩核エネルギー協働システム」に関する発展的なコレポン
2006.7.20

●その後、エネルギー問題の専門家・スパイラルドラゴンさまとの間で、古川
博士が提唱する「トリウム熔融塩核エネルギー協働システム」に関して、下の
ように発展的なコレポン(情報交換)の展開となっております。参考まで、転
載しておきます。

(関連記事) → 2006-07-19付、toxandoriaの日記[『原発革命』の著者、古
川和男・博士が「フランス・パリのGIFフォーラム」で行った講演の要旨]、
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060719

[コメントを書く] 

# スパイラルドラゴン 『 toxandriaさんが、トリウムを利用したエネルギー
技術を、御自身のブログに書き綴られている理由には、この技術が普及すれば
エネルギー資源を巡る国同士のパワーバランスが安定し、無益な戦乱を減少さ
せることが出来るのではないかという「想い」があるものと思います。

 ただ、「トリウム熔融塩核エネルギー協働システム」を実用化させるために
は、このシステムを安定的に稼働させるための「要素技術と素材」が商用レベ
ルまで高められている事が大前提です。

 私も、基本的にはtoxandriaさんと同じ「想い」で、日々淡々と暮らしており
ますので、このエネルギーシステムの「キー」となる「要素技術と素材」に関
する、新たな技術的知見が「発見」されたら、出来る限りお知らせしようと思
います。』

# toxandoria 『スパイラルドラゴンさま、コメントありがとうございます。お
っしゃるとおりの「想い」です。

余談になりますが、現在、座礁しかけている「WTOのドーハラウンド」にも過剰
な新自由主義への肩入れという根本問題が隠れていると思います。ラウンドで
の議論の一部を垣間見ると、「スイス・フォーミュラによる関税賦課方式」な
どは、まさに“神学論争状態”となっており、肝心の「世界の貧困問題解決」
からは遠ざかる一方です。

その意味では、「無前提の新自由主義思想による世界の貧困問題解決」の仮説
は破綻しています。その上、この問題には日本政府による“核心的なテーマに
関する情報秘匿(又は操作)”が影を落とし始めています。恐らく、この問題
は日本人のための安定的な食糧確保と健康維持に関する危機的な状況をもたら
すことになると思います。

北のミサイル問題にしても、先制攻撃論が幅を利かせるのは大方の国民が“総
毛だってしまった”ところが付け込まれたためだと思います。この類の心理学
的な罠に嵌れば、テロリズムと大差のない先制攻撃論の正当性が説得力を持ち
始めます。

原子力のみならず、遺伝子操作などの先端科学技術分野や1,000兆円を超える巨
額の財政赤字問題(及び、これに繋がる地方自治体の破綻問題)などについて
も、政治権力による“核心逸らし”(又は核心の隠蔽、又は国民に対する恫
喝)の意図が見え隠れします。

「キー」となる「要素技術と素材」に関する、新たな技術的知見につきまし
て、どうぞよろしくご教示願います。』

●また、この問題とは直接関係がありませんが、小泉外遊のご乱行などについ
てkaisetsuさまと交わしたコレポンも参考までということで、転載しておきま
す。

(関連記事) → 2006-07-18付、toxandoriaの日記[サミットの小泉首相、
『金(カネ)の流れに身をまかせた漫遊記』のオソマツ!] 、http://d.haten
a.ne.jp/toxandoria/20060718

[コメントを書く] 

# kaisetsu 『この替え歌は、素晴らしい。私の次にブログの巻頭に掲げさせて
頂きます。

・・・前略・・・ 

もしもブッシュに嫌われたなら 
明日という日なくしてしまうわ〜♪ 
約束なんかいらないけれど 
想い出だけじゃ生きてゆけない 
カネ(日本国民から奪い取ったMoney!)の流れに身をまかせ〜♪♪ 
ブッシュの胸に寄り添い〜♪♪ 
プレスリーに逢えたそれだけで 
テポドンさえも怖くないわ〜♪

・・・後略・・・

海舌
http://blog.kaisetsu.org/』

# toxandoria 『kaisetsuさま、“替え歌”のご紹介ありがとうごxざいます。

それにしても、小泉首相のこの“グローバルなご乱行ぶり”は常人の理解を遥
かに越えています。

国民の苦境をここまで傍観できる神経は何なのでしょうか?

・・・と思いつつ、このような小泉首相を何の疑いもなく信頼し続ける善良こ
の上ないマスメディアと日本人一般も不思議です。

こちらこそ沈み行く日本と発狂したような小泉首相を目撃しながら、マーラー
の「第五番・アダージェット」を聴くような想いです。』

# kaisetsu 『 善良を、私は最近、「愚鈍」「夢遊病」という言葉に替えて、
日本のマスコミが言う「庶民」を見ています。さらに、そのような「庶民」
を、私自身は近辺で目撃できないでいます。これが、まず、不思議です。

海舌
http://blog.kaisetsu.org/』

# toxandoria 『kaisetsuさま、コメントありがとうございます。

“そのような「庶民」を、私自身は近辺で目撃できないでいます・・・”につ
いては、同じ感慨を覚えます。

たしかに、きわめて“冷静”な庶民たちは、まるで皆がチャーミーな整形美女
でもあるかのように何食わぬ顔で日々を送っています。

他方、政府の情報開示が極めて不徹底なため広く知られていないだけのことだ
と思いますが、例えば今のWTO交渉(ドーハラウンド)は極めて深刻な厚い壁に
ぶつかっています。このことは今回のサンクトペテルブルグ・サミットでも露
呈して(話題に出て)いたはずです。

しかも、実は、このことは“強引に新自由主義へ乗り換えた小泉構造改革”の
前提に深刻な狂いと亀裂が生じたことを意味するのですが・・・

主要なメディアは無論のこと、善良、愚鈍、夢遊病を患った庶民たちは“トリ
ックスター・小泉の艶技”にスッカリ満足して、健気にも内心の不安を抱えな
がら、まるでテレビのコマーシャルのように格好良くおセレブな“マスカレー
ドの(ブリッコの仮面を被った)日々”を送っているようです。』

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