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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2006/06/02 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 富豪刑事 局 名 テレビ朝日系 放映日時 金曜21時 キャスト 神戸美和子（深田恭子） 鎌倉熊成（山下真司） 鶴岡慶一（升 毅） 布引幸四郎（寺島進） 狐塚虎彦（相島一之） 猿渡哲也（鈴木一真） 西島誠一（載寧龍二） 樋口純子（野波麻帆） 菊池裕美（中山 恵） 神山郁三（西岡徳馬） 瀬崎龍平（筒井康隆） 宮島洋子（能世あんな） 神戸喜久右衛門（夏八木勲） 鈴木松江（市毛良枝） 伊東隆行（虎牙光揮） 原作 筒井康隆 脚本 蒔田光治ほか あらすじ 第７話 富豪刑事の三ツ星レストラン 神奈川県・焼畑市 "CUISINE TUKAHARA" のシェフ・塚原が失踪し た。失踪からすでに２週間が経つ。 神戸美和子（深田恭子）は、失踪の数日前に食べに行っており、新 作の料理を食べた。その料理はすばらしく、人気が出るだろうし、そ んな時に失踪するはずがない、と言う。 鎌倉熊成（山下真司）のところに、塚原が殺されるところを目撃し たという女性が現れる。彼女は塚原と、塚原を殺した男の顔も見てお り、また、殺した男が乗っていった車のナンバーも覚えていた。 その車のナンバーを照会すると、レストラン・オーコウチのオーナ ー・大河内のものとわかり、大河原の顔を彼女に見せると、殺した男 だと言う。 大河内の店の近くに塚原の店ができて、売り上げが激減。最近、三 ツ星から二ツ星に落とされるという噂もある。 オーコウチが三ツ星になれたのは、料理対決番組で勝ったからで、 それも賄賂を送ったり、相手の食材に細工したり、汚い手を使ってだ った。 でも、大河内の取り調べはうまくいっていない。 問題の日は、有名評論家の佐々岡が食べに来ている。その日出たビ ーフシチューは、１分たりとも鍋から離れたら失敗する。味もしっか りと大河内のものだと佐々岡も言っている。そしとて車の件は、盗ま れ、盗難届も出してある、と言う。なんと言ってもまだ死体が見つか っていないのがネック。 その時美和子が、「あのー、ちょっとよろしいでしょうか？」と挙 手する。 大河内は自分の店の近くに、自分の店よりもおいしい店ができたか ら、塚原を殺した。それなら同じように大河内の店の近くに世界の一 流シェフが一流の食材で作った料理を出す店を作ったら、また同じよ うに大河内は殺そうとするのではないか。 店は塚原の店を買い取ればいいし、一流シェフは神戸喜久右衛門 （夏八木勲）が一声かければ、世界中の三ツ星レストランのシェフが 集められる。オーナーは美和子がつとめれば、一般の人に危害を加え ることもない、と。 喜久右衛門に相談する美和子。 鈴木松江（市毛良枝）が、以前神戸家のシェフをしていた久留米は、 喜久右衛門の命令でフランスに修行に行き、三ツ星レストランのシェ フになり、フランス最高のシェフとの照合を得た、と言う。 喜久右衛門は彼につとめさせればいい。事件が解決したら、また神 戸家のシェフに復帰させればいいから、と言う。 久留米を自家用ジェットで連れてくる。久留米は三ツ星レストラン からスタッフも引き抜いてきた。 フランス政府も事情を話したらわかってくれたという。 ある気弱なカップルを満席と断るオーコウチ。彼らはレストラン ミワコ・カンベのお客様第一号となる。 彼らは実はミシェランの覆面調査員で、レストラン ミワコ・カン ベを三ツ星にし、オーコウチには×印を三つつける。 レストラン ミワコ・カンベはたちまち評判になり、オーコウチは 閑古鳥。 大河内は国内のトリュフをすべて買い占めて、レストラン ミワコ ・カンベに流れないようにしろと言う。 でも、喜久右衛門が一足早く、世界中の高級食材を買い占めてしま っていた。 遂に、レストラン ミワコ・カンベに、大河内のアリバイを証明し た問題の佐々岡がやってくる。 タマネギを切る役を押しつけられた狐塚虎彦（相島一之）は、腹立 ち紛れに、佐々岡に出す予定のスープに胡椒を掛けてしまう。 美和子がそれを見て、作り直させようとするが、手違いでそのスー プが出されてしまう。 佐々岡はその胡椒が掛かりすぎたスープをおいしいという。 首をかしげる美和子。 夜、佐々岡が殺される。死ぬ間際、佐々岡が何かを指さす。 遺体を検分した美和子は、佐々岡が指さしたのは、大河内のレトル トシチューの広告の看板では？と言う。 佐々岡は味が分からなくなっていたが、評論家という立場上、味が 分かる振りをし続けなければならなかったのだろう。それを大河内に 利用されたのだろう。レトルトを利用すれば５分でできる。 鎌倉は美和子に、店は潰せ、と言う。 久留米は、店を掃除していたら、塚原のレシピが出てきた。その最 後のレシピが気になる、と言う。「わたしの味..... 」と書かれてい る。 美和子はこれを使って犯人がわかるかもしれない、と言う。 料理対決番組『厨房の達人』。 大河内と美和子が七面鳥対決。 両者判定は１００点満点。 美和子は明日、新しい食材をテーマに延長戦はどうか。例えばオマ ールエビでは、と言う。 受けて立つ大河内。 いよいよオマールエビ対決。 大河内は１００点、美和子は９９点で大河内の勝ち。 美和子は大河内の料理を食べさせて貰う。そしてこの味は、塚原の 味だと言う。レシピ・ノートには、レシピはカツラの仲にあると書か れていたのだ。 昨晩、大河内は別荘へ行き、塚原の遺体を掘り出し、そのカツラの 中からレシピを取りだして、それ通りに作ったのだ。 その大河内を布引幸四郎（寺島進）と猿渡哲也（鈴木一真）が見張 っていて、塚原の遺体を発見。 大河原は逮捕される。 美和子は大河原に、料理を実際に作っていたのは、三ツ星レストラ ンシェフ・久留米と紹介。 久留米は、大河原のレベルまで落とすのは、なかなか大変だったと いう。 美和子が大河内の料理には足りないものがあります、と言い出す。 それは愛、と。 みんなが何を言っているのだとあきれる中、伊藤が呼びに来て、帰 ってしまう美和子。 後日談。 レストラン ミワコ・カンベは、一年先まで予約が一杯で、その予 約もセレブやヨーロッパの王族まで名を連ねていて、利益が出ている。 喜久右衛門は、今度こそわしの財産を使ってくれると思ったのに、 このジジイ不幸者！と怒る。 謝る美和子。 寸 評 トリックは貧弱ですが、あの塚原の最後のレシピの隠し場所は、 意外でした。 塚原が美和子に対して、頭をトントンとして見せたのは、頭の中に ある、という意味ではなく、カツラの中に入っているという意味だっ たのですね。それは、レシピを盗まれるキケンを感じていたのでしょ うか？ また、それが回り回って死体発見の端緒になるとは。この部分は鮮 やかでした。 執筆者 鈴木（drama_sumire@yahoo.co.jp） ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 最初は別のことを書こうと思っていたのですが、今日、あまりにもショック なことが起きて、頭の中はそのことばかり。もう数時間経過しましたが、ショ ックは収まりません。 それは、メインに使っていた、ＨＤＤ＆ＤＶＤレコーダーのハードディスク が飛んでしまって、録画内容がすべて消えてしまったことです。 まだ、見終わっていない、「偽りの花園」どうしましょう。中抜けになって しまいます。また、「君の名は」の再放送も録画しているし、それにほかの連 続ドラマも.....「トップ・キャスター」と「アテンションプリーズ」につい ては、このメルマガでキャッチアップすることとして..... ＨＤＤが壊れる原因となったのが、途中になっていて、アップできていない 「１リットルの涙」を執筆しようとして再生していた時です。こちらも、 ＨＤＤに置いておけば、時間に余裕ができたときに書けるし、と思って置いて おいたものが全滅です。 あーあ、これから、どうしましょう。フジテレビは、「チャンネルα」での 再放送に期待が持てますが、再放送がない番組は、本当に困ります。（鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |