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===================================================== 発行部数 25 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2006/06/02 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル クロサギ 局 名 ＴＢＳ系 放映日時 金曜22時 キャスト 黒崎 （山下智久） 桂木敏夫（山崎努） 神志名将（哀川翔） 白石 （加藤浩次） 大沢夕有子（麗菜） 吉川氷柱（堀北真希） 三島ゆかり（市川由衣） 原作 夏原武 原案 黒丸 脚本 篠崎絵里子 主題歌 『』 あらすじ 『欠陥住宅詐欺』 黒崎（山下智久）は桂木（山崎努）から協創住宅という会社の情報 を買う。詳しくは協創住宅の情報を売りたいという依頼者：星谷澄子 （大塚寧々）から聞くことに。 黒崎が帰っていくと早瀬（奥貫薫）は桂木（山崎努）に吉川氷柱 （堀北真希）をどうするのか尋ねる。「彼女は知りすぎています」と 心配する早瀬に桂木は「いざとなったら、あいつ（黒崎）に始末させ よう」と言う。 氷柱は引越し先を探すがお金が足りない。食事も我慢しアルバイト を増やすことに決める。 バイトを探している氷柱の元へ三島ゆかり（市川由衣）がやってく る。二人の仲を心配する先輩に、ゆかりは「氷柱が先に私を裏切った んですよ」と言う。 オープンカフェで黒崎は星谷に会い、協創住宅の話を聞く。 協創住宅は欠陥住宅を売る詐欺会社。実際に被害者も多数出ている が、榊原（鶴見辰吾）はコスト削減のための企業努力だと言い、被害 者に「裁判でも何でも起こしてくれればいい」と強気の態度で対応を している。裁判は弁護士費用もかかるし、例え裁判に勝っても賠償金 は修理代に程遠い金額。しかも、証拠が足りずにマスコミも黙ってい る。 「あんたは何者だ」と聞く黒崎の質問に星谷は自分の素性を明かさ ない。 すると、黒崎は「やるかやらないかを決めるのは俺だ」と言って去 っていく。 星谷は黒崎を追いかけ、自分の設計事務所の名刺を渡す。「私はお 金はいらない。知り合いが蒙った5千万円が戻ればいい。これは私が 生きていく為のケジメなの。」と言う。 黒崎は依頼を受けることにする。 氷柱はコーヒー屋の他に、ティッシュ配りのバイトを始める。 偶然、黒崎と星谷が通りかかり「何してんだお前」という。 黒崎は星谷の事務所に行き、５年掛けて集めた協創住宅の資料を受 け取る。 星谷から協創住宅が１週間前に詐欺にあったことを黒崎に話す。星 谷は「詐欺にあったのはマンション事業部で今回は住宅事業部だから 問題ない」言う。 黒崎は「違う部署でも警戒されるだろう。仕事になりません」とい うが、星谷は「ならなくても、やってちょうだい」と命令する。 手口を聞くと時間を掛けて信用を得て詐欺を働いている手法。黒崎 は白石（加藤浩次）がやったということに気がつく。 そして、黒崎が白石の名前を口にすると、星谷は表情を変える。し かし「知っているの？」と黒崎が聞くと、星谷は「いいえ」と答えた。 黒崎は桂木のところで白石の話を聞く。 「やっぱり、あいつか」という。桂木は「あいつは今ゴルフにこっ てる。が、あいつがゴルフなんて好きなわけがない。ということは…」 と黒崎に話す。 黒崎は早速、不動産業者として榊原に接触する。しかし、詐欺にあ ったばかりで警戒心が強く、なかなか話に乗っこない。 コーヒー屋でバイト中の氷柱。お腹が空きすぎて店主が寝ているこ とをいいことにコーヒー豆を食べる。しかし、苦くて吐き出してしま う。 そこへゆかりがやってくる。氷柱に早く引っ越して欲しいゆかりは、 パーティーコンパニオンの仕事を紹介する。 白石は桂木のところへ協創住宅の情報を買いにくる。 白石の目的は、とことんやって最後には会社の息の根を止めること。 黒崎は星谷の事務所で協創住宅を叩こうと思ったのか理由を聞く。 以前、星谷の父も耐震偽造に関わっていた１人だった。星谷が高校 時代に仲の良かった男の子がいた。星谷は理系、彼は文系で試験の前 などはノートを交換し合っていた。彼は星谷の父親が設計したマンシ ョンに住んでいた。そのマンションは地震であっけなく倒壊し彼の両 親は亡くなり彼自身も大怪我をしてしまった。彼は星谷を責めずに姿 を消してしまった。 「怒って欲しかった。お前の父親のせいだって責めて欲しかった。 その方が、ずっとましだった」と星谷は言った。 その建設会社が今の協創住宅。黒崎は星谷の話を聞きながら、その 男が白石であることに気づいた。 「彼に償いをしたい」という星谷に「償いというのはもう全て終わ ったと思っている証拠だ」と黒崎は言う。 黒崎は榊原に電話で取引の件について問い合わせるが、榊原は「上 の者が納得しない」と警戒する。 その頃、黒崎が動いていることが白石の耳に入る。 氷柱はゆかりに紹介されたパーティーコンパニオンのバイトをして いる。 そこへゆかりがやってくる。ここは知り合いのパーティーとのこと。 氷柱はゆかりに「ちゃんと話そうよ」言うが、ゆかりは手に持ったワ インを氷柱の頭に掛ける。そして「私って０か１００なの。だからも う何を言われても無理。」とゆかりが言う。 氷柱は雨の中、傘も差さずに家に帰る。 途中、慣れないハイヒールのせいで出来てしまったマメを痛がって いると、黒崎が肉まんを食べながらやって来る。 空腹の氷柱は肉まんを目の前に、お腹が鳴ってしまう。 氷柱は「法律は人を守るためにあるのではなく、幸せに生きていく 手助けをしてくれるだけ」言う。 「あなたは逃げている気がするの。戦っているのではなく逃げてる。 憎む方が簡単だから。どんなに辛くても幸せになろうとしなくてはな らないんだよ。」 「お前もシンデレラがハッピーエンドで終わると思っている。」 黒崎は榊原に対して作戦を変更し、４億で買う前に裏金として２億 を先に預かりたい言うが、榊原は２億を渡す相手に会わなければダメ だと拒否をする。 黒崎は桂木に相談する。 桂木は、白石の目的は詐欺ではない。協創住宅を潰すこと。その前 の詐欺は単なるお遊び。今は協創住宅に関する情報を欲しがっている。 黒崎は、白石に関する情報を桂木から買うことにした。 再び黒崎は榊原に会い２億円を渡す相手について説明する。 会わせてもらえなければ２億円は渡せないという榊原に、黒崎は相 手はセイキョウ大学の理事であると説明。榊原は「奇遇ですね。私は その理事をよく存じ上げているんですよ。ゴルフも何度か一緒にさせ てもらっている」と言う。 困惑したフリを見せる黒崎。 「お引き取り下さい。これ以上、しつこいと警察を呼びますよ」と 言う榊原に「なんと。奇遇ですね。理事の最近のゴルフ仲間っていう のは榊原さんだったんですか。」と言いだす。 そこへ大学の理事（白石）がやってくる。 驚く榊原。 白石は黒崎の隣に座り、黒崎の話にあわせる。 榊原は「ミソノさんのお役に立てるならば」と取引に応じる。 氷柱がティッシュ配りのバイトをしていると星谷がやって来た。 ２人は喫茶店に行って話をする。 「私と黒崎君がどういう関係か心配でしょ」という星谷に「いえ。 解ってますから。たぶん彼に仕事を依頼したんではないですか」と答 える氷柱。 星谷も氷柱と同じで詐欺師を好きになってしまった人。 「復讐に人生をかけるってすごいパワーがいると思う。誰かと心が 触れ合えば弱くなる。復讐を続けられなくなる。それ程の覚悟を持っ て生きている彼を今止めるのは無理。だからいつか、彼が疲れ果てて しまったら、私が傍に居れたらいいなって思っている」と星谷は言っ た。 取引が終わり、白石は黒崎から協創住宅の情報を受け取る。 白石は情報の入手先を黒崎に聞く。黒崎は星谷のことを話した。 「生きてくためのケジメをつける」そう言ってた。 すると白石は「そうゆうことか。ケジメは自分でつける。もう忘れ ろと伝えといてくれ」と黒崎に言う。 その会話を星谷は柱の影で涙を流しながら聞いていた。 「何でシロサギになろうと思ったの？」と聞く黒崎に 「何でとか、どうしてとか、答えられるならココにいるわけないだ ろう。 他人が納得できる答えなんてないよ。それはお前も同じだろう。」 「白石さん。俺、あんたのこと、いつか絶対喰うから」という黒崎 に「あっそう」と答え、白石は去っていった。 榊原は逮捕され、黒崎は情報料の１億円を桂木に渡す。 「お前、少し利口になったな。」と言う桂木。 そして「利口になりすぎるのも考えもんだな。」と付け加えた。 氷柱は家で星谷との話を思い出していた。 「シンデレラの話は、王子様と結ばれてめでたしめでだしと本を閉 じるけど、王子とシンデレラの話はそこから始まるの。何か事件が起 きた時、犯人が捕まったら世間はそれで終わりになる。でも、被害者 と関係者は永遠に事件の中を生きるの。黒崎君もそうなんじゃない。」 黒崎が窓を開ける音がしたので、氷柱も窓を開ける。 「お前、干渉しないなら引っ越しをしなくてもいいよ」という黒崎。 氷柱がシンデレラの話を聞いたと言うと、 「想像して、家族が目の前で死んだ。それを殺しているのも家族で す。自分では何も出来ない。このまま終わらせるわけにはいかない。 ＴＶや新聞では過去かもしれない。被害者が自分でケリつけるまで事 件は終わらないんだよ。もしお前が本当に俺のことを想ってくれてる のなら、俺のことを好きになるのはやめてくれ。」 黒崎の目から涙がこぼれる。 氷柱は目を閉じて、胸に手を当てる。 「わかった。ただ、これだけは覚えておいて。あなたは１人じゃな い。もし、あなたがどこかで逮捕されても、もし、あなたが遠いどこ かで死ぬようなことがあっても、あなたは１人じゃないから。」 寸 評 白石の過去が明らかになった話でした。 そして、今回は考えさせられる部分が多かった。 「何か事件が起きた時、犯人が捕まったら世間はそれで終わりにな る。でも、被害者と関係者は永遠に事件の中を生きる。」 確かにそうですよね。その場は世間で大騒ぎするが所詮他人事。時 が経てば忘れていく。 しかし被害者加害者にとっては違う。 次に、今回の詐欺「欠陥住宅」について。 今年、新築マンションに引越した私ですが、欠陥住宅については本 当に恐怖心がいっぱいです。 入居後、ガス台が本当にヒドイ状態になっており、運良く見つけた 私はすぐに業者に対応してもらいました。 それから数ヶ月、今は防虫剤を使用していない木材を壁に使われた ため、キクイムシの被害にあっています。 これが現状です。こんな事だから、地震があったら倒れるのではな いのか不安なんですよね。 執筆者 西脇（） ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 吹奏楽の練習後、ドラムセットを運んでいた時、一緒に運んでいた子と持ち 上げた時のタイミングがずれてしまい、足の親指に直撃。 結果、ヒビが入ってしまいました。 当たり所が悪いと本当にちょっとしたことでヒビって入るんですね。 カルシウムをたくさん取って早く治しますっ。（西脇） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |