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タイトル:Daily Drama Express 2006/04/20 七人の女弁護士 (2)  2006/06/23


===================================================== 発行部数   25 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/04/20 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 七人の女弁護士
局  名 テレビ朝日系
放映日時 木曜21時
キャスト 藤堂真紀(釈由美子)
 杉本美佐子(野際陽子)
 南條宏美(川島なお美)
 木下五月(柴田理恵)
 田代千春(南野陽子)
 飯島妙子(原紗知絵)
  麻生恵理(井上和香)
 北村一平(永井大)
脚  本 尾崎将也
主題歌  「」

あらすじ  「第2話 銀座No.1ホステス殺人事件」

 銀座の喫茶店にいた『7人の女弁護士事務所』の真紀(釈由美子)、
恵理(井上和香)、千春(南野陽子)の三人。時は夕刻、店内は、同
伴出勤で客と待ち合わせるホステスや、入念に化粧するキャバクラ嬢
らがひしめき、場違いな雰囲気に、真紀と恵理は圧倒される。
「銀座の昼と夜が入れ替わる時間やからね」と千春は言う。「不思議
なカップルがたくさんいる…」「同伴よ。お客さんとご飯を食べたり
してから、一緒にお店に行くこと。弁護士は、一般常識も大切!」
「…それって、一般常識ですか?」首をかしげる二人。

 窓の外では、女性レポーターが中継で、ホステスが同僚に殺された
事件を報じていた。

 事件は4月20日未明に発生した。その日の早朝、銀座のクラブ『ル
ビー』のホステス・美月(酒井若菜)が、同じクラブのホステス・エ
ミ(嘉門洋子)を殺したと言って出頭し、供述の通り、エミは自宅で
刺殺体となって発見される。美月は、エミとの間には客をめぐっての
トラブルがあり、その夜は、話し合いのためにエミを訪ねたのだと供
述。司法解剖の結果も、供述と矛盾する点はなかった。
 美月は殺人罪で起訴され、『7人の女弁護士事務所』が弁護を担当
することになる。接見した真紀、妙子(原沙知絵)、宏美(川島なお
美)に、美月は、事件の顛末を語り始める。

 美月は、エミの客だった不動産会社社長・安田(団時朗)にしつこ
く言い寄られ、それをねたんだエミにいじめられていた。美月は誤解
を解くためにエミを訪ねたが、エミは美月を罵倒し、足蹴にする。倒
れこんだとき、足元に落ちた果物ナイフを拾った美月は、エミを刺し
てしまう。外はどしゃ降りの雨。
「殺すつもりはなかったんですね?」と妙子は問う。「ここは大切な
ところです。最初から殺すつもりで行ったのではなく、相手に暴力を
振るわれたので、突発的に刺してしまったんですね?」戸惑いながら
も、うなずく美月。
 ナイフは近くの川に捨てたと供述しているが、まだ見つかっていな
かった。「自首するなら、捨てなくても」と真紀が問うと、「さぁ…。
動転してたんです」
 美月は、「罪を軽くするより、早く裁判を終わらせてください」と
言い、真紀たちは違和感を覚える。

 自宅に戻った真紀は、エミの司法解剖を担当したのが、恋人の監察
医・一平(永井大)だと知る。大喜びで一平を質問攻めにする真紀は、
胃の中に未消化のタコがあったというくだりに目を留める。「銀座の
ホステスにしては、安上がりな人だなぁ」と真紀の弟・雅人(武田航
平)が口を挟み、「たこ焼きなんじゃないの?」と一平が続ける。真
紀は納得するが、「…どこで食べたんだろ?」

 初公判当日。真紀は、入廷してきた美月に、エミの部屋で何か食べ
たかと尋ねる。だが、面食らった美月が答える前に、裁判は始まって
しまう。

 検察側が起訴状を読み上げる。「罪名、殺人」その内容について聞
かれた美月は、「全部事実です。私が殺しました」と答える。宏美は、
被告人に殺害の意図はなく、傷害致死が適用されるべきだと主張する。
その間、考え込んでいる真紀。
「待ってください!」真紀は突然立ち上がり、「あなたが本当にエミ
さんを殺したんですか!? 誰かをかばってるんじゃないんですか?」
と美月に詰め寄る。仰天する宏美と妙子。だが、美月は否定。「本当
のことを話してください。今ならまだ間に合うんですよ!」ざわめく
法廷。美月は答えず、真紀は唇をかむ。

 事務所に戻った宏美は、真紀の勝手な言動を叱る。
 真紀は、被害者の胃の中に未消化のタコがあったのがおかしいと訴
える。美月は、殺害前に被害者と30分間一緒にいたのに、その間何も
食べなかったと言うのだ。「夜中の2時に、一人でたこ焼き食べます
か!?」だが、五月(柴田理恵)は「食べるでしょ〜!」と断言。恵理
は「夜中に食べると太りますよ」と言うが、妙子は、ホステスならア
フターで食事したりもするし、気にしないのでは、と言う。
 一方妙子は、凶器が見つからないのが気になっていた。「被告が犯
人でないなら、ナイフを川に捨てたというのも嘘。見つからないのは
当然です」
 皆の意見が分かれるのは問題だと言う五月は、真紀を担当から外そ
うと提案。あわてる真紀に、美佐子(野際陽子)は、皆を説得できる
証拠を見つけてくるようにと言いわたす。

 真紀は、クラブ『ルビー』を訪れる。面接希望と間違われ、あわて
て名刺を差し出す真紀。だが、ママの絹代(筒井真理子)の対応は冷
たい。「あのコが事件を起こして、店はいい迷惑だったのよ」そのう
え、酔客におしりまで触られ、真紀は散々な思いで退散する。
 とぼとぼと夜の街を歩く真紀に、スカウトマンが声をかける。その
しつこさに閉口していると、突然彼の腕がねじ上げられた。「ちょっ
とお兄ちゃん、ウチのコ引き抜かんといてよ!!」千春だった。「所長
も甘いねん。真紀ちゃんのフォローしてやりぃって」
 真紀が『ルビー』での顛末を報告すると、千春は「で、次ドコ責め
る?」とニヤリ。

 翌日、二人は、トラブルの原因だという安田に会いに行く。安田は、
大きな不動産会社の社長だった。事件について尋ねると、「責任は感
じてます」と顔を曇らせ、美月の交友関係はよく知らないが、自分の
誘いを断ったということは、男がいたのかもしれないと話す。
 千春は、机上に飾られた写真に目を留める。包帯を巻いた安田が、
看護師たちと写っていた。安田は、事件の前日に交通事故に遭って
1週間入院し、軽傷だった秘書の佐藤(布川敏和)が夜通し付き添っ
ていたという。

 同じ頃、妙子と宏美は、エミのマンションを訪れていた。
 聞き込みをすると、隣人の男性が、深夜2時半ごろ、美月がエミの
部屋から出てくるのを見たと証言する。携帯電話を手に、何度もかけ
直していたというが、人を殺した直後に、いったい誰に電話するとい
うのか…宏美は首をかしげる。

 だが、美月は、電話などかけていないと主張。宏美は、もう一度、
殺したことに間違いはないのかと問うが、「何度聞かれても同じです。
私が殺したんです」

 事務所に戻り、互いの成果を報告しあう弁護士たち。真紀は、安田
がどうも胡散臭いのだと話し、もう一度『ルビー』に行ってみると言
う。「たこ焼きに関しては?」と宏美に問われると、「それは、“助
手”が調べてます★」とニッコリ。
“助手”とは、居候の弟・雅人だった。現場付近のたこ焼き店に、事
件の日にエミが来たかどうかを尋ねるが、店主は、覚えていないと言
う。

『ルビー』を訪れた真紀は、ママの絹代と押し問答。そこへ、安田と
佐藤が客として訪れる。真紀はせいいっぱい愛想をふりまき、安田は、
調査に協力するよう頼んでくれる。
 だが、美月とエミの間のトラブルについて聞いても、ホステスたち
は「そんなことで殺してたら、銀座から女なんていなくなってしまう
わ」と冷ややか。美月の男性関係についても。よくわからない。
 話しながら隣のホステスを触ったりしていた安田は、真紀に「月
50万出すから、オレに世話させてくれないか」とささやく。仰天する
真紀。そんな安田を、おしぼりを運んできた黒服の竜也(西興一朗)
が振り返って見つめる。
 その後真紀は、化粧室で、ホステスのリカ(KANA)と話す。「安田
さんは、豪遊するし金払いはいいし、最高のお客よ。それより、安田
さんの前じゃ言えなかったんだけど…」リカは、美月と竜也が付き合
っているのではないかと打ち明ける。竜也が、いじめられる美月をか
ばっていたというのだ。話しながら化粧室を出てくると、竜也本人が
現れ、いい加減なことを言うなと釘をさす。
 仕事に戻る竜也を目で追った真紀は、彼の右手の甲に、大きなあざ
があるのに気づく。

 翌朝、真紀は昨夜の顛末を皆に報告。妙子は、二人が恋人同士だと
すれば、いじめられる美月を見かねて、竜也がエミを殺したのかもし
れないと話す。「それを知った美月さんは、責任を感じて自首する道
を選んだ」だが、千春と恵理は、男の罪を女がかぶるなんておかしい
と否定し(五月は、自分はやるかもと言うが)、恵理は、安田と美月
がデキていたとしたら、邪魔なエミを美月に殺させて、刑務所から出
てきたら大金を出してやる約束をしたのではと言う。五月は、金のた
めに…と眉をひそめるが、千春は「金額しだいやわ」と笑う。美佐子
は、「あらゆる可能性を検討してみるのは、大切なことですよ」とフ
ォローする。
 たこ焼き店の聞き込みでは、確かな証言は得られなかった。恵理が、
竜也についても聞いたほうがよいと提案すると、美佐子は「言いだし
っぺのあなたにお願いするわ」「へっ!?」
 そこへ宏美が戻り、美月の親戚に、情状証人として出廷を頼んでき
たと報告する。
 美月は、子どもの頃に両親を事故で亡くし、親戚に預けられて育っ
ていた。弟もいたが、別の親戚に預けられ、長く会っていないらしい。
宏美は、事故直前の家族写真を差し出す。幸せそうに微笑む男女と、
小学生の姉弟。「心が痛むわね」と美佐子はつぶやく。

 不承不承、たこ焼き店の聞き込みを始める恵理。店主は「そういえ
ば、妙な客がいた」と言い出す。

 浮かぬ顔でバーのソファ席に座り、カクテルを傾ける真紀。一平と
のデートなのに、事件のことが頭から離れない。「弁護士はただ事実
を見つけ出すだけじゃない。被告人の心まで入り込んでいかないと。
…ちょっとハード」一平の肩に頭を乗せて甘えると、「オレだってそ
うだよ、死体はいろいろと話したがってる。それを聞いてやらないと」
「案外、似た仕事なのかもね」真紀は微笑む。
 そこへ、たまたま一人で飲みに来ていた安田の秘書・佐藤が声をか
ける。先日の安田の非礼をわびる佐藤に、真紀も笑顔であいさつ。一
平は、「非礼」の内容を聞いて憤慨する。「人間相手の仕事なんだか
ら、そういうこともあるわよ」「どうせオレは死んだ人間相手にして
るよ」
 一平は、佐藤の後ろ姿を見て、最近けがをしたことを言い当てる。
右肩が下がっているのは、けがをした右手をかばっているのだという。
真紀は、安田と一緒に佐藤も事故に遭ったことを思い出す。

 翌朝、恵理は、聞き込みの結果を報告する。事件当日の夜中に、手
袋をした男が来たと言うのだ。季節外れなので、店主は妙だと思った
らしい。
 真紀は、竜也の手の甲に大きなあざがあったと言う。それを聞いた
妙子は、美月の家族写真に写った幼い弟の手に、竜也と同じあざがあ
ったことを思い出す。竜也は、美月の弟だったのだ。美月にとって、
弟の竜也はたった一人の肉親。何らかの理由でエミの部屋を訪れて遺
体に遭遇し、竜也の犯行だと思って罪をかぶることにしたのかもしれ
ない。
 美佐子は、竜也について調べるように指示する。妙子と真紀は、美
月の家族写真を手に、三たび銀座へと向かう。

 竜也をつかまえ、美月と姉弟ではないかと迫ると、「そんなこと店
じゃ言えないでしょ!」竜也は、エミが、自分の店を出すために店舗
物件を捜し歩くのを見かけたと言い、エミが辞めれば美月もいじめら
れなくなるのだから、自分が殺す理由などないと主張する。
 事件当日、竜也は携帯電話をなくしたと言う。電話をしたら拾い主
が出たので、ちょうど、犯行時刻のころに近くの公園で待ち合わせた
が、拾い主は結局現れなかった。
 美月が自分をかばって自首したと聞いて、竜也は驚く。

 美月と接見した真紀たちは、殺害犯は竜也ではないと告げる。公園
にいた竜也の目撃証言も取れていた。唖然とする美月。「改めて聞く
わね。あなたがエミさんを殺したんではないのね?」宏美の問いに、
美月はしっかりとうなずく。
 事件の日、竜也から【エミを殺してやる】というメールを受け取り、
あわててエミの部屋に駆けつけたという。エミの遺体と遭遇した美月
は、竜也の犯行だと思い、原因を作ったのは自分だから、と自首。だ
が、携帯をなくした竜也がメールを送れるはずがない。二人は誰かに
陥れられたのだ。真犯人は、二人が姉弟だと知っている人物に違いな
いが、美月に心当たりはない。宏美に力強く励まされ、美月は、こら
えきれずに涙を落とす。

 真犯人の条件は、まずエミを殺す動機があること。そして、美月と
竜也が姉弟だと知っていたこと、当日のアリバイが存在しないこと。
宏美は、計画の綿密さから、現実的な利害関係に基づくものだと推理
する。「お金がらみじゃないかしらね」
 妙子はそれを聞いて、エミが店を出そうとしていたことを話す。そ
のための多額の費用はどこから出たのか。真紀は、『ルビー』で聞い
た話を思い出し、出所は店の得意客なのではないかと思い立つ。突然、
一人で駆け出していく真紀。呆れる宏美に、妙子は笑って「こういう
場合、野放しにしといたほうがいいみたいです」と言う。

『ルビー』に駆けつけた真紀は、ママの絹代に帳簿を見せてもらう。
【エミ】の字が並ぶ安田のページを、手帳と見比べながら見ていた真
紀は、「これだ!」と小さく叫ぶ。

 裁判当日。不安げな美月に、真紀は力強くうなずく。傍聴席には竜
也、安田、佐藤の姿。
 証人として呼ばれた安田に、宏美が質問する。
 事件の日は入院中で病院から出ていない、佐藤がずっと付き添って
いたから証明できる、と言う安田に、宏美は、『ルビー』の帳簿と、
エミの預金通帳を見せる。エミの口座には、帳簿上の請求額よりはる
かに多い金額が振り込まれていた。「週に3回店に通い、これが5年
間続いたとすると、約8千万円ものお金が横領されていたことになり
ます」店に水増しした金額を請求させ、その差額を懐に入れていたの
ではないかと尋ねる宏美。安田は、自分は請求書を通すだけで、実際
に伝票を処理しているのは佐藤だと答える。
 宏美は、佐藤を証人として申請する。顔を見合わせ、ニヤリとする
真紀たち。

 佐藤へは、妙子が質問に立つ。
 妙子は、水増し請求を知らなかったと言う佐藤に、エミの通帳を示
す。安田の会社からの振込みの直後に、ちょうど帳簿との差額の分だ
けが引き出されていた。続いて、エミの手帳を見せる。スケジュール
には、時折、差額の金額と【Aに】という文字が書かれていた。
 佐藤は、なぜそれを自分に聞くのかと不思議そうに尋ね、検察側か
らも異議が出る。だが、裁判長は異議を却下する。

 ここで、真紀が質問に立つ。
 真紀は、エミの胃の中には未消化のタコがあり、殺される直前に誰
かとたこ焼きを食べたようだ、と話す。事件の日、手袋をした男がた
こ焼きを買いに来た。「おそらく、自分の手にある何かを見られたく
なかったのでしょう。たとえば包帯とか…」佐藤は、交通事故で手に
けがをして、数日間包帯を巻いていた。
 ここで検察からの異議が出て、真紀は質問を変える。
「あなたは、殺されたエミさんと、男と女の関係を持っていませんで
したか?」法廷中の人々の顔色が変わる。エミの隣人が、足繁く通う
佐藤の姿を目撃していた。また、事件の日は病院にいたと言うが、軽
傷だった佐藤は、安田が眠っている間に抜け出すこともできたはずだ。
「水増しで得たお金を渡すAという人物は、あなたなんじゃないです
か?」「何を根拠にそんなこと!?」佐藤が声を荒げたその時、彼の携
帯電話が鳴り響く。エミの携帯から、「A」という名前で登録された
番号に発信したのだ。

「あなたがエミさんを殺したんですね」と迫る真紀に、「そんなバカ
な」と立ち去ろうとする佐藤。「逃げる場所はありませんよ!!」観念
した佐藤は、事件の全貌を語り始める。
 エミは、自分の店を出したいと言って、佐藤に5千万円を要求して
きた。「散々会社からちょろまかしてきたんじゃない」暗に横領を迫
るエミに、殺害を決意する。
 佐藤は、安田の代理で美月の部屋に行ったことがあった。その際、
飾ってあった家族写真を見て竜也が美月の弟だと気づき、それを利用
して罪をかぶせようと思ったのだ。そして、偶然交通事故に遭って安
田に付き添うことになり、これは格好のアリバイになると、安田が眠
っている間に病院を抜け出した。
 竜也の携帯は、金になる情報が入っていると偽って、エミに盗ませ
たと言う。「これから殺す人に計画を手伝わせるなんて…!!」と真紀
は憤怒の表情を浮かべる。
 エミの部屋に、たこ焼きを持って訪れる佐藤。「金になる秘密って
何よ?」と上機嫌のエミを、ポケットに忍ばせたナイフで刺し殺す。
空になったたこ焼きの容器が転がる。即座に携帯メールを打つ佐藤。
「うまくいくと思ったのになぁ。どこで間違えたのかなぁ」とぼやく
佐藤に、「罪を犯そうと考える時点で、もう間違ってたんですよ!!」
と激怒する真紀。がっくりと座り込む佐藤。美月は、泣きそうな表情
で竜也と顔を見合わせる。

 佐藤は殺人の容疑で逮捕され、美月は釈放された。
 竜也とともに、晴れやかな表情で礼を言う美月。「銀座のお店は辞
めようと思ってます。あとのことは、まだ…」「二人で力をあわせて
いけば、きっといいことがあります」と真紀は微笑む。

 五月が出す茶菓子に、大喜びで群がる弁護士たち。「また今回も藤
堂さんにおいしいところ持っていかれましたね〜」と言う恵理に、
「新人に花持たせてあげてるのよ」と宏美。「勝訴っていいですよね。
ヤミツキになりそ〜」と浮かれる真紀に、千春は、「あんまり調子に
乗ると、痛い目遭うよ〜」と釘を刺す。「このコ、危なっかしいよう
で結構しっかりしてるんですよ」と妙子がフォローするが、真紀は喜
んだ拍子にお茶をこぼして大騒ぎ。「銀座のクラブにでも勤めてみた
らどう? 少しはおしとやかになるかもしれないわよ」と美佐子は渋
い顔。「私も一緒に行く」と五月が言いだし、全員固まる。今日もに
ぎやかな「7人の女弁護士事務所」なのである。


寸  評  (元?)グラドル・嘉門洋子のイジメシーンが圧巻でしたね。ホ
ーホホホひざまずいてクツをお舐め!!ってか。高笑いハマリすぎ!! 
そういえば、釈由美子も井上和香も、ゲストの酒井若菜もグラビア出
身。グラドル対決、舞台はギンザって感じですか。
 クラブで聞き込みする釈ちゃんには、『黒革の手帖』を思い出した
人も多いのでは? 『黒革』ではスゴ腕ホステスでしたが、今回は、
「同伴って何ですか〜!?」とか言っちゃってましたね。結構笑えまし
た。(ちなみにやっぱり「同伴」は一般常識だと思う。だからホステ
スさんに「銀座の豆知識取材に来たの!?」って呆れられるのよ…)

執 筆 者 Nami(nami_s1976@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 やばいやばい、本放送終わっちゃいました。終わらない〜〜。…と毎回同じ
ことを書いていてもつまらないので、気を取り直して…。(でも反省してるこ
とだけは自己アピールしてみる)
 もうすぐ3歳の娘が、最近山ピー(山下智久)にハマってます。テレビに山
ピーが映るたび、「○○ちゃん(自分の名前)ヤマピーだいすきっ!!」と叫び、
必ず私に同意を求めます。しょっちゅう映ってるので、わりとウザいです。そ
の前は修二と彰にハマってたのですが、どうやら修二(亀梨くん)より彰(山
ピー)のほうが好きなようで。彰の本名は山ピーだとわかったようですが、い
まだに修二の名前は覚えてくれません。2歳にしてジャニファンに育ってしま
ったうちの子、どうしてくれよう…やっぱ親の責任ですね。トホホ(Nami)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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